小瓶の中の気持ち

二瓶目 授業

入学式が終わり、自宅にて・・・

歌恋（何だったんだろう・・・さっきの・・・）
歌恋（結構、優しそうな先生だったな・・・）
そんなことを考えていると、あっという間に夜になってしまった。
歌恋（わっ！やべ！もうこんな時間。明日から学校なのに！）

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歌恋「おはようございまーす」
星野「おう、おはようございます！」
歌恋「・・・///」
？？「おっはよーう！歌恋ー！」
歌恋「わっ！ビックリしたなーｗおはよー真結(まゆ)」
真結「えへへｗごめんごめん」
真結「一緒のクラスでよかったね！」
歌恋「ホントにねー！」
星野「はい、じゃあみんな席ついてー」
歌恋「じゃね！」
真結「うん！」
私の席は一番前の列の真ん中の席。最初は嫌だったけど、今は目も悪くなってきているし、直ぐに先生に質問できるから気に入っている。
星野「今日から、新学期が始まります。改めまして、国語の教科担当の星野です！よろしくお願いします！」
クラス「お願いします！」
星野「じゃ、早速始めるぞー。教科書は、14ページ開いてー」

歌恋（あれ？ここどうするんだろう・・・？）
歌恋（先生に聞こうかな？あーでもなー・・・）
星野「どした？」
歌恋「え！あ、えーっと、ここがちょっと分かりにくくて・・・」
星野「あーここな。ここは、・・・・」
歌恋（急に来られると、ビクッリするじゃん・・・）
星野「分かった？」
歌恋「あ、はい！ありがとうございました。」
星野「よかった。あと、そんなに硬くならなくて良いから！分かんなかったら、直ぐに聞くんやで。」
歌恋「はい。ありがとうございます。」
すると、星野先生はニッコリ微笑むと授業を進めた。
先生の声は何だか優しくて、安心する。先生が音読をすると、眠たくなってしまう。
歌恋（あーヤバい。眠たくなってきた・・・ボーっとする・・・）
星野「南」
歌恋（ねむ・・・）
星野「南！」
歌恋「あ、はい！」
歌恋（やべ、聞いてなかった！）
星野「聞いてた？」
歌恋「すみません・・・」
星野「3行目の6番。答えて。」
歌恋「えーっと、連文節」
星野「おっ、正解！やるやん！」
歌恋「・・・///」
歌恋（星野先生に初めて褒められた・・・）

この時の私は、想像もしなかった。この後降りかかる災難に・・・


to be continued...
ここまで読んで下さって、ありがとうございました。
今日は真結が初登場しました！これからも歌恋の友達として登場します。
因みにフルネームは　渡部　真結（わたなべ　まゆ）です！