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三瓶目 災いの始まり
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ふわーっ…
歌恋(中学校って朝早いから、眠たいよ・・・)
翔「相変わらず眠そうな顔してんなw」
歌恋「あ、うるさいなー。おはよー」
翔「おはよーwふわーっ。俺も眠たいわw」
歌恋(ん?)
翔「どした?」
歌恋「いや、やけに視線を感じるっていうか・・・」
翔「気のせいだろ」
??「なんで、あの子翔君と話してるの?」
ヒソヒソ
??「狙ってんのかな?生意気」
ヒソヒソ
歌恋「・・・」
向こうは聞こえないようになのか、聞こえるようになのか。
でも、私にはハッキリ聞こえていた。
私に向けられた陰口に・・・
歌恋(別に狙ってるわけじゃないのに・・・)
星野「おーい、南」
歌恋「あ、え、おはようございます」
星野「おはよう。どした?具合でも悪いのか?元気ないぞ?」
歌恋「大丈夫です・・・!」
星野「ならいいんだけど・・・」
キーンコーン
歌恋「あ、予鈴なった!じゃ!」
星野「おう」
星野「・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
星野先生 scene
星野(あいつ、最近元気無いみたいやけど大丈夫かな・・・?)
最近、南の様子が変だ。俺も教師をやってもう直ぐ6年だから何となくわかる。
明らかに何か精神的ダメージを受けている顔だ。あれは。
だが、ここは本当に慎重に行かなければならない。下手なことをすると、これくらいの年代の子は特に危ない。ここは、向こうから何かアクションがあるのを、sosが来るのを待つべきなのだろうか・・・
歌恋「先生」
星野「うおっ!何々?どした?」
歌恋「明日の国語の用意は何ですか?」
星野「ああ、明日は教科書、ノート、プリントが要る」
歌恋「ありがとうございます。」
星野「・・・」
明るく振る舞ってるが、何か悩みがあるはずだ。
少しずつ探ってみるか・・・
この時の俺は想像もしなかった。これからどんどん深くなっていく闇に。
長い長いトンネルの、始まりだった。
to be continued...
ここまで読んで下さってありがとうございます!
今日は星野先生目線もお送りしました。これからも、登場人物の様々な目線もお送りすると思いますので
お楽しみに!
歌恋(中学校って朝早いから、眠たいよ・・・)
翔「相変わらず眠そうな顔してんなw」
歌恋「あ、うるさいなー。おはよー」
翔「おはよーwふわーっ。俺も眠たいわw」
歌恋(ん?)
翔「どした?」
歌恋「いや、やけに視線を感じるっていうか・・・」
翔「気のせいだろ」
??「なんで、あの子翔君と話してるの?」
ヒソヒソ
??「狙ってんのかな?生意気」
ヒソヒソ
歌恋「・・・」
向こうは聞こえないようになのか、聞こえるようになのか。
でも、私にはハッキリ聞こえていた。
私に向けられた陰口に・・・
歌恋(別に狙ってるわけじゃないのに・・・)
星野「おーい、南」
歌恋「あ、え、おはようございます」
星野「おはよう。どした?具合でも悪いのか?元気ないぞ?」
歌恋「大丈夫です・・・!」
星野「ならいいんだけど・・・」
キーンコーン
歌恋「あ、予鈴なった!じゃ!」
星野「おう」
星野「・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
星野先生 scene
星野(あいつ、最近元気無いみたいやけど大丈夫かな・・・?)
最近、南の様子が変だ。俺も教師をやってもう直ぐ6年だから何となくわかる。
明らかに何か精神的ダメージを受けている顔だ。あれは。
だが、ここは本当に慎重に行かなければならない。下手なことをすると、これくらいの年代の子は特に危ない。ここは、向こうから何かアクションがあるのを、sosが来るのを待つべきなのだろうか・・・
歌恋「先生」
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歌恋「明日の国語の用意は何ですか?」
星野「ああ、明日は教科書、ノート、プリントが要る」
歌恋「ありがとうございます。」
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明るく振る舞ってるが、何か悩みがあるはずだ。
少しずつ探ってみるか・・・
この時の俺は想像もしなかった。これからどんどん深くなっていく闇に。
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