先パイッ!「ビーエル」って何ですかっ?

AnnA

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第43話 「人違い」の正体⑦

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「なぁ…」

「!」

長崎から声をかけられて、本気で驚いた。あまりにも コイツが謎過ぎというかインパクトありまくりの話をしてたから

完全に 連れも一緒のテーブルの いつものメンバーの存在も忘れ去っていた…自分に衝撃だ…ここまで…

意識して無視して来た事は 常日頃だけど…。

無意識に気付か無かったのは…驚き…。

そう言えば…一番最初らへんに コイツに媚び売って 話しかけてきた女子居たな…?

あれ、完全にフル無視で放置してたけど…もういいか、どうでも。

当の本人が どうでも良さそうだし…そんな知人でも無い女より、お姉さん達の手作りパンの方が100倍大事そうだしな。

黒糖シナモンロールのパイン入りか…南国っぽい…超旨そうに食っててCMみたい。

「ん?何?」

「お前ら…あれから…会ったの…?」

「仲良さそうじゃん…?」

「…あー…」

「俺がもっかい(もう1回)先パイん所に泣きつきに行きました~」

え?それ言って良かったのか?男のプライド的なのは⁇無い…というか気にしないタイプ⁇やっぱり読めん…。

「えっ?あの後?」

「は~い。2日後?くらいに~」

「…誰かさん達が コーヒーにプリンに食ってて遅かったからな…?」

「うっ…いや、ちょっと…」

「あ…それは…その…」

「? え? 何?あ、そう言えば…さっきレトロな喫茶店って言ってたの…プリンとコーヒーは そこ?」

「あ~そうそう!そこそこ!嵯峨先輩のバイト先の近くだよ~!」

「お~!ナオくんも今度行きな~?嵯峨と」

「え~行く行く~♫」

「オイ…。つーか、お前よく あの日俺が居るって分かったな?居なかったらどうするつもりだったんだ?勤務終わる前だったし」

「ん?あ~ シフト表チラッと見て帰ったんで。あの最初に行った日に。レジの所に貼ってあるでしょ?」

「あ~ あれな…え?いやいや、待て待て…お前あの位置から、シフト表の文字見えたっ?」

「うん ヨユ~で!」

「はっ?お前視力 何…?2.0までしか測れないけど…それ以上あるんじゃね…?」

「あ~たぶんあると思います~」

「だから銭湯で 俺って分かったのか…色々…」

「うん!目も耳も良いって はじめに言ったでしょ~?間違いないっちさ~?」

「あー…関東レベルの「視力が良い」の基準で考えてた…。はぁ…お前の言う、沖のイルカって10km以上先が見えてそうだな…?」

「10km?海の上の10kmなんか、すぐそこやけど?直線距離で20~30kmなんて丸見えやけど?」

「へ?マジ?」

「マジですよ?何言ってるんですか?場所によっては、海を挟んで、四国、山口、宮崎県が普通に見えるし、対馬とか50km先の韓国が見えるんですよ?先パイ」

「え…ヤバ…スケールがデカ過ぎて…」

「何それ…関東じゃ考えらんねぇ!」

「俺らなんか海 見ただけでテンション上がるのに…!」

「マジでか…やっぱ、お前には 東京は窮屈だろうな…何も景色が見え無いのと同じじゃん…?」

「う~ん…ふふっ でも、あんま目が良過ぎるって言うなって。姉ちゃん達が」

?何か…いきなり悪戯っ子みたいな表情…?

「何で?」

「あんまり良く見え過ぎるって 言いよったら、毛穴とか小ジワとか、色々肌トラブルを気にしとん人が多いけんってさ?心配するかもやろっ?て、俺が見たまんまストレートに言ったりしたら~ってさ?」

「はっ?」

「姉ちゃん達が「思っとっても、絶対言うな」って、兄ちゃん達も 「それ言ったら女子から怒られるけんダメぞ?」って念押しで言われたけど~、そんくらい俺だって分かっとんし~?」

それを聞いて、明らかに女子達はザワっとなったのが分かった。身内の女子達も…

コイツは目線だけでチラッと周囲を見て状況確認し、満足そうに ニンマリと笑った…わざと言ったな?コイツ…

顔には「作戦成功♪」「効果あり♪」と書いてるし…。

これ、絶対わざと…そんでもって、お姉さん達の授けた作戦な気がする…!

周りから女を減らす術…的な…効果は抜群…。

CMでの知識しか無いが…この時期のメイク事情は大変みたいだしな…ふふっ こんな方法があったとは…

ふふっ 個人的には…「お見事です。お姉様方」と言いたい。

「ナオちゃん!ダメだよ?言ったら…!」

「分かっとるってば~♪」

「ふふっ ホント悪戯っ子だな?」

「ふふん♪いいや?あんまりにも イタズラせんけん、心配されたくらいで~ 兄ちゃん達から伝授されたくらいですけど~?適度にしとかんと 本番でミスるって」

「ふ~ん?」

「あれ?分かった?」

「お姉さん達に、そんな事は思ってても言わないからって 一報しとけよ?心配してるかもな?」

「ひひっ は~い♪ あと、先パイから言われた通り、ヌードはせんっち言っときま~す!先パイがダメって言ったって~」

「…そこは ちゃんと前後の文脈をしっかり 丁寧に誤解の無いように伝えろよ?俺らの首がかかってるんだからな…?」

「え?首~?あははっ先パ~イ!いつの時代の話ですか~っ?しかも島津じゃあるまいし~?挨拶が「首置いてけ」の所と一緒せんで~?ははは~っ イギリスとやり合った頃とは違うし~」

「…絶対ちゃんと伝えろ…首と聞いて一発目で 島津が出て来る時点で 何か察したわ……」

「え~?そお~?ま、心配せんで?俺が守るし~ 先パイの首は胴とサヨナラさせねぇよ?あはは~♪」

「……お前……」


「くくくぅぅううううう~~~~~~~~~っつ♡♡♡♡♡♡♡!!!!!!!!!!」

ここで、漫研、BL愛好家の方々の何かが弾け飛び、平静を装う事が難しくなったようだ。

顔も耳も首も紅潮して、涙目だし、いや、泣いてる人もチラホラ…

あーあ、腐って無い様に完璧なステルスモード出来なくなってるし…

さっさと立ち去れば…腐ってる事は内緒でいられたのに…

リアルBLの様な…まさかの銭湯が舞台に負けたな…

「くくくぅぅううううう~~~~…………♡♡♡♡♡♡最高過ぎぃぃいいい~~~♡♡♡♡♡♡」

「リアル~~~~~っっ♡♡♡♡♡♡♡」

「マジで皇太子なんですけどぉぉぉおおおおお~~~っっ!!!!♡♡♡♡♡」


「………」

「え?三ヶ尻先パイ達…!どうしたんですかっ⁈大丈夫ですかっ⁈熱でもあるんじゃ…真っ赤っすよっ?みんな…!」


「くうぅうぅうう……♡♡♡あ……大丈夫!!!ありがと!!!!!♡♡♡」

「元気元気!!!もう!!エネルギーに満ち溢れてるから!!!!♡♡♡♡♡」

「そうそうそう!!!もう!致死量レベルで!こうなってるだけで!!!♡♡」

「えっ?致死量っ?って…ヤバいやつじゃ…ッ⁈」

「あっ!違くて!違うの!健康に被害のあるやつじゃ無くて!BLの!心配しないで⁈⁈平気だからね!!!♡♡♡♡♡」

「え?あ、「ビーエル」って 何でしたっけ?そう言えば…聞いてなかったな?」

「あっつ!!!!!!!」


ここで、空気が一転。凍りついた。

一瞬で真っ青な愛好家の方々だけど…
ここまで一瞬で反転すると、本気で体に負担がかかりそうだけど…おいおい。

まだ コイツに言って無かった上に…腐ってるのバレずに通したい希望を捨てないのか…。

ま、コイツの外見は アイドルそのものだもんな。

けど…一縷の望みを…どうして全員 俺を見て「何とかして!」オーラ?

おかしいだろう?おいおい、連れもコイツの仲良しグループまで 何で俺見るの?期待込めてさ……。

「ん?何で皆、嵯峨先パイ見よんの?」

「…さあ…?分かんねぇ…」

「あ~…と、え~と…ね?嵯峨君…!!!」

「嵯峨…何かこう…な?ナオくんに…教えて…じゃないけど…」

「? え?先パイが何?…あ、「ビーエル」知ってるんです?この前 知らんって言いよったけど?」

「はぁ…BLなぁ…」

「え?先パイ、「ビーエル」分かったんですかっ?」

ふふ、この…反応…笑えるわ…。
コイツ以外の この周囲の反応。

ふふ、三ヶ尻先輩達、処刑台のギロチン前みたいになってんじゃん?

ふふ、他の腐ってる連中も…漫研ほどでは無いけど…大ピンチとか言うやつだな?

この表情…愉快愉快。
さて、どうすっかな~?ふふ

「ん~、あの後 考えて…BLは いっぱいあるからな?」

「いっぱい?」

「俺が思いつくのは、「ビジネス・ロジック」の略か、「ベーシック・リテラシー」の略か「ベースライン・レベル」…本に関する事なら、大英図書館「ブリティッシュ・ライブラリー」しか思いつかねぇけど…英語からの略語だから、無限にあるし分からねぇよ、どれか。でも先輩達なら本に関する事かなって、1億7千万くらい資料があるから、ブリティッシュ・ライブラリーの事かな?とは思ってたけど」

「え~!!そんなに いっぱい本あるんっ?そこ!すご~!」

「嵯峨くぅ~~~んっっ!!!♡♡♡♡」

「嵯峨~~……!!!」

「はっ!先パイ達は もしかして、自分の漫画が その図書館に並ぶのが夢とかっ⁈」

「ふぇっっ⁈⁉︎」

「ふふっ そうかもな?お前、応援してやれよ?」

「はい!もちろんです!!頑張って下さいねっ!先パイ達!俺、まだ何も出来んけど頑張るんで!!」

「ふ…俺も応援してます、先輩方?」

「嵯峨君……!!」

「そっか~、俺「ビーエル」って「船荷証券」の略か~「優良住宅」の略しか思いつかんかった~。工業科やしな~。嵯峨先パイやっぱスゲーッ!!」

「…お前は偉いわ。一番お前が偉い。よく頑張ったな色々…」

「え~っ?そうですか~?なんで~??」

「はぁ…俺も、お前を見習って 資格の勉強しよ…じゃ、俺はこれで」

「あっ 待って~、俺も今、資格の勉強中なんで~、先パイ去年 同じ講義取ってたんでしょ~?教えて欲しい所あって~!」

「あ!ナオくん!嵯峨は めっちゃ頭いいから!嵯峨に教えてもらえ~っ?」

「そうそう!今から一緒に行っておいでっ?」

「3限始まってるから、人少ないし~ゆっくり勉強出来るよ~!」

「うん!そうする~!」

「……お前ら……」

「三ヶ尻先輩達は 俺らが見とくわ!ちょっと顔赤かったり、青かったりだしな~っ?」

「汗も凄いし…野尻さん大丈夫…?ホント…」

「ははははは…ありがと~……」

「お願いします…!ちょっとホントに動悸が…!」

「え~っ?先パイ達 大丈夫ですっ?」

「ははは~大丈夫大丈夫~!ありがとね~!あれ、あの、その、夏バテ?みたいな~?♡♡♡」

「そうそう!もう(2人からの)熱量凄くて…!!♡♡♡体が付いて行かないかな~?♡♡♡夏休み明けでこれはね~!!!♡♡♡」

「あ~ そうですよね~?こっち暑すぎですもんね~っ 分かる~!嵯峨先パイが言ってたみたいにスポーツドリンクとか飲んでゆっくりしてて下さ~い」

「ああ!!♡♡♡あの日のね!!♡♡♡夏休み中のねっ♡♡♡」


「…ハァ……」

「さっ 嵯峨…!」

「…じゃ、行くぞ?」

「は~い」

「じゃ、お大事に…?先輩方」

「お大事に~!」

「は~いッ♡♡♡」

「くうぅぅぅぅううんん~~っっ♡♡♡」

「…え?ちょっと…本当に大丈夫なんですか…?医務室とか行きます……??」


後ろからの奇声を聞きながら、これなら、コイツと図書館の方が100倍楽だと思いつつ…

長崎と宮崎は果たして4限目来るかな?
コイツの仲良しメンバー達も…

今までの流れからして、今日の この凄い情報量とコイツの ほぼフルモデルチェンジぶりに…

どうせ また答えの出ない無意味な会議を開くんだろうな。

それも何回も。でも…

今日はインパクトあり過ぎて…
俺も声かけられたら 出席せんことも無いレベルなんだけど…。

確か…漫研には歴史系好きな人 多かったし…文章書きにも魅力的だし…。

アクションシーンとかも?
コイツが何の武道してるかも分からねぇけど。

実力は確かだろうし…。

また、SNS目当ての 餌食に ならないといいけど……。

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