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第44話 「人違い」の正体⑧ 人違い編終了
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移動時間も含めると、純粋な図書館滞在時間は50分弱だな…
そんくらいなら、コイツと2人でも全然大丈夫かも…。
隣で 弾むように歩いてるけど…特殊な鍛え方してるからなのか…?
3限目が始まってるから 周りには誰もいない。夏休み明け一発目の 午後一を図書館で時間潰す人もあんまりいないだろうしな。
「先パイ?」
「ん?」
「この前…出張で来た兄ちゃんに 入学してからの事と 先パイが言ってくれた事を話して、兄ちゃんが あんまりキツイなら帰って来て良いって言ってくれて」
「!…ああ…」
「兄ちゃん達は 本家のメンバーやけん、じーちゃんも何も反論出来んけん。兄ちゃん達がOKって言えば、俺が色々…島帰ってから言われる事も無いんやけど」
「へぇ…そうなのか…お兄さん達は味方と言うか、無理に東京居なくて いい派なんだな?」
「うん。先パイと ほとんど同じ事 言ってくれて」
「ああ…」
「色々考えて、先パイが言った通り 普段の自分とは全く違う事して 我慢し過ぎた…し、SNSとか分からんのに振り回され過ぎた…」
「うん…」
「兄ちゃん達にSNSとか どんなか…俺が この専攻やのに 全く知らんかったけん 驚いとったけど、色々危ないのとか教えてもらって。うちの大学の人が有名人…インフルエンサー多いの分かった。黒江先パイとかチャーリー先パイとかも…凄い影響力持っとんって…」
「そうだな…」
「それを踏まえて、もっかい(もう一回)頑張る事にして、いつでも帰って来て良いっち 兄ちゃん達も言ってくれたし。先パイも居るし」
「……そう……」
「うん!兄ちゃん姉ちゃん達は、超美男美女って言ったやん?」
「? ああ」
「やけん、人から勝手に写真撮られたりとか、色々 要らんのが寄って来たりとかの対応に慣れとって、俺にも その技を覚えろってアドバイスくれて」
「あ~ さっきのな?」
「うん!やっぱ気づいたっ?」
「うん。効果はありそうだな?かなり。お姉さん達の作戦か?」
「えっ!すご~!分かった~っ?」
「何となく…な」
「ふ~ん?いまいち…俺に 人がそんな寄って来るとかが…何でか分からんのやけど…今度から、色々 気をつけてやってみる!SNSも 今ん所 俺には要らんし」
「そっか…お前さ、地元で「イケメン」とか言われた事とか無いの?」
「え?ん~ アイサツ代わり的な?セットみたいな感じで、「大きくなったな~」「男前になったな~」「もう いくつになった~?」とかと、同じ系列でならあるけど」
「へぇ~…そんな感じか」
…この容姿で?よっぽど 閉鎖環境と言うか、島だし?若年層が居ないと こんな感じなのか?
東京だったら、コイツが渋谷でも歩いてればスカウトとか ありそうだけどな?
「だって見て?先パイ。これ、この前 出張で来とった兄ちゃんの写真とかスマホの中のやつ」
「え?さっき、写真無いって…」
「うん。建前つぅか…も必要って。すぐ写真とかをSNSに載せたり、拡散したり…ん~…何つーか…プライベートとか大事なもんが守れんくなるのは無理やし、大事な人達に 手出しさせたく無いし…やけん、皆の前では、ああ言ったけど…。先パイは大丈夫。人に言いふらしたりせんやん?」
「…。お前…そんな風に人を信じてると危ないぞ?」
「ふふっ そう言う人は大丈夫ってさ?兄ちゃん姉ちゃん達が~♪先パイは大丈夫な人って、俺もそう思う!!」
「…そうか…ハァ…お兄さん達スゲェわ……」
「やろ?先パイも、十分スゲェ良い男やけど?な~ これ見て見て~?兄ちゃん」
「ん~?…え…!凄くね…???想像の遥か上の美形なんだけど…!これが東京出張の人…?」
「そうそう。んで、これが、他の兄ちゃん達~3人な?」
「へっ…?え…!よくこんなレベルの美形が揃ったな…⁇普通に…部屋着で…家?だよな?4人居るけど……」
「うん。この2組の兄弟は従兄弟で 実家が歩いて何分かしか離れて無いけん、どっちかの家ん中に 大体この4人揃っとんの。今は全員実家出たけど、盆とか正月とか集まる時はな?」
「はぁ~…これは…見応えあるな~…さっき言った通りだな…華がある…信じてついて行くだけの…貫禄と言うか威厳と言うか…魅力が…凄い…!」
「やろ~?んでもって、背もスタイルも先パイくらいで?全員。これ、兄ちゃん達が俺らくらいの時の写真」
「はぁ~…これは…クソかっこいいな…お前…日曜の朝のヒーローが家の中に居るみたいだったんじゃねぇ?」
「それそれそれッ!まさにそれッ!だって、アクションつーか、バトルシーンとか 兄ちゃん達の方が遥か上やしな?」
「もう、お前が120%嘘偽り無しが分かるわ…これ…そりゃあ、かっこよかっただろ。サンタに頼むくらい 欲しくなるわな…これはやっぱ、あんま他人には見せない方がいい。俺ですら思うわ…」
「やっぱ?見せんで良かった~~!」
「うん。これは…東京に居たら大事だ…」
「な?こんな兄ちゃん達 見てきてさ?側に居ってさ?誰が 俺とかに寄って来る人がおるとか想像できる?出来んやろ?理解不能でさ~?」
「…あー…その感覚かぁ~~…そうか~~…分かった…今 やっと理解した…お前は…正しいわ…お兄さん達が これならな……」
…これは…そう思っても しょうがない…
コイツは悪く無い…全く。
この4人と比べたら…コイツが 無個性の平凡に見えるだろうし…。
コイツですらも…この隣に立てばな…。
これで身長は10cm以上違って…となると…
別に地元とか親戚で 過小評価されてた訳じゃ無いだろうけど…十分に愛情貰ってるの分かるし…。
ただ、容姿やら醸し出す雰囲気…圧倒的な存在感…写真でも分かる程…しかも寝癖付いて部屋着でこれだからな……
コイツが自分を平凡な容姿と思うのも納得だな…これは…驚いた…。
でも…コイツ単品で見れば 十分イケメンだ。スカウトがホイホイ来るくらいの…。
「やっぱ そうでしょ?そうっすよね~っ?俺がおかしいんかと思ったけど~、兄ちゃんも姉ちゃんも、俺が かわいい顔やけんって 小さい頃から言うんですけど~ もう19やし?かわいい顔って言ってもなぁ~?気をつける程じゃ無いしさ~?もう誘拐されるような歳じゃ無いし、逆に潰すし?そんな奴が もし居ったらさ?」
「あ~…あのな?」
「ん?」
「東京での 一般的な意見としてな?お前の容姿はアイドル並みだ。だから次々 人が寄って来るんだ。気をつけろ?お前は、おじいさん達が テレビを独占してて時代劇とかしか観れてなくて、アイドルが分かん無いかもだけどな?そんくらいのレベルはあるから、スカウトとかあるかもだし、気をつけるんだぞ?」
「えっ⁈俺にっ?そんな事あるっ⁈」
「あり得るからな?いいか?お前が アイドルとかインフルエンサーとかになれば利用しようとか、悪意持って寄って来る人間が多くなるかもだからな?」
「はっ!有名になったら、親戚増えるっち アレかっ?」
「…それだ…そうそう…気をつけるんだぞ?」
「は~い!先パイに聞いて良かったぁ~~!!」
「…うん…こればっかりは…俺で良かったなって思うわ…マジで…」
「あ、じゃあ、もう1個!どうしても理解できん事あって~!」
「何…?」
「これ見て?姉ちゃん達~!俺さ~、何で 海でキレられたんすかね?意味分からんし~!似とる人いませんって言っただけやに~~…!!」
「え~?お姉さん達~?………」
「な?超美人じゃね?そんじょそこらには居らんやろ?俺おかしい???」
「は……?何…この超美人…???この人…さっきの お兄さん達の…妹…?」
「なっ?美人やろッ⁈あー 兄弟構成はな、どっちも長男・長女・次男の順で~、あ、この写真が分かりやすいかな?ちょうど3人ずつで別れとる。3きょうだいが2組で いとこ同士よ。やけん、この家の近所に行けば 学生時代なら6人が見れたわけ。田舎やけん、良かったけど 噂 聞きつけて遠くからでも来る人も沢山で~」
「…は~…それは…そうだろうな…これならな…シスコンになるのも、来た男を潰すのも分かるわ~…!そうしねぇと危ない…!」
何とまぁ…美貌もだけど…170cmくらいか?モデルの様な抜群のスタイルに…部屋着でこれか…。
南の方の顔立ちと言うか、ハッキリとした目鼻立ちの華やかな…キリッとした端正な顔に、内面の強さも見えるようだけど…
温かそうで優しそうな…
それに凛とした気品も…何とまぁ魅力的な…
伝説の…往年のハリウッド女優が隣に居たって見劣りはしない…
コイツは正しい…
「まぁな~ シスコンも分かるけど~。姉ちゃん達、激強やしな~。逆に兄ちゃん達が先に潰しといて命拾いする感じかもな?」
「はッ⁉︎」
「スゲ~優しいんやけどさ?敵には容赦無しなんよ~」
「…ま…そうか…でも…うん…とにかく…お前は正しい。海でキレて来た女に キレ返して良いくらい、お前は正しいわ…。うん…そのくらい凄い魅力の美しいお姉さん達だ…。だから…このお姉さん達の存在も信頼出来ない人間には出すな?」
「うん!やっぱ先パイに言って良かったぁ~~!!!やっぱ そうよなッ⁉︎クッソ~、謎にキレられたけど~ッこっちが怒りたいわ~…!!!」
「ああ…分かる。分かるけど…女を殴ったりはダメだからな?」
「うん!そこはOK!分かっとる~!それに姉ちゃん達は 看護師やけんな~、そんな事は男相手にもせんよ~?必要時以外はな?」
「よし…それならいい…あ、看護師さんなの?2人とも?」
「うん。2人とも、同じ所~ デカい総合病院の産婦人科に勤めよんよ~」
「へぇ~」
あ…だからか?保健の授業じゃ無いけど…予期せぬ妊娠と言うか…節操無く遊ぶの咎める感じなのは…?
お姉さん達の教育の賜物か?納得。
「へへへ~ 先パイに言って良かったぁ~!スッキリ~!」
「こればっかりは、お前に完全同意。お前が正しいわ…」
「そやろ~?へへっ やっぱ先パイは兄ちゃん達に似とる~♪」
「…背格好だけな……」
「ん?それだけじゃ無いけど~?あ、さっき!「おしまい」って言ったやんっ?」
「…あー…うん…くっついてたからな…」
「そう!その言い方!兄ちゃん姉ちゃん達と一緒~!めっちゃ懐かし~!遊ぶの終わる時とか~稽古終わりとか~!最近でも言うけど~!とにかく、その「お~しまいっ」って言うのが好き~♪」
「…あ…そうか……」
「うん♪」
…この「お終い」という言い方は、保育園の先生達の真似だ。
コイツがダメージを受けてそうだから…
言葉を選んだつもりが…
人生初「お終い」が、まさか…お兄さん達と被るとはな…。
まあ、歳が離れてるし?いつまでも小さい子のままの感覚なのかな?
コイツってホントに素直で純粋で子供のまま…みたいな感じだしな…
…ふと、思い出したのは…保育園の時…。
俺は一歳から ずっとだから、勝手知ったるというやつで、新しく入園して来た子みたいに泣いたりもしないし、ちゃんと危ない事もしないし
絵本ばっかり静かに読んでて、先生達の大人の話してるのとかを しれっと聞いてた。
先生達だって人間だ。いくら子供が好きで、この仕事してたって 腹が立ったり、プライベートのアレコレが仕事に響いたり
予測不能な子供達に振り回されて…ある意味プロであっても、失敗とかもある。
その時に、先生達は「あ~…あき君(俺)くらい静かにしといてくれればな~~!」と言ってるのを何度も聞いた。
そして、その発言があると、年配の先生や園長が嗜める…まではいかないけど、注意するように、言う言葉があった。
「自分の身は一つしか無いけれど、目も耳も鼻も手も言葉も心も…子どもから離さないように」と、何回も聞いた。
当時は もちろん意味なんて分かって無いし、保育園を卒園して、うちの親は放置しまくりだし、分かって無いまま…
別にどうでもいいから、スルーして来た訳だけど……
今、ふと思い出して…不本意だけど…今…コイツの保護者ポジションを…させられてる…
最強の6人も加わって…。
友達付き合いも碌にして無いし、一人っ子で 放置されて育ったから、一般家庭も分からないし…それで良かったのに……
保護者ポジションでコイツに関わると…分かる…先生達の言葉の意味も…その通りだと思う…実感もある…。
…悔しいけど…ムカつく程に…コイツは俺に興味を持たせるのが上手過ぎる…この上無く…
最強の6人まで加わって…
もう、勝てない…自分の「知りたい」という欲求に…
先生達の言葉通り、全てを集中させて…五感…何なら…少しでも理解出来るなら…
第六感とかまで 目覚めてくれて構わないから…知りたいと思ってしまう…コイツを…
クソ…ご丁寧に「内緒」にしやがって…
正解だよ…俺は、自分の気になる事を自分で調べるのが好き。
そして、理解して納得して自分なりに考えるのが好き。
そこに他人が入り込む余地は無い。
…が、しかし…今回は特例中の特例…
生きた人間が…同じ大学の後輩が…その対象になったから…
ムカついても、面倒臭くても、離れたくても、恐くても…
どうしたって 全部の神経がコイツに集中するんだよな…クソ…この性格…厄介だ…。
今、図書館に入ったけど…資格の勉強より…目の前のコイツが気になってしょうがないし
家の積読タワーも無くなったから、新たなタワーが…決まった。
九州の歴史…コイツの家のルーツとか…?さっき言ってたのは、「生麦事件」?だよな?
でも、それよりも ずっと前な気がする…戦国時代?さすがに平安時代までは…
いや、分からないな…何たって…あの、最強の6人を見せられたら…
寝癖に部屋着で 大河ドラマに出たって
「殿!一生ついて参ります!命をかけて!」のセリフに納得出来るし。あの6人なら…。
でも、目の前のコイツも、攻撃の手は緩めてくれない…
次々に興味が湧く…クソ…生きた人間じゃなければ…
栞《しおり》挟んで、俺の都合の良いように 一時停止で 空いた時間までストップ出来るのに…。
家事も課題も 何もかんも片付けて、寝る前まで、純粋に本に向き合える あの時間に…収まってくれない。
目の前でニコニコしたり、表情をコロコロ変えながら リアルタイムで流れていく…
一つも逃したく無い情報が…
コイツに一時停止ボタンは無いもんかな…あー…クソ……。
すぐに、4限の時間になって、コイツと別れて講義室に入ると
疲れ果てた?様な…?何とも言えない表情の連れ2人がやって来た。
やっぱり、BLを語られるのは辛かったか???
野尻さんは感極まって…?
講義は無理らしく…本当…創作する人間って…。
この日…俺は全然知らなかったけど…。
俺とアイツ以外は全員周知の事があった。
俺は無精髭で、今日は自分史上一番、モサくて むさ苦しい姿だったし、他の人も同意見だと思うけど。
今日、俺は「姫ポジ」になったらしい…。
もちろんアイツ限定で。
…なぁ…そんな事ある……????
そんくらいなら、コイツと2人でも全然大丈夫かも…。
隣で 弾むように歩いてるけど…特殊な鍛え方してるからなのか…?
3限目が始まってるから 周りには誰もいない。夏休み明け一発目の 午後一を図書館で時間潰す人もあんまりいないだろうしな。
「先パイ?」
「ん?」
「この前…出張で来た兄ちゃんに 入学してからの事と 先パイが言ってくれた事を話して、兄ちゃんが あんまりキツイなら帰って来て良いって言ってくれて」
「!…ああ…」
「兄ちゃん達は 本家のメンバーやけん、じーちゃんも何も反論出来んけん。兄ちゃん達がOKって言えば、俺が色々…島帰ってから言われる事も無いんやけど」
「へぇ…そうなのか…お兄さん達は味方と言うか、無理に東京居なくて いい派なんだな?」
「うん。先パイと ほとんど同じ事 言ってくれて」
「ああ…」
「色々考えて、先パイが言った通り 普段の自分とは全く違う事して 我慢し過ぎた…し、SNSとか分からんのに振り回され過ぎた…」
「うん…」
「兄ちゃん達にSNSとか どんなか…俺が この専攻やのに 全く知らんかったけん 驚いとったけど、色々危ないのとか教えてもらって。うちの大学の人が有名人…インフルエンサー多いの分かった。黒江先パイとかチャーリー先パイとかも…凄い影響力持っとんって…」
「そうだな…」
「それを踏まえて、もっかい(もう一回)頑張る事にして、いつでも帰って来て良いっち 兄ちゃん達も言ってくれたし。先パイも居るし」
「……そう……」
「うん!兄ちゃん姉ちゃん達は、超美男美女って言ったやん?」
「? ああ」
「やけん、人から勝手に写真撮られたりとか、色々 要らんのが寄って来たりとかの対応に慣れとって、俺にも その技を覚えろってアドバイスくれて」
「あ~ さっきのな?」
「うん!やっぱ気づいたっ?」
「うん。効果はありそうだな?かなり。お姉さん達の作戦か?」
「えっ!すご~!分かった~っ?」
「何となく…な」
「ふ~ん?いまいち…俺に 人がそんな寄って来るとかが…何でか分からんのやけど…今度から、色々 気をつけてやってみる!SNSも 今ん所 俺には要らんし」
「そっか…お前さ、地元で「イケメン」とか言われた事とか無いの?」
「え?ん~ アイサツ代わり的な?セットみたいな感じで、「大きくなったな~」「男前になったな~」「もう いくつになった~?」とかと、同じ系列でならあるけど」
「へぇ~…そんな感じか」
…この容姿で?よっぽど 閉鎖環境と言うか、島だし?若年層が居ないと こんな感じなのか?
東京だったら、コイツが渋谷でも歩いてればスカウトとか ありそうだけどな?
「だって見て?先パイ。これ、この前 出張で来とった兄ちゃんの写真とかスマホの中のやつ」
「え?さっき、写真無いって…」
「うん。建前つぅか…も必要って。すぐ写真とかをSNSに載せたり、拡散したり…ん~…何つーか…プライベートとか大事なもんが守れんくなるのは無理やし、大事な人達に 手出しさせたく無いし…やけん、皆の前では、ああ言ったけど…。先パイは大丈夫。人に言いふらしたりせんやん?」
「…。お前…そんな風に人を信じてると危ないぞ?」
「ふふっ そう言う人は大丈夫ってさ?兄ちゃん姉ちゃん達が~♪先パイは大丈夫な人って、俺もそう思う!!」
「…そうか…ハァ…お兄さん達スゲェわ……」
「やろ?先パイも、十分スゲェ良い男やけど?な~ これ見て見て~?兄ちゃん」
「ん~?…え…!凄くね…???想像の遥か上の美形なんだけど…!これが東京出張の人…?」
「そうそう。んで、これが、他の兄ちゃん達~3人な?」
「へっ…?え…!よくこんなレベルの美形が揃ったな…⁇普通に…部屋着で…家?だよな?4人居るけど……」
「うん。この2組の兄弟は従兄弟で 実家が歩いて何分かしか離れて無いけん、どっちかの家ん中に 大体この4人揃っとんの。今は全員実家出たけど、盆とか正月とか集まる時はな?」
「はぁ~…これは…見応えあるな~…さっき言った通りだな…華がある…信じてついて行くだけの…貫禄と言うか威厳と言うか…魅力が…凄い…!」
「やろ~?んでもって、背もスタイルも先パイくらいで?全員。これ、兄ちゃん達が俺らくらいの時の写真」
「はぁ~…これは…クソかっこいいな…お前…日曜の朝のヒーローが家の中に居るみたいだったんじゃねぇ?」
「それそれそれッ!まさにそれッ!だって、アクションつーか、バトルシーンとか 兄ちゃん達の方が遥か上やしな?」
「もう、お前が120%嘘偽り無しが分かるわ…これ…そりゃあ、かっこよかっただろ。サンタに頼むくらい 欲しくなるわな…これはやっぱ、あんま他人には見せない方がいい。俺ですら思うわ…」
「やっぱ?見せんで良かった~~!」
「うん。これは…東京に居たら大事だ…」
「な?こんな兄ちゃん達 見てきてさ?側に居ってさ?誰が 俺とかに寄って来る人がおるとか想像できる?出来んやろ?理解不能でさ~?」
「…あー…その感覚かぁ~~…そうか~~…分かった…今 やっと理解した…お前は…正しいわ…お兄さん達が これならな……」
…これは…そう思っても しょうがない…
コイツは悪く無い…全く。
この4人と比べたら…コイツが 無個性の平凡に見えるだろうし…。
コイツですらも…この隣に立てばな…。
これで身長は10cm以上違って…となると…
別に地元とか親戚で 過小評価されてた訳じゃ無いだろうけど…十分に愛情貰ってるの分かるし…。
ただ、容姿やら醸し出す雰囲気…圧倒的な存在感…写真でも分かる程…しかも寝癖付いて部屋着でこれだからな……
コイツが自分を平凡な容姿と思うのも納得だな…これは…驚いた…。
でも…コイツ単品で見れば 十分イケメンだ。スカウトがホイホイ来るくらいの…。
「やっぱ そうでしょ?そうっすよね~っ?俺がおかしいんかと思ったけど~、兄ちゃんも姉ちゃんも、俺が かわいい顔やけんって 小さい頃から言うんですけど~ もう19やし?かわいい顔って言ってもなぁ~?気をつける程じゃ無いしさ~?もう誘拐されるような歳じゃ無いし、逆に潰すし?そんな奴が もし居ったらさ?」
「あ~…あのな?」
「ん?」
「東京での 一般的な意見としてな?お前の容姿はアイドル並みだ。だから次々 人が寄って来るんだ。気をつけろ?お前は、おじいさん達が テレビを独占してて時代劇とかしか観れてなくて、アイドルが分かん無いかもだけどな?そんくらいのレベルはあるから、スカウトとかあるかもだし、気をつけるんだぞ?」
「えっ⁈俺にっ?そんな事あるっ⁈」
「あり得るからな?いいか?お前が アイドルとかインフルエンサーとかになれば利用しようとか、悪意持って寄って来る人間が多くなるかもだからな?」
「はっ!有名になったら、親戚増えるっち アレかっ?」
「…それだ…そうそう…気をつけるんだぞ?」
「は~い!先パイに聞いて良かったぁ~~!!」
「…うん…こればっかりは…俺で良かったなって思うわ…マジで…」
「あ、じゃあ、もう1個!どうしても理解できん事あって~!」
「何…?」
「これ見て?姉ちゃん達~!俺さ~、何で 海でキレられたんすかね?意味分からんし~!似とる人いませんって言っただけやに~~…!!」
「え~?お姉さん達~?………」
「な?超美人じゃね?そんじょそこらには居らんやろ?俺おかしい???」
「は……?何…この超美人…???この人…さっきの お兄さん達の…妹…?」
「なっ?美人やろッ⁈あー 兄弟構成はな、どっちも長男・長女・次男の順で~、あ、この写真が分かりやすいかな?ちょうど3人ずつで別れとる。3きょうだいが2組で いとこ同士よ。やけん、この家の近所に行けば 学生時代なら6人が見れたわけ。田舎やけん、良かったけど 噂 聞きつけて遠くからでも来る人も沢山で~」
「…は~…それは…そうだろうな…これならな…シスコンになるのも、来た男を潰すのも分かるわ~…!そうしねぇと危ない…!」
何とまぁ…美貌もだけど…170cmくらいか?モデルの様な抜群のスタイルに…部屋着でこれか…。
南の方の顔立ちと言うか、ハッキリとした目鼻立ちの華やかな…キリッとした端正な顔に、内面の強さも見えるようだけど…
温かそうで優しそうな…
それに凛とした気品も…何とまぁ魅力的な…
伝説の…往年のハリウッド女優が隣に居たって見劣りはしない…
コイツは正しい…
「まぁな~ シスコンも分かるけど~。姉ちゃん達、激強やしな~。逆に兄ちゃん達が先に潰しといて命拾いする感じかもな?」
「はッ⁉︎」
「スゲ~優しいんやけどさ?敵には容赦無しなんよ~」
「…ま…そうか…でも…うん…とにかく…お前は正しい。海でキレて来た女に キレ返して良いくらい、お前は正しいわ…。うん…そのくらい凄い魅力の美しいお姉さん達だ…。だから…このお姉さん達の存在も信頼出来ない人間には出すな?」
「うん!やっぱ先パイに言って良かったぁ~~!!!やっぱ そうよなッ⁉︎クッソ~、謎にキレられたけど~ッこっちが怒りたいわ~…!!!」
「ああ…分かる。分かるけど…女を殴ったりはダメだからな?」
「うん!そこはOK!分かっとる~!それに姉ちゃん達は 看護師やけんな~、そんな事は男相手にもせんよ~?必要時以外はな?」
「よし…それならいい…あ、看護師さんなの?2人とも?」
「うん。2人とも、同じ所~ デカい総合病院の産婦人科に勤めよんよ~」
「へぇ~」
あ…だからか?保健の授業じゃ無いけど…予期せぬ妊娠と言うか…節操無く遊ぶの咎める感じなのは…?
お姉さん達の教育の賜物か?納得。
「へへへ~ 先パイに言って良かったぁ~!スッキリ~!」
「こればっかりは、お前に完全同意。お前が正しいわ…」
「そやろ~?へへっ やっぱ先パイは兄ちゃん達に似とる~♪」
「…背格好だけな……」
「ん?それだけじゃ無いけど~?あ、さっき!「おしまい」って言ったやんっ?」
「…あー…うん…くっついてたからな…」
「そう!その言い方!兄ちゃん姉ちゃん達と一緒~!めっちゃ懐かし~!遊ぶの終わる時とか~稽古終わりとか~!最近でも言うけど~!とにかく、その「お~しまいっ」って言うのが好き~♪」
「…あ…そうか……」
「うん♪」
…この「お終い」という言い方は、保育園の先生達の真似だ。
コイツがダメージを受けてそうだから…
言葉を選んだつもりが…
人生初「お終い」が、まさか…お兄さん達と被るとはな…。
まあ、歳が離れてるし?いつまでも小さい子のままの感覚なのかな?
コイツってホントに素直で純粋で子供のまま…みたいな感じだしな…
…ふと、思い出したのは…保育園の時…。
俺は一歳から ずっとだから、勝手知ったるというやつで、新しく入園して来た子みたいに泣いたりもしないし、ちゃんと危ない事もしないし
絵本ばっかり静かに読んでて、先生達の大人の話してるのとかを しれっと聞いてた。
先生達だって人間だ。いくら子供が好きで、この仕事してたって 腹が立ったり、プライベートのアレコレが仕事に響いたり
予測不能な子供達に振り回されて…ある意味プロであっても、失敗とかもある。
その時に、先生達は「あ~…あき君(俺)くらい静かにしといてくれればな~~!」と言ってるのを何度も聞いた。
そして、その発言があると、年配の先生や園長が嗜める…まではいかないけど、注意するように、言う言葉があった。
「自分の身は一つしか無いけれど、目も耳も鼻も手も言葉も心も…子どもから離さないように」と、何回も聞いた。
当時は もちろん意味なんて分かって無いし、保育園を卒園して、うちの親は放置しまくりだし、分かって無いまま…
別にどうでもいいから、スルーして来た訳だけど……
今、ふと思い出して…不本意だけど…今…コイツの保護者ポジションを…させられてる…
最強の6人も加わって…。
友達付き合いも碌にして無いし、一人っ子で 放置されて育ったから、一般家庭も分からないし…それで良かったのに……
保護者ポジションでコイツに関わると…分かる…先生達の言葉の意味も…その通りだと思う…実感もある…。
…悔しいけど…ムカつく程に…コイツは俺に興味を持たせるのが上手過ぎる…この上無く…
最強の6人まで加わって…
もう、勝てない…自分の「知りたい」という欲求に…
先生達の言葉通り、全てを集中させて…五感…何なら…少しでも理解出来るなら…
第六感とかまで 目覚めてくれて構わないから…知りたいと思ってしまう…コイツを…
クソ…ご丁寧に「内緒」にしやがって…
正解だよ…俺は、自分の気になる事を自分で調べるのが好き。
そして、理解して納得して自分なりに考えるのが好き。
そこに他人が入り込む余地は無い。
…が、しかし…今回は特例中の特例…
生きた人間が…同じ大学の後輩が…その対象になったから…
ムカついても、面倒臭くても、離れたくても、恐くても…
どうしたって 全部の神経がコイツに集中するんだよな…クソ…この性格…厄介だ…。
今、図書館に入ったけど…資格の勉強より…目の前のコイツが気になってしょうがないし
家の積読タワーも無くなったから、新たなタワーが…決まった。
九州の歴史…コイツの家のルーツとか…?さっき言ってたのは、「生麦事件」?だよな?
でも、それよりも ずっと前な気がする…戦国時代?さすがに平安時代までは…
いや、分からないな…何たって…あの、最強の6人を見せられたら…
寝癖に部屋着で 大河ドラマに出たって
「殿!一生ついて参ります!命をかけて!」のセリフに納得出来るし。あの6人なら…。
でも、目の前のコイツも、攻撃の手は緩めてくれない…
次々に興味が湧く…クソ…生きた人間じゃなければ…
栞《しおり》挟んで、俺の都合の良いように 一時停止で 空いた時間までストップ出来るのに…。
家事も課題も 何もかんも片付けて、寝る前まで、純粋に本に向き合える あの時間に…収まってくれない。
目の前でニコニコしたり、表情をコロコロ変えながら リアルタイムで流れていく…
一つも逃したく無い情報が…
コイツに一時停止ボタンは無いもんかな…あー…クソ……。
すぐに、4限の時間になって、コイツと別れて講義室に入ると
疲れ果てた?様な…?何とも言えない表情の連れ2人がやって来た。
やっぱり、BLを語られるのは辛かったか???
野尻さんは感極まって…?
講義は無理らしく…本当…創作する人間って…。
この日…俺は全然知らなかったけど…。
俺とアイツ以外は全員周知の事があった。
俺は無精髭で、今日は自分史上一番、モサくて むさ苦しい姿だったし、他の人も同意見だと思うけど。
今日、俺は「姫ポジ」になったらしい…。
もちろんアイツ限定で。
…なぁ…そんな事ある……????
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すれ違いがちなヒカルくんは愛され過ぎてる
蓮恭
BL
幼い頃から自然が好きな男子高校生、宗岡光(ヒカル)は高校入学後に仲間と自然を満喫したいという思いから山岳部へ入部する。
運動音痴なヒカルは思いのほか厳しい活動内容についていけず、ある日ランニング中に倒れてしまう。
気を失ったヒカルが見たのは異世界の記憶。買い物中に出会った親切な男が、異世界ではヒカルことシャルロッテが心から愛した夫、カイルだったのだと思い出す。
失神から目が覚めたヒカルの前には、記憶の中のカイルと同じ男がいた。彼は佐々木賢太郎、ヒカルの同級生で山岳部の部員だと言う。早速ヒカルは記憶が戻った事を賢太郎に話した。
過去に仲睦まじい夫婦であったという記憶を取り戻したからなのか、ヒカルは賢太郎の事を強く意識するようになる。
だが現代での二人はただの同級生で男同士、これから二人の関係をどうするのか、賢太郎の言葉だけでははっきりと分からないままその日は別れた。
溢れた想いを堪えきれずについDMで好きだと伝えたヒカルだったが、賢太郎からの返信は無く、酷く後悔することに。
主人公ヒカルをはじめとした、登場人物たちの勘違いによって巻き起こる、すれ違いストーリーの結末は……?
悪の策士のうまくいかなかった計画
迷路を跳ぶ狐
BL
いつか必ず返り咲く。それだけを目標に、俺はこの学園に戻ってきた。過去に、破壊と使役の魔法を研究したとして、退学になったこの学園に。
今こそ、復活の時だ。俺を切り捨てた者たちに目に物見せ、研究所を再興する。
そのために、王子と伯爵の息子を利用することを考えた俺は、長く温めた策を決行し、学園に潜り込んだ。
これから俺を陥れた連中を、騙して嵌めて蹂躙するっ! ……はず、だった……のに??
王子は跪き、俺に向かって言った。
「あなたの破壊の魔法をどうか教えてください。教えるまでこの部屋から出しません」と。
そして、伯爵の息子は俺の手をとって言った。
「ずっと好きだった」と。
…………どうなってるんだ?
【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】
彩華
BL
俺の名前は水野圭。年は25。
自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで)
だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。
凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!
凄い! 店員もイケメン!
と、実は穴場? な店を見つけたわけで。
(今度からこの店で弁当を買おう)
浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……?
「胃袋掴みたいなぁ」
その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。
******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
【完結】幼馴染に告白されたけれど、実は俺の方がずっと前から好きだったんです 〜初恋のあわい~
上杉
BL
ずっとお前のことが好きだったんだ。
ある日、突然告白された西脇新汰(にしわきあらた)は驚いた。何故ならその相手は幼馴染の清宮理久(きよみやりく)だったから。思わずパニックになり新汰が返答できずにいると、理久はこう続ける。
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そう言って普段から次々とアプローチを繰り返してくるようになったが、実は新汰の方が昔から理久のことが好きで、それは今も続いている初恋だった。
完全に返答のタイミングを失ってしまった新汰が、気持ちを伝え完全な両想いになる日はやって来るのか?
初めから好き同士の高校生が送る青春小説です!お楽しみ下さい。
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一方、才能溢れるピッチャーの戸田遼悠。瀬那は遼悠の才能を羨ましく思っていたが、マネージャーとして関わる内に、遼悠が文字通り血のにじむような努力をしている事を知る。
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攻めアイドル×受け乙男 ラブコメファンタジー
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