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第四章 ワクドキ学園パラダイス編 12歳
第55話 俺たちの恋は操られてなんかいない
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セオがきて14日目のこと、俺たちは話し合っていた。
「アネモネへの説明の話は一旦置いておくとして、セオってずっと一人暮らしなの?夏休みも両親と連絡取ってないっぽいし、ちょっと心配なんだけど、大丈夫?」
「大丈夫だよ~。両親はいないんだけど、一人暮らしではないかな~。大学の研究を手伝う代わりに育ててもらったって感じなんだ~。だから、校長が親みたいなものかな~」
なかなかハードな話をさらっとするね。
親はどうした?
亡くなったのか?
生き別れ?
「ご両親はどこかへ行かれたの?」
「わからないんだ~。初めは施設にいたんだけど、特級の魔力持ってるからって、引き取ってくれたのが今の校長なんだ~」
そうか、自我が芽生える頃にはすでに大学の施設にいたのか。
「この前の天使と悪魔の腕は校長がくれたんだよ~」
おい。
恐ろしい計画を立てたのは校長かよ。
「あ、校長はアルターイのことは知ってるかもしれないよ~私にアルターイの話してくれたのは校長だから~」
そう、セオもアルターイのことを知っていたのである。
詳しくは知らなかったが、名前は知っていた。
アネモネの敵、アルターイ。
情報を集めて持っていったら、共同戦線くらいは張ってくれそうだ。
いきなりセオと仲良くなることは無理でも、一緒に戦う仲間くらいならOKが出るかもしれない。
一緒に過ごす時間を増やして少しずつ距離を詰めてくれたら俺のハーレムも夢じゃない。
っ! はっ! ハーレムを目指しているわけではない。
俺は好きな人が2人いるというだけだ。
珍しいことではない。
そして、2人とも俺のことが好きなんだから、それに応えるのも甲斐性ってやつさ。
はい。
現代の日本では通用しません。
しかし、この国イタッツァではよく見る光景ではある。
1人の男性に2人の女性や1人の女性に2人の男性。
いや、複数人のグループで考えたら、性的指向がどうかなんてわからんし、何人いようが、ラブラブな人たちはそれなりにいる。
なんせ、風土が違う。
性に対して奔放なお国柄なのだろう。
ファッションなんかで見ても、オシャレな人が多く、ナンパしてる人も多い。
イケおじ率も高い。
そう、決して、個人的な欲望を満たすために動いているのではない。
断じてハーレムルートなんて探っていない。
閑話休題、話題を戻そう。
校長にアルターイの情報を聞き出し、アネモネに渡すのは必要なことだ。
確か校長はおばさんだったな。
未来の義母さんかぁ。
緊張するなぁ。
っ! 違う! 違わないけど違う!
俺にはアネモネがいる。
そう、大学へ情報収集へ行くんだ。
「あ、お母さん?今から会いたいんだけど、時間ある?」
セオはそうした間にも電話でアポを取っていた。
「大丈夫だって~」
「ありがとう。それじゃあ、行こうか」
早速向かうのであった。
・
・
・
コンコンコン
「はい、どうぞ」
俺たちは大学の応接室は来ていた。
セオがノブに手をかけ、中に入る。
俺も続く。
「こんにちは。お久しぶりですね」
そこには教授がいた。
イタッツァ国立大学の教授ではない。
そこにはツバル・シュバルツ教授、その人がいた。
メイドのシャイナ・グランテも。
「なっ!」
「おっと、私は呼ばれて来ただけですよ?」
ツバル教授は肩をすくめる。
「こんなとこにいるなんて予想できないよ……。びっくりした!」
ガチャリ。
扉が再度開いた。
見たことのあるおばさんがいた。
「お母さん!なぜ、ツバルお兄様までいるの?」
セオが叫んでいた。
間伸びした口調じゃない。
「あらあら、もうセオと仲良くなったのね、ライ君。さすがだね。アネモネちゃんは?」
なぜかおばさんは俺のことをよく知っているように話しかけてきた。
初対面なんですけど。
このおばさん誰だっけ?
「あら?その顔は誰だか忘れられてるようだね。私はこの大学の校長であると同時にセオの母でもあるイザベラ・ガストンよ?覚えておいてね?」
あぁ、入学式の時に見た、やたらと挨拶が短いおばさんだ。
って、ことは直後にさらに短い挨拶をしたセオと親子ってこと?
もう無茶苦茶だ。
そして、さらには、ツバル教授とも知り合いと。
ん?
「ガストン?」
「ああ、そうだよ。魔闘士協会会長は私の弟だよ」
うわぁ、世間狭すぎ!
もっと世界を広げたい。
イタッツァくんだりまで来たのに知り合いの知り合いってパターンが多すぎる。
いや、違うな。
これはわざとだ。
仕組まれているから、ここまで符号するわけだ。
きっと、その中心にいるのはツバル教授だな。
教授はセオを倒したいとずっと狙っているからか。
ちょっと意地悪してやろう。
「そうだったんですね。知らなかったとはいえ、失礼いたしました。ツバル教授のことも知り合いだったんですね。教授はランキング1位を倒したいと言っていたから校長先生とは仲が悪いんですか?」
「ちょ、ライ君、ランキング1位を目指すのはみんな同じわけで、イザベラさんとは仲良しだよ?」
教授は苦笑を浮かべる。
「そうだねぇ、このツバル坊はセオに負けて引退したクチだからね。シャイナに色々やらせてたみたいだけど、研究はひと段落したんだってさっき報告を受けたよ。何やら結婚するらしいけど、それはライ君が背中を押したんだって?やるねぇ」
「いえいえ、シャイナのひたむきな姿を見てると、不憫だったもので、つい声に出してしまいました」
俺は、教授をジト目で見ながら言う。
「研究はまだまだ続けますよ。ジンパッグでの研究がひと段落ついただけです」
ちょっとだけ訂正してくる教授。
俺たちとの約束もあるので、研究は続けてもらう必要がある。
「そうですね~。ツバルお兄様から研究という言葉が消えることはないでしょうね~」
なぜか、セオはドヤ顔だ。
口調が戻った。
「それにしても、今の君たちの距離感を見るに、私の心配は的中したようですね」
ツバル教授は表情を戻して言う。
「心配?」
「ええ、アネモネさんとはケンカになっていませんか?それが心配だったんですよ。その話をしている最中にセオちゃんからの電話がイザベラさんにあったので会ってから帰ることにしたんです」
「まさにケンカ中だよ。なんで知ってたんだ?」
「いえ、これはあくまで俗説なんですけど、特級同士は不思議な力で惹かれあい、相思相愛になりやすい傾向にあるというのです。そもそも、特級は世界に80人程度しかいないので、出会うことが少ないのです。しかし、出会ってしまった場合は、これまでの研究データを見ても特級同士が結ばれる例が多いのは間違い無いです。それが3人集まるなんてことはこれまでの記録でも例がほぼありません。今は平和ですが、100年ほど前の戦争では世界中で魔力の高いものを兵器として集めていました。戦争が減ったこの100年ではデータが集まりきらなかったのです。だから、ライ君たちが集まったらどうなるかは私たちにも予想はつきませんでした。しかし、それが、本人の意思とは関係なく、魔力による恋だと言われてしまえばショックもあるだろうと思い黙っていたのですが、パートナーをコロコロ変えて関係が悪くなるのは、顔見知りとしては悲しいものです。ですからその忠告をしたかったのです」
教授は一息に言い切った。
「セオ、悪かったね。知らなかったんだよ。ライ君たちが特級なのは知ってたけど、そんな感情が起こるなんて。悪いことをしたね」
「……。」
セオは黙っている。
「魔力のせいなのかもしれないけど、俺は2人を同時に好きになってしまったんだ。この気持ちはセオも知ってる。だからそれを魔力のせいにして終わろうとは思わない。アネモネと話し合って考えるよ」
俺は素直な気持ちを言うにとどめる。
「そうだね~。アネモネと話し合おう~」
やっといつもの調子になってきた。
アネモネに会いたくなってきた。
「アネモネへの説明の話は一旦置いておくとして、セオってずっと一人暮らしなの?夏休みも両親と連絡取ってないっぽいし、ちょっと心配なんだけど、大丈夫?」
「大丈夫だよ~。両親はいないんだけど、一人暮らしではないかな~。大学の研究を手伝う代わりに育ててもらったって感じなんだ~。だから、校長が親みたいなものかな~」
なかなかハードな話をさらっとするね。
親はどうした?
亡くなったのか?
生き別れ?
「ご両親はどこかへ行かれたの?」
「わからないんだ~。初めは施設にいたんだけど、特級の魔力持ってるからって、引き取ってくれたのが今の校長なんだ~」
そうか、自我が芽生える頃にはすでに大学の施設にいたのか。
「この前の天使と悪魔の腕は校長がくれたんだよ~」
おい。
恐ろしい計画を立てたのは校長かよ。
「あ、校長はアルターイのことは知ってるかもしれないよ~私にアルターイの話してくれたのは校長だから~」
そう、セオもアルターイのことを知っていたのである。
詳しくは知らなかったが、名前は知っていた。
アネモネの敵、アルターイ。
情報を集めて持っていったら、共同戦線くらいは張ってくれそうだ。
いきなりセオと仲良くなることは無理でも、一緒に戦う仲間くらいならOKが出るかもしれない。
一緒に過ごす時間を増やして少しずつ距離を詰めてくれたら俺のハーレムも夢じゃない。
っ! はっ! ハーレムを目指しているわけではない。
俺は好きな人が2人いるというだけだ。
珍しいことではない。
そして、2人とも俺のことが好きなんだから、それに応えるのも甲斐性ってやつさ。
はい。
現代の日本では通用しません。
しかし、この国イタッツァではよく見る光景ではある。
1人の男性に2人の女性や1人の女性に2人の男性。
いや、複数人のグループで考えたら、性的指向がどうかなんてわからんし、何人いようが、ラブラブな人たちはそれなりにいる。
なんせ、風土が違う。
性に対して奔放なお国柄なのだろう。
ファッションなんかで見ても、オシャレな人が多く、ナンパしてる人も多い。
イケおじ率も高い。
そう、決して、個人的な欲望を満たすために動いているのではない。
断じてハーレムルートなんて探っていない。
閑話休題、話題を戻そう。
校長にアルターイの情報を聞き出し、アネモネに渡すのは必要なことだ。
確か校長はおばさんだったな。
未来の義母さんかぁ。
緊張するなぁ。
っ! 違う! 違わないけど違う!
俺にはアネモネがいる。
そう、大学へ情報収集へ行くんだ。
「あ、お母さん?今から会いたいんだけど、時間ある?」
セオはそうした間にも電話でアポを取っていた。
「大丈夫だって~」
「ありがとう。それじゃあ、行こうか」
早速向かうのであった。
・
・
・
コンコンコン
「はい、どうぞ」
俺たちは大学の応接室は来ていた。
セオがノブに手をかけ、中に入る。
俺も続く。
「こんにちは。お久しぶりですね」
そこには教授がいた。
イタッツァ国立大学の教授ではない。
そこにはツバル・シュバルツ教授、その人がいた。
メイドのシャイナ・グランテも。
「なっ!」
「おっと、私は呼ばれて来ただけですよ?」
ツバル教授は肩をすくめる。
「こんなとこにいるなんて予想できないよ……。びっくりした!」
ガチャリ。
扉が再度開いた。
見たことのあるおばさんがいた。
「お母さん!なぜ、ツバルお兄様までいるの?」
セオが叫んでいた。
間伸びした口調じゃない。
「あらあら、もうセオと仲良くなったのね、ライ君。さすがだね。アネモネちゃんは?」
なぜかおばさんは俺のことをよく知っているように話しかけてきた。
初対面なんですけど。
このおばさん誰だっけ?
「あら?その顔は誰だか忘れられてるようだね。私はこの大学の校長であると同時にセオの母でもあるイザベラ・ガストンよ?覚えておいてね?」
あぁ、入学式の時に見た、やたらと挨拶が短いおばさんだ。
って、ことは直後にさらに短い挨拶をしたセオと親子ってこと?
もう無茶苦茶だ。
そして、さらには、ツバル教授とも知り合いと。
ん?
「ガストン?」
「ああ、そうだよ。魔闘士協会会長は私の弟だよ」
うわぁ、世間狭すぎ!
もっと世界を広げたい。
イタッツァくんだりまで来たのに知り合いの知り合いってパターンが多すぎる。
いや、違うな。
これはわざとだ。
仕組まれているから、ここまで符号するわけだ。
きっと、その中心にいるのはツバル教授だな。
教授はセオを倒したいとずっと狙っているからか。
ちょっと意地悪してやろう。
「そうだったんですね。知らなかったとはいえ、失礼いたしました。ツバル教授のことも知り合いだったんですね。教授はランキング1位を倒したいと言っていたから校長先生とは仲が悪いんですか?」
「ちょ、ライ君、ランキング1位を目指すのはみんな同じわけで、イザベラさんとは仲良しだよ?」
教授は苦笑を浮かべる。
「そうだねぇ、このツバル坊はセオに負けて引退したクチだからね。シャイナに色々やらせてたみたいだけど、研究はひと段落したんだってさっき報告を受けたよ。何やら結婚するらしいけど、それはライ君が背中を押したんだって?やるねぇ」
「いえいえ、シャイナのひたむきな姿を見てると、不憫だったもので、つい声に出してしまいました」
俺は、教授をジト目で見ながら言う。
「研究はまだまだ続けますよ。ジンパッグでの研究がひと段落ついただけです」
ちょっとだけ訂正してくる教授。
俺たちとの約束もあるので、研究は続けてもらう必要がある。
「そうですね~。ツバルお兄様から研究という言葉が消えることはないでしょうね~」
なぜか、セオはドヤ顔だ。
口調が戻った。
「それにしても、今の君たちの距離感を見るに、私の心配は的中したようですね」
ツバル教授は表情を戻して言う。
「心配?」
「ええ、アネモネさんとはケンカになっていませんか?それが心配だったんですよ。その話をしている最中にセオちゃんからの電話がイザベラさんにあったので会ってから帰ることにしたんです」
「まさにケンカ中だよ。なんで知ってたんだ?」
「いえ、これはあくまで俗説なんですけど、特級同士は不思議な力で惹かれあい、相思相愛になりやすい傾向にあるというのです。そもそも、特級は世界に80人程度しかいないので、出会うことが少ないのです。しかし、出会ってしまった場合は、これまでの研究データを見ても特級同士が結ばれる例が多いのは間違い無いです。それが3人集まるなんてことはこれまでの記録でも例がほぼありません。今は平和ですが、100年ほど前の戦争では世界中で魔力の高いものを兵器として集めていました。戦争が減ったこの100年ではデータが集まりきらなかったのです。だから、ライ君たちが集まったらどうなるかは私たちにも予想はつきませんでした。しかし、それが、本人の意思とは関係なく、魔力による恋だと言われてしまえばショックもあるだろうと思い黙っていたのですが、パートナーをコロコロ変えて関係が悪くなるのは、顔見知りとしては悲しいものです。ですからその忠告をしたかったのです」
教授は一息に言い切った。
「セオ、悪かったね。知らなかったんだよ。ライ君たちが特級なのは知ってたけど、そんな感情が起こるなんて。悪いことをしたね」
「……。」
セオは黙っている。
「魔力のせいなのかもしれないけど、俺は2人を同時に好きになってしまったんだ。この気持ちはセオも知ってる。だからそれを魔力のせいにして終わろうとは思わない。アネモネと話し合って考えるよ」
俺は素直な気持ちを言うにとどめる。
「そうだね~。アネモネと話し合おう~」
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