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第四章 ワクドキ学園パラダイス編 12歳
第60話 セオトレの副産物はステンレスでしたか
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セオのトレーニング、略してセオトレだ。
どうして略しているかと言うと、すでにもう半月も行っているからだ。
そろそろ大学の夏休みも終わる。
それまでに成果を出したい。
その思いで、一生懸命励んできた。
ちなみに、俺は勘違いをしていたのだが、トレーニング1回につき、セックスを1回見せる契約だったらしい。
なので、このところ、トレーニング後に毎日1回ずつ見せ合いっこをしている。
俺が10代の健全な体でなければ干あがっていただろう。
そんな約束だったかな?
なんかどうも、アネモネとセオの仲がいいので、ハメられてる気がする。
まぁ、2人の仲が良いのが俺の幸せに直結しているので、何も文句はないが。
それに、見せるのは刺激があっていい。
アネモネも慣れてきたみたいで、2人きりでするより燃えている。
「ライ、交代だよ」
アネモネが息を切らしている。
「うん。セオ、よろしくね」
「は~い。いつでもどうぞ~」
セオトレは基本的に実践形式の組み手だ。
効率を重視して、無色オーラのみを使っている。
無色オーラを使い続ければ両方の魔力が高まることは教授との研究で分かったことだ。
それをセオに言うと、それは知らなかったらしい。
確かに、セオはどちらの魔力も同じくらい強いから意識して魔力を上げようとしなかったのだろう。
校長もあんな感じだし。
なので、俺たちは無色オーラを常に全開にして、相殺したり、バキューム吸引したり、サイクロン吸引したりしながらトレーニングを重ねている。
恐らく、ここまで無色オーラで戦ったのは初めてだ。
ある程度、陽の魔力が高まったのでできるようになったが、これまでは出力が足りず、戦闘には向いていなかった。
しかし、セオは違った。
陽と隠にそれほど差がないことを知っていたから積極的に無色オーラを使っていたらしい。
「それじゃ、行くよ」
俺は無色オーラを鈍器にするイメージで練る。
右手に集め、セオを攻撃する。
セオは左手に無色オーラを集め、棘のついた無色の盾をオーラで形成する。
すると、攻撃したはずの俺の右手がズタボロになる。
無色オーラは光オーラの性質もあるので、すぐに回復にオーラを使う。
もちろんサイクロン吸引で吸引力はセオに負けてない。
どうやら、オーラ出力が負けてるせいで、結局は勝てない。
何か別のアイデアが必要だろう。
ん?
これはいけるか?
オーラに酸のイメージを付与する。
確か高校で習った酸の中に王酸とか言う、なんでも溶かす酸があったな。
それで行こう。
金属もドロドロに溶けていた。
「こうかな?」
オーラから臭いがでた。
俺の手が溶け出していた。
「おっと、危ない」
「ちょっと~。ストップ~」
「何してんのよ?臭いわよ?」
「いや、ちょっと、なんでも溶かす液体にオーラを変えてみようと思ったんだ。そしたら、俺の手まで溶けちゃって……」
「もう、何やってんのよ。早くオーラで治しなささいよ」
「あれ~? そんなことできるの~? 私もやったことないや~。でも、魔闘士大会では反則だろうけどね~」
「だよね。よし、治った。」
あれ?
でも、これって性質変化じゃなくて、物質変化だよね?
王酸に変化させたんでしょ?
やってみて気づいたけど、これって大きな発見じゃないかな?
「ねぇ、無色マナってひょっとして、物質になる?」
2人に聞いてみる。
「どういうことよ?わからない」
「言いたいことはわかったよ~。でも、やったことないよ。今、ライはできてたよね?」
セオは気づいたらしい。
「そうなんだよ。なんとなく溶かすんじゃなくて、王酸って物質をイメージしたんだ。別にその物質に詳しい訳じゃないけどね」
「あれ?これって、前に冗談で言ってた、アダマンタイトにオーラを変換できるってこと?」
アネモネは興奮気味に言う。
「オウサン? が何かはわからないけど、やってみよ~」
実験だ。
まずはアダマンタイトからだろうな。
ってか、ステンレスなんだけど。
まぁ、試しにやってみますか。
うーんと、まずは無色オーラを右手の拳の周りに集めて、それをアダマンタイトに変えるイメージをする。
……なかなか変わらない。
アダマンタイトの指輪を見てみる。
ん?
できた。
オーラの表面がどうみてもステンレスの色になってる。
オーラすごっ!
なんでもありか!
「できた~」
「できた」
どうやら2人もできたようだ。
と、いうことはここから知識無双が始まる予感がするぞ?
固くて軽い鎧作れば良いだろ?
あ、つーか、ダイヤで良くない?
指につけてるし。
「アネモネ、ダイヤの指輪してるよね?」
「あ」
「あ~」
2人とも気づいたようだ。
それじゃ、ダイヤは2人に任せて、俺は強化セラミックを試してみよう。
セラミックの包丁は前世に愛用していた。
よく覚えている。
今度は左手にオーラを集中させる。
そのオーラを包丁の形に整える。
そして、セラミックをイメージして変質させる。
「できた」
できてしまった。
しかも、俺の手から離れても消えない。
この世に存在してしまう。
オーラは減るようだが、この程度なら減ったうちにも入らない。
「何それ~?ナイフ?」
「そうだよ。セラミックっていう不思議な素材でできてるんだ。詳しくは知らないけど、見たことあったから作ってみたんだ」
「ヘえ~。白い金属? 不思議~」
「ライ、セオにも言ったら? 前世のこと。そのほうが話が早いよ? もうこんな関係なんだし、隠し事は少ない方がいいよ?」
「そうだな。言っておこうかな」
そして、俺は説明した。
俺には前世の記憶があること。
この惑星ではない隣の宇宙からきたこと。
見た目はこんなだけど、たまに大人びたことを言うのは中身がオッサンだからということ。
それら諸々を。
「ふ~ん。ライがライでいる限り私は好きだよ~。だから気にしないでね~。あ、でも、おじさんだからあんなにエッチがうまいんだ~」
「う、それは言われたら1番ツライやつかも」
「ウソウソ~。面白いこと知ってそうだし、教えてね~」
「うん。わかった。その、これからもよろしく」
ちょっと照れくさかった。
「それで、そのセラミックっていうのは前世の記憶なの?」
アネモネはそれが知りたかったらしい。
「ああ、そうだよ。軍隊の装備なんかにも使われてる素材だよ」
「そうなんだ。ちょっと触ってみてもいい?」
「もちろん。ナイフだから刃には気をつけてね」
「うん」
手渡す。
「かるっ!」
アネモネはかなり驚いていた。
「私も~」
アネモネがセオに渡す。
「うわ~。ほんとだ~」
セオは硬さも確認するように、曲げている。
曲がるが折れない。
「折れないね~」
「そりゃあ、ダイヤ並みに硬いって聞いたよ?」
「すごいね」
アネモネが驚いている。
すると、アネモネは俺のナイフを参考に同じセラミックのナイフを作り出した。
「おお」
びっくりする。
「なんでもアリだね~」
セオトレの副産物としてとんでもない発見をしてしまった。
これは教授も喜ぶだろうな。
今度教えてやろう。
どうして略しているかと言うと、すでにもう半月も行っているからだ。
そろそろ大学の夏休みも終わる。
それまでに成果を出したい。
その思いで、一生懸命励んできた。
ちなみに、俺は勘違いをしていたのだが、トレーニング1回につき、セックスを1回見せる契約だったらしい。
なので、このところ、トレーニング後に毎日1回ずつ見せ合いっこをしている。
俺が10代の健全な体でなければ干あがっていただろう。
そんな約束だったかな?
なんかどうも、アネモネとセオの仲がいいので、ハメられてる気がする。
まぁ、2人の仲が良いのが俺の幸せに直結しているので、何も文句はないが。
それに、見せるのは刺激があっていい。
アネモネも慣れてきたみたいで、2人きりでするより燃えている。
「ライ、交代だよ」
アネモネが息を切らしている。
「うん。セオ、よろしくね」
「は~い。いつでもどうぞ~」
セオトレは基本的に実践形式の組み手だ。
効率を重視して、無色オーラのみを使っている。
無色オーラを使い続ければ両方の魔力が高まることは教授との研究で分かったことだ。
それをセオに言うと、それは知らなかったらしい。
確かに、セオはどちらの魔力も同じくらい強いから意識して魔力を上げようとしなかったのだろう。
校長もあんな感じだし。
なので、俺たちは無色オーラを常に全開にして、相殺したり、バキューム吸引したり、サイクロン吸引したりしながらトレーニングを重ねている。
恐らく、ここまで無色オーラで戦ったのは初めてだ。
ある程度、陽の魔力が高まったのでできるようになったが、これまでは出力が足りず、戦闘には向いていなかった。
しかし、セオは違った。
陽と隠にそれほど差がないことを知っていたから積極的に無色オーラを使っていたらしい。
「それじゃ、行くよ」
俺は無色オーラを鈍器にするイメージで練る。
右手に集め、セオを攻撃する。
セオは左手に無色オーラを集め、棘のついた無色の盾をオーラで形成する。
すると、攻撃したはずの俺の右手がズタボロになる。
無色オーラは光オーラの性質もあるので、すぐに回復にオーラを使う。
もちろんサイクロン吸引で吸引力はセオに負けてない。
どうやら、オーラ出力が負けてるせいで、結局は勝てない。
何か別のアイデアが必要だろう。
ん?
これはいけるか?
オーラに酸のイメージを付与する。
確か高校で習った酸の中に王酸とか言う、なんでも溶かす酸があったな。
それで行こう。
金属もドロドロに溶けていた。
「こうかな?」
オーラから臭いがでた。
俺の手が溶け出していた。
「おっと、危ない」
「ちょっと~。ストップ~」
「何してんのよ?臭いわよ?」
「いや、ちょっと、なんでも溶かす液体にオーラを変えてみようと思ったんだ。そしたら、俺の手まで溶けちゃって……」
「もう、何やってんのよ。早くオーラで治しなささいよ」
「あれ~? そんなことできるの~? 私もやったことないや~。でも、魔闘士大会では反則だろうけどね~」
「だよね。よし、治った。」
あれ?
でも、これって性質変化じゃなくて、物質変化だよね?
王酸に変化させたんでしょ?
やってみて気づいたけど、これって大きな発見じゃないかな?
「ねぇ、無色マナってひょっとして、物質になる?」
2人に聞いてみる。
「どういうことよ?わからない」
「言いたいことはわかったよ~。でも、やったことないよ。今、ライはできてたよね?」
セオは気づいたらしい。
「そうなんだよ。なんとなく溶かすんじゃなくて、王酸って物質をイメージしたんだ。別にその物質に詳しい訳じゃないけどね」
「あれ?これって、前に冗談で言ってた、アダマンタイトにオーラを変換できるってこと?」
アネモネは興奮気味に言う。
「オウサン? が何かはわからないけど、やってみよ~」
実験だ。
まずはアダマンタイトからだろうな。
ってか、ステンレスなんだけど。
まぁ、試しにやってみますか。
うーんと、まずは無色オーラを右手の拳の周りに集めて、それをアダマンタイトに変えるイメージをする。
……なかなか変わらない。
アダマンタイトの指輪を見てみる。
ん?
できた。
オーラの表面がどうみてもステンレスの色になってる。
オーラすごっ!
なんでもありか!
「できた~」
「できた」
どうやら2人もできたようだ。
と、いうことはここから知識無双が始まる予感がするぞ?
固くて軽い鎧作れば良いだろ?
あ、つーか、ダイヤで良くない?
指につけてるし。
「アネモネ、ダイヤの指輪してるよね?」
「あ」
「あ~」
2人とも気づいたようだ。
それじゃ、ダイヤは2人に任せて、俺は強化セラミックを試してみよう。
セラミックの包丁は前世に愛用していた。
よく覚えている。
今度は左手にオーラを集中させる。
そのオーラを包丁の形に整える。
そして、セラミックをイメージして変質させる。
「できた」
できてしまった。
しかも、俺の手から離れても消えない。
この世に存在してしまう。
オーラは減るようだが、この程度なら減ったうちにも入らない。
「何それ~?ナイフ?」
「そうだよ。セラミックっていう不思議な素材でできてるんだ。詳しくは知らないけど、見たことあったから作ってみたんだ」
「ヘえ~。白い金属? 不思議~」
「ライ、セオにも言ったら? 前世のこと。そのほうが話が早いよ? もうこんな関係なんだし、隠し事は少ない方がいいよ?」
「そうだな。言っておこうかな」
そして、俺は説明した。
俺には前世の記憶があること。
この惑星ではない隣の宇宙からきたこと。
見た目はこんなだけど、たまに大人びたことを言うのは中身がオッサンだからということ。
それら諸々を。
「ふ~ん。ライがライでいる限り私は好きだよ~。だから気にしないでね~。あ、でも、おじさんだからあんなにエッチがうまいんだ~」
「う、それは言われたら1番ツライやつかも」
「ウソウソ~。面白いこと知ってそうだし、教えてね~」
「うん。わかった。その、これからもよろしく」
ちょっと照れくさかった。
「それで、そのセラミックっていうのは前世の記憶なの?」
アネモネはそれが知りたかったらしい。
「ああ、そうだよ。軍隊の装備なんかにも使われてる素材だよ」
「そうなんだ。ちょっと触ってみてもいい?」
「もちろん。ナイフだから刃には気をつけてね」
「うん」
手渡す。
「かるっ!」
アネモネはかなり驚いていた。
「私も~」
アネモネがセオに渡す。
「うわ~。ほんとだ~」
セオは硬さも確認するように、曲げている。
曲がるが折れない。
「折れないね~」
「そりゃあ、ダイヤ並みに硬いって聞いたよ?」
「すごいね」
アネモネが驚いている。
すると、アネモネは俺のナイフを参考に同じセラミックのナイフを作り出した。
「おお」
びっくりする。
「なんでもアリだね~」
セオトレの副産物としてとんでもない発見をしてしまった。
これは教授も喜ぶだろうな。
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