【完結】嫌われ悪女は俺の最愛 〜グレイシアとサイファの恋物語〜

紬あおい

文字の大きさ
17 / 22

16.家族旅行 ③ *

しおりを挟む

グレイシアをそっと横たえ、俺はシャツを脱ぎ捨てた。
ボタンを外す指先が少し震えて、それを見たグレイシアはくすりと笑った。

「サイファも緊張するのね?」

「当たり前だ、好きな女との初めてだからな。」

グレイシアの唇に軽く触れるような口付けを落とすと、グレイシアの手が俺の頬に添えられた。

「私も緊張しているけど、サイファだから触りたい。サイファも、私だから、でしょう?」

「うん、グレイシアだから。上手く出来るか分からないけど、大事に触れるからグレイシアも触って?」

「これは共同作業なのね?」

一人で納得しているグレイシアを見ていたら、緊張が和らいだ。

「グレイシア、全部見たいから脱がせていい?」

「うん、サイファも脱ぐなら。」

お互いに脱がせて、生まれたままの姿になる。

「あぁ、グレイシア、凄く綺麗だ。」

「胸が小さいから恥ずかしい…」

「小さくないよ?比較対象は居ないけど、俺は好きなサイズだ。グレイシアなら何もかも好きだ。」

そっと乳房に触れると、グレイシアがぴくっと体を弾ませる。
敏感なグレイシアが堪らなく愛おしくて、俺は桃色の蕾を口に含む。

ちゅっちゅと吸い舌で転がすと、蕾がぷっくりと立ってきた。

「ぁん、サイファ、何かじんじんする…」

交互に蕾を舐めると、グレイシアは甘く啼く。

「あぁん、んふっ、あぁぁ…」

グレイシアの秘所に指を這わせると、にゅるりと濡れていた。

「グレイシア、気持ちいい?」

「うん、もっと触って?」

中指を秘所に沈めると、なかからとろとろ蜜が溢れ、甘い匂いがした。

(ああ、舐めたい…吸い尽くしたい…)

初めての衝動に駆られて、俺はじゅっと吸い付いた。

「ああぁああ、サイファ、そこっ、変になる!」

(もっと乱れて、グレイシア。乱れる君が見たい!)

なかをゆっくり解しながら、花芽に吸い付くとグレイシアのなかがきゅーっと締まる。

「サイファ、サイファ!そこ、吸ったらダメっ!あああーっ!!」

きゅうきゅうと指を締め付けるなかを更に擦り上げ、グレイシアは初めての絶頂を迎えた。

「サイファ…刺激が強過ぎるわ…」

「よく解さないと、グレイシアが痛いだろうから…もう少し、解すよ?」

グレイシアが慣れて、気持ち良くなってくれたら、俺はそれだけでもいいと思っていた。

「サイファも…気持ち良くなって欲しいから…挿れて?奥でも感じたいの。」

頬を染めて誘うグレイシアに、俺の理性がぶつっと焼き切れた。

「すまない、我慢の限界が!グレイシア、挿れるね?」

陰茎をゆっくりとなかに沈めると、グレイシアが俺の背中に腕を回す。
力の入る指先は、きっと痛みを堪えているだろうに、グレイシアは嬉しそうな顔をする。

「全部入ったよ。痛い?」

「痛いけど、サイファだから耐えられるし、奥が変なの…だから、動いて?」

グレイシアは、俺の脳を溶かす気なのだろうか。
もう、そこからはグレイシアを気遣う理性の欠片すらなくなり、俺はグレイシアを只管抱いた。

控えめな喘ぎ声が嬌声に変わるまで、グレイシアを啼かせ、貪った。
朝焼けが窓を照らす頃、俺の意識が飛ぶ瞬間、グレイシアは呟いた。

「サイファ…絶倫過ぎる…」

怒る訳でもなく、俺に好き放題されたグレイシアは、俺の頭を撫でながらくすくす笑った。
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

暴君幼なじみは逃がしてくれない~囚われ愛は深く濃く

なかな悠桃
恋愛
暴君な溺愛幼なじみに振り回される女の子のお話。 ※誤字脱字はご了承くださいm(__)m

十歳の花嫁

アキナヌカ
恋愛
アルフは王太子だった、二十五歳の彼は花嫁を探していた。最初は私の姉が花嫁になると思っていたのに、彼が選んだのは十歳の私だった。彼の私に対する執着はおかしかった。

私の意地悪な旦那様

柴咲もも
恋愛
わたくし、ヴィルジニア・ヴァレンティーノはこの冬結婚したばかり。旦那様はとても紳士で、初夜には優しく愛してくれました。けれど、プロポーズのときのあの言葉がどうにも気になって仕方がないのです。 ――《嗜虐趣味》って、なんですの? ※お嬢様な新妻が性的嗜好に問題ありのイケメン夫に新年早々色々されちゃうお話 ※ムーンライトノベルズからの転載です

冷酷騎士様の「愛さない」は一分も持たなかった件

水月
恋愛
「君を愛するつもりはない」 結婚初夜、帝国最強の冷酷騎士ヴォルフラム・ツヴァルト公爵はそう言い放った。 出来損ないと蔑まれ、姉の代わりの生贄として政略結婚に差し出されたリーリア・ミラベルにとって、それはむしろ救いだった。 愛を期待されないのなら、失望させることもない。 契約妻として静かに役目を果たそうとしたリーリアは、緩んだ軍服のボタンを自らの銀髪と微弱な強化魔法で直す。 ただ「役に立ちたい」という一心だった。 ――その瞬間。 冷酷騎士の情緒が崩壊した。 「君は、自分の価値を分かっていない」 開始一分で愛さない宣言は撤回。 無自覚に自己評価が低い妻に、激重独占欲を発症した最強騎士が爆誕する。 以後、 寝室は強制統合 常時抱っこ移動 一秒ごとに更新される溺愛 妻を傷つける者には容赦なし宣言 甘さ過多、独占欲過剰、愛情暴走中。 さらにはリーリアを取り戻そうとする実家の横槍まで入り――? 自己評価ゼロの健気令嬢と愛が一分も我慢できなかった最強騎士。 溺愛が止まらない、契約結婚から始まる甘すぎる逆転ラブコメ

最強魔術師の歪んだ初恋

黒瀬るい
恋愛
伯爵家の養子であるアリスは親戚のおじさまが大好きだ。 けれどアリスに妹が産まれ、アリスは虐げれるようになる。そのまま成長したアリスは、男爵家のおじさんの元に嫁ぐことになるが、初夜で破瓜の血が流れず……?

愛されないと吹っ切れたら騎士の旦那様が豹変しました

蜂蜜あやね
恋愛
隣国オデッセアから嫁いできたマリーは次期公爵レオンの妻となる。初夜は真っ暗闇の中で。 そしてその初夜以降レオンはマリーを1年半もの長い間抱くこともしなかった。 どんなに求めても無視され続ける日々についにマリーの糸はプツリと切れる。 離縁するならレオンの方から、私の方からは離縁は絶対にしない。負けたくない! 夫を諦めて吹っ切れた妻と妻のもう一つの姿に惹かれていく夫の遠回り恋愛(結婚)ストーリー ※本作には、性的行為やそれに準ずる描写、ならびに一部に性加害的・非合意的と受け取れる表現が含まれます。苦手な方はご注意ください。 ※ムーンライトノベルズでも投稿している同一作品です。

虚弱姫はコワモテ将軍の筋肉に触りたい

隙間ちほ
恋愛
◼︎無骨な英雄×病弱な筋肉フェチ姫 ◼︎辺境伯の末娘エルナは、領軍の英雄マテウスとの結婚が決まった。政略結婚――のはずが、実は姫は将軍の熱烈なファン。姫がノリノリで嫁ぐ一方、当のマテウスは「か弱い姫君に嫌われている」と思い込み、距離を取ってしまう……。 ◼︎筋肉と鼻血とすれ違いラブコメ。 ◼︎超高速展開、サクッと読めます。

認知しろとは言ってない〜ヤンデレ化した元カレに溺愛されちゃいました〜

鳴宮鶉子
恋愛
認知しろとは言ってない〜ヤンデレ化した元カレに溺愛されちゃいました〜

処理中です...