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16.家族旅行 ③ *
しおりを挟むグレイシアをそっと横たえ、俺はシャツを脱ぎ捨てた。
ボタンを外す指先が少し震えて、それを見たグレイシアはくすりと笑った。
「サイファも緊張するのね?」
「当たり前だ、好きな女との初めてだからな。」
グレイシアの唇に軽く触れるような口付けを落とすと、グレイシアの手が俺の頬に添えられた。
「私も緊張しているけど、サイファだから触りたい。サイファも、私だから、でしょう?」
「うん、グレイシアだから。上手く出来るか分からないけど、大事に触れるからグレイシアも触って?」
「これは共同作業なのね?」
一人で納得しているグレイシアを見ていたら、緊張が和らいだ。
「グレイシア、全部見たいから脱がせていい?」
「うん、サイファも脱ぐなら。」
お互いに脱がせて、生まれたままの姿になる。
「あぁ、グレイシア、凄く綺麗だ。」
「胸が小さいから恥ずかしい…」
「小さくないよ?比較対象は居ないけど、俺は好きなサイズだ。グレイシアなら何もかも好きだ。」
そっと乳房に触れると、グレイシアがぴくっと体を弾ませる。
敏感なグレイシアが堪らなく愛おしくて、俺は桃色の蕾を口に含む。
ちゅっちゅと吸い舌で転がすと、蕾がぷっくりと立ってきた。
「ぁん、サイファ、何かじんじんする…」
交互に蕾を舐めると、グレイシアは甘く啼く。
「あぁん、んふっ、あぁぁ…」
グレイシアの秘所に指を這わせると、にゅるりと濡れていた。
「グレイシア、気持ちいい?」
「うん、もっと触って?」
中指を秘所に沈めると、膣からとろとろ蜜が溢れ、甘い匂いがした。
(ああ、舐めたい…吸い尽くしたい…)
初めての衝動に駆られて、俺はじゅっと吸い付いた。
「ああぁああ、サイファ、そこっ、変になる!」
(もっと乱れて、グレイシア。乱れる君が見たい!)
膣をゆっくり解しながら、花芽に吸い付くとグレイシアの膣がきゅーっと締まる。
「サイファ、サイファ!そこ、吸ったらダメっ!あああーっ!!」
きゅうきゅうと指を締め付ける膣を更に擦り上げ、グレイシアは初めての絶頂を迎えた。
「サイファ…刺激が強過ぎるわ…」
「よく解さないと、グレイシアが痛いだろうから…もう少し、解すよ?」
グレイシアが慣れて、気持ち良くなってくれたら、俺はそれだけでもいいと思っていた。
「サイファも…気持ち良くなって欲しいから…挿れて?奥でも感じたいの。」
頬を染めて誘うグレイシアに、俺の理性がぶつっと焼き切れた。
「すまない、我慢の限界が!グレイシア、挿れるね?」
陰茎をゆっくりと膣に沈めると、グレイシアが俺の背中に腕を回す。
力の入る指先は、きっと痛みを堪えているだろうに、グレイシアは嬉しそうな顔をする。
「全部入ったよ。痛い?」
「痛いけど、サイファだから耐えられるし、奥が変なの…だから、動いて?」
グレイシアは、俺の脳を溶かす気なのだろうか。
もう、そこからはグレイシアを気遣う理性の欠片すらなくなり、俺はグレイシアを只管抱いた。
控えめな喘ぎ声が嬌声に変わるまで、グレイシアを啼かせ、貪った。
朝焼けが窓を照らす頃、俺の意識が飛ぶ瞬間、グレイシアは呟いた。
「サイファ…絶倫過ぎる…」
怒る訳でもなく、俺に好き放題されたグレイシアは、俺の頭を撫でながらくすくす笑った。
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