妹に婚約者を奪われた公爵令嬢は只今辺境伯に溺愛されています

紬あおい

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23.妻は魔性の女!?




その夜、ヴェルシスとリシャール殿下は、夕食後客間に篭って夜遅くまで話していた。
私は湯浴みを済ませ、両親に手紙を書きながら、ヴェルシスが寝室に戻るのを待っていた。

「リルア、まだ起きていたのか?待たせてすまない。」

湯浴みの後なのか、髪を拭きながらヴェルシスは寝室に入って来た。
相変わらず、水も滴るイケメンだ。

「いえ、手紙を書いていましたので。でも…待っていましたわ。ヴェルシスの傷痕も確認しなければならないし。」

オリヴァーに刺された傷はだいぶ良くなったが、二度も同じ所を刺され、引き攣れは酷くなっていた。

「皮膚を柔らかく保つ塗り薬を取り寄せましたの。試してみましょう?」

私は、家令のエリオンや執事のロナルドにも相談し、塗り薬を手配していた。
彼らはフェリス同様、元騎士である為、怪我については私よりも詳しかったからだ。

「俺の妻は優しいな。早速塗ってくれるか?」

「はい、夜着を脱いでうつ伏せになってくださいませ。」

ベッドにうつ伏せになったヴェルシスの背筋に萌えつつ、生々しい傷痕に心が痛む。

「痛いですか…?」

「いや、痛みはないよ。二度目だから少し回復に時間が掛かっているけど、リルアが甲斐甲斐しく面倒を見てくれるから大丈夫だ。」

大したことをしていないのに、いつも労う言葉を欠かさないヴェルシスは、正に夫のかがみだ。

「ヴェルシスがいつも褒めてくれるから、私も嬉しくて、つい世話焼きになっちゃうのよ?」

「出逢った頃とだいぶ変わったな…表情が豊かになったし、いろいろ話してくれるし。
いや、元々の気質が出せるようになったのか。」

「あなたのおかげよ?」

「そうか。ならば、是非とも感謝を伝えてもらわなくては!」

くるりと体勢を変えられ、あっという間に組み敷かれる。

「リルア、いいか?親書も受け取ったことだし。ククッ!」

「親書がなくても、ヴェルシスとなら!」

「その言葉、撤回するなよ?ちょっと久しぶりだから、手加減は出来ない。」

ヴェルシスは私の両手を引っ張り、膝に乗せて深く口付け、夜着をずり下げた。

「ぅ、うんっ……あっ…」

口付けの角度が変わる度、胸の蕾がヴェルシスの胸筋と擦れて切ない。

「触って…?」

ヴェルシスの手を胸に添えると、私を膝立ちにさせて蕾に吸い付いた。

「んはっ、あぁんっ!」

温かな舌は緩急をつけて優しく蕾を転がし、柔らかな唇で挟んで扱く。
普段から勘が良いと豪語するヴェルシスは、いつの間にか私の好きな強弱を心得ていて、ちゅぷちゅぷと響く水音にも下腹が疼き始める。

「ああっ、ヴェルシス、こっちも…」

ヴェルシスの手を下に導き、秘所に誘うと、ふっと笑った。

「今夜のリルアは積極的でいいね。素直なリルアがまた好きになる。」

二本の指が隘路を掻き回し、親指が花芽を押し潰すと、私は堪らなくなってヴェルシスの唇を奪う。

「あぁ…リルア、このまま挿れよう。ゆっくり腰を落として?」

腰に添えられたヴェルシスの手は、私を肉棒へと導き、先端が隘路に沈んだ瞬間、私は達した。

「あっ、だめっ、イっちゃう!抜いて!?ヴェルシス、だめっっっ!!」

拒んでもヴェルシスの手は緩まず、そのまま肉棒は最奥を抉った。

「あああー、だめっ、イくっ!」

仰け反って震える私を更なる抽送で追い込むヴェルシスは、夢中で腰を突き上げた。

「ああ、リルア、気持ちいいな!もうとろとろに締め付ける。溶けそうだよ!!」

「イってるから!ねぇ、だめだったらっ!!」

「この締まりが堪らないんだ、くっ、持っていかれそうだ!」

体が大きく弾む程に浅く深く隘路を掻き回し、私をめちゃくちゃにする。

「またイきそうっ、ねぇ、ヴェルシス、もう、もう、お願いっ!」

「リルア、イけっ、奥にくれてやるっ!!」

「あああー、イ、イクッ!」

「くっ、俺もっ、リルア!」

ぎゅっと抱き締め合ったまま口付け、ヴェルシスは最奥に肉棒の先端を押し付けた。
自分でも分かる程になかはヴェルシスの肉棒をぎゅうぎゅうに締め付け、先端を吸い上げていた。

「リルア、君は魔性の女なのか…?」

熱く滾る白濁を出し切ったヴェルシスは、私の耳朶を噛んで呟いた。



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