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112. 好きにしてと、言われたならば
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(改めて見ても、本当に綺麗だよな)
すっかり顕になった美香の下半身を眺めながら、俺はそんなことを思った。
下腹部から股間にかけてもさることながら、白いニーソックスに包まれた太ももはまるで絹のような滑らかさだ。
指を表面に滑らせると、美香はくすぐったそうに脚を動かす。
両手で両脚の感触を一通り楽しんだあとは、下腹部を撫でることにした。
この奥に、膀胱や子宮がある。超がつくほどデリケートなエリアを無防備に晒して、この世界の女の子たちは生活している。
鼠径部を指先でなぞり、行き着く先はぴったり閉じた割れ目の横。
割れ目そのものには手を出さず、まわりを撫で回す。
くすぐるように、優しく…時々、少しだけ指を沈ませる。
そのたび、ちらりと開いた割れ目の隙間から、とろりとした透明な雫がこぼれ落ちる。
「…挿れるぞ」
独り言を漏らして、人差し指と中指をゆっくりと割れ目の中へと侵入させる。
きゅっと締め付けるような感触に抵抗するように、奥へ奥へと動かしていく。
指を曲げて内側を擦ると、ぴくりと美香の腰が動く。
何度も撫でるように擦ってやると、腰の動きがだんだん大きくなっていく。
美香の息遣いも荒くなっていく。
それでも手を止めず、一定の速度で指を動かし続けると――突然、一層締め付けが強くなった。
同時に、腰がガクンと浮いて、ベッドを軋ませた。
(イッた、ということなんだよな)
それでも美香は、寝たまま――正確に言えば、多分寝たふりを貫いている。
これは、続けていいというサインだろうか。
…嫌なら本人が止めるだろう。
俺はそう判断した。
指を抜くと、電灯に照らされた銀糸が垂線を描いて、布団に吸われていった。
俺はその指を気にしないまま、手を太ももに、親指を割れ目の横にあてがい、そして親指に力を入れた。
綺麗な一本のすじだったそれは、今や綺麗なピンク色の中身を晒している。
花びらと形容される襞も、俺の指がさっきまで蹂躙していた膣も、尿道も、クリトリスも、全てが俺の前に晒された。
美香の表情は、布団に隠れて見えない。
どこを触ろうかと視線を彷徨わせていると、クリトリスがほんの少しずつ大きくなっていくのを見つけた。
まさに今勃起しつつあるそれに、俺は愛液で濡れた指で触った。
「んっ…!」
声を漏らした美香は、一瞬頭を起こし目を開いてこちらを見たが、またすぐに寝たフリに戻った。
…そんなにも寝たフリにこだわるのは、なんでだろうか。
多少不思議に思いつつも、クリトリスを弄っていく。
勃起したソレの皮はとうに剥けて、今はただ撫で回されることによる快感を受け入れている。
(このまま美香がイッたら、一旦止めるか)
俺はそう決めて、丁寧に、しかししつこく弄り続けた。
「…ストップ…」
「ん?」
不意に、美香が声を上げた。
「一回、止めて…」
「…わかった。どうかしたか?」
「きもちよすぎる、から…」
自分の指で美香を気持ちよくできていたことに、多少幸福感を覚える。
だが、少しだけ疑問も浮かんでいた。
「…なあ、美香。『何でもしていい』って言ったのは、なんでだ?」
俺はそれを口にすることにした。
すっかり顕になった美香の下半身を眺めながら、俺はそんなことを思った。
下腹部から股間にかけてもさることながら、白いニーソックスに包まれた太ももはまるで絹のような滑らかさだ。
指を表面に滑らせると、美香はくすぐったそうに脚を動かす。
両手で両脚の感触を一通り楽しんだあとは、下腹部を撫でることにした。
この奥に、膀胱や子宮がある。超がつくほどデリケートなエリアを無防備に晒して、この世界の女の子たちは生活している。
鼠径部を指先でなぞり、行き着く先はぴったり閉じた割れ目の横。
割れ目そのものには手を出さず、まわりを撫で回す。
くすぐるように、優しく…時々、少しだけ指を沈ませる。
そのたび、ちらりと開いた割れ目の隙間から、とろりとした透明な雫がこぼれ落ちる。
「…挿れるぞ」
独り言を漏らして、人差し指と中指をゆっくりと割れ目の中へと侵入させる。
きゅっと締め付けるような感触に抵抗するように、奥へ奥へと動かしていく。
指を曲げて内側を擦ると、ぴくりと美香の腰が動く。
何度も撫でるように擦ってやると、腰の動きがだんだん大きくなっていく。
美香の息遣いも荒くなっていく。
それでも手を止めず、一定の速度で指を動かし続けると――突然、一層締め付けが強くなった。
同時に、腰がガクンと浮いて、ベッドを軋ませた。
(イッた、ということなんだよな)
それでも美香は、寝たまま――正確に言えば、多分寝たふりを貫いている。
これは、続けていいというサインだろうか。
…嫌なら本人が止めるだろう。
俺はそう判断した。
指を抜くと、電灯に照らされた銀糸が垂線を描いて、布団に吸われていった。
俺はその指を気にしないまま、手を太ももに、親指を割れ目の横にあてがい、そして親指に力を入れた。
綺麗な一本のすじだったそれは、今や綺麗なピンク色の中身を晒している。
花びらと形容される襞も、俺の指がさっきまで蹂躙していた膣も、尿道も、クリトリスも、全てが俺の前に晒された。
美香の表情は、布団に隠れて見えない。
どこを触ろうかと視線を彷徨わせていると、クリトリスがほんの少しずつ大きくなっていくのを見つけた。
まさに今勃起しつつあるそれに、俺は愛液で濡れた指で触った。
「んっ…!」
声を漏らした美香は、一瞬頭を起こし目を開いてこちらを見たが、またすぐに寝たフリに戻った。
…そんなにも寝たフリにこだわるのは、なんでだろうか。
多少不思議に思いつつも、クリトリスを弄っていく。
勃起したソレの皮はとうに剥けて、今はただ撫で回されることによる快感を受け入れている。
(このまま美香がイッたら、一旦止めるか)
俺はそう決めて、丁寧に、しかししつこく弄り続けた。
「…ストップ…」
「ん?」
不意に、美香が声を上げた。
「一回、止めて…」
「…わかった。どうかしたか?」
「きもちよすぎる、から…」
自分の指で美香を気持ちよくできていたことに、多少幸福感を覚える。
だが、少しだけ疑問も浮かんでいた。
「…なあ、美香。『何でもしていい』って言ったのは、なんでだ?」
俺はそれを口にすることにした。
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