27 / 59
魔法学校に転入します
時間の流れ
しおりを挟む
「これには、ちゃんと理由があるわ
この先、ユウが向こうの世界に行ったとしても貴方を知る人がいないから
そして、存在を残しておくと、記憶に残ってる人を混乱させてしまうからよ」
「そ…そんなこと、分からないじゃんか!!!」
「分かるわ…ココの時間の流れと、向こうの時間の流れは異なるの」
「そんなの知ってる!!1日は70時間で1年は…っ!」
ユウは、自分で言いながら気づいてしまった
気づいた瞬間、ユウの顔は悲しみ染まる
泣くことを必死に堪えている…そんな表情だった
「そう…1年は6000日…そして、こっちの1日は向こうの約3日分
つまり、こちらが1年を終える頃には向こうは約18000日終えていることになるの
それを年数になおすと約50年…」
「っ!」
「向こうで50年もの年月が流れているのに、貴方は1年しか年月が流れていない」
ユウはショックで立っていられず、座り込む
向こうとこちらの月日の流れの違いを気にしていたのに…自分の年齢も気にしてたのに…向こうからこちらへの変換ばかりで、逆を考えていなかった
50年という、しっかりとした数字を示され、その数字がユウに重くのしかかる
「これ以上は言わなくても分かるでしょう?」
ユウは、黙って頷いた
(僕が1年以内に向こうの世界に行って、知ってる人に会うと混乱を招く…
こっちで2年過ごせして向こうに行けば、確実に知ってる人なんていない…
僕がこっちに来た瞬間…それが永遠の別れなんだ…)
「分かってくれていると思うけど…
私達は遊び半分で貴方をココに連れてきたわけじゃないわ」
「ホン…トに…?」
ユウの中で両親のイメージは、気楽で何も考えず、楽しい事なら何でもやる…というものだ
こんな世界を越えることを、何も考えずにされたら怒りを覚えるが…
「えぇ、もちろんよ
貴方の魔力はとても強くて大きい
コントロール出来ていないと、いずれ暴走してしまうの
もし、あのまま向こうの世界にいたとしたら、近い将来暴走して向こうの世界を崩壊させてしまっていたわ」
「!?」
「一応、ギリギリまで向こうにいたつもりよ?
きちんとコントロールを覚えないと、大きな力は破壊を生むわ」
「…分かった…でも!事前に言ってくれたって!!!」
「事前に言っても、あの世界じゃココの世界の事を許容出来ないし、事実として受け取ってくれないでしょ?」
「!?…た、たしかに…」
今日の朝を思い出し、言い返す言葉も無い
ココの風景を目の当たりにして、やっと信じる気になったのだ
言葉の説明だけなら、本当の事だと思いはしない
冗談と決め付けて、記憶の片隅にも置いていないだろう
この先、ユウが向こうの世界に行ったとしても貴方を知る人がいないから
そして、存在を残しておくと、記憶に残ってる人を混乱させてしまうからよ」
「そ…そんなこと、分からないじゃんか!!!」
「分かるわ…ココの時間の流れと、向こうの時間の流れは異なるの」
「そんなの知ってる!!1日は70時間で1年は…っ!」
ユウは、自分で言いながら気づいてしまった
気づいた瞬間、ユウの顔は悲しみ染まる
泣くことを必死に堪えている…そんな表情だった
「そう…1年は6000日…そして、こっちの1日は向こうの約3日分
つまり、こちらが1年を終える頃には向こうは約18000日終えていることになるの
それを年数になおすと約50年…」
「っ!」
「向こうで50年もの年月が流れているのに、貴方は1年しか年月が流れていない」
ユウはショックで立っていられず、座り込む
向こうとこちらの月日の流れの違いを気にしていたのに…自分の年齢も気にしてたのに…向こうからこちらへの変換ばかりで、逆を考えていなかった
50年という、しっかりとした数字を示され、その数字がユウに重くのしかかる
「これ以上は言わなくても分かるでしょう?」
ユウは、黙って頷いた
(僕が1年以内に向こうの世界に行って、知ってる人に会うと混乱を招く…
こっちで2年過ごせして向こうに行けば、確実に知ってる人なんていない…
僕がこっちに来た瞬間…それが永遠の別れなんだ…)
「分かってくれていると思うけど…
私達は遊び半分で貴方をココに連れてきたわけじゃないわ」
「ホン…トに…?」
ユウの中で両親のイメージは、気楽で何も考えず、楽しい事なら何でもやる…というものだ
こんな世界を越えることを、何も考えずにされたら怒りを覚えるが…
「えぇ、もちろんよ
貴方の魔力はとても強くて大きい
コントロール出来ていないと、いずれ暴走してしまうの
もし、あのまま向こうの世界にいたとしたら、近い将来暴走して向こうの世界を崩壊させてしまっていたわ」
「!?」
「一応、ギリギリまで向こうにいたつもりよ?
きちんとコントロールを覚えないと、大きな力は破壊を生むわ」
「…分かった…でも!事前に言ってくれたって!!!」
「事前に言っても、あの世界じゃココの世界の事を許容出来ないし、事実として受け取ってくれないでしょ?」
「!?…た、たしかに…」
今日の朝を思い出し、言い返す言葉も無い
ココの風景を目の当たりにして、やっと信じる気になったのだ
言葉の説明だけなら、本当の事だと思いはしない
冗談と決め付けて、記憶の片隅にも置いていないだろう
0
あなたにおすすめの小説
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ぽっちゃり女子の異世界人生
猫目 しの
ファンタジー
大抵のトリップ&転生小説は……。
最強主人公はイケメンでハーレム。
脇役&巻き込まれ主人公はフツメンフツメン言いながらも実はイケメンでモテる。
落ちこぼれ主人公は可愛い系が多い。
=主人公は男でも女でも顔が良い。
そして、ハンパなく強い。
そんな常識いりませんっ。
私はぽっちゃりだけど普通に生きていたい。
【エブリスタや小説家になろうにも掲載してます】
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
ちくわ
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
追放聖女だってお茶したい!─セカンドライフはティーサロン経営を志望中─
石田空
ファンタジー
「ミーナ今までありがとう。聖女の座を降りてもらおう」
貴族の利権関係が原因でいきなり聖女をクビになった庶民出身のミーナ。その上あてがわれた婚約者のルカは甘味嫌いで食の趣味が合わない。
「嫌! 人の横暴に付き合うのはもうこりごり! 私は逃げます!」
かくしてミーナは神殿から脱走し、ティーサロン経営のために奔走しはじめた。
ときどき舞い込んでくるトラブル。
慌ててミーナを探しているルカ。
果たしてミーナは理想のセカンドライフを歩めるのか。
甘いお菓子とお茶。そしてちょっとの恋模様。
*サイトより転載になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる