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異世界転生の初日
質問は考えてしていきましょう
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さて、次の質問を考えよう。
時間は有限だ…大事なことは生き残ることだ。
死んでしまえば意味が無い。
それでは次の質問だ。
スキルとやらを効率良く覚えるにはどうすればいい? 1番効率良くだ。
《同じ事を何度もすれば覚えやすいよ。1番効率の良い方法は、『教導スキル』を持っている人にそのスキルを教えてもらえれば1番効率が良いよ》
これも良い情報だ。
今後のスキル獲得に役に立ちそうだ。
それでは今、必要な情報を考えよう…質問だ。
今の私が、安全に1日を過ごせる場所はこの平原のどこにある?
《今の君が1日を安全に過ごそうとするなら、この平原を出るしかないね。そういう意味ではこの平原には、そんな場所は無いよ》
成る程、これは早急にこの場所を離れた方が良さそうだ。
私は北に向かおうとして、北がどちらの方向か分からない事に気がつく。
これはしまった、失敗だったな。
草以外何もない平原で、方向を知ることは今の私には質問しかないのか?
いや、取り敢えず
【アイテムボックス】
と、念じて見た。
更にウインドウが増え、持ち物が一覧で表示されている。
この中で使えそうな物は…杖だな。
日時計にする訳ではない。
大体、この世界の太陽が、東から西に沈むのかも怪しい今、日時計を使う事は危険に繋がるだろう。
杖は、前方を注意して進むには必要な道具だ。
他には、フード付きローブがあるので取り出して着ておこう。
今の姿では、夜の気温差に耐えれるか分からないしな。
二つの名前に意識をすると、手の中に杖とローブが現れる。
何とも便利な能力だな。
他にもナイフと水筒、背負い袋があるので出しておく。
アイテムボックスのウインドウを閉じるように念じて、次はステータスの確認だ。
【ステータス】
と念じると、また違うウインドウが現れる。
見てみると、どうやら私の能力が表示されるようだ。
しかも名前とスキルと称号の簡単設計である。
『名前』
・なし
『ユニークスキル』
・契約書
・異世界言語
『スキル』
・鑑定 Lv1
・生活魔法 Lv1
・アイテムボックス Lv1
『称号』
・異世界転生者
名前が無いのは驚きだが、記憶が無いのだから仕方がないか。
生活魔法とやらを意識すると
生活魔法 Lv1
・トーチ
・ウォーター
・ディグ
・エア
・ライト
と、表示された。
しかも、魔法の名前を見るだけで、その使い方と効果が分かってしまう。
魔法の中には方向を知るようなものはなさそうだ。
仕方がないので質問だ。
この世界の、東西南北はどうなっている?
《今、君が向いている方向が南になるね。後は君が知っている常識の通り、後ろが北で右が西、左が東だよ》
その情報を聞いて回れ右をする。
さて、ここからは本当に命懸けの行進だ。
杖で前を叩きながら進んで行く。
道が無いので、道に出るまでは気を抜けない。
歩いている途中に、周りをある程度の間隔で見渡すようにする。
このような場所だと、いつ襲われるか分からない。
そんな遅々とした行進をしながら、次の質問を考える。
街に入る時に必要な事を聞くか?
いや、駄目だ…そんな事より後々のことを聞いておいた方が良い。
少なくとも、これ以上ここでの事に使っては勿体なさすぎる。
《後十分で質問は締め切るよ》
プレッシャーをかけられるが平常心だ、平常心。
今は、一刻も早く安全に街に向かい、寝る場所を確保する事が大事だ。
では、最後の質問だ。今の時点で死んでいる転生者は何人だ?
《…今の時点で死んでいる転生者は、3人だね》
やはり、そんな優しい世界ではなかったようだ。
異世界チート転生でも、高々1時間もしないうちにこの有様だ。
私は額の汗を拭いながらも杖を使い、前を確認しながら進んで行く。
勿論、周囲の確認も怠らない。
命が掛かっている行動だ。
《それでは、質問受け入れを終了しするよ。以後、メールによって特別クエストなどが送られるから気をつけてね》
最後に大きな爆弾を残された。
それは所謂、強制イベントと言うのではなかろうか?
先程、何も使命を与えないと明言していたはずだか…どうせ任意のクエストです、と言い張るのだろう。
私達の逃げ道を全て塞いで…
かれこれ2時間程行進していくと、ようやく道と呼べそうなものに突き当たる。
踏み固められた程度の、轍が目立つ道路だ。
北に伸びているので、これが街へと続く道に間違いはないだろう。
さて、これからは人災がメインになりそうだ。
気を引き締めて進もう。
今の私には、戦闘力が皆無に等しい。
私は何故、チートに契約書なるものを選んだのか?
記憶のあった頃の私に物申したい。
一休みする為、アイテムボックスから少量の食糧を出して、水と一緒に流し込む。
味は推して知るべし。
流し込まないと食べれない。
ついでに、何かスキルを覚えてないか確認する。
『スキル』
・鑑定 Lv1
・生活魔法 Lv1
・アイテムボックス Lv1
・索敵 Lv1(new)
・危険察知 Lv1(new)
護身に力を注いだ所為か、身の危険に必要そうなスキルが増えた。
索敵を意識すると表示が増える。
・索敵
探索系アクティブスキル
敵意や害意を持つ者が近くにいると、反応するスキル。
意識して使わないと使用できない。
Lv×50mの範囲で反応する。
・危険察知
感覚系パッシブスキル
自分の身に、危険がある場合に発動するスキル。
野生の動物などがよく所持している。
Lv×25mの範囲で発動する。
かなり自分に合ったスキルのようだ。
このまま成長させて行くとしよう。
時間は有限だ…大事なことは生き残ることだ。
死んでしまえば意味が無い。
それでは次の質問だ。
スキルとやらを効率良く覚えるにはどうすればいい? 1番効率良くだ。
《同じ事を何度もすれば覚えやすいよ。1番効率の良い方法は、『教導スキル』を持っている人にそのスキルを教えてもらえれば1番効率が良いよ》
これも良い情報だ。
今後のスキル獲得に役に立ちそうだ。
それでは今、必要な情報を考えよう…質問だ。
今の私が、安全に1日を過ごせる場所はこの平原のどこにある?
《今の君が1日を安全に過ごそうとするなら、この平原を出るしかないね。そういう意味ではこの平原には、そんな場所は無いよ》
成る程、これは早急にこの場所を離れた方が良さそうだ。
私は北に向かおうとして、北がどちらの方向か分からない事に気がつく。
これはしまった、失敗だったな。
草以外何もない平原で、方向を知ることは今の私には質問しかないのか?
いや、取り敢えず
【アイテムボックス】
と、念じて見た。
更にウインドウが増え、持ち物が一覧で表示されている。
この中で使えそうな物は…杖だな。
日時計にする訳ではない。
大体、この世界の太陽が、東から西に沈むのかも怪しい今、日時計を使う事は危険に繋がるだろう。
杖は、前方を注意して進むには必要な道具だ。
他には、フード付きローブがあるので取り出して着ておこう。
今の姿では、夜の気温差に耐えれるか分からないしな。
二つの名前に意識をすると、手の中に杖とローブが現れる。
何とも便利な能力だな。
他にもナイフと水筒、背負い袋があるので出しておく。
アイテムボックスのウインドウを閉じるように念じて、次はステータスの確認だ。
【ステータス】
と念じると、また違うウインドウが現れる。
見てみると、どうやら私の能力が表示されるようだ。
しかも名前とスキルと称号の簡単設計である。
『名前』
・なし
『ユニークスキル』
・契約書
・異世界言語
『スキル』
・鑑定 Lv1
・生活魔法 Lv1
・アイテムボックス Lv1
『称号』
・異世界転生者
名前が無いのは驚きだが、記憶が無いのだから仕方がないか。
生活魔法とやらを意識すると
生活魔法 Lv1
・トーチ
・ウォーター
・ディグ
・エア
・ライト
と、表示された。
しかも、魔法の名前を見るだけで、その使い方と効果が分かってしまう。
魔法の中には方向を知るようなものはなさそうだ。
仕方がないので質問だ。
この世界の、東西南北はどうなっている?
《今、君が向いている方向が南になるね。後は君が知っている常識の通り、後ろが北で右が西、左が東だよ》
その情報を聞いて回れ右をする。
さて、ここからは本当に命懸けの行進だ。
杖で前を叩きながら進んで行く。
道が無いので、道に出るまでは気を抜けない。
歩いている途中に、周りをある程度の間隔で見渡すようにする。
このような場所だと、いつ襲われるか分からない。
そんな遅々とした行進をしながら、次の質問を考える。
街に入る時に必要な事を聞くか?
いや、駄目だ…そんな事より後々のことを聞いておいた方が良い。
少なくとも、これ以上ここでの事に使っては勿体なさすぎる。
《後十分で質問は締め切るよ》
プレッシャーをかけられるが平常心だ、平常心。
今は、一刻も早く安全に街に向かい、寝る場所を確保する事が大事だ。
では、最後の質問だ。今の時点で死んでいる転生者は何人だ?
《…今の時点で死んでいる転生者は、3人だね》
やはり、そんな優しい世界ではなかったようだ。
異世界チート転生でも、高々1時間もしないうちにこの有様だ。
私は額の汗を拭いながらも杖を使い、前を確認しながら進んで行く。
勿論、周囲の確認も怠らない。
命が掛かっている行動だ。
《それでは、質問受け入れを終了しするよ。以後、メールによって特別クエストなどが送られるから気をつけてね》
最後に大きな爆弾を残された。
それは所謂、強制イベントと言うのではなかろうか?
先程、何も使命を与えないと明言していたはずだか…どうせ任意のクエストです、と言い張るのだろう。
私達の逃げ道を全て塞いで…
かれこれ2時間程行進していくと、ようやく道と呼べそうなものに突き当たる。
踏み固められた程度の、轍が目立つ道路だ。
北に伸びているので、これが街へと続く道に間違いはないだろう。
さて、これからは人災がメインになりそうだ。
気を引き締めて進もう。
今の私には、戦闘力が皆無に等しい。
私は何故、チートに契約書なるものを選んだのか?
記憶のあった頃の私に物申したい。
一休みする為、アイテムボックスから少量の食糧を出して、水と一緒に流し込む。
味は推して知るべし。
流し込まないと食べれない。
ついでに、何かスキルを覚えてないか確認する。
『スキル』
・鑑定 Lv1
・生活魔法 Lv1
・アイテムボックス Lv1
・索敵 Lv1(new)
・危険察知 Lv1(new)
護身に力を注いだ所為か、身の危険に必要そうなスキルが増えた。
索敵を意識すると表示が増える。
・索敵
探索系アクティブスキル
敵意や害意を持つ者が近くにいると、反応するスキル。
意識して使わないと使用できない。
Lv×50mの範囲で反応する。
・危険察知
感覚系パッシブスキル
自分の身に、危険がある場合に発動するスキル。
野生の動物などがよく所持している。
Lv×25mの範囲で発動する。
かなり自分に合ったスキルのようだ。
このまま成長させて行くとしよう。
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