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第三幕【古き魔女の復活】
3-2【魔女の企み】
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成れの果て。
土の巨人と化した勇者をよこせと俺たちに要求してきた魔女、リーンシェッテ何某。
もちろん理由など聞かされていないし、リーンシェッテに対し何の利益があるのかも分からない。
だが何よりも、勇者を救おうと考えているフィーちゃんがそんな要求を呑むはずがないのだ。
どのような理由があろうと、リーンシェッテが利己的な目的で勇者を求めているのは想像に難くないのだから。
「ターシャ様を、あなたに……?」
案の定、フィーちゃんは声を震わせながらリーンシェッテを睨む。
杖を握る手も震え、目に見えて力が入っているのが分かる。
聖職者として規範正しく生きてきたフィーちゃんであっても、怒りの感情を抑えることができない要求。
それほどまでに彼女は勇者を救うことを真剣に願っているわけだ。
「そう怖い顔をするでない。別に悪いようには使わんぞ?」
「そういう問題ではありません! ターシャ様はあなたの私利私欲を満たすための道具ではありませんッ!!」
もはや言葉を交わすつもりもないと言わんばかりにフィーちゃんが杖を掲げる。
すると杖の先端の宝玉が赤く輝き、彼女の足元を中心に丸や三角を交えたいくつもの図形が出現する。
図形を構築する線は見たこともない未知の文字で構成されており、これがフィーちゃんたちの住む世界での文字なのはすぐに理解できた。
完全に攻撃態勢に入ったフィーちゃん。
しかしリーンシェッテは余裕を崩すことなく、更には何か対応をするような動作すら見せない。
変わらず脚を組みながら椅子に座り、不敵な笑みを浮かべながらフィーちゃんの動きを観察していた。
これは……。
「ダメだフィーちゃんっ、落ち着いて! 向こうには通用しない!」
「聞けませんっ! やはりこの者は古き時代の危険な魔女なんです!」
向こうの余裕っぷりを見れば、フィーちゃんの行いが徒労に終わるのは明白だ。
だが敬愛する勇者を自らの所有物にしようと企むリーンシェッテを前にして我を忘れているようだ。
このままでは周囲にどのような被害が発生するかも分からないし、果たして建物が損壊した場合、体へのリスクは発生しないのか。
もはやへたり込んでいる場合ではない。
腑抜けた体に力を込め、立ち上がると同時にフィーちゃんの方へ駆け寄る。
「うわっ!?」
だが床に展開される図形に足を踏み入れた瞬間、俺の全身を押し返す力によってベッドの傍まで弾き飛ばされる。
まるで体を電気が突き抜けたかのようなその衝撃を受け、いよいよ俺の体は自由に動かない。
「えっ?」
だが俺の声が届いたのか、目を見開いたフィーちゃんがこちらを振り返る。
そして状況を理解したのだろう。床の図形が消えたかと思えば、顔を真っ青にさせながら俺の方に駆け寄る。
「康介様っ! 私……ああ、申し訳ありません!」
「だ、大丈夫。大丈夫だから」
「でも、でも私……うぅっ」
痺れたり背中を打ち付けたりはしたが、おそらく重傷は負っていないはずだ。
だが体の自由が利かず、今にも泣きそうな彼女に強がりの笑みを見せることしかできない。
今はフィーちゃんに攻撃をさせなかったことを、手柄と思うことにする。
さて、問題はこのやり取りを面白おかしく見ているリーンシェッテの方だ。
「ははぁ。どうやらお主より坊の方が状況をよく見ているらしいの」
感心しているのか馬鹿にしているのか。
どちらともつかない拍手を送りながら、リーンシェッテは脚を組みなおす。
そして傍のテーブルに左の肘を置き、頬杖をつきながら右手で俺を指差す。
「ほれ」
……一体何をした?
リーンシェッテの動きを見逃すまいとずっと警戒していたが、おかしな挙動は一切見受けられなかった。
だが俺の体を襲っていた痛みと痺れは一気に解消され、俺はすんなりと体を起こすことができた。
俺の様子を目の当たりにしたフィーちゃんは、驚いた表情を浮かべながらリーンシェッテの方を向き直る。
「治癒の力!? でも魔素を持っていない康介様の体では魔法の作用は……」
「だがそ奴も理の影響を受けている。ならば坊本人ではなく理を弄ればいいだけのことよ」
けらけらと笑いながら俺たちを見下ろすリーンシェッテ。ちなみに言ってることはこれっぽっちも分からない。
そういえば出身の違う俺には瘴気が効かないとか言っていたが、それに関係しているのだろうか。
「大体お主も魔素を含まぬ物質を触媒にする術を用いておる。やっていることはそう変わらんぞ」
「それは……ですが人体に用いるには危険が伴います! そんなものを気軽に使うなんて」
「使うさっ。何せワガハイは天才だからのぉ!」
自らを誇る――その目的のためだけにリーンシェッテは高らかに笑ってみせる。
究極の自画自賛。自分の上に立つものなど存在せず、自らを叡智の存在とでも言わんばかりだ。
その笑顔に一切の悪意は存在せず、自らを誇りに思う純然たる自信だけを俺たちに向けてくる。
同時にそれは、俺たちとリーンシェッテの間に決して埋まることのない力の差があることを示しているのだ。
どのような足掻きも彼女には無意味と。
ここでようやく、自分が今とんでもない存在と対峙していることを理解させられた。
リーンシェッテはただ猫に姿を変えていた魔女などではない。
強大な力を持つ、それこそ古い伝承にのみ存在していた魔女なのだと。
「さて、先程の話の続きだ。お主らはここから手を引き、それぞれの世界に帰るといい」
リーンシェッテがそう言うと、突如俺たちの前に光に満ちた穴が二つ並んで出現する。
「右は坊の世界。左は娘の世界。後は狭間のことなどさっさと忘れて、元の生活に戻れ」
「……あくまで俺たちには手を引けって言いたいんだな」
「そうさ。本来境界にあるべき存在は、【境界の者】と決まっているのだからな」
境界の者……?
突如出てきたその単語に首をかしげると、リーンシェッテは思い出したかのように首を縦に振る。
対して隣で俺の傍にしゃがむフィーちゃんは、やや表情を暗くしたように見えた。
「ああ、娘はまだ話していなかったのぉ。まぁ何ということもない、そ奴ら人間が魔神と勘違いしていた者の正体さ」
「えっ……?」
そういえば、勇者たちは居もしなかった魔神を倒したことでこの事態を引き起こしている。
では果たして彼らが倒した者は何だったのか。要の者とは何だったのか。
確かに俺はそれをフィーちゃんから聞いていない。
「境界の者とは要の者。境界に住まい魔力を糧に生きる、影の世界の種族よ」
「影の世界……境界にも人みたいなのが暮らしていたってことか」
「その通り。そしてその末裔であり地上人との間の子がワガハイさ」
何気ない様子で、とんでもない重要情報を語るリーンシェッテ。
そんな事実は言い伝えられていなかったのだろう。フィーちゃんも彼女の言葉に驚きを隠せない様子だ。
「これで分かっただろう? 今や瘴気を放つ土くれと変わった勇者は、ワガハイからすれば純粋なる力の源なのだ」
まるで至高のごちそうを目の当たりにしたかのような目の輝きを見せるリーンシェッテ。
瘴気。つまり強い地の魔力は境界の者にとって最高のエネルギーなのだろう。
最初に新鮮な魔力と言っていたのも、そういった理由からだったか。
その時、リーンシェッテの座る椅子が浮かび上がり、ゆっくりと俺たちの方へ漂ってくる。
そして目を丸くするフィーちゃんの傍に降り立つと、リーンシェッテは右手を伸ばして彼女の頬を優しく撫でる。
妖艶な瞳にフィーちゃんを映すリーンシェッテの姿は、まるで彼女を誘惑しているかのようにも見えた。
「ワガハイさえいれば、お主らが瘴気を恐れることもない。溢れる力の全てをワガハイが吸収してやるからな」
「そ、それは……」
漏れ出す瘴気から世界を守るため、迷宮という手段を用いようとしているフィーちゃん。
その瘴気の問題さえ解決してしまえば、この子が一人無理をする必要はなくなるだろう。
そして、それを可能とするだけの根拠を目の前の魔女は見せつけている。
リーンシェッテの提案は最も賢く、最も簡単に問題を解決できる手段なのだ。
「ワガハイの侵略を恐れるか? 安心せい、今更あの世界に興味はない」
その言葉を鵜呑みにするのならば、もはやフィーちゃんがこの問題に関わる理由は存在しない。
平穏な日々を過ごし、普通の女の子として生きていくことができるはずだ。
だが、どうしてだろうか。
俺には不思議と彼女がこの提案を受け入れるとは思えなかった。
いや、考えてみればそれは当然のことなのだ。
「……それじゃあ」
わずかな沈黙の後、震える声でフィーちゃんが言葉を紡ぐ。
「それじゃあ…………ターシャ様が救われないじゃないですか」
顔を上げ、再びリーンシェッテを睨むフィーちゃん。
それを目の当たりにした俺は、もう彼女の中心に故郷のことなど存在しないことを嫌でも理解させられたのだった。
土の巨人と化した勇者をよこせと俺たちに要求してきた魔女、リーンシェッテ何某。
もちろん理由など聞かされていないし、リーンシェッテに対し何の利益があるのかも分からない。
だが何よりも、勇者を救おうと考えているフィーちゃんがそんな要求を呑むはずがないのだ。
どのような理由があろうと、リーンシェッテが利己的な目的で勇者を求めているのは想像に難くないのだから。
「ターシャ様を、あなたに……?」
案の定、フィーちゃんは声を震わせながらリーンシェッテを睨む。
杖を握る手も震え、目に見えて力が入っているのが分かる。
聖職者として規範正しく生きてきたフィーちゃんであっても、怒りの感情を抑えることができない要求。
それほどまでに彼女は勇者を救うことを真剣に願っているわけだ。
「そう怖い顔をするでない。別に悪いようには使わんぞ?」
「そういう問題ではありません! ターシャ様はあなたの私利私欲を満たすための道具ではありませんッ!!」
もはや言葉を交わすつもりもないと言わんばかりにフィーちゃんが杖を掲げる。
すると杖の先端の宝玉が赤く輝き、彼女の足元を中心に丸や三角を交えたいくつもの図形が出現する。
図形を構築する線は見たこともない未知の文字で構成されており、これがフィーちゃんたちの住む世界での文字なのはすぐに理解できた。
完全に攻撃態勢に入ったフィーちゃん。
しかしリーンシェッテは余裕を崩すことなく、更には何か対応をするような動作すら見せない。
変わらず脚を組みながら椅子に座り、不敵な笑みを浮かべながらフィーちゃんの動きを観察していた。
これは……。
「ダメだフィーちゃんっ、落ち着いて! 向こうには通用しない!」
「聞けませんっ! やはりこの者は古き時代の危険な魔女なんです!」
向こうの余裕っぷりを見れば、フィーちゃんの行いが徒労に終わるのは明白だ。
だが敬愛する勇者を自らの所有物にしようと企むリーンシェッテを前にして我を忘れているようだ。
このままでは周囲にどのような被害が発生するかも分からないし、果たして建物が損壊した場合、体へのリスクは発生しないのか。
もはやへたり込んでいる場合ではない。
腑抜けた体に力を込め、立ち上がると同時にフィーちゃんの方へ駆け寄る。
「うわっ!?」
だが床に展開される図形に足を踏み入れた瞬間、俺の全身を押し返す力によってベッドの傍まで弾き飛ばされる。
まるで体を電気が突き抜けたかのようなその衝撃を受け、いよいよ俺の体は自由に動かない。
「えっ?」
だが俺の声が届いたのか、目を見開いたフィーちゃんがこちらを振り返る。
そして状況を理解したのだろう。床の図形が消えたかと思えば、顔を真っ青にさせながら俺の方に駆け寄る。
「康介様っ! 私……ああ、申し訳ありません!」
「だ、大丈夫。大丈夫だから」
「でも、でも私……うぅっ」
痺れたり背中を打ち付けたりはしたが、おそらく重傷は負っていないはずだ。
だが体の自由が利かず、今にも泣きそうな彼女に強がりの笑みを見せることしかできない。
今はフィーちゃんに攻撃をさせなかったことを、手柄と思うことにする。
さて、問題はこのやり取りを面白おかしく見ているリーンシェッテの方だ。
「ははぁ。どうやらお主より坊の方が状況をよく見ているらしいの」
感心しているのか馬鹿にしているのか。
どちらともつかない拍手を送りながら、リーンシェッテは脚を組みなおす。
そして傍のテーブルに左の肘を置き、頬杖をつきながら右手で俺を指差す。
「ほれ」
……一体何をした?
リーンシェッテの動きを見逃すまいとずっと警戒していたが、おかしな挙動は一切見受けられなかった。
だが俺の体を襲っていた痛みと痺れは一気に解消され、俺はすんなりと体を起こすことができた。
俺の様子を目の当たりにしたフィーちゃんは、驚いた表情を浮かべながらリーンシェッテの方を向き直る。
「治癒の力!? でも魔素を持っていない康介様の体では魔法の作用は……」
「だがそ奴も理の影響を受けている。ならば坊本人ではなく理を弄ればいいだけのことよ」
けらけらと笑いながら俺たちを見下ろすリーンシェッテ。ちなみに言ってることはこれっぽっちも分からない。
そういえば出身の違う俺には瘴気が効かないとか言っていたが、それに関係しているのだろうか。
「大体お主も魔素を含まぬ物質を触媒にする術を用いておる。やっていることはそう変わらんぞ」
「それは……ですが人体に用いるには危険が伴います! そんなものを気軽に使うなんて」
「使うさっ。何せワガハイは天才だからのぉ!」
自らを誇る――その目的のためだけにリーンシェッテは高らかに笑ってみせる。
究極の自画自賛。自分の上に立つものなど存在せず、自らを叡智の存在とでも言わんばかりだ。
その笑顔に一切の悪意は存在せず、自らを誇りに思う純然たる自信だけを俺たちに向けてくる。
同時にそれは、俺たちとリーンシェッテの間に決して埋まることのない力の差があることを示しているのだ。
どのような足掻きも彼女には無意味と。
ここでようやく、自分が今とんでもない存在と対峙していることを理解させられた。
リーンシェッテはただ猫に姿を変えていた魔女などではない。
強大な力を持つ、それこそ古い伝承にのみ存在していた魔女なのだと。
「さて、先程の話の続きだ。お主らはここから手を引き、それぞれの世界に帰るといい」
リーンシェッテがそう言うと、突如俺たちの前に光に満ちた穴が二つ並んで出現する。
「右は坊の世界。左は娘の世界。後は狭間のことなどさっさと忘れて、元の生活に戻れ」
「……あくまで俺たちには手を引けって言いたいんだな」
「そうさ。本来境界にあるべき存在は、【境界の者】と決まっているのだからな」
境界の者……?
突如出てきたその単語に首をかしげると、リーンシェッテは思い出したかのように首を縦に振る。
対して隣で俺の傍にしゃがむフィーちゃんは、やや表情を暗くしたように見えた。
「ああ、娘はまだ話していなかったのぉ。まぁ何ということもない、そ奴ら人間が魔神と勘違いしていた者の正体さ」
「えっ……?」
そういえば、勇者たちは居もしなかった魔神を倒したことでこの事態を引き起こしている。
では果たして彼らが倒した者は何だったのか。要の者とは何だったのか。
確かに俺はそれをフィーちゃんから聞いていない。
「境界の者とは要の者。境界に住まい魔力を糧に生きる、影の世界の種族よ」
「影の世界……境界にも人みたいなのが暮らしていたってことか」
「その通り。そしてその末裔であり地上人との間の子がワガハイさ」
何気ない様子で、とんでもない重要情報を語るリーンシェッテ。
そんな事実は言い伝えられていなかったのだろう。フィーちゃんも彼女の言葉に驚きを隠せない様子だ。
「これで分かっただろう? 今や瘴気を放つ土くれと変わった勇者は、ワガハイからすれば純粋なる力の源なのだ」
まるで至高のごちそうを目の当たりにしたかのような目の輝きを見せるリーンシェッテ。
瘴気。つまり強い地の魔力は境界の者にとって最高のエネルギーなのだろう。
最初に新鮮な魔力と言っていたのも、そういった理由からだったか。
その時、リーンシェッテの座る椅子が浮かび上がり、ゆっくりと俺たちの方へ漂ってくる。
そして目を丸くするフィーちゃんの傍に降り立つと、リーンシェッテは右手を伸ばして彼女の頬を優しく撫でる。
妖艶な瞳にフィーちゃんを映すリーンシェッテの姿は、まるで彼女を誘惑しているかのようにも見えた。
「ワガハイさえいれば、お主らが瘴気を恐れることもない。溢れる力の全てをワガハイが吸収してやるからな」
「そ、それは……」
漏れ出す瘴気から世界を守るため、迷宮という手段を用いようとしているフィーちゃん。
その瘴気の問題さえ解決してしまえば、この子が一人無理をする必要はなくなるだろう。
そして、それを可能とするだけの根拠を目の前の魔女は見せつけている。
リーンシェッテの提案は最も賢く、最も簡単に問題を解決できる手段なのだ。
「ワガハイの侵略を恐れるか? 安心せい、今更あの世界に興味はない」
その言葉を鵜呑みにするのならば、もはやフィーちゃんがこの問題に関わる理由は存在しない。
平穏な日々を過ごし、普通の女の子として生きていくことができるはずだ。
だが、どうしてだろうか。
俺には不思議と彼女がこの提案を受け入れるとは思えなかった。
いや、考えてみればそれは当然のことなのだ。
「……それじゃあ」
わずかな沈黙の後、震える声でフィーちゃんが言葉を紡ぐ。
「それじゃあ…………ターシャ様が救われないじゃないですか」
顔を上げ、再びリーンシェッテを睨むフィーちゃん。
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