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第三幕【古き魔女の復活】
3-3【彼女の決意】
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リーンシェッテの申し出は、口先だけとはいえ平和的なものであり合理的だった。
だがフィーちゃんにとってそれは重要なことではなかった。
「ターシャ様は人類の過ちを自ら正そうと、その身を犠牲にしました」
杖を支えに立ち上がり、今度は椅子に座るリーンシェッテを見下ろす形になるフィーちゃん。
その瞳には怒りと決意が窺えるが、果たしてその怒りは誰に向けられているものなのだろうか。
俺にはどうしても、一概にリーンシェッテに対して腹を立てているようには見えなかった。
「前人未到の地にその身を投げ打ったあの方を誰も救うことはできず、結果として全ての責任を負わせる形になって……」
「ふん、そいつはまた難儀なものよのぉ。さすがのワガハイでも同情するわ」
言葉とは裏腹に、膝の上に右腕で頬杖を突きながら半笑いのリーンシェッテ。
上目遣いでフィーちゃんを見つめるその姿はどうしても挑発的に見えてしまう。
だがそんなリーンシェッテの様子を前にしてもフィーちゃんは冷静だった。
ただ静かな怒りを言葉に込めるのみだ。
「人々に祭り上げられ、権力者に煽られ……」
フィーちゃんが一歩前に進む。
彼女のブーツのつま先が椅子の脚に当たるが、思った以上に力が強かったらしい。
椅子が床とこすれ合い、微かな音を立ててずれる。
先程リーンシェッテが開いた光の穴が閉じ、光源が減ったことでフィーちゃんの顔に影が差さる。
もはや二人は触れ合うほど近く接近していた。
真正面に立つフィーちゃんのスカートがリーンシェッテの膝を覆う。
「あらゆる自由を捨てたターシャ様に、今度はあなたの所有物になれというのですか?」
首を傾け、真っ直ぐリーンシェッテを睨むフィーちゃん。
今にも右手に持つ杖で殴りかかりそうな勢いだが、さすがにあの距離では杖を振るうのも難しいだろう。
いや、今はそんなことを考えている場合ではないが。
対するリーンシェッテは相変わらず余裕だ。
顎に手を当て、変わらずフィーちゃんを上目遣いで観察している。
しかしこれだけ近くにいられたら、さすがに色々とまずいのではないか。
「何をいまさら。要の代わりにその身を捧げた以上、もはや勇者は意思すら投げ捨てておろうて」
「それが何だというのですか? 肉体すら残されていないならば、もはや物として扱っても問題ないと?」
「はは、そこまでは言っておらんて」
本当にそうかと、俺は首をかしげる。
妖艶に笑うリーンシェッテの顔からは、本音と建前の見分けがつかない。
もはやどんな発言もフィーちゃんを挑発しているように見えてしまい、見ている側は肝が冷える。
「しかし哀れな勇者だのぉ。それほどまで理不尽な目に遭っていては、今際の際には恨みでも抱いていそうなものだ」
そんな哀れな相手を語る表情か、その笑い方。
だが言いたいことは分からないこともない。
フィーちゃんから聞いた話からしても、俺には勇者が仲間にすら見捨てられたようにしか思えないのだから。
しかし俺はターシャという勇者のことを知らないし、勝手なことを言えば間違いなくフィーちゃんは――。
「そんなことは分かっていますッ!!」
……今日一番の怒号がフィーちゃんから放たれた。
彼女は顔を怒りで震わせるも、その瞳は今にも泣きそうなほどに潤んでいて。
俺は声をかけることもできず、これにはさすがのリーンシェッテも少し驚いたような表情を見せていた。
降りかかるようにして大声を聞かせられれば驚くのは当然だろうが。
「ターシャ様が私たちを恨んでいても、それは致し方のないことです。全てを押し付けた私たちを……」
強く目を閉じるフィーちゃん。
その言葉は目の前のリーンシェッテではなく、自分やかつての仲間、多くの人々に向けて言い放つようで。
今日一番の気迫のようなものを感じてしまい、俺は少しだけ彼女から距離を取る。
リーンシェッテも様子が変わったことには気づいているようで、先ほどまでの半笑いが顔から消える。
姿勢は崩していないものの、わずかにフィーちゃんを警戒しているようにも感じる。
そんな周りの様子に一切意識を向けることなく。
フィーちゃんは右手に持った杖を真っ直ぐ持ち上げると、その石突で床板を強く突いた。
「だからこそッ! せめて私くらいはターシャ様のために……例え意識がなくとも、あの方が安寧を得られる場所を用意したいんです!!」
フィーちゃんの声は震え、その言葉はまるで叫びのようにも感じられた。
だがそれ以上に、今の彼女は何をするのか想像がつかない。
さすがのリーンシェッテも静かに立ち上がり、椅子の背もたれを持ってそっと彼女から間合いを置いた。
そんな彼女の動作すら気づかないほど、今のフィーちゃんには周りが見えていないらしい。
贖罪か、それとももっと別の感情なのか。
それだけ勇者に対する思いが強いということだろう。
しかしその思いの強さゆえか。
「ふぃ、フィーちゃん?」
これは……うん。絶対に異常事態だ。
フィーちゃんが口を閉ざした直後から床が揺れ始めている。
いや違う。床ではなく建物全体が揺れているのだ。
テーブル上の小瓶などが震え、周囲からは木材の軋む嫌な音が響く。
その震源にあるであろうフィーちゃんの足元からは、輝く青いオーラが天井に向けて漂っていた。
これはいわゆるあれか、暴走しかかってるやつなのか?
俺の声掛けにも反応はないし、完全に周囲の状態に意識が向いていない。
「やれやれ……未熟ゆえに感情も制御できていないとは」
「いやどう考えてもアンタが悪いだろ!」
他人事と言わんばかりにつぶやくリーンシェッテ。
ただし、何故か椅子に座るのではなく椅子をフィーちゃんに対する盾にするようにして後ろの方にしゃがみこんでいた。
今までのはただの強がり。ハッタリだとでもいうのか。
だがどう見てもそういう風には見えなかったし、有力な魔女であることは間違いないと思うのだが。
まあ、どのみち現状頼れる相手ではないわけだが。
何はともあれ、このままではフィーちゃんがこの家を吹っ飛ばしかねないのは事実だ。
というか巻き込まれて死にたくない。俺は意を決し、姿勢を低くしたままフィーちゃんの傍に近づこうとする。
「ッ! 坊、離れろ!!」
「うわっ!?」
だがそれをリーンシェッテが制止したかと思えば、不可視の力が俺を彼女の方に向けて引っ張る。
床を滑る形で彼女の方に移動させられたせいか、尻に熱を感じてしまう。
「な、何だよ急に!?」
「それはこちらのセリフだ馬鹿者ッ。陣に触れた時のことを忘れたか!」
「ンなの覚えてるっつーの! でも放っておいたらまずいだろ絶ッったぁ!!」
こちらの言葉を遮るように、リーンシェッテが俺の頭を引っ叩く。
「ありゃあ陣によって制御されてない強大かつ純粋な魔力だ。触れようとした時点で坊など消し炭になるぞッ」
「え、マジ……?」
魔力のことを語るリーンシェッテの表情は、先程よりもどこか凄みのようなものが見え隠れしている。
何より咄嗟に俺を助けようとしてくれたその姿を目の当たりにし、ほんの少しだけ最初とは違う印象を彼女に感じてしまった。
「覚えておけ、ああいうのはガスの炎と一緒だ。より青く白くなるほどにエネルギーが強いのさ」
何より俺に魔力のことを話している間も、リーンシェッテはフィーちゃんの方を向いたままだ。
どうやらあの状態は、俺が思っている以上に危険ということらしい。
「ったく、娘だけならまだしも坊がいたらやりにくい。初対面の相手だというのにホイホイついて行きおって」
「そうは言っても放っておけないだろっ。あんな小さな子」
「そこは否定せんがな」
いや、やっぱこの人余裕あるな。絶対。
しかしどこか危機感の薄い会話をしつつも、状況は徐々に悪くなっている気がする。
窓枠にはまるガラスが揺れ、反射する光が揺れる。
天井の梁からも木くずのようなものが落ち始め、いよいよこの家全体が倒壊するのではないかという不安を抱かせる。
小さな体に抱いていた、大きく重い感情。
それを剥き出しにしつつあるフィーちゃんの姿に、最初に出会ったときのような落ち着いた様子はなかった。
だがフィーちゃんにとってそれは重要なことではなかった。
「ターシャ様は人類の過ちを自ら正そうと、その身を犠牲にしました」
杖を支えに立ち上がり、今度は椅子に座るリーンシェッテを見下ろす形になるフィーちゃん。
その瞳には怒りと決意が窺えるが、果たしてその怒りは誰に向けられているものなのだろうか。
俺にはどうしても、一概にリーンシェッテに対して腹を立てているようには見えなかった。
「前人未到の地にその身を投げ打ったあの方を誰も救うことはできず、結果として全ての責任を負わせる形になって……」
「ふん、そいつはまた難儀なものよのぉ。さすがのワガハイでも同情するわ」
言葉とは裏腹に、膝の上に右腕で頬杖を突きながら半笑いのリーンシェッテ。
上目遣いでフィーちゃんを見つめるその姿はどうしても挑発的に見えてしまう。
だがそんなリーンシェッテの様子を前にしてもフィーちゃんは冷静だった。
ただ静かな怒りを言葉に込めるのみだ。
「人々に祭り上げられ、権力者に煽られ……」
フィーちゃんが一歩前に進む。
彼女のブーツのつま先が椅子の脚に当たるが、思った以上に力が強かったらしい。
椅子が床とこすれ合い、微かな音を立ててずれる。
先程リーンシェッテが開いた光の穴が閉じ、光源が減ったことでフィーちゃんの顔に影が差さる。
もはや二人は触れ合うほど近く接近していた。
真正面に立つフィーちゃんのスカートがリーンシェッテの膝を覆う。
「あらゆる自由を捨てたターシャ様に、今度はあなたの所有物になれというのですか?」
首を傾け、真っ直ぐリーンシェッテを睨むフィーちゃん。
今にも右手に持つ杖で殴りかかりそうな勢いだが、さすがにあの距離では杖を振るうのも難しいだろう。
いや、今はそんなことを考えている場合ではないが。
対するリーンシェッテは相変わらず余裕だ。
顎に手を当て、変わらずフィーちゃんを上目遣いで観察している。
しかしこれだけ近くにいられたら、さすがに色々とまずいのではないか。
「何をいまさら。要の代わりにその身を捧げた以上、もはや勇者は意思すら投げ捨てておろうて」
「それが何だというのですか? 肉体すら残されていないならば、もはや物として扱っても問題ないと?」
「はは、そこまでは言っておらんて」
本当にそうかと、俺は首をかしげる。
妖艶に笑うリーンシェッテの顔からは、本音と建前の見分けがつかない。
もはやどんな発言もフィーちゃんを挑発しているように見えてしまい、見ている側は肝が冷える。
「しかし哀れな勇者だのぉ。それほどまで理不尽な目に遭っていては、今際の際には恨みでも抱いていそうなものだ」
そんな哀れな相手を語る表情か、その笑い方。
だが言いたいことは分からないこともない。
フィーちゃんから聞いた話からしても、俺には勇者が仲間にすら見捨てられたようにしか思えないのだから。
しかし俺はターシャという勇者のことを知らないし、勝手なことを言えば間違いなくフィーちゃんは――。
「そんなことは分かっていますッ!!」
……今日一番の怒号がフィーちゃんから放たれた。
彼女は顔を怒りで震わせるも、その瞳は今にも泣きそうなほどに潤んでいて。
俺は声をかけることもできず、これにはさすがのリーンシェッテも少し驚いたような表情を見せていた。
降りかかるようにして大声を聞かせられれば驚くのは当然だろうが。
「ターシャ様が私たちを恨んでいても、それは致し方のないことです。全てを押し付けた私たちを……」
強く目を閉じるフィーちゃん。
その言葉は目の前のリーンシェッテではなく、自分やかつての仲間、多くの人々に向けて言い放つようで。
今日一番の気迫のようなものを感じてしまい、俺は少しだけ彼女から距離を取る。
リーンシェッテも様子が変わったことには気づいているようで、先ほどまでの半笑いが顔から消える。
姿勢は崩していないものの、わずかにフィーちゃんを警戒しているようにも感じる。
そんな周りの様子に一切意識を向けることなく。
フィーちゃんは右手に持った杖を真っ直ぐ持ち上げると、その石突で床板を強く突いた。
「だからこそッ! せめて私くらいはターシャ様のために……例え意識がなくとも、あの方が安寧を得られる場所を用意したいんです!!」
フィーちゃんの声は震え、その言葉はまるで叫びのようにも感じられた。
だがそれ以上に、今の彼女は何をするのか想像がつかない。
さすがのリーンシェッテも静かに立ち上がり、椅子の背もたれを持ってそっと彼女から間合いを置いた。
そんな彼女の動作すら気づかないほど、今のフィーちゃんには周りが見えていないらしい。
贖罪か、それとももっと別の感情なのか。
それだけ勇者に対する思いが強いということだろう。
しかしその思いの強さゆえか。
「ふぃ、フィーちゃん?」
これは……うん。絶対に異常事態だ。
フィーちゃんが口を閉ざした直後から床が揺れ始めている。
いや違う。床ではなく建物全体が揺れているのだ。
テーブル上の小瓶などが震え、周囲からは木材の軋む嫌な音が響く。
その震源にあるであろうフィーちゃんの足元からは、輝く青いオーラが天井に向けて漂っていた。
これはいわゆるあれか、暴走しかかってるやつなのか?
俺の声掛けにも反応はないし、完全に周囲の状態に意識が向いていない。
「やれやれ……未熟ゆえに感情も制御できていないとは」
「いやどう考えてもアンタが悪いだろ!」
他人事と言わんばかりにつぶやくリーンシェッテ。
ただし、何故か椅子に座るのではなく椅子をフィーちゃんに対する盾にするようにして後ろの方にしゃがみこんでいた。
今までのはただの強がり。ハッタリだとでもいうのか。
だがどう見てもそういう風には見えなかったし、有力な魔女であることは間違いないと思うのだが。
まあ、どのみち現状頼れる相手ではないわけだが。
何はともあれ、このままではフィーちゃんがこの家を吹っ飛ばしかねないのは事実だ。
というか巻き込まれて死にたくない。俺は意を決し、姿勢を低くしたままフィーちゃんの傍に近づこうとする。
「ッ! 坊、離れろ!!」
「うわっ!?」
だがそれをリーンシェッテが制止したかと思えば、不可視の力が俺を彼女の方に向けて引っ張る。
床を滑る形で彼女の方に移動させられたせいか、尻に熱を感じてしまう。
「な、何だよ急に!?」
「それはこちらのセリフだ馬鹿者ッ。陣に触れた時のことを忘れたか!」
「ンなの覚えてるっつーの! でも放っておいたらまずいだろ絶ッったぁ!!」
こちらの言葉を遮るように、リーンシェッテが俺の頭を引っ叩く。
「ありゃあ陣によって制御されてない強大かつ純粋な魔力だ。触れようとした時点で坊など消し炭になるぞッ」
「え、マジ……?」
魔力のことを語るリーンシェッテの表情は、先程よりもどこか凄みのようなものが見え隠れしている。
何より咄嗟に俺を助けようとしてくれたその姿を目の当たりにし、ほんの少しだけ最初とは違う印象を彼女に感じてしまった。
「覚えておけ、ああいうのはガスの炎と一緒だ。より青く白くなるほどにエネルギーが強いのさ」
何より俺に魔力のことを話している間も、リーンシェッテはフィーちゃんの方を向いたままだ。
どうやらあの状態は、俺が思っている以上に危険ということらしい。
「ったく、娘だけならまだしも坊がいたらやりにくい。初対面の相手だというのにホイホイついて行きおって」
「そうは言っても放っておけないだろっ。あんな小さな子」
「そこは否定せんがな」
いや、やっぱこの人余裕あるな。絶対。
しかしどこか危機感の薄い会話をしつつも、状況は徐々に悪くなっている気がする。
窓枠にはまるガラスが揺れ、反射する光が揺れる。
天井の梁からも木くずのようなものが落ち始め、いよいよこの家全体が倒壊するのではないかという不安を抱かせる。
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