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第三幕【古き魔女の復活】
3-4【結託】
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周囲の様子や自らへの自責の念。そして勇者への好意的な感情。
俺には分からないあらゆるものを抱え、それでもなお自分にできることを模索してきた。
そんな今日まで努力してきたフィーちゃんも、いよいよ我慢の限界に来てしまったようだ。
彼女の放つ魔力と呼応するように揺れる家。
下の階からは割れ物が落ちる音まで響いてくる始末だ。
「はてさて、どうしたものかのぉ」
「何でそんな他人事!? 挑発したのアンタじゃん!!」
椅子の陰に隠れながら腕を組み、うんうんと唸るリーンシェッテ。
先ほどまでの妖艶な仕草はどこへやら。
床で胡坐をかくその姿は、どこか年寄りのオッサン臭さまで漂ってくる。
務めて妖艶さを演じていただけで、こちらが彼女本来の姿なのかもしれない。
「いやぁ。ワガハイ的には適当にいなせば良いだけだが、坊はどうしたものかと思って」
「うぐっ……」
「さっき素直に帰っておけばよいものを。アレを開くのもそんなに楽ではないのだぞ?」
ジト目で睨むリーンシェッテの視線に耐えられず、俺は彼女から目を逸らす。
確かに出しゃばっている感は自分でも分かっている。
しかし素直に従うということは、フィーちゃんを見捨てて逃げ出すのと同じように感じられてしまってできなかった。
とどのつまり、現状において俺は完全にお荷物なわけだ。
魔法なんぞとは無縁の生活を送っていたのだから当然だが。
「でもアンタが挑発しなきゃ安全だったのも事実だろっ」
「そうかの? あー、そうかも知れんなぁ」
「だから何で他人事なんだよ!!」
本当に頼りになるのか? この古の大魔女様は。
そんなことを思いつつ、俺は力を暴走させつつあるフィーちゃんの方を見る。
両手で持った杖で自らの体を支えるように立つフィーちゃん。
怒りを剥き出しにするその目からは、いつしか大粒の涙がこぼれていた。
『あの方が安寧を得られる場所を用意したいんです!!』
彼女の悲痛な叫びが頭を過る。
もちろんその言葉の意味を出会ったばかりの俺が理解できるはずもない。
だが今見せている涙はきっと、あの子の罪悪感の表れなのだろう。
それくらいは凡人の俺にだって理解できる。
どうしてあんな小さな子がこんな気持ちにならなきゃいけないのか。
どうしてあの子が一人で背負わなきゃいけなかったのか。
世界が違えばなんて理由も分かるが、それでも俺には納得ができない。
あらゆる思考によって頭がかき乱される。
そんな中、相変わらずリーンシェッテはフィーちゃんの様子を窺うばかりで。
「というか、さすがにそろそろまずいかも知れんな」
と、ついには非常に気掛かりなことまでつぶやきだす始末だ。
「まずいって、これ以上何が起きるっていうんだ?」
それが俺の身に降りかかる災いか。それともフィーちゃんにとっての問題なのか。
どちらにせよ、聞き捨てならないリーンシェッテの言葉に俺は不安を隠せずにいた。
リーンシェッテが至って冷静であることは、この場においては逆に助かるようにも思えてきた。
「いやぁ。娘がこれ以上魔力を放出したら、そろそろ枯渇しかねんと思ってのぉ」
「枯渇って、つまり暴走が止まるってことじゃないのか?」
「そりゃあ止まるさ。だがその後の魔力を失った体が問題なのさ」
言っていることがよく分からず、俺は再びフィーちゃんの様子を窺う。
先程よりも息が荒くなったように見える彼女の姿からして、相当疲弊していることは見て分かる。
「あのまま無暗に魔力を枯渇させれば、今度は娘の体に地の魔力が入り込む余地が生まれてしまう」
地の魔力。つまり天の魔力を持つ人々が忌諱する瘴気のことだ。
そんなものが肉体に入り込んでもしたら……。
「上の者たちが言う瘴気。すなわち地の魔力をあ奴らが取り込むと、肉体がそちらに適応するために異常な変化を起こすこととなる」
「異常って……異形がどうとかってフィーちゃんは言ってたぞ?」
「その通り。あの娘は人ならざる化け物になるぞ」
それを先に言えよ!!
俺は冷静に語るリーンシェッテの前で天井を仰いだ。
つまりこのまま暴走を続ければ、その先に待つのはフィーちゃんのモンスター化だ。
苦心の末世界を旅してきたあの子の結末がこれなんて、あんまりではないか。
いくら近付くのは危険だと言われても、ただ傍観しているだけというのは感情として無理だ。
俺は立ち上がり、もう一度フィーちゃんの傍に寄ろうとする。
だがそんな俺の肩を、同じく立ち上がったリーンシェッテが強く掴む。
「おい、近寄るなと言うただろっ」
「それどころじゃないだろ! あのまま放っておいたらフィーちゃんがあっ!?」
リーンシェッテの手を振り払い、前進しようと足を踏み出す。
だがそこに床はなく、俺の右足が穴の中に吸い込まれる。
俺の脚を取った穴が急激に広がり、俺の下半身はその穴に嵌る形になってしまう。
「お、おいっ! これもお前の仕業だな!」
「仕方ないだろう。坊を無駄死にさせるのはワガハイとしても本意ではない」
「そう思うなら! 早く、何とかっ、しろ!!」
正直他人頼みにするのは俺としてもあまりいい気分ではない。
だがここまで俺を死なせまいとするのならば、フィーちゃんにも同じ気持ちで接してもらいたい。
その思いを込め、俺を見下ろすリーンシェッテを睨む。
ドレスのスリットから覗く肌色の脚は魅力的だが、今はそちらに視線を向ける気になれない。
「今日出会ったばかりの相手に、随分と肩入れするものだな」
穴に嵌った俺を前に、呆れた様子でため息をつくリーンシェッテ。
だが俺自身それくらいは理解している。フィーちゃんは昨日まで一切関りを持つことのなかった他人だ。
それでも、やはりどうにかしてあげたいと思ってしまうのだ。
『素晴らしいですっ! 現実を追及するあなたの姿勢、感服いたしました!!』
現金な奴だと思われても仕方がない。
しかしだ、一人で作っているものと向き合う時間が大半を占める模型の世界において、ああやって純粋に褒められることはどうしようもなく嬉しいのだ。
これまで趣味のために培ってきたものを求めてもらえるのが、至上の幸福に思えてしまうのだ。
そして何より、あの子は嘘偽りのない本心を常に見せてくれている。
そういう風に信じてしまったからには、俺も相応の相手でありたいと願ってしまうのだ。
だから俺は勢いで言い切ってしまうのだ。
「肩入れするだけの理由ができたからなっ!」
俺の趣味がフィーちゃんの心を救う一助になるなら、喜んで協力したい。
だからこのまま終わりにするのではなく、しっかりあの子とこの先のことを話し合いたいのだ。
たった一日の不思議な出会いで終わらせるにはもったいないじゃないか。
「なるほどのぉ」
そんな俺の啖呵も、リーンシェッテの心には届かなかったのだろう。
冷めた目で俺を見下ろし、短いため息をつく。
そしてそのまま俺から目を逸らし……。
「ほれ」
右手の指を打ち鳴らしたその瞬間、続いていた家の振動が突然収まる。
そしてリーンシェッテを見ていた俺の耳に届く、杖が床に転がる音――。
俺には分からないあらゆるものを抱え、それでもなお自分にできることを模索してきた。
そんな今日まで努力してきたフィーちゃんも、いよいよ我慢の限界に来てしまったようだ。
彼女の放つ魔力と呼応するように揺れる家。
下の階からは割れ物が落ちる音まで響いてくる始末だ。
「はてさて、どうしたものかのぉ」
「何でそんな他人事!? 挑発したのアンタじゃん!!」
椅子の陰に隠れながら腕を組み、うんうんと唸るリーンシェッテ。
先ほどまでの妖艶な仕草はどこへやら。
床で胡坐をかくその姿は、どこか年寄りのオッサン臭さまで漂ってくる。
務めて妖艶さを演じていただけで、こちらが彼女本来の姿なのかもしれない。
「いやぁ。ワガハイ的には適当にいなせば良いだけだが、坊はどうしたものかと思って」
「うぐっ……」
「さっき素直に帰っておけばよいものを。アレを開くのもそんなに楽ではないのだぞ?」
ジト目で睨むリーンシェッテの視線に耐えられず、俺は彼女から目を逸らす。
確かに出しゃばっている感は自分でも分かっている。
しかし素直に従うということは、フィーちゃんを見捨てて逃げ出すのと同じように感じられてしまってできなかった。
とどのつまり、現状において俺は完全にお荷物なわけだ。
魔法なんぞとは無縁の生活を送っていたのだから当然だが。
「でもアンタが挑発しなきゃ安全だったのも事実だろっ」
「そうかの? あー、そうかも知れんなぁ」
「だから何で他人事なんだよ!!」
本当に頼りになるのか? この古の大魔女様は。
そんなことを思いつつ、俺は力を暴走させつつあるフィーちゃんの方を見る。
両手で持った杖で自らの体を支えるように立つフィーちゃん。
怒りを剥き出しにするその目からは、いつしか大粒の涙がこぼれていた。
『あの方が安寧を得られる場所を用意したいんです!!』
彼女の悲痛な叫びが頭を過る。
もちろんその言葉の意味を出会ったばかりの俺が理解できるはずもない。
だが今見せている涙はきっと、あの子の罪悪感の表れなのだろう。
それくらいは凡人の俺にだって理解できる。
どうしてあんな小さな子がこんな気持ちにならなきゃいけないのか。
どうしてあの子が一人で背負わなきゃいけなかったのか。
世界が違えばなんて理由も分かるが、それでも俺には納得ができない。
あらゆる思考によって頭がかき乱される。
そんな中、相変わらずリーンシェッテはフィーちゃんの様子を窺うばかりで。
「というか、さすがにそろそろまずいかも知れんな」
と、ついには非常に気掛かりなことまでつぶやきだす始末だ。
「まずいって、これ以上何が起きるっていうんだ?」
それが俺の身に降りかかる災いか。それともフィーちゃんにとっての問題なのか。
どちらにせよ、聞き捨てならないリーンシェッテの言葉に俺は不安を隠せずにいた。
リーンシェッテが至って冷静であることは、この場においては逆に助かるようにも思えてきた。
「いやぁ。娘がこれ以上魔力を放出したら、そろそろ枯渇しかねんと思ってのぉ」
「枯渇って、つまり暴走が止まるってことじゃないのか?」
「そりゃあ止まるさ。だがその後の魔力を失った体が問題なのさ」
言っていることがよく分からず、俺は再びフィーちゃんの様子を窺う。
先程よりも息が荒くなったように見える彼女の姿からして、相当疲弊していることは見て分かる。
「あのまま無暗に魔力を枯渇させれば、今度は娘の体に地の魔力が入り込む余地が生まれてしまう」
地の魔力。つまり天の魔力を持つ人々が忌諱する瘴気のことだ。
そんなものが肉体に入り込んでもしたら……。
「上の者たちが言う瘴気。すなわち地の魔力をあ奴らが取り込むと、肉体がそちらに適応するために異常な変化を起こすこととなる」
「異常って……異形がどうとかってフィーちゃんは言ってたぞ?」
「その通り。あの娘は人ならざる化け物になるぞ」
それを先に言えよ!!
俺は冷静に語るリーンシェッテの前で天井を仰いだ。
つまりこのまま暴走を続ければ、その先に待つのはフィーちゃんのモンスター化だ。
苦心の末世界を旅してきたあの子の結末がこれなんて、あんまりではないか。
いくら近付くのは危険だと言われても、ただ傍観しているだけというのは感情として無理だ。
俺は立ち上がり、もう一度フィーちゃんの傍に寄ろうとする。
だがそんな俺の肩を、同じく立ち上がったリーンシェッテが強く掴む。
「おい、近寄るなと言うただろっ」
「それどころじゃないだろ! あのまま放っておいたらフィーちゃんがあっ!?」
リーンシェッテの手を振り払い、前進しようと足を踏み出す。
だがそこに床はなく、俺の右足が穴の中に吸い込まれる。
俺の脚を取った穴が急激に広がり、俺の下半身はその穴に嵌る形になってしまう。
「お、おいっ! これもお前の仕業だな!」
「仕方ないだろう。坊を無駄死にさせるのはワガハイとしても本意ではない」
「そう思うなら! 早く、何とかっ、しろ!!」
正直他人頼みにするのは俺としてもあまりいい気分ではない。
だがここまで俺を死なせまいとするのならば、フィーちゃんにも同じ気持ちで接してもらいたい。
その思いを込め、俺を見下ろすリーンシェッテを睨む。
ドレスのスリットから覗く肌色の脚は魅力的だが、今はそちらに視線を向ける気になれない。
「今日出会ったばかりの相手に、随分と肩入れするものだな」
穴に嵌った俺を前に、呆れた様子でため息をつくリーンシェッテ。
だが俺自身それくらいは理解している。フィーちゃんは昨日まで一切関りを持つことのなかった他人だ。
それでも、やはりどうにかしてあげたいと思ってしまうのだ。
『素晴らしいですっ! 現実を追及するあなたの姿勢、感服いたしました!!』
現金な奴だと思われても仕方がない。
しかしだ、一人で作っているものと向き合う時間が大半を占める模型の世界において、ああやって純粋に褒められることはどうしようもなく嬉しいのだ。
これまで趣味のために培ってきたものを求めてもらえるのが、至上の幸福に思えてしまうのだ。
そして何より、あの子は嘘偽りのない本心を常に見せてくれている。
そういう風に信じてしまったからには、俺も相応の相手でありたいと願ってしまうのだ。
だから俺は勢いで言い切ってしまうのだ。
「肩入れするだけの理由ができたからなっ!」
俺の趣味がフィーちゃんの心を救う一助になるなら、喜んで協力したい。
だからこのまま終わりにするのではなく、しっかりあの子とこの先のことを話し合いたいのだ。
たった一日の不思議な出会いで終わらせるにはもったいないじゃないか。
「なるほどのぉ」
そんな俺の啖呵も、リーンシェッテの心には届かなかったのだろう。
冷めた目で俺を見下ろし、短いため息をつく。
そしてそのまま俺から目を逸らし……。
「ほれ」
右手の指を打ち鳴らしたその瞬間、続いていた家の振動が突然収まる。
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