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赤き羽毛の復讐者《スリーピングスナイパー》
バンゾック・フォールズ11
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「なんだって!?」
セイナの言葉に俺が眼を見開いた。
俯いたままのセイナは、普段見せない暗い表情のまま、悔しそうに唇を噛み締めている。
「一体……何があったんだい?」
その表情を、心配そうな様子で覗き込むアイリスに、セイナは顔を上げる。
眼元には、薄っすらと涙の痕が滲んでいた。
「昨日フォルテ達と別れた後、アタシはロナを連れて、安静にできる場所を探していた……だけど、途中で敵に見つかって交戦になったの」
「それは、いつ頃の時間だ?」
「日が落ちてから約二時間くらい……だった思うわ。大雨の中、逃げるのに必死になってて、神の加護も連発していたから、正確な時間は覚えてないけど……」
自信なさげにそう答えたセイナの言葉に、俺は衝撃を受けた。
昨日、日没から大体二時間が過ぎた辺り、俺が丁度、洞窟で火おこしをしていた時だ。
今思い返してみると、大雨の中に落雷が混じり始めたのも確かそれくらいの時刻だった。
てことはつまり────
「昨日、あの雨の中、数時間以上ロナを連れて密林の中を逃げ回っていたのか!?」
「うん……ごめんなさい、折角アタシを頼ってくれたのに……」
そう言って頭を下げたセイナに、俺はさらに激しい動揺と、自分自身に対して怒りのような感情を覚えた。
昨日雷雨だと思っていたあれは、雷なんかじゃない。セイナが敵と交戦していた時の音だったんだ。
今更気づいたことだが、昨日の戦闘を物語るように、ICコートに隠れた彼女の格好は、とても綺麗とは程遠い姿だった。防弾ブラウスは湿った上に、白い布地が迷彩色に見えるくらい、草木の樹液で所々に緑色の線が走っていた。彼女の性格のように、いつも規則正しいプリーツスカートの折り目は乱れ、履いていたニーソックスは、切り傷と一緒に数カ所破けており、白い水玉模様のようになっていた。
そんな、セイナが厳しい状況に立たされていることなど知らずに、呑気に過ごしていた自分。その事実に、酷く腹が立った。
あの時もし、一瞬でもその可能性に気づけていれば……いや、セイナに全て押し付けなければ……
右手に力が籠る中、突然、右の脇腹にツンツンと何かが当たる。
「……」
怒りで少し気づくのが遅れたが、視線を脇腹に落とすと、ムスッとした表情のアイリスが、指先で俺を突っついてきていた。これは……怒っているのか?
「ん……」
ジト目で上目遣いに睨んできたアイリスは、特に何か言うわけではなく、マフラーに隠れた顎先で一回、俺の前方を指し示した。
「あ……」
俺はそこでようやく、セイナが顔を下げたまま、肩を震わせていたことに気が付いた。
怒りでそのことにすら気づけていなかった俺に、事情を何となく察したアイリスが、気を利かせてくれたんだ。
お前は一体何してるんだ。
自分のことなんかよりも、今はもっとやるべきことがあるだろ?
と、言わんばかりの琥珀色の瞳に、俺は小さく頷いた。
「顔を上げろ、セイナ」
ゆっくりとこっちを見たセイナの瞳、ブルーサファイアの目尻には、真珠のような雫が二粒できていた。
少し怯えたような子犬の表情で、こっちを見たセイナの双肩に俺は優しく手を置いた。
神の力を背負うには、少し小さすぎるその双肩を……
「よくやってくれた」
「えっ……?」
俺の言葉がよっぽど意外だったのか、セイナは瞳を満月のように丸くさせる。
「負傷したロナが捕まったのはお前の責任じゃない。俺に至らなかった部分があったからだ。だから、そんなに自分を責めるな。お前はあの状況でよくやってくれたよ……」
「でも、ロナは捕まった……それに、アタシは信頼に応えることができなかった……」
ギュッときつく閉じた瞳の端から、大粒の悔し涙が流れ落ちた。
俺は、そんな彼女の頬を優しく拭い、目線の高さまで視線を落とした。
「お前だけが無事で帰って来れただけでも今は十分だ。ロナは……俺がどうにかする」
真っすぐ見つめたその瞳から、さらに涙が零れ落ちた。きっと、セイナは俺が信頼に応えられなかったことを悔やんでいたのだろう……だが、セイナやロナには何の落ち度もない。
確か、昨日の雷雨は十八時から二十一時くらいまで鳴り響いていた。
敵が何人いたかは知らないが、少なからずセイナはあの豪雨と慣れない密林の中、人を担いだ状態で数時間以上逃げ延びていたことになる。さらに言うと、夜の密林に灯りなんてものはない。月でも出ていれば多少は明るいが、昨日は大雨で外は文字通り真っ暗だった。そんな、思いつく限りの悪い部分のみを、たっぷりと詰め込んだような最悪の状況下で、セイナが無事に帰ってくることができただけでも奇跡に近い。もし仮に俺がその立場だったら、何分持つか正直分からない……
「────それは……ちょっと厳しいかもしれないよ……」
唐突に生気のない声 横で話しを聞いていたアイリスが不意に口を開いた。
「厳しい……って、どういうことだ?」
意味深な発言に、俺とセイナが同時にアイリスの方を見た。
風に揺れるマフラーが、口元からずれそうになるのを直しながら、北側の方角、俺達が襲撃にあった方向を見つめながら、アイリスは口を開いた。
「どのようにして、そのロナが捕まったかは知らないけど、連中は生死問わず、捕まえた人間をこの世から全員消し去っている……瀕死の重傷を負ったボクの父も、肉体はおろか、血液の一滴すら残されていなかった……」
「父?一体何の話?」
事情を全く知らないセイナが、零れた涙を拭きながら訊ねる。だが、今朝からずっと歩きっぱなしで、かなり体力を酷使していたアイリスは、無駄な体力を消耗したくないのか、それとも、何度も昔の話をしたくないのか、俺達に背を向けたまま、何も語ることはない。
「アイリス……」
過去を知っている俺が、その様子に気づいて声をかけるが、撫で肩の小さな背中は何も反応を示さない。規則正しい一定の間隔で上下する、腕組したままの小さな身体は、なにか決心に迷っているような雰囲気を醸し出したまま、沈黙を貫いていた。
「スー……スー……」
乱れた呼吸を整えるような吐息に、今か今かと話し始めるのを待っていた俺達が、ゴクリッ……と生唾を飲み込んだ。
「ズー…ズー…」
「「……あれ?」」
話しが始まるどころか、鼻を啜る音を断続的に響かせるアイリスに、俺とセイナが同時に顔を見合わせた。なんか、おかしくね?
眼で意思疎通した俺達は、両側からアイリスの正面に回り込んで、垂れた顔を覗き込むと────
「「て、寝てんじゃねーか(ない)!?」」
俺達の声に驚いた野鳥が、近くの密林から飛び立っていった。
セイナの言葉に俺が眼を見開いた。
俯いたままのセイナは、普段見せない暗い表情のまま、悔しそうに唇を噛み締めている。
「一体……何があったんだい?」
その表情を、心配そうな様子で覗き込むアイリスに、セイナは顔を上げる。
眼元には、薄っすらと涙の痕が滲んでいた。
「昨日フォルテ達と別れた後、アタシはロナを連れて、安静にできる場所を探していた……だけど、途中で敵に見つかって交戦になったの」
「それは、いつ頃の時間だ?」
「日が落ちてから約二時間くらい……だった思うわ。大雨の中、逃げるのに必死になってて、神の加護も連発していたから、正確な時間は覚えてないけど……」
自信なさげにそう答えたセイナの言葉に、俺は衝撃を受けた。
昨日、日没から大体二時間が過ぎた辺り、俺が丁度、洞窟で火おこしをしていた時だ。
今思い返してみると、大雨の中に落雷が混じり始めたのも確かそれくらいの時刻だった。
てことはつまり────
「昨日、あの雨の中、数時間以上ロナを連れて密林の中を逃げ回っていたのか!?」
「うん……ごめんなさい、折角アタシを頼ってくれたのに……」
そう言って頭を下げたセイナに、俺はさらに激しい動揺と、自分自身に対して怒りのような感情を覚えた。
昨日雷雨だと思っていたあれは、雷なんかじゃない。セイナが敵と交戦していた時の音だったんだ。
今更気づいたことだが、昨日の戦闘を物語るように、ICコートに隠れた彼女の格好は、とても綺麗とは程遠い姿だった。防弾ブラウスは湿った上に、白い布地が迷彩色に見えるくらい、草木の樹液で所々に緑色の線が走っていた。彼女の性格のように、いつも規則正しいプリーツスカートの折り目は乱れ、履いていたニーソックスは、切り傷と一緒に数カ所破けており、白い水玉模様のようになっていた。
そんな、セイナが厳しい状況に立たされていることなど知らずに、呑気に過ごしていた自分。その事実に、酷く腹が立った。
あの時もし、一瞬でもその可能性に気づけていれば……いや、セイナに全て押し付けなければ……
右手に力が籠る中、突然、右の脇腹にツンツンと何かが当たる。
「……」
怒りで少し気づくのが遅れたが、視線を脇腹に落とすと、ムスッとした表情のアイリスが、指先で俺を突っついてきていた。これは……怒っているのか?
「ん……」
ジト目で上目遣いに睨んできたアイリスは、特に何か言うわけではなく、マフラーに隠れた顎先で一回、俺の前方を指し示した。
「あ……」
俺はそこでようやく、セイナが顔を下げたまま、肩を震わせていたことに気が付いた。
怒りでそのことにすら気づけていなかった俺に、事情を何となく察したアイリスが、気を利かせてくれたんだ。
お前は一体何してるんだ。
自分のことなんかよりも、今はもっとやるべきことがあるだろ?
と、言わんばかりの琥珀色の瞳に、俺は小さく頷いた。
「顔を上げろ、セイナ」
ゆっくりとこっちを見たセイナの瞳、ブルーサファイアの目尻には、真珠のような雫が二粒できていた。
少し怯えたような子犬の表情で、こっちを見たセイナの双肩に俺は優しく手を置いた。
神の力を背負うには、少し小さすぎるその双肩を……
「よくやってくれた」
「えっ……?」
俺の言葉がよっぽど意外だったのか、セイナは瞳を満月のように丸くさせる。
「負傷したロナが捕まったのはお前の責任じゃない。俺に至らなかった部分があったからだ。だから、そんなに自分を責めるな。お前はあの状況でよくやってくれたよ……」
「でも、ロナは捕まった……それに、アタシは信頼に応えることができなかった……」
ギュッときつく閉じた瞳の端から、大粒の悔し涙が流れ落ちた。
俺は、そんな彼女の頬を優しく拭い、目線の高さまで視線を落とした。
「お前だけが無事で帰って来れただけでも今は十分だ。ロナは……俺がどうにかする」
真っすぐ見つめたその瞳から、さらに涙が零れ落ちた。きっと、セイナは俺が信頼に応えられなかったことを悔やんでいたのだろう……だが、セイナやロナには何の落ち度もない。
確か、昨日の雷雨は十八時から二十一時くらいまで鳴り響いていた。
敵が何人いたかは知らないが、少なからずセイナはあの豪雨と慣れない密林の中、人を担いだ状態で数時間以上逃げ延びていたことになる。さらに言うと、夜の密林に灯りなんてものはない。月でも出ていれば多少は明るいが、昨日は大雨で外は文字通り真っ暗だった。そんな、思いつく限りの悪い部分のみを、たっぷりと詰め込んだような最悪の状況下で、セイナが無事に帰ってくることができただけでも奇跡に近い。もし仮に俺がその立場だったら、何分持つか正直分からない……
「────それは……ちょっと厳しいかもしれないよ……」
唐突に生気のない声 横で話しを聞いていたアイリスが不意に口を開いた。
「厳しい……って、どういうことだ?」
意味深な発言に、俺とセイナが同時にアイリスの方を見た。
風に揺れるマフラーが、口元からずれそうになるのを直しながら、北側の方角、俺達が襲撃にあった方向を見つめながら、アイリスは口を開いた。
「どのようにして、そのロナが捕まったかは知らないけど、連中は生死問わず、捕まえた人間をこの世から全員消し去っている……瀕死の重傷を負ったボクの父も、肉体はおろか、血液の一滴すら残されていなかった……」
「父?一体何の話?」
事情を全く知らないセイナが、零れた涙を拭きながら訊ねる。だが、今朝からずっと歩きっぱなしで、かなり体力を酷使していたアイリスは、無駄な体力を消耗したくないのか、それとも、何度も昔の話をしたくないのか、俺達に背を向けたまま、何も語ることはない。
「アイリス……」
過去を知っている俺が、その様子に気づいて声をかけるが、撫で肩の小さな背中は何も反応を示さない。規則正しい一定の間隔で上下する、腕組したままの小さな身体は、なにか決心に迷っているような雰囲気を醸し出したまま、沈黙を貫いていた。
「スー……スー……」
乱れた呼吸を整えるような吐息に、今か今かと話し始めるのを待っていた俺達が、ゴクリッ……と生唾を飲み込んだ。
「ズー…ズー…」
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眼で意思疎通した俺達は、両側からアイリスの正面に回り込んで、垂れた顔を覗き込むと────
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