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月下の鬼人(ワールドエネミー)下
at gunpoint (セブントリガー)5
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自宅に着いたのは、それから数十分後のことだった。
はずなのに、俺達にはえらく永い時間のように感じられた。
念のため、自宅から離れた林の中に車を隠してから、自宅へと向かう隊員達の足取りは重い。
長く座っていたことや任務を終えた疲労感。そして、これからのことへ不安や憂いが同時に心身へと重圧をかけてくる。
どちらか片方なら、どれだけ楽だったろうか。
「ねぇ……ダーリン」
不意に、前方を歩いていたロナが俺へと振り返る。
明かりの乏しいこの場所を唯一照らす青白い月光が、彼女の陰鬱な表情を映し出す。
「また……みんなでここに帰ってこられるんだよね?」
不安に押し潰されそうになりながら絞り出した言葉は、どこか朧気で儚い。
その健気で犯しがたい、純然とした少女の思いに俺の胸は痛いほど締め付けられる。
別に死ぬ気はないし、任務も失敗する気はない。
しかし……それでもこの世に『絶対』という言葉は存在しない。
それを俺は嫌と言うほど経験している。
だからと言って、いまこの少女にその現実を付けつけることがどれだけ残酷なことか、分からない俺じゃない。
だから────
ばさッ……
銀光に輝く髪を右手で撫でる。
あの時────負傷から目覚めた時と同じように……
「お前は何も心配しなくていい」
そう告げた自分の言葉が、風で深々と葉鳴りの音を響かせる林へと木霊する。
本当は分からない。
この先俺達がこのままでいられる保証なんてどこにもない。
それを分かってて俺は、彼女に嘘を付いた。
自分の言葉を偽装するように、彼女が一番好きな行為を加えながら……
「さぁ、データをよこしてくれ」
義手を差し出す。
どんなに思い悩んでいても、脳波はしっかりとUSBを受け取らんとしている辺り、本物の一部として機能しているそれに内心溜息を漏らす。
ほんと……口先ばかりで卑しい人間だな……と。
ロナはコクリと頷いて、成長過程にある程よい胸の隙間に躊躇いなく指を突っ込み、さっきデータを入れていたUSBを取り出した。
色々言いたいことはあるが……俺はそいつを受け取ろうとした刹那────
パチンッ────
心地良い指鳴りが、葉擦れの音を鎮めた。
聞こえたのは俺のすぐ背後。
誰もいないはずその場所へ咄嗟に振り向くと……
「アキラ……?」
いつの間にか背後に立っていた副隊長が、左手に作った握りこぶしを眼前に掲げ、愁然とした表情で立ち尽くしていた。
「……やめだ」
一体何を……?
そう訊ねるよりも先に、アキラは拳の中に握りこんでいた何かを指で弾く。
夜の帳の中、星々によって輝くそれに俺は眼を見開く。
(USB!?)
さっきまで俺の左手の中にあったはずのそれが、眼の間で宙を舞っていた。
反射的に左手の中を確認すると、そこには一発の銃弾。.45ACP弾。
おそらくアキラのM1911用に所持していた弾薬だろう。が置いてあった。
左腕の大きな弱点。それは触感だけはどうしても再現できないところ。
だがそれにしても、USBを受け取ってから振り向くまでコンマ数秒しかなかった。すり替えている暇なんて無かったはずだ。
それこそ、時でも止めさえしなければ……
パチンッ────
「────やっぱ、この部隊にはアンタが必要だ」
手品を見せられた観客のように驚愕していると、今度は左斜め後ろ。家の入口方面からアキラの声が響く。
「い、いつの間にッ!?」
ロナの口から思わずそう零れた。
正面には宙を舞うUSBもアキラ本人の姿も既に無く、まるで瞬間移動でもしたかようなスピードで数メートル先に移動していた。
ブルゥゥゥゥゥンンンン!!!!
アキラはそのまま俺のバイク、HAYABUSA GSX1300Rに跨り、静寂を打ち消す獰猛なエンジン音と、夜闇を貫くヘッドライトを同時に点灯させた。
腰を弄ると、あるはずのバイクのキーもいつの間にか無くなっていた。
さっきの一瞬でアキラが盗ったことは明白だが、それにしたって俺がそれに気づかないなんて……
「だから、こいつは俺が届けに行く。アンタは皆を……部隊を導いてくれ」
「まっ────」
静止するよりも先にアキラはバイクを急発進させ、帰路を反対に辿るようにして林の中へと駆け込んでいった。
クソッ……!あのバカ。
無意識に数歩追いかけていたが、走り出されてしまえば1300㏄なんて化け物に勝てるはずがない。
どうしてこんな馬鹿な真似を?
もうアイツは昔のように、一人で突っ走ることなんてしないと思っていたのに。
「フォルテ……!」
両膝に手を置く俺の背後からロナが不安げに駆け寄ってくる。
そうしている間にも、バイクの軌道を示す赤いバックライトの残光が瞬く間に消えて見えなくなってしまう。
「……とにかく、急いで準備してあの馬鹿を追いかけるぞ」
ここで呆けていても仕方ない。
俺は無造作に握っていた銃弾をICコートのポケットに押し込み、ロナと共に自宅へと駆け込む。
「あれ……隊長?」
二階の自室に向かう途中、リビングでバッグに荷物を詰めていたベルが不思議そうに首を傾げた。
自分の部屋ではなく真っ先に冷蔵庫の中身とは、いかにも彼女らしい。
だが、今はそんなことに笑っていられるような余裕は無かった。
「アキラが一人でベアードのところに行きやがったんだ」
「にゃ、にゃんだって!?どうしてまたそんな!?」
「俺だって分からない……とにかく急いで準備しろ。詳しい話しは車の中でする」
後を追いかけようにもバイク以外の乗り物は、家から少し離れた位置に止めてあるSENTRY CIVILIANしかない。
だからといって俺一人で皆の移動手段を奪うわけにはいかない。おそらくアキラはそれも見越してバイクを奪っていったのだろう。
こんなことならスペアのバイクでも買っておけばよかった。
『やっぱ、この部隊にはアンタが必要だ』
馬鹿野郎。
俺がこの部隊に必要なんじゃない。
この部隊に不必要な奴なんていないんだ。
お前だってその一人なんだぞ。
耳に残ったその言葉を頭から振り払う。
今は一秒でも早く支度をして、アキラを追わないと────
リビングの外へと駆け出し、自分の荷物の準備に取り掛かる。
部隊の機密情報に関連するもの、必要最低限の生活用品を自室から抜き出し、ついでにアキラの私物も彼の自室から引っ張り出す。
途中ですれ違ったレクス、リズへ手短に事情を告げると、二人とも一瞬だけ双眸を見開いたが、不測の事態慣れしているだけあってすぐ平静を取り戻し、黙々と作業に戻っていた。
姿の見えないシャドーは、Harry Potterと同じ二階階段下の収納スペースを自室として使っている(本人の意思で)
今日一度も繋がらないベアードに再度電話を掛けつつ、この誰も入ったことのない斜め切りのドアに声を掛けると『分かった』と言うように、軽いノックが返ってきた。
そんな、慌ただしく夜逃げの準備を進めていくうち、不意にあるものに気づいた。
自室の白いドア横に付いた切傷。
共同生活を始めたばかりの頃、リズが突き立てた包丁の跡。
何度か女性陣にちょっかい掛けようとして、吹っ飛ばされたレクスが壊したガラス窓の外れた食器棚。
他にも対歩兵地雷が起爆して扇形に焼け焦げたフローリング、ロナとリズが口論になった際、仲裁に入ったシャドーが二人にぶん投げられて天井に突き刺さった跡。
一年間ここで過ごしてきたことを示す軌跡。
……禄でもない思い出ばかりだなと我ながら思うが、寧ろこれくらいの方が俺達には似合っているのかもしれない。
それに、他にも雪月夜のホワイトクリスマスにベルの六歳の誕生日を祝ったのも、シャドーやアキラと剣技を重ねたのも、リズの料理下手を修正しようとロナと一緒に模索しては失敗したことも、何度かレクスと呑んだことも……
悪くない思い出も数えきれないほどある。
『また……みんなでここに帰ってこれるよね……?』
まだ耳にその響きが残っているロナの言葉が無意識に再生される。
本当に戻ってこれるのか……
いや、戻ってくるんだ。
家を空けるは一時的なことで、またすぐ部隊のみんなとここで────
らしくもない、酷く楽観的な思考。
それが、普段は研ぎ澄まされていた危機察知能力を欠落させたのかもしれないし、はたまた平静を装っていたつもりが、自分でも気づかないレベルで焦燥に駆られていたのかもしれない。
荷物をあらかた纏め、限界まで食料を積み込んでいたベルへとそろそろ出立する旨を伝えるべく、リビングへと訪れた時だった。
部屋の中央付近で一心不乱にリュックへと食料を詰め込んでいた彼女の手が不意に止まり、見掛け倒しではない二つの猫耳が何かに気づいてピンッと直立した。
「ベル……?」
窓の外一点を見つめる彼女の背に声を掛けた瞬間────
「……っ!フォルテ!!」
バッ!
振り返りざまにベルが飛びついてきた。
唐突なことで反応できず、半ば押し倒すような勢いで覆いかぶさってきた。
突然どうしたのか?
面食らった思考が悠長にそんなことを考えつつ、抱き着いてきたベルの温かみや柔らかな感触、どこか安らぎを覚えるような甘い香りを感じるよりも前に、その答えは現象として露わになった。
バガァァァァァァァンンンン!!!!!!
俺達のすぐそばにあった掃き出し窓が爆散し、ガラス片と爆炎が視界を埋め尽くした。
はずなのに、俺達にはえらく永い時間のように感じられた。
念のため、自宅から離れた林の中に車を隠してから、自宅へと向かう隊員達の足取りは重い。
長く座っていたことや任務を終えた疲労感。そして、これからのことへ不安や憂いが同時に心身へと重圧をかけてくる。
どちらか片方なら、どれだけ楽だったろうか。
「ねぇ……ダーリン」
不意に、前方を歩いていたロナが俺へと振り返る。
明かりの乏しいこの場所を唯一照らす青白い月光が、彼女の陰鬱な表情を映し出す。
「また……みんなでここに帰ってこられるんだよね?」
不安に押し潰されそうになりながら絞り出した言葉は、どこか朧気で儚い。
その健気で犯しがたい、純然とした少女の思いに俺の胸は痛いほど締め付けられる。
別に死ぬ気はないし、任務も失敗する気はない。
しかし……それでもこの世に『絶対』という言葉は存在しない。
それを俺は嫌と言うほど経験している。
だからと言って、いまこの少女にその現実を付けつけることがどれだけ残酷なことか、分からない俺じゃない。
だから────
ばさッ……
銀光に輝く髪を右手で撫でる。
あの時────負傷から目覚めた時と同じように……
「お前は何も心配しなくていい」
そう告げた自分の言葉が、風で深々と葉鳴りの音を響かせる林へと木霊する。
本当は分からない。
この先俺達がこのままでいられる保証なんてどこにもない。
それを分かってて俺は、彼女に嘘を付いた。
自分の言葉を偽装するように、彼女が一番好きな行為を加えながら……
「さぁ、データをよこしてくれ」
義手を差し出す。
どんなに思い悩んでいても、脳波はしっかりとUSBを受け取らんとしている辺り、本物の一部として機能しているそれに内心溜息を漏らす。
ほんと……口先ばかりで卑しい人間だな……と。
ロナはコクリと頷いて、成長過程にある程よい胸の隙間に躊躇いなく指を突っ込み、さっきデータを入れていたUSBを取り出した。
色々言いたいことはあるが……俺はそいつを受け取ろうとした刹那────
パチンッ────
心地良い指鳴りが、葉擦れの音を鎮めた。
聞こえたのは俺のすぐ背後。
誰もいないはずその場所へ咄嗟に振り向くと……
「アキラ……?」
いつの間にか背後に立っていた副隊長が、左手に作った握りこぶしを眼前に掲げ、愁然とした表情で立ち尽くしていた。
「……やめだ」
一体何を……?
そう訊ねるよりも先に、アキラは拳の中に握りこんでいた何かを指で弾く。
夜の帳の中、星々によって輝くそれに俺は眼を見開く。
(USB!?)
さっきまで俺の左手の中にあったはずのそれが、眼の間で宙を舞っていた。
反射的に左手の中を確認すると、そこには一発の銃弾。.45ACP弾。
おそらくアキラのM1911用に所持していた弾薬だろう。が置いてあった。
左腕の大きな弱点。それは触感だけはどうしても再現できないところ。
だがそれにしても、USBを受け取ってから振り向くまでコンマ数秒しかなかった。すり替えている暇なんて無かったはずだ。
それこそ、時でも止めさえしなければ……
パチンッ────
「────やっぱ、この部隊にはアンタが必要だ」
手品を見せられた観客のように驚愕していると、今度は左斜め後ろ。家の入口方面からアキラの声が響く。
「い、いつの間にッ!?」
ロナの口から思わずそう零れた。
正面には宙を舞うUSBもアキラ本人の姿も既に無く、まるで瞬間移動でもしたかようなスピードで数メートル先に移動していた。
ブルゥゥゥゥゥンンンン!!!!
アキラはそのまま俺のバイク、HAYABUSA GSX1300Rに跨り、静寂を打ち消す獰猛なエンジン音と、夜闇を貫くヘッドライトを同時に点灯させた。
腰を弄ると、あるはずのバイクのキーもいつの間にか無くなっていた。
さっきの一瞬でアキラが盗ったことは明白だが、それにしたって俺がそれに気づかないなんて……
「だから、こいつは俺が届けに行く。アンタは皆を……部隊を導いてくれ」
「まっ────」
静止するよりも先にアキラはバイクを急発進させ、帰路を反対に辿るようにして林の中へと駆け込んでいった。
クソッ……!あのバカ。
無意識に数歩追いかけていたが、走り出されてしまえば1300㏄なんて化け物に勝てるはずがない。
どうしてこんな馬鹿な真似を?
もうアイツは昔のように、一人で突っ走ることなんてしないと思っていたのに。
「フォルテ……!」
両膝に手を置く俺の背後からロナが不安げに駆け寄ってくる。
そうしている間にも、バイクの軌道を示す赤いバックライトの残光が瞬く間に消えて見えなくなってしまう。
「……とにかく、急いで準備してあの馬鹿を追いかけるぞ」
ここで呆けていても仕方ない。
俺は無造作に握っていた銃弾をICコートのポケットに押し込み、ロナと共に自宅へと駆け込む。
「あれ……隊長?」
二階の自室に向かう途中、リビングでバッグに荷物を詰めていたベルが不思議そうに首を傾げた。
自分の部屋ではなく真っ先に冷蔵庫の中身とは、いかにも彼女らしい。
だが、今はそんなことに笑っていられるような余裕は無かった。
「アキラが一人でベアードのところに行きやがったんだ」
「にゃ、にゃんだって!?どうしてまたそんな!?」
「俺だって分からない……とにかく急いで準備しろ。詳しい話しは車の中でする」
後を追いかけようにもバイク以外の乗り物は、家から少し離れた位置に止めてあるSENTRY CIVILIANしかない。
だからといって俺一人で皆の移動手段を奪うわけにはいかない。おそらくアキラはそれも見越してバイクを奪っていったのだろう。
こんなことならスペアのバイクでも買っておけばよかった。
『やっぱ、この部隊にはアンタが必要だ』
馬鹿野郎。
俺がこの部隊に必要なんじゃない。
この部隊に不必要な奴なんていないんだ。
お前だってその一人なんだぞ。
耳に残ったその言葉を頭から振り払う。
今は一秒でも早く支度をして、アキラを追わないと────
リビングの外へと駆け出し、自分の荷物の準備に取り掛かる。
部隊の機密情報に関連するもの、必要最低限の生活用品を自室から抜き出し、ついでにアキラの私物も彼の自室から引っ張り出す。
途中ですれ違ったレクス、リズへ手短に事情を告げると、二人とも一瞬だけ双眸を見開いたが、不測の事態慣れしているだけあってすぐ平静を取り戻し、黙々と作業に戻っていた。
姿の見えないシャドーは、Harry Potterと同じ二階階段下の収納スペースを自室として使っている(本人の意思で)
今日一度も繋がらないベアードに再度電話を掛けつつ、この誰も入ったことのない斜め切りのドアに声を掛けると『分かった』と言うように、軽いノックが返ってきた。
そんな、慌ただしく夜逃げの準備を進めていくうち、不意にあるものに気づいた。
自室の白いドア横に付いた切傷。
共同生活を始めたばかりの頃、リズが突き立てた包丁の跡。
何度か女性陣にちょっかい掛けようとして、吹っ飛ばされたレクスが壊したガラス窓の外れた食器棚。
他にも対歩兵地雷が起爆して扇形に焼け焦げたフローリング、ロナとリズが口論になった際、仲裁に入ったシャドーが二人にぶん投げられて天井に突き刺さった跡。
一年間ここで過ごしてきたことを示す軌跡。
……禄でもない思い出ばかりだなと我ながら思うが、寧ろこれくらいの方が俺達には似合っているのかもしれない。
それに、他にも雪月夜のホワイトクリスマスにベルの六歳の誕生日を祝ったのも、シャドーやアキラと剣技を重ねたのも、リズの料理下手を修正しようとロナと一緒に模索しては失敗したことも、何度かレクスと呑んだことも……
悪くない思い出も数えきれないほどある。
『また……みんなでここに帰ってこれるよね……?』
まだ耳にその響きが残っているロナの言葉が無意識に再生される。
本当に戻ってこれるのか……
いや、戻ってくるんだ。
家を空けるは一時的なことで、またすぐ部隊のみんなとここで────
らしくもない、酷く楽観的な思考。
それが、普段は研ぎ澄まされていた危機察知能力を欠落させたのかもしれないし、はたまた平静を装っていたつもりが、自分でも気づかないレベルで焦燥に駆られていたのかもしれない。
荷物をあらかた纏め、限界まで食料を積み込んでいたベルへとそろそろ出立する旨を伝えるべく、リビングへと訪れた時だった。
部屋の中央付近で一心不乱にリュックへと食料を詰め込んでいた彼女の手が不意に止まり、見掛け倒しではない二つの猫耳が何かに気づいてピンッと直立した。
「ベル……?」
窓の外一点を見つめる彼女の背に声を掛けた瞬間────
「……っ!フォルテ!!」
バッ!
振り返りざまにベルが飛びついてきた。
唐突なことで反応できず、半ば押し倒すような勢いで覆いかぶさってきた。
突然どうしたのか?
面食らった思考が悠長にそんなことを考えつつ、抱き着いてきたベルの温かみや柔らかな感触、どこか安らぎを覚えるような甘い香りを感じるよりも前に、その答えは現象として露わになった。
バガァァァァァァァンンンン!!!!!!
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