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Story1 -slavely- 翻弄
Ⅵ
しおりを挟む「ああ、…あっ…………」
ヨダカはぽろぽろ涙を溢して俯き、呟く。
自分のペニスはもう痛いくらいに勃起してはちきれそうだ。睾丸だってまん丸に膨れている。
肛門に詰められた栓でさえ感じてしまう程追い詰められている。
(こんなに、挿れてほしい、のに………なんでえ)
ヨダカだって本当は、欲しい。
めちゃくちゃ欲しい。
もう何日もずっと我慢している。
自分のペニスは先走りをだくだくと溢し、ぶるぶる震えている。
なのに、奴隷は自分の性器にさえ触ることが許されない。我慢できずに自慰をして、何度肛門が腫れただろう。
今、こんなにも太くて硬い勃起で、ヨダカとセックスしたいと言ってくれている男を前にして、ただ頷くだけのことが出来ないのには、どうしようもない理由があった。
ミツキに封じられた肛門のナカに、その後2日分の便がたっぷり詰まったままなのだ。
本来は、2日に一回排泄日があり、予定では今日朝のはずだった。
でも、…抜いて貰えなかった。 許可して貰えなかったのだ。
きっとイトウは、最初からこんな状況を想定していた。ヨダカがセックス出来ないよう脱糞させなかったのだ。
そして、栓を外して貰えない日は挿入許可が貰えていないことを意味している。
はあ、はあはあ、はあっ…!
シノブの手のなかで巨根が育つ。
熱くて硬いこれで、ナカを擦って突いて貰えたら、どれほど気持ち良いだろう。どれほど満足できるだろう。
想像だけでも涎が出てしまう自分は、紛れもなく変態だ。
「どうしたの、泣いてるの?」
射精直前、はあはあと息を切らせたシノブが優しく声を掛ける。
そして、ヨダカの限界まで腫れたペニスにそっと指先で触れた。ピアス穴だらけの先端に触れ、浮き立った血管をゆっくり撫でる。
「随分痛そうだね、抜いてあげようか?」
シノブの熱い掌に包まれ、ぽたぽたと我慢汁が滴った。扱いたら、あっという間に射精出来るだろう。
でも、この身体の奥にこもったマグマのような熱は、それだけでは到底拭えない。むしろ激しく腹の中を燃やす。
それは、ヨダカにとって拷問でしかない。
後ろがジクジクと疼き、震える太腿を擦り合わせた。
「それだけじゃ…、足りない…………」
シノブは、破裂しそうな肉塊を撫で擦りながら聞く。
「じゃあ、君は、どうして欲しい?」
どうして欲しいか?なんて、きまってる。
ヨダカは、掠れた声を振り絞る。
「おちんちん、お尻に挿れて欲し…、奥まで捩じ込んで、めちゃくちゃに擦って突き上げて欲しい!
けど………………、出来ない…、今は出来ません、」
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