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悠馬
※episodeー2
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「ちょっと、やだ。お腹触んないでよ」
「なんで?やわっこくて気持ちいいのに」
「すいませんね、ぽよぽよで。ていうか、悠馬のせいで太ったんだから。前はもうちょっと引き締まってたのに」
「俺のせい?」
「うん、悠馬のつくるご飯美味しいからつい食べ過ぎちゃって」
「それは光栄だな、作り甲斐がある。もっと食べさせて太らせようか」
「もしかして、悠馬ってぽっちゃり好き?」
「そういうんじゃなくて、美味しいって言われたら普通に嬉しいだろ。つーか、太ったか?なんも変わってないように見えるけど」
「太ったの。顔とか、お腹とか、お尻とか。明日からダイエットしないと」
「かすみ元々細いじゃん。全然気にしなくていーのに」
「全然細くないし、気にするの。男の人だって太ってるよりは痩せてる方がいいでしょ?」
「うーん、どうだろ。一般的にはそうかもしれないけど。俺は、健康に支障をきたさない範囲だったら、太ってても痩せてても別に関係ないけどな。俺はかすみの中身が好きなんだから」
「そう言ってくれると嬉しい反面、私の見た目なんてどうでもいいって言われてるような気にもなる」
「なんだそれ。じゃ、見た目も中身も可愛いよ。って言えば満足?」
「言わされた感がすごい…」
「どーすりゃいいんだよ!でも、痩せすぎよりは多少肉がついてるほうが良いかも」
「あ、また!やだって言ってんのに」
「うん。でも、ここすっげえ気持ちいいからずっと触ってたい」
「……お腹が好きとか、なんか変態くさい。普通、胸とかお尻じゃないの?」
「そーか?男は皆好きだと思うけど。こっちはもちろんな」
「あ!……ん、んん」
「やーらけ。気持ちいい?」
「はあん、うん……気持ちいい」
「かすみも俺も気持ちいいなら、こっち揉んでる方がいいな」
「あっ、ゆーま。もっと、してほしくなっちゃう」
「やらし……いーよ。そんかわり、いやだって言っても止めてやれなくなるけど。いーか?」
「うん、ん。いーよ……し、てっ」
「はは、ぬるぬるしてる。お腹触られるの、実は気持ち良かった?」
「う、んん。そーいう訳じゃ、ないけど。あっ、やあ、それ」
「じゃあ、どーいう訳?」
「んあっ、ちょ、とめてっ、やあっ、ああっ」
「きもちいー?」
「はあん、あっ、それされると、すぐイッちゃ、あっあっ、うんんん!」
「ここ、かすみ好きだよな。いつもより早くね?」
「あっんんん!んんんーーー!」
「すっごいヒクヒクいってる。かわい」
「……ゆーまも」
「ん、ちょっと待って。ゴムつけるから。どういうのがいい?」
「……ぎゅって、してほしい」
「おっけ」
「……う、んん、ん……はあっあっあー」
「……きっつ。やべえな、超気持ちいい」
「ん、きもちい。ゆーま、ちゅーしたい」
「ん」
「んん、ふっ、はあ」
「動いていい?」
「ん、いーよ」
「かすみ、好きだよ」
「わたし、もっ!あっ、ああっ、はっあっ!んー、すき、すき!」
「……っ、これ、すき?」
「ふ、うん!あっ、あ、そこ、おくあたって、あ、あっ」
「……っく、締め付けんな」
「あっ、やらっ、ゆーま、ゆーまっ、すき、すき!」
「だから、そゆこと……だめだ、動くぞ」
「あっあっああっ!!あ、ああーー」
「……っは」
「あ、ふ、うんん、う」
「ふ……はあ」
「んん、は、あ。ゆーま」
「ん、何?」
「好き」
「ん、俺も。好き」
「悠馬だから」
「ん?」
「悠馬といると、すぐ、こうなっちゃう」
「……すげー殺し文句だな」
「だからちゃんと、責任とってよね」
「うん。俺のせいだって言うんなら、喜んで責任取る。だからかすみも」
「え?」
「かすみのせいで、俺もすぐこんなんなっちゃうんですけど」
「ひゃっ!え?だって今イッたばっかなのに」
「うん。でもかすみが可愛いこと言うから」
「ん、ふっ、は、あっあ」
「ん。も、一回。いい?」
「はっぁぁ、うん。いー、よ」
※ ※ ※
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