惚れたのは貴方じゃありません!!貴方のお父様ですっっ!!!

カイナルミ

文字の大きさ
29 / 34

29 ハンカチ

しおりを挟む




全て終わり、招待客も見送った。
普段少人数の人間としか関わらなかったエミリヤは、疲労困憊で用意されたベッドに着替えもせず倒れ込んだ。

 「(・・・着替えもめんどくさい・・・しんどい・・・眠い・・・)」

ーーガチャッ

疲労と眠気で意識が朦朧としたエミリヤをノックもせず勝手に入ってきたスチュアートと、数人の執事達が問答無用で衣服を脱がしお風呂に入れる。もうツッコむ気力もないエミリヤはなされるがままでいる。丹念に磨かれた後、再びオイルマッサージの時間である。
オイルで良い感じに身体が温まり、エミリヤは夢の世界へと沈んで行った。

その間眠っているエミリヤに昨日よりも入念にマッサージを執事達は行う。マッサージが終わり就寝時間になった頃ギルベルトが室内に入って来ると、入れ替わる様に執事達は出て行く。

 「エミィ?」
 「・・・すぅ・・・」
 「今日はエミィが私の下で喘ぐ姿は見られないか・・・まぁ良いか」

ギルベルトは自身のシャツのボタンを外すと、シャツを脱ぎ捨てる時間も惜しいとばかりに眠るエミリヤに覆い被さり口付けを始める。舌を押し込むと、エミリヤの舌がギルベルトの舌に絡んで来たので深い口付けをしながらシャツを脱ぎ捨てた。
エミリヤの身体はギルベルトが来る直前まで行われていたなオイルマッサージにより、感度が高まっている。

 「ーー今日のエミィは妖精が女神になった様に美しかったよ」

口付けからエミリヤを解放すると、エミリヤの顔を眺め指で撫でながら囁く。

 「ーーー披露宴では色んな男と話していたじゃ無いか・・・寝ていても今日の仕置きはせねばならんな・・・」

ギルベルトはズボンと下着を脱ぎ床に落とす。サイドテーブルに執事が準備してくれていた小瓶の蓋を開け、エミリヤの秘部に液を垂らす。
すぐにエミリヤの中を硬いものが一気に突き上げる。エミリヤは一瞬呻いたものの目を醒さなかったが続けて激しく攻め立てられ、流石にエミリヤも寝ていられなかった。

 「ふぁーーーっっっっ!?!?ぎぎる!?!?ちょっと待ってっっっ!!おおきいっっ!!大きいんだってばっっ!!一昨日やった時より絶対大きくなってるんだってばっっ!!ーーあっっ!!ーーひぃうんっっ!!な、なんでぇぇーーーーっっっっっ!?」

ギルベルトの荒い息遣いと共にエミリヤの一番奥を硬いものが激しくノックする。エミリヤの目覚めにより驚きで中をゴリゴリ突き上げて来る異物を締め上げてしまう。

 「ーーっ!!エミィッッ!!力を抜くんだっっ、くっ・・・一回出すっ!!」
 「んーーーーーっっっっっ!!??」

中に温かいモノが注ぎ込まれたのを感じた。

 「はぁっはぁっ・・・ぎる・・・なんで眠っているのにやっちゃうんですかぁ・・・」

 「ーー披露宴の席でたくさんの男達と話をしていただろう?しかも楽しそうであったな?それに近い内に伯爵の家に行くと言っていたな?・・・浮気では無いのか?」

ギルベルトは吐精した男根を抜かないままにエミリヤの顔を見ながら話す。

 「うわき?あの人達は私が結婚する前からのお友達なんですよ!?折角築いた人間関係ギルがなんて言っても切りませんからっっ!!」
 「そうか・・・それでも構わん。その代わりアイツらと会った日は朝までヤるからな?」

汗をかき色気の増したギルベルトは口の端を上げて笑みを浮かべた後、再び硬くなった男根でエミリヤの奥を激しくノックし始める。

 「え゛っ・・・?ーーーーっっっ!!」

一昨日よりも激しくされ意識が何度も飛ぶエミリヤは翌日、全く起き上がれなかった。





♢♢♢♢♢♢♢♢






披露宴が終わり自室のベッドに腰を掛けたヴィルヘルムは自身の事に驚きを隠せないでいる。


 「(以前、どこかの女に勝手に口付けられた時は気持ち悪くて吐き気がしたのに・・・。結婚式で彼女と口付けで出るだろう吐き気をどう誤魔化すか、真剣に悩んでいたが全く吐き気がしなかった・・・。何故・・・?)」

ヴィルヘルムは女性の性的な面を見ると吐き気が出る様になった。

 「(そう言えば・・・。この間の彼女と父上が卑猥な触れ合いをしていたのを見たが、気持ち悪いとは思わなかったな・・・。)」

覗き見した光景を思い出していると、最後に見たエミリヤの張りと形の良かった胸を思い出してしまい下腹部に熱が集まって来る。

 「(彼女は父上と関係を持ってしまっているのだろうか・・・?それとも今日の披露宴で紹介された内の誰かの情婦なのか?)」

ヴィルヘルムはエミリヤが今日紹介された男達と情交を行っている所を想像してしまい、怒張した男根を再び自慰を行ってしまう。その際、半月のエミリヤとの交流の中で貰ったハンカチを使った。結婚式でエミリヤに口付けをされた事により生々しく想像してしまい、以前よりも激しくシゴく手が止まらない。吐精後使ったハンカチで精液を拭うと、ベッドに倒れ込む。その間も想像してしまうのは、エミリヤの淫らな姿や身体はどんな触り心地なのだろうかということばかりであった。

しばらく想像した後もう一度自慰を行い、再びエミリヤから貰ったハンカチで精液を拭う。

 「(流石にこのハンカチは自分で洗わないと・・・)」

洗面所で精液でベトベトに汚れたハンカチを洗いながら、エミリヤから貰ったハンカチでの自慰に背徳感と興奮を覚えてしまった事にヴィルヘルムは気付いた。

 「(私はあのははの様に汚れているのか・・・?)」

今まで女性を避けていた事により男の多い職場だが、同僚の女性関係の話になると不愉快だと去る事が多い上に結婚しない子供を作らないと言って貴族の閨教育を受けなかった為、どの位の行為が普通なのか異常なのかを全くヴィルヘルムは分からなかった。

母親の血が入っている事がヴィルヘルムを余計に不安を掻き立てる。


 「(・・・こんな事相談出来る相手が爵位を自らの力で得てさえ誰も浮かばないのだからな・・・)」


ヴィルヘルムは一人自嘲した。






しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】初めて嫁ぎ先に行ってみたら、私と同名の妻と嫡男がいました。さて、どうしましょうか?

との
恋愛
「なんかさぁ、おかしな噂聞いたんだけど」 結婚式の時から一度もあった事のない私の夫には、最近子供が産まれたらしい。 夫のストマック辺境伯から領地には来るなと言われていたアナベルだが、流石に放っておくわけにもいかず訪ねてみると、 えっ? アナベルって奥様がここに住んでる。 どう言う事? しかも私が毎月支援していたお金はどこに? ーーーーーー 完結、予約投稿済みです。 R15は、今回も念の為

婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜

紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。 連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。

義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話

よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。 「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 【ご報告】 最終回まで予約投稿済みです。 毎日8時・20時に更新予定です。

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

【完結】「お前とは結婚できない」と言われたので出奔したら、なぜか追いかけられています

22時完結
恋愛
「すまない、リディア。お前とは結婚できない」 そう告げたのは、長年婚約者だった王太子エドワード殿下。 理由は、「本当に愛する女性ができたから」――つまり、私以外に好きな人ができたということ。 (まあ、そんな気はしてました) 社交界では目立たない私は、王太子にとってただの「義務」でしかなかったのだろう。 未練もないし、王宮に居続ける理由もない。 だから、婚約破棄されたその日に領地に引きこもるため出奔した。 これからは自由に静かに暮らそう! そう思っていたのに―― 「……なぜ、殿下がここに?」 「お前がいなくなって、ようやく気づいた。リディア、お前が必要だ」 婚約破棄を言い渡した本人が、なぜか私を追いかけてきた!? さらに、冷酷な王国宰相や腹黒な公爵まで現れて、次々に私を手に入れようとしてくる。 「お前は王妃になるべき女性だ。逃がすわけがない」 「いいや、俺の妻になるべきだろう?」 「……私、ただ田舎で静かに暮らしたいだけなんですけど!!」

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

処理中です...