156 / 195
1章【暗黒討伐編】
第155話・缶コーヒー
しおりを挟む
虚無空間。
幾千の宇宙を包む、数多の「世界」。その狭間である。
文字通り、何も無い空間である筈の其処だが、とある一箇所だけは違った。
無数の扉が不規則に漂う、「魂の間」と名付けられた場所だ。
各世界・各宇宙に瞬時に赴く事を目的として、オーガが創り出したのがこの場所である。
「──クッ。今回の“浄化”も失敗か⋯⋯」
「魂の間」の中心で、暗黒神オーガは額を覆う。
彼を大いに悩ませるその原因は「時間」である。
五大神将を含む、黒異種全体の強化に要する時間。
そして、アリアや紅志が“何かしらの策”を確立するより早く発見するまでの時間──。
前者は、魔王軍やアリア側の転生者を相手にする部下達にとって、当然必要になる。
しかし後者は、なるべく短くしなければならない。
つまり、“都合の良い時間”が必要不可欠なのである。
現時点でアリアは策を完成させ、それを既に紅志へ付与している事実をオーガは知らない。
それ故、彼はありもしない問題に苦しめられているのであった。
もっとも、アリアと紅志を発見した所で、彼らの現在地は世界最恐の場所、魔王城だ。
仮にそこへ来たオーガに可能なのは、相手にとって痒くも無い攻撃か、多少の会話を行う程度である。
「魔王ゼルめ、一体何処に匿っているのじゃ⋯⋯」
歯軋りをして、オーガは額を手で覆う。
魔王城へ赴いた所で無意味である事態は、彼自身の脳内には存在しない考えである。
だからこそ、愚かにも模索し続ける。
如何にしてアリアと紅志を発見し、殺害するかの手段を。
オーガにとってこの戦いは、“アリアか紅志の殺害さえ済めば、後は消化試合である”というのが結論だ。
そしてそれ自体は、あながち間違った推察では無い。
だが、アリアは兎も角として、紅志はゼルに保護されているのが現状である。
オーガ自身も、魔王と呼ばれる男の実力をある程度は把握しているつもりだ。
それでも尚、魔王ゼルがすぐ傍にいるであろう紅志を、オーガが探し続ける理由は一つ。
自身の「能力」への、絶対的な信頼があるからである。
“自身への攻撃を、別の世界へ転送する”。
その能力の対象は、魔王の攻撃ですら例外では無い。
一応は、“一定時間内に転送できるエネルギー量には限度がある”という欠点はある。
即ち、転送する速度以上の出力で魔力攻撃等を行えば、オーガに攻撃は入るという訳だ。
そして魔王ゼルであれば、その“欠点”を突いた能力の突破は可能である。
しかし、全盛期のアリアの莫大なエネルギーを使用した能力は、簡単には突破できない。
ゼルでさえ“マジでダルい”と顔を顰める程度には、「強度」が高い。それが、オーガの能力なのである。
無論、面倒であるという理由だけで、オーガを能力ごと潰さないゼルでは無いのだが。
「──オーガ様。ここは星廻龍と燗筒 紅志の捜索を一時中断し、我が軍の育成に注力すべきと考えます」
その時、セラフがオーガへ提言する。
無言でオーガの背後に立っていた彼だが、頭を抱える主に助力すべきだと考えた様だ。
「なんじゃと? 貴様、この儂の采配に不満があるとでも言うつもりか⋯⋯!?」
「今の私やアルマ達では、魔王軍や星廻龍側の転生者にすら敵わないでしょう。
ですが、十分に力を蓄えた私共であれば、魔王ゼルや星廻龍ですら敵では無い筈です。
オーガ様に反逆する愚か者如き、刹那の内に灰燼に変えて見せます」
減らず口を、と。オーガは溜息を付く。
その反面、嘗ての時代を思い返し、僅かに口角を上げる変化も見せたが。
「⋯⋯変わらぬ男よ、貴様は」
「変わりませぬ。私は、オーガ様の下僕ですから」
「フッ。──方針が決まった。神将を招集するのじゃ」
バサリとローブを靡かせ、オーガは指示を出す。
主と下僕──では無く、一人の相棒へ。声高らかに。
「揃ったな?」
「「「「はっ!!」」」」
オーガの台詞に、神将達が一斉に跪く。
ギオスのみ、アルマとゼトに強引に平伏させられた。
“まだ調整が必要か”。オーガは内心で思いつつ、眼前のセラフ達へと口を開いた。
「アルノヴィアと燗筒 紅志の捜索を、一時中断する。
本日を持って、オヌシら神将と“神兵”の強化に専念する事にした」
「おお⋯⋯!! 我らに力を付けさせ、一息に潰すというお考えですなッ!!」
「まぁ、なんと素晴らしい!! 敵にとっては、今日から決戦までの月日が最初で最後の安寧となる事でしょう!!」
「愚かな人類に、汚らわしい魔族に、あの憎き星廻龍!!
時が来れば、全ての敵を神速にて滅してやりましょう!!」
アルマ、ラート、ゼト。
それぞれが、三者三葉に闘志を滾らせる。
発言こそしなかったものの、静かに笑みを浮かべるセラフ。
周囲が何かに喜んでいる様子に、それを真似て騒ぎ立てるギオス。
来たる決戦に向け、神将達はその目と牙を邪悪に輝かせていた。
「手始めに全『世界』の“神獣”を回収し、その力をオヌシ達と“神兵”に分配する。
全てが完了するのは、およそ三月後といったところじゃの」
三月。その言葉に、神将達は嗤う。
その月日こそが、神罰実行の為に己に与えられた「使命」であると。
鍛錬を、洗練を。入念に、十全に。完遂し、成し遂げる。
その使命を全うする為の月日が、言い渡された──が、しかし。
「ム⋯⋯?」
きっかけとは、いつでも不意に生まれる物である。
「如何されましたか、オーガ様?」
ラートの質問に、オーガは答えなかった。
要因は、たった今 彼の鼻腔を通り抜けた香りだ。
濃く、甘い様で、苦い様な。
独特であったが、オーガはそれの正体を知っていた。
「誰か、コーヒーを飲んだか?」
「え、えぇ。ここに招集される直前まで、俺が⋯⋯」
恐縮気味に、ゼトが返答する。
“人間が作ったものを口にした”。それについて、罰せられると考えたゼト。
しかし。その予想に反して、オーガは極めて静かな様子で、深く考え込んでいた。
「缶、コーヒー⋯⋯」
いつだったか。
燗筒 紅志が、その名の飲み物が欲しいと独り言をした。
その当時。既に紅志への「支配」は解除されていたが、オーガはそれに気付かなかった。
少なくとも「外部干渉」=監視が出来なくなっている点には気付いてはいた。
だが、紅志が初の魔物の転生者であった事を踏まえ、“そういったエラーも起きるのか”と、それ以上は大して気にかけなかったのである。
オーガは、紅志の中にある“神の力”を辿って居場所を特定。再び紅志へ「外部干渉」が出来る様にした。
そして、今までの転生者と比べて紅志が優秀な──駒になる可能性を持った──男であった点を評価し、望みを叶えた。
「缶コーヒー」を送ってやる為だけに、アリアと決別して以来の純粋な善意で。
「──まさかッ!?」
オーガの中で、無数の歯車が噛み合う。
以前、アリアと再会した時。その傍にいた紅志には、「精神操作」の発動が無効化されてしまった。
もしも「精神操作」が、初めて「外部干渉」が解除された時と同タイミングで解除されていたとしたら?
解除タイミングが、再び「外部干渉」を紅志に付与した時系列より以前なのであれば?
(盲点じゃった。不可侵・不感知領域の魔王の地を、「この手段」で特定出来るとは⋯⋯!!)
握った拳を震わせ、オーガは目を輝かせる。
彼が考え付いたのは、紅志へ缶コーヒーを送る為に作った「外部干渉」という名の「道」の活用である。
紅志の中にある“神の力”の探知であれば、魔王領域の高い魔力濃度が障害となり、まず不可能だ。
しかし、最低でも「道」として確立させたものであれば、魔王領域内からでも微弱ながら受信が出来る──。
そんな事実だが、オーガ自身も思い至らなかったのだ。
まさか、その「道」が未だ健在で、尚且つ活用出来るとは。
相手の居場所が魔王領域という事実に加え、“アリアが能力を解除した”という思考に、オーガは捕らわれていたのである。
そしてそれは、彼女の優秀さを誰より理解している彼だからこその過ちであった。
「──すまぬ、セラフ。やはり作戦は変更じゃ」
「⋯⋯?!」
口元を歪ませ、オーガは杖を振る。
彼と神将達の周囲は金色に輝き、そして──転移を始めた。
向かうのは、「道」が続く先。即ち、魔王領域である。
幾千の宇宙を包む、数多の「世界」。その狭間である。
文字通り、何も無い空間である筈の其処だが、とある一箇所だけは違った。
無数の扉が不規則に漂う、「魂の間」と名付けられた場所だ。
各世界・各宇宙に瞬時に赴く事を目的として、オーガが創り出したのがこの場所である。
「──クッ。今回の“浄化”も失敗か⋯⋯」
「魂の間」の中心で、暗黒神オーガは額を覆う。
彼を大いに悩ませるその原因は「時間」である。
五大神将を含む、黒異種全体の強化に要する時間。
そして、アリアや紅志が“何かしらの策”を確立するより早く発見するまでの時間──。
前者は、魔王軍やアリア側の転生者を相手にする部下達にとって、当然必要になる。
しかし後者は、なるべく短くしなければならない。
つまり、“都合の良い時間”が必要不可欠なのである。
現時点でアリアは策を完成させ、それを既に紅志へ付与している事実をオーガは知らない。
それ故、彼はありもしない問題に苦しめられているのであった。
もっとも、アリアと紅志を発見した所で、彼らの現在地は世界最恐の場所、魔王城だ。
仮にそこへ来たオーガに可能なのは、相手にとって痒くも無い攻撃か、多少の会話を行う程度である。
「魔王ゼルめ、一体何処に匿っているのじゃ⋯⋯」
歯軋りをして、オーガは額を手で覆う。
魔王城へ赴いた所で無意味である事態は、彼自身の脳内には存在しない考えである。
だからこそ、愚かにも模索し続ける。
如何にしてアリアと紅志を発見し、殺害するかの手段を。
オーガにとってこの戦いは、“アリアか紅志の殺害さえ済めば、後は消化試合である”というのが結論だ。
そしてそれ自体は、あながち間違った推察では無い。
だが、アリアは兎も角として、紅志はゼルに保護されているのが現状である。
オーガ自身も、魔王と呼ばれる男の実力をある程度は把握しているつもりだ。
それでも尚、魔王ゼルがすぐ傍にいるであろう紅志を、オーガが探し続ける理由は一つ。
自身の「能力」への、絶対的な信頼があるからである。
“自身への攻撃を、別の世界へ転送する”。
その能力の対象は、魔王の攻撃ですら例外では無い。
一応は、“一定時間内に転送できるエネルギー量には限度がある”という欠点はある。
即ち、転送する速度以上の出力で魔力攻撃等を行えば、オーガに攻撃は入るという訳だ。
そして魔王ゼルであれば、その“欠点”を突いた能力の突破は可能である。
しかし、全盛期のアリアの莫大なエネルギーを使用した能力は、簡単には突破できない。
ゼルでさえ“マジでダルい”と顔を顰める程度には、「強度」が高い。それが、オーガの能力なのである。
無論、面倒であるという理由だけで、オーガを能力ごと潰さないゼルでは無いのだが。
「──オーガ様。ここは星廻龍と燗筒 紅志の捜索を一時中断し、我が軍の育成に注力すべきと考えます」
その時、セラフがオーガへ提言する。
無言でオーガの背後に立っていた彼だが、頭を抱える主に助力すべきだと考えた様だ。
「なんじゃと? 貴様、この儂の采配に不満があるとでも言うつもりか⋯⋯!?」
「今の私やアルマ達では、魔王軍や星廻龍側の転生者にすら敵わないでしょう。
ですが、十分に力を蓄えた私共であれば、魔王ゼルや星廻龍ですら敵では無い筈です。
オーガ様に反逆する愚か者如き、刹那の内に灰燼に変えて見せます」
減らず口を、と。オーガは溜息を付く。
その反面、嘗ての時代を思い返し、僅かに口角を上げる変化も見せたが。
「⋯⋯変わらぬ男よ、貴様は」
「変わりませぬ。私は、オーガ様の下僕ですから」
「フッ。──方針が決まった。神将を招集するのじゃ」
バサリとローブを靡かせ、オーガは指示を出す。
主と下僕──では無く、一人の相棒へ。声高らかに。
「揃ったな?」
「「「「はっ!!」」」」
オーガの台詞に、神将達が一斉に跪く。
ギオスのみ、アルマとゼトに強引に平伏させられた。
“まだ調整が必要か”。オーガは内心で思いつつ、眼前のセラフ達へと口を開いた。
「アルノヴィアと燗筒 紅志の捜索を、一時中断する。
本日を持って、オヌシら神将と“神兵”の強化に専念する事にした」
「おお⋯⋯!! 我らに力を付けさせ、一息に潰すというお考えですなッ!!」
「まぁ、なんと素晴らしい!! 敵にとっては、今日から決戦までの月日が最初で最後の安寧となる事でしょう!!」
「愚かな人類に、汚らわしい魔族に、あの憎き星廻龍!!
時が来れば、全ての敵を神速にて滅してやりましょう!!」
アルマ、ラート、ゼト。
それぞれが、三者三葉に闘志を滾らせる。
発言こそしなかったものの、静かに笑みを浮かべるセラフ。
周囲が何かに喜んでいる様子に、それを真似て騒ぎ立てるギオス。
来たる決戦に向け、神将達はその目と牙を邪悪に輝かせていた。
「手始めに全『世界』の“神獣”を回収し、その力をオヌシ達と“神兵”に分配する。
全てが完了するのは、およそ三月後といったところじゃの」
三月。その言葉に、神将達は嗤う。
その月日こそが、神罰実行の為に己に与えられた「使命」であると。
鍛錬を、洗練を。入念に、十全に。完遂し、成し遂げる。
その使命を全うする為の月日が、言い渡された──が、しかし。
「ム⋯⋯?」
きっかけとは、いつでも不意に生まれる物である。
「如何されましたか、オーガ様?」
ラートの質問に、オーガは答えなかった。
要因は、たった今 彼の鼻腔を通り抜けた香りだ。
濃く、甘い様で、苦い様な。
独特であったが、オーガはそれの正体を知っていた。
「誰か、コーヒーを飲んだか?」
「え、えぇ。ここに招集される直前まで、俺が⋯⋯」
恐縮気味に、ゼトが返答する。
“人間が作ったものを口にした”。それについて、罰せられると考えたゼト。
しかし。その予想に反して、オーガは極めて静かな様子で、深く考え込んでいた。
「缶、コーヒー⋯⋯」
いつだったか。
燗筒 紅志が、その名の飲み物が欲しいと独り言をした。
その当時。既に紅志への「支配」は解除されていたが、オーガはそれに気付かなかった。
少なくとも「外部干渉」=監視が出来なくなっている点には気付いてはいた。
だが、紅志が初の魔物の転生者であった事を踏まえ、“そういったエラーも起きるのか”と、それ以上は大して気にかけなかったのである。
オーガは、紅志の中にある“神の力”を辿って居場所を特定。再び紅志へ「外部干渉」が出来る様にした。
そして、今までの転生者と比べて紅志が優秀な──駒になる可能性を持った──男であった点を評価し、望みを叶えた。
「缶コーヒー」を送ってやる為だけに、アリアと決別して以来の純粋な善意で。
「──まさかッ!?」
オーガの中で、無数の歯車が噛み合う。
以前、アリアと再会した時。その傍にいた紅志には、「精神操作」の発動が無効化されてしまった。
もしも「精神操作」が、初めて「外部干渉」が解除された時と同タイミングで解除されていたとしたら?
解除タイミングが、再び「外部干渉」を紅志に付与した時系列より以前なのであれば?
(盲点じゃった。不可侵・不感知領域の魔王の地を、「この手段」で特定出来るとは⋯⋯!!)
握った拳を震わせ、オーガは目を輝かせる。
彼が考え付いたのは、紅志へ缶コーヒーを送る為に作った「外部干渉」という名の「道」の活用である。
紅志の中にある“神の力”の探知であれば、魔王領域の高い魔力濃度が障害となり、まず不可能だ。
しかし、最低でも「道」として確立させたものであれば、魔王領域内からでも微弱ながら受信が出来る──。
そんな事実だが、オーガ自身も思い至らなかったのだ。
まさか、その「道」が未だ健在で、尚且つ活用出来るとは。
相手の居場所が魔王領域という事実に加え、“アリアが能力を解除した”という思考に、オーガは捕らわれていたのである。
そしてそれは、彼女の優秀さを誰より理解している彼だからこその過ちであった。
「──すまぬ、セラフ。やはり作戦は変更じゃ」
「⋯⋯?!」
口元を歪ませ、オーガは杖を振る。
彼と神将達の周囲は金色に輝き、そして──転移を始めた。
向かうのは、「道」が続く先。即ち、魔王領域である。
0
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる