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国王から呼び出しが?

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羅刹に紅月刀をあげてからみんなに自慢したいと言い出し止めようとも思ったのだが嬉しそうにしているのが可愛いので許してしまった。

「皆さん!見て下さい。主様に作ってもらいました。」
「かっこいいッスね。ユーキさん俺にも作ってくださいよ。」
「サンも欲しいのか?そうなるとみんなのも新調するか?」
「「「「お願いします。」」」」
「なら皆の希望を聞こうかな?」
「私は短剣でお願いします。」
「私は魔法の杖お願いします!」
「俺は短剣なんですけど技が殴るやつなんでナックル作ってもらえますか?」
「ナックルあったの?」
「俺のスキルなんですよ。ユーキさんの二刀流みたいな物です。」
「そういう事か。じゃあ最後のウィル」
「私も魔法の杖お願いします。」
「了解。みんなの要望に合わせて作るから明日には作れるから新しいクエスト行こう。」
「師匠。私には?」
「師匠…。私も…。」
「何がいいかな?」
「軽いヤツがいい!」
「私も…軽いのがいい…。」
「了解した。」
皆の意見を聞いて部屋に戻った。
「師匠寝ないの?」
「師匠…?」
「主様寝ない?」
「俺は仕事があるから羅刹と寝てくれ!」
「わーい!」
「小さくて…。可愛い…。」
そう言って羅刹が連れて行かれた。
凄い撫でられて助けを求めてきた。
「主様、助けて下さい…。」
「羅刹今は耐える時だ。」
「ひどいーー!!」
そんな話をしていると二人が寝てしまったようだ。
「主様?」
羅刹は起きていたようだ。
「羅刹聞きたいことがあるんだが?」
「何ですか?主様」
「お前の種族と強さは?」
「俺は魔神族で主様の倒したテオレウスの10倍位ですね。」
「中々に強いんだな。」
「俺は主様に勝てませんよ。」
「そうなのか?」
「なら俺のステータス見て下さい。」
「鑑定」

名前               羅刹
武器               刀
Lv       180

体力         32000
攻撃力     28000
防御力     18000
魔防御     13000
攻防御     11000

称号
ユウキの召喚獣、魔神王


こんなものか?
「どうでしたか?勝てないですよね?」
「そうだな。確かに勝てないけど俺のパーティーの中じゃ最強に近いな。」
「それは、魔神王ですから。」
「じゃあもう1個。魔王の復活させたのは誰だ?」
「すみません。それ俺の部下が勝手にやって復活しちゃったやつです。主様ごめんなさい。」
「そうだったのか?お前は魔王討伐に参加してくれるか?」
「もちろんですよ。俺を魔神王の座からあいつが下ろしたんですから。」
凄いキレてらっしゃる。
「そうだったのか。なら一緒に強くなって討伐しような?」
「もちろんですよ。」
「ならもう寝ろよ。」
「はい!」
そして羅刹はベッドに戻り寝た。
さて作り始めるか。

「万物創生」
作成する物質

フレイアストーン×2
炎の魔力が流れている
 
エアストーン
風の魔力が流れている

ユグドラシルの枝×2
エルフの住む世界に存在する木の枝で高い魔力が宿っている

ナチュラルツリーの枝、ツル×2
良くしなり弓に活用される
ツルは加工するとヒモになり弓の弦になる

「鍛冶スキル」
カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン

明け方になってきていた頃に終わった。
「死ぬかと思った。鑑定」



  武器名           ウィンドウダガー
レア度             神器級

攻撃力        10000
魔力            16000

スキル
風撃        風の追い討ちがある
魔力増    魔力がLvに応じて増加する
無敵        何があっても壊れない


武器名        フレイアナックル
レア度         神器級

攻撃力         13000
魔力             12000

スキル
炎撃         殴ると爆発する
魔ダメ増         魔法の威力が上がる
超・連撃         連続して沢山殴れる
無敵        何があっても壊れない


武器名        ユグドラステッキ
レア度        神器級

攻撃力        9500
魔力            20000

スキル
超・魔力増        魔力が3倍になる
超・魔ダメ増        魔法の威力2倍
無敵        何があっても壊れない


武器名        ユグドラステッキ
レア度        神器級

攻撃力        9500
魔力            20000

スキル
超・魔力増        魔力が3倍になる
超・魔ダメ増        魔法の威力2倍
無敵        何があっても壊れない


武器名            スリリングボウ
レア度            神器級

攻撃力            9000
魔力                16000

スキル
魔法付属         矢に魔法属性を付属可能
無限アロー     弦を引くと自動で矢が装填
絶対命中         放った矢が絶対命中する
無敵        何があっても壊れない


武器名            スリリングボウ
レア度            神器級

攻撃力            9000
魔力                16000

スキル
魔法付属         矢に魔法属性を付属可能
無限アロー     弦を引くと自動で矢が装填
絶対命中         放った矢が絶対命中する
無敵        何があっても壊れない


何だこれ?おかしいだろ。ありえないな。
その辺りで俺の意識が飛んだ。



「師匠起きて!!」
「師匠……。」
「主様起きて下さい。」
「何だよ?もう少し寝かせてくれ?」
「師匠!王城から手紙来てる!!」
「なに!?」
俺は跳ね起きてみんなの居るところに向かった
「ユウキさん国王様からです。」
渡された手紙を開けて読んだ

覇者・ユウキ様

国王の命令で貴方を王城に招待します。

国王騎士団・シルフ

なんと!?シルフさんからの手紙だった。
「ユウキさん何て書いてありましたか?」
「シルフさんから王城に来いってさ。」
「そうなんですか?」
「俺一人で行ってくるからお前らに武器渡すからクエスト行ってきたらいいよ!」
「出来たんすか?」
「おう。はい!」
みんな武器を見て全員が絶句した。
なんか固まった?今度は震え始めた
「ユ、ユ、ユウキさん!?どうしたんですか!?」
「作ったとしか言えないんだけど?」
「コレをですか!?」
「そうだよ。」
なんか変な空気になっちゃった。
「じゃあ俺行ってくるから好きにしてて。」
そう言って宿を出て王城に向かった。

にしても話って何だろ?クレーターの事をまた言われるとか?それともパーティーについてとか?
【マスターお久しぶりです。】
ユキホントだな。
【それよりマスター気づいてますよね?】
当たり前だろ!
「羅刹出てこい。」
俺の影がウヨウヨして羅刹が出てきた。
「主様すみません。俺は主様の召喚獣ですから付いて歩かなきゃ行けないと思って」
「お前凄いな。影に入れるんだな!?」
「俺は魔神で召喚獣ですから入れるです。」
「要するに魔神族で召喚獣なら召喚主の影に入れるだな?」
「はい!」
「羅刹じゃあ入ったままでいてくれ。」
コクリと頷いてウヨウヨしながら影に戻った。
王城に来た所でシルフさんがいた。
「ユウキさんおはようございます。それでは向いましょう。」
「はい!」
中へと案内されいつもの応接室に行きました。
「国王おはようございます。」
「ユウキおはよう。まぁ座ってくれ。」
ソファーに座り話が切り出される。
「ユウキよ。ランクと二つ名だけでは形がある物を与えてないから屋敷とお金を少し与えたいのだが?」
「屋敷はすでに前に居た街にあるんですけど?」
「ならそちらを別荘にしてこっちに住むといいだろ?」
「でも…。」
「いいだろ?」
「は、はい。」
押し切られた感あるけどいいか?
「それとお金を10億ユロでどうだろう?」
「あの流石に多すぎますけど?」
「ならば5億ユロでどうだ?」
「半分でも多いけど?」
「ユウキは面倒臭いな!」
「流石に酷くないですかね?」
「なら受け取ってくれるか?」
「はい。分かりました。」
あまりこれ以上断ると大変そうなので
「分かりました。」
と答えるとものすごく大きな袋が来た。
「これが5億ユロだ。」
「想像の倍です。」
そう言えば無限ボックス作ってたの忘れてた。
「無限ボックス」
5億ユロをボックスにしまった。
「ユウキ?今のはなんだ?」
「俺のスキルです。」
「そうか!ユウキは本当に凄いな。」
「いえいえ、俺なんてまだまだです。」
「そうか?まぁ謙虚なのはいいが謙虚過ぎるのもダメだ。」
「そうですね。」
「ではユウキ。」
と屋敷の鍵を貰った。
「この屋敷は王城から少し行ったところにある」
「そうなんですか?ありがとうございます。」
「ユウキよ。たまには顔を出しに来い。」
「大丈夫です。ギルドに来た時に顔出しますので。」
「そうか!」
と、ここで話は終わり王城を出て宿に戻る事にした。
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