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♯5 配信者Zer0
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MouTubeを閉じて検索エンジンに
[配信者 Zer0]
と入力して検索ボタンをタップする。
さっきチャンネルを見ると登録者数はまだ1万人もいなかったことからそれらしい記事は出てこないのではないかという懸念がうっすらあった。その考えの通り
「あーやっぱ出てこねぇか。しゃーない。」
検索ワードを変えてさらにチャレンジする。
でも[MouTube Zer0]とか[ゲーム配信 Zer0]とかいろいろ試行錯誤してもZer0本人のMouTubeチャンネルしかヒットしない。
「くっそ出ねぇか、ならQuitterで調べてみっか...」
ごろり、寝返りを打つ。
Quitterとはリアルタイムで大勢の人間が投稿した文章だったり、写真だったりを見ることができる大型SNSのことである。有名人は自身のエゴサーチなどにも使ったりするようだ。
誰か一人ぐらいはZer0について話してんだろ。
今度はQuitterの検索欄に
[Zer0]
と打ち込んでみる。
Zer0という単語が入った投稿がヒットするので先ほどのようにMouTubeだったりゲーム配信だったりと最初に入れる必要はない。
「さーて、出てくるかなっと......お」
ご飯を待つ子供のように、ワクワクしていると、
【マジZer0おもしれえ、なんで伸びないんだこの人】
【Zer0さんおもしろいしゲーム上手くて尊敬】
【Zer0って配信者おすすめだからみんな見て】
等々、数十件投稿がヒットした。
ある程度流しつつ見たところ、母数は少ないもののやはり彼の配信は人気であるようだ。
彼の配信を引用し、1:34:32~のプレイが、とか2:16:02~の流れ好き、だとか配信の好きなところを語っている投稿も数件見受けられる。
それは長尺動画やショート動画の引用にも見られた。
先ほどのショート動画を引用した投稿ももちろんあり
【Zer0のこの動画クッソバズってて草】
【とうとうZer0がバズったか...信じてたぞ】
既存の彼のリスナーが喜んでいる。
「ふ~~ん、やっぱおもしろい人なんだ」
自身の慧眼が間違っていなかったという事実と大きく有名になる前に見つけることができた誇らしさで足をばたつかせながら息を吐く。
「これからの楽しみだな...」
ベッドに寝っ転がってリラックスしているからなのか、はたまたぶっ続けてアーカイブを見た影響なのか、瞼が重くなって俺の意識は深い谷に沈んでいった。
もう2週間になるんだな、結構時間経ったもんだ。
トイレを済ませてふと、リビングで時計を確認すると短針は5を指していた。
夜飯は百華が帰ってきてから用意されるのでまだ時間はある。部活が終わるのは18時30分で学校から家までは自転車で30分かかる。
ちなみに、先ほど動画を止めた地点で15分ほど経過しており残りは80分程度あった。
頭の中でZer0のアーカイブの残り時間と百華の帰ってくる予想時間を照らし合わせる。
うん、帰ってくるまでに見れそうだ。
リビングの扉を開き部屋へ向かう。
早く続きを見たい心情が行動にも表れているようでどことなく早足で階段を駆け上る。
そんな中少しの不満が出てくる。
それはどうしてもZer0の配信をリアルタイムで見ることができないことだ。Zer0の配信は基本夜中の0時から短くて1時間、長くて3時間でおこなわれる。
その時間なら起きて待っとけと思うかもしれないがあまり俺を見くびるなよ?
22時を過ぎれば思考がまとまらなくなって23時を過ぎたころには夢の中だ!
一度、なんとかしてリアタイしようとエナジードリンクをがぶ飲みして23時にシャワーを浴びるなど起きていられるための最大限の努力はしたが結局0時のなってもZer0の配信は始まらなかった。
その夜はがっかりと慣れないことをしたダブルパンチでいつもよりもさらに深く眠ったのを覚えている。
しかし次の日チャンネルを開けば0時30分過ぎに配信が始まっていたのだ。なんてこった。
ならもう1回やればって?いやだね。
さっきも言った通り慣れない事なんだ。
次の日はしっかり体調崩して学校休んだよ。
2回目だから体も慣れて今度は大丈夫かもしれないが、完全に大丈夫とは言い切れない。
また寝こむなんてまっぴらごめんだ。
まあとりあえずいずれリアタイできるようのんびり待ちますかねぇ...もしかしたら22時とかから配信する日が来るかもしれないしな!
そう思うと不満が晴れて体が軽くなった気がする。
部屋に戻ってベッドに飛び込む前に菓子を口に放り込みコップに口を付ける。
「よし見ますか」
[配信者 Zer0]
と入力して検索ボタンをタップする。
さっきチャンネルを見ると登録者数はまだ1万人もいなかったことからそれらしい記事は出てこないのではないかという懸念がうっすらあった。その考えの通り
「あーやっぱ出てこねぇか。しゃーない。」
検索ワードを変えてさらにチャレンジする。
でも[MouTube Zer0]とか[ゲーム配信 Zer0]とかいろいろ試行錯誤してもZer0本人のMouTubeチャンネルしかヒットしない。
「くっそ出ねぇか、ならQuitterで調べてみっか...」
ごろり、寝返りを打つ。
Quitterとはリアルタイムで大勢の人間が投稿した文章だったり、写真だったりを見ることができる大型SNSのことである。有名人は自身のエゴサーチなどにも使ったりするようだ。
誰か一人ぐらいはZer0について話してんだろ。
今度はQuitterの検索欄に
[Zer0]
と打ち込んでみる。
Zer0という単語が入った投稿がヒットするので先ほどのようにMouTubeだったりゲーム配信だったりと最初に入れる必要はない。
「さーて、出てくるかなっと......お」
ご飯を待つ子供のように、ワクワクしていると、
【マジZer0おもしれえ、なんで伸びないんだこの人】
【Zer0さんおもしろいしゲーム上手くて尊敬】
【Zer0って配信者おすすめだからみんな見て】
等々、数十件投稿がヒットした。
ある程度流しつつ見たところ、母数は少ないもののやはり彼の配信は人気であるようだ。
彼の配信を引用し、1:34:32~のプレイが、とか2:16:02~の流れ好き、だとか配信の好きなところを語っている投稿も数件見受けられる。
それは長尺動画やショート動画の引用にも見られた。
先ほどのショート動画を引用した投稿ももちろんあり
【Zer0のこの動画クッソバズってて草】
【とうとうZer0がバズったか...信じてたぞ】
既存の彼のリスナーが喜んでいる。
「ふ~~ん、やっぱおもしろい人なんだ」
自身の慧眼が間違っていなかったという事実と大きく有名になる前に見つけることができた誇らしさで足をばたつかせながら息を吐く。
「これからの楽しみだな...」
ベッドに寝っ転がってリラックスしているからなのか、はたまたぶっ続けてアーカイブを見た影響なのか、瞼が重くなって俺の意識は深い谷に沈んでいった。
もう2週間になるんだな、結構時間経ったもんだ。
トイレを済ませてふと、リビングで時計を確認すると短針は5を指していた。
夜飯は百華が帰ってきてから用意されるのでまだ時間はある。部活が終わるのは18時30分で学校から家までは自転車で30分かかる。
ちなみに、先ほど動画を止めた地点で15分ほど経過しており残りは80分程度あった。
頭の中でZer0のアーカイブの残り時間と百華の帰ってくる予想時間を照らし合わせる。
うん、帰ってくるまでに見れそうだ。
リビングの扉を開き部屋へ向かう。
早く続きを見たい心情が行動にも表れているようでどことなく早足で階段を駆け上る。
そんな中少しの不満が出てくる。
それはどうしてもZer0の配信をリアルタイムで見ることができないことだ。Zer0の配信は基本夜中の0時から短くて1時間、長くて3時間でおこなわれる。
その時間なら起きて待っとけと思うかもしれないがあまり俺を見くびるなよ?
22時を過ぎれば思考がまとまらなくなって23時を過ぎたころには夢の中だ!
一度、なんとかしてリアタイしようとエナジードリンクをがぶ飲みして23時にシャワーを浴びるなど起きていられるための最大限の努力はしたが結局0時のなってもZer0の配信は始まらなかった。
その夜はがっかりと慣れないことをしたダブルパンチでいつもよりもさらに深く眠ったのを覚えている。
しかし次の日チャンネルを開けば0時30分過ぎに配信が始まっていたのだ。なんてこった。
ならもう1回やればって?いやだね。
さっきも言った通り慣れない事なんだ。
次の日はしっかり体調崩して学校休んだよ。
2回目だから体も慣れて今度は大丈夫かもしれないが、完全に大丈夫とは言い切れない。
また寝こむなんてまっぴらごめんだ。
まあとりあえずいずれリアタイできるようのんびり待ちますかねぇ...もしかしたら22時とかから配信する日が来るかもしれないしな!
そう思うと不満が晴れて体が軽くなった気がする。
部屋に戻ってベッドに飛び込む前に菓子を口に放り込みコップに口を付ける。
「よし見ますか」
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