6 / 7
本編
第1話
しおりを挟む
僕の名前は士皇
キラキラネームとか言わないでね傷付くから
ただの異世界転生して、貧民街に住む魔王様です
「おはよ、ムーちゃん」
と何故か寝るときだけ僕のもとに来る猫に声をかける
名前に特に意味は無い
ただ唸ったときの声がムーって聞こえるからだ
貧民街の中ではかなりマシな建物の2階
ここが僕の寝床
ちなみに1階は診療所
一応闇医者みたいなことをしてる
当然僕に医学の知識なんてあるわけが無い
あるのは高校生物基礎レベル
単純に魔法で無理やり治しているのだ
僕がこの世界で使える魔法は実際はただ一つ
想像だ
つまり思い通りの事象を引き起こす魔法
これで医者もどきをやっている
とりあえず簡単な服を着て外に出る
貧民街で家を持っているだけで狙われやすくはなるが新参者以外は基本僕を狙わない
なぜなら僕しか治せる者がいないからだ
そんなことをしてきたから僕の住処に押し入るバカはいない
多分………
「にーちゃん!ご飯くれ!」
と、大広場に行くと数人の子供にたかられるのはいつものことだ
「あのさー、僕今手ぶらなの」
と言っても聞く耳を持たない
まぁ子供だししょうがないか
僕も見た目13歳とかそこらだけど
そういえば最近あの子がいない気がする
「ねぇ、いつも僕に噛み付いてくる紫髪の子は?」
「んー、起こしたけど動かないから置いてきた」
「そっか、でもそんなことしたら可哀想でしょ?
だからその子の場所教えてくれない?」
「うん、いいよ!
それよりご飯は?」
「だーめ、どこ?」
と言うとぶーぶー言いながらその子は教えてくれた
「まーそーだよなぁ」
目の前に蹲る子に息はなく身体は冷たい
おおかた風邪でも引いたのだろう
今の季節は秋
子供が布切れ1枚で過ごすにはそろそろ難しくなる季節だ
死体を放置しても伝染病の温床になるだけだ
僕は子供の遺体を抱きかかえる
「おやすみ」
それは一瞬にして灰になった
これもここでは日常なのだ
キラキラネームとか言わないでね傷付くから
ただの異世界転生して、貧民街に住む魔王様です
「おはよ、ムーちゃん」
と何故か寝るときだけ僕のもとに来る猫に声をかける
名前に特に意味は無い
ただ唸ったときの声がムーって聞こえるからだ
貧民街の中ではかなりマシな建物の2階
ここが僕の寝床
ちなみに1階は診療所
一応闇医者みたいなことをしてる
当然僕に医学の知識なんてあるわけが無い
あるのは高校生物基礎レベル
単純に魔法で無理やり治しているのだ
僕がこの世界で使える魔法は実際はただ一つ
想像だ
つまり思い通りの事象を引き起こす魔法
これで医者もどきをやっている
とりあえず簡単な服を着て外に出る
貧民街で家を持っているだけで狙われやすくはなるが新参者以外は基本僕を狙わない
なぜなら僕しか治せる者がいないからだ
そんなことをしてきたから僕の住処に押し入るバカはいない
多分………
「にーちゃん!ご飯くれ!」
と、大広場に行くと数人の子供にたかられるのはいつものことだ
「あのさー、僕今手ぶらなの」
と言っても聞く耳を持たない
まぁ子供だししょうがないか
僕も見た目13歳とかそこらだけど
そういえば最近あの子がいない気がする
「ねぇ、いつも僕に噛み付いてくる紫髪の子は?」
「んー、起こしたけど動かないから置いてきた」
「そっか、でもそんなことしたら可哀想でしょ?
だからその子の場所教えてくれない?」
「うん、いいよ!
それよりご飯は?」
「だーめ、どこ?」
と言うとぶーぶー言いながらその子は教えてくれた
「まーそーだよなぁ」
目の前に蹲る子に息はなく身体は冷たい
おおかた風邪でも引いたのだろう
今の季節は秋
子供が布切れ1枚で過ごすにはそろそろ難しくなる季節だ
死体を放置しても伝染病の温床になるだけだ
僕は子供の遺体を抱きかかえる
「おやすみ」
それは一瞬にして灰になった
これもここでは日常なのだ
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜
Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる