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第3章 国際連合は活躍する
13【ヤングの独り言】
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<<ヤング視点>>
カトウ運輸の運搬ルートは日増しに広がり、今やキンコー王国全体に広がっています。
本当に日増しなんですよっ。
だって、山が立ち塞がろうが、川が流れていようが、断崖絶壁の谷があろうが、マサル様が、一瞬でしっかりした道路に変えてしまうんですから。
物流センターも1日あれば完成してしまうし。
人の調達が間に合わないのですよ。
スラムの住人や引退した冒険者とか集めれば、数は何とかなりますが、そのあとの教育が大変です。
それでも、衣食住を商会が提供していますので、これまで生活に困窮していた彼らからしたら、新しい生活を離すまいと必死になって勉強してくれます。
どうしてもと頼まれて雇った貴族の3男坊なんかより、よっぽど使えます。
3男坊様には、すぐに退場して頂きました。
人の調達先を選択したマサル様の慧眼ですかね。
商会を設立してすぐに、マサル様が教育係の人だと言って5人程連れてきてくださいました。
王立アカデミーの卒業生だそうです。
皆さんナーラ領の改革に傾倒していて、カトウ運輸が担う役割りを理解頂けていました。
「次世代の農村を考える会」という研究会に参加していたらしいですよ。
ハーバラ村を始めとする、あちこちの村や街の改革の現場で作業していたということで、商会で必要な前提知識もばっちりです。
その時一緒に来ていた可愛い女生徒さん、マサル様が "リズ"って愛称で呼ばれてたので、マサル様の婚約者かなって、みんなで噂してました。
後で知ったのですが、ナーラ公爵様令嬢だそうです。…………
さて、その5人の教育係の人達が今大活躍してくれています。
運送事業に必要な知識や技術をマサル様から学んだり、自分達で考えたりして、マニュアル化してくれました。
また、いろんなところから教育係として使えそうな人達を連れてきて、教育係として教育してくれています。
今では、マニュアルと教育係が充実してきたことで、マサル様がいくら物流センターを増やしても、ようやく均等な作業レベルを維持できるようになってきつつあります。
実はこのやり方自体、画期的なことなんです。
「仕事は見て覚えるもの」がいままでの常識ですから、従業員が一人前になるまでには、結構な時間がかかります。
まして今回は、この世に無い新事業ですからね。
常識的には、すんなり事業が開始できるわけがありません。
ところが、商会内に商会で必要な知識を専門に教える教育体制を整えることで、1度にたくさんの従業員を作れるわけです。
まして、教わる側は生活に困窮して必死に安定した生活を求める人達です。
そりゃあ、必死に覚えようとしますよね。
おかげで、短期で優秀な人材がどんどん増えてきています。
他の商会から、教育方法を教えて欲しいとの依頼が殺到しています。
こんな仕組み、絶対に他には教えたく無いんですが、マサル様からは、教えてあげる様に言われています。
マサル様曰く、「うちにとってお客様になる商会が、数少ない古い大商会ばかりより、新興の小さな商会がたくさんあった方がやりやすいですよね。」って理屈です。
まぁ、大商会は自前で仕入れや販売ルートを持っていますから、当商会にとってはあまり良い顧客にはなりません。
新興の商会であれば、そのあたりはこれから開拓するのですから、当商会を利用した方がメリットが大きいでしょう。
当然、当商会も優良顧客を獲得できるわけですけどね。
理屈では理解していても、商会の独自ノウハウを他に教えることには抵抗があります。
わたしも、まだまだのようですね。
マサル様には、他領に行って物流センターを建てたら、現地の代官と一緒に従業員の採用活動をしていただいています。
そこに本社から教育係を派遣して従業員教育をしてもらいます。
大体、1ヶ月もすれば、仕事で必要な読み書き計算ができるようになり、物流センターを稼働させられるようになるわけです。
この前、マサル様から、トランシーバーという箱を渡されました。
これを使うとどこに居ても連絡が取れます。
最初、テストで使った時は、びっくりして倒れるかと思いました。
今では、マサル様との連絡に重宝しています。
全くサボれませんが。
儲かってますかって?
今のところ、10領地が物流ネットワークに参加していますが、既にわたしが知っているどの商会よりも利益を出しているでしょう。
マサル様ってちょっと変わっていて、自分も給料として報酬を受け取っているんです。
商会の儲けは商会の資金としてきちんと分けておきたいらしいんです。
まぁ、マサル様に入る給与収入や特許料等だけでも、その辺の貴族様よりも、よっぽど貯まるはずですよ。
慈善活動で大半を使用していなければね。
マサル様って、その気になれば、小国の国王よりも私財を持てる方なのに、そうしないんです。
給料も自分が最低限必要な分以外は受け取ろうとしなかったんです。
でも、会頭の給料が安かったら、下はそれ以上もらえないでじゃないですか。
商会もかなり大きくなっているので、それなりの額を受けとってもらわないと、こっちが困ってしまいます。
それで無理を言って受けとって貰っているのです。
それで、慈善活動に寄付です。
ちょっと前に、マサル様が多額の寄付をしている慈善団体に不正が見つかりました。
どうやら、貴族が関わって、巧妙に掠取していたようです。
マサル様がそれを知った数日後、その団体と貴族は、居なくなっていました。
一体どうなってしまったのでしょうか。
あまり詮索はしない方が良さそうです。
それから、マサル様は、自身でも慈善団体を設立されました。
庶民向けの学校、孤児院、王立アカデミー入学者のための奨学金制度等が活動内容です。
学校、孤児院は無償です。そこで働くのは、やはりスラムや元冒険者の方々です。
カトウ運輸と同等の労働環境を与えられた彼らは、一生懸命働いているようです。
カトウ運輸も、慈善活動として宿舎の無償提供を行っています。
まあ、土地は各領地が提供し、建物は自分であっという間に建ててしまうわけですから、マサル様にお世話になった新興商会が何件か寄付をすれば、ほとんど運営費は賄えるみたいなので、マサル様は次を考えておられるみたいです。
このマサル様の献身的な慈善活動に感銘を受けた他の慈善活動団体も次々にマサル様の慈善団体の傘下になっていき、今ではキンコー王国でも最大の慈善団体にまで成長しているようです。
ここの奨学金や学校で学んだ学生や孤児達は、立派な社会人として社会に貢献してくれる事を願うばかりです。
優秀に育ったら、カトウ運輸にも入ってくださいね。
本当にマサル様が手を付けられるものは全てが順調に動くばかりか、その影響を受けて周りまで活性化してしまうようです。
王様がマサル様のことを「マリス様の使徒」と言っておられると、ある大貴族様からお聞きしたことがあります。
マサル様は「使徒」ではありません。「神」です。
ちょっと話しはそれてしまいましたが、カトウ運輸のことに戻りましょう。
カトウ商会も創立して丸1年、瞬く間に大商会となりキンコー王国内でも残すはサイカー領とマーズル領だけになっています。
サイカー領は、ユーリスタ様が言って説得してくれているみたいなので近々進出できるだろうとマサル様がおっしゃっていました。
あそこに物流センターができると、海を使って遠国との取引量も大幅に増えるでしょう。
マサル様は、ハブセンターにしたいと仰っていました。ハブって蛇のハブでしょうか?
それを口に出したら、マサル様に失笑されてしまいました。
どうやらハブセンターとは、各地の物流センターの中継地を指すようです。
各地の物流センターから運ばれる荷物を一旦ハブセンターに運び入れ、行き先の物流センターに行く他の荷物と一緒に運び出します。
そうすることで、本来長距離を複数回行く必要のあった輸送を短距離でまとめて輸送することができます。
そうすることで、少量の荷物を運ぶ際でも、安く運送できるようになるわけです。
さすがマサル様、素晴らしい仕組みです。
サイカーには、もともと荷物が集まるようになっていましたから、それらをハブセンターに集約し、カトウ運輸がまとめて運べば、もっと効率が上がるわけです。
マーズル領については、もう少しかかるかも知れません。
しばらくして、マサル様がハローマ王国に物流ネットワークを広げる話しを持ってきました。
ハローマ王国のダゴー公爵様と縁ができて、是非にと強く設置を望まれているそうです。
既にハローマ王家との調整も進んでおり、近々ハローマ王国の領主を集めての説明会を行うと仰っていました。
カトウ運輸、どこまで大きくなるのでしょう。
一介の奴隷商だったわたしが、こんな大商会で番頭やってていいのでしょうか?
本当に人生って巡り合わせですね。
カトウ運輸の運搬ルートは日増しに広がり、今やキンコー王国全体に広がっています。
本当に日増しなんですよっ。
だって、山が立ち塞がろうが、川が流れていようが、断崖絶壁の谷があろうが、マサル様が、一瞬でしっかりした道路に変えてしまうんですから。
物流センターも1日あれば完成してしまうし。
人の調達が間に合わないのですよ。
スラムの住人や引退した冒険者とか集めれば、数は何とかなりますが、そのあとの教育が大変です。
それでも、衣食住を商会が提供していますので、これまで生活に困窮していた彼らからしたら、新しい生活を離すまいと必死になって勉強してくれます。
どうしてもと頼まれて雇った貴族の3男坊なんかより、よっぽど使えます。
3男坊様には、すぐに退場して頂きました。
人の調達先を選択したマサル様の慧眼ですかね。
商会を設立してすぐに、マサル様が教育係の人だと言って5人程連れてきてくださいました。
王立アカデミーの卒業生だそうです。
皆さんナーラ領の改革に傾倒していて、カトウ運輸が担う役割りを理解頂けていました。
「次世代の農村を考える会」という研究会に参加していたらしいですよ。
ハーバラ村を始めとする、あちこちの村や街の改革の現場で作業していたということで、商会で必要な前提知識もばっちりです。
その時一緒に来ていた可愛い女生徒さん、マサル様が "リズ"って愛称で呼ばれてたので、マサル様の婚約者かなって、みんなで噂してました。
後で知ったのですが、ナーラ公爵様令嬢だそうです。…………
さて、その5人の教育係の人達が今大活躍してくれています。
運送事業に必要な知識や技術をマサル様から学んだり、自分達で考えたりして、マニュアル化してくれました。
また、いろんなところから教育係として使えそうな人達を連れてきて、教育係として教育してくれています。
今では、マニュアルと教育係が充実してきたことで、マサル様がいくら物流センターを増やしても、ようやく均等な作業レベルを維持できるようになってきつつあります。
実はこのやり方自体、画期的なことなんです。
「仕事は見て覚えるもの」がいままでの常識ですから、従業員が一人前になるまでには、結構な時間がかかります。
まして今回は、この世に無い新事業ですからね。
常識的には、すんなり事業が開始できるわけがありません。
ところが、商会内に商会で必要な知識を専門に教える教育体制を整えることで、1度にたくさんの従業員を作れるわけです。
まして、教わる側は生活に困窮して必死に安定した生活を求める人達です。
そりゃあ、必死に覚えようとしますよね。
おかげで、短期で優秀な人材がどんどん増えてきています。
他の商会から、教育方法を教えて欲しいとの依頼が殺到しています。
こんな仕組み、絶対に他には教えたく無いんですが、マサル様からは、教えてあげる様に言われています。
マサル様曰く、「うちにとってお客様になる商会が、数少ない古い大商会ばかりより、新興の小さな商会がたくさんあった方がやりやすいですよね。」って理屈です。
まぁ、大商会は自前で仕入れや販売ルートを持っていますから、当商会にとってはあまり良い顧客にはなりません。
新興の商会であれば、そのあたりはこれから開拓するのですから、当商会を利用した方がメリットが大きいでしょう。
当然、当商会も優良顧客を獲得できるわけですけどね。
理屈では理解していても、商会の独自ノウハウを他に教えることには抵抗があります。
わたしも、まだまだのようですね。
マサル様には、他領に行って物流センターを建てたら、現地の代官と一緒に従業員の採用活動をしていただいています。
そこに本社から教育係を派遣して従業員教育をしてもらいます。
大体、1ヶ月もすれば、仕事で必要な読み書き計算ができるようになり、物流センターを稼働させられるようになるわけです。
この前、マサル様から、トランシーバーという箱を渡されました。
これを使うとどこに居ても連絡が取れます。
最初、テストで使った時は、びっくりして倒れるかと思いました。
今では、マサル様との連絡に重宝しています。
全くサボれませんが。
儲かってますかって?
今のところ、10領地が物流ネットワークに参加していますが、既にわたしが知っているどの商会よりも利益を出しているでしょう。
マサル様ってちょっと変わっていて、自分も給料として報酬を受け取っているんです。
商会の儲けは商会の資金としてきちんと分けておきたいらしいんです。
まぁ、マサル様に入る給与収入や特許料等だけでも、その辺の貴族様よりも、よっぽど貯まるはずですよ。
慈善活動で大半を使用していなければね。
マサル様って、その気になれば、小国の国王よりも私財を持てる方なのに、そうしないんです。
給料も自分が最低限必要な分以外は受け取ろうとしなかったんです。
でも、会頭の給料が安かったら、下はそれ以上もらえないでじゃないですか。
商会もかなり大きくなっているので、それなりの額を受けとってもらわないと、こっちが困ってしまいます。
それで無理を言って受けとって貰っているのです。
それで、慈善活動に寄付です。
ちょっと前に、マサル様が多額の寄付をしている慈善団体に不正が見つかりました。
どうやら、貴族が関わって、巧妙に掠取していたようです。
マサル様がそれを知った数日後、その団体と貴族は、居なくなっていました。
一体どうなってしまったのでしょうか。
あまり詮索はしない方が良さそうです。
それから、マサル様は、自身でも慈善団体を設立されました。
庶民向けの学校、孤児院、王立アカデミー入学者のための奨学金制度等が活動内容です。
学校、孤児院は無償です。そこで働くのは、やはりスラムや元冒険者の方々です。
カトウ運輸と同等の労働環境を与えられた彼らは、一生懸命働いているようです。
カトウ運輸も、慈善活動として宿舎の無償提供を行っています。
まあ、土地は各領地が提供し、建物は自分であっという間に建ててしまうわけですから、マサル様にお世話になった新興商会が何件か寄付をすれば、ほとんど運営費は賄えるみたいなので、マサル様は次を考えておられるみたいです。
このマサル様の献身的な慈善活動に感銘を受けた他の慈善活動団体も次々にマサル様の慈善団体の傘下になっていき、今ではキンコー王国でも最大の慈善団体にまで成長しているようです。
ここの奨学金や学校で学んだ学生や孤児達は、立派な社会人として社会に貢献してくれる事を願うばかりです。
優秀に育ったら、カトウ運輸にも入ってくださいね。
本当にマサル様が手を付けられるものは全てが順調に動くばかりか、その影響を受けて周りまで活性化してしまうようです。
王様がマサル様のことを「マリス様の使徒」と言っておられると、ある大貴族様からお聞きしたことがあります。
マサル様は「使徒」ではありません。「神」です。
ちょっと話しはそれてしまいましたが、カトウ運輸のことに戻りましょう。
カトウ商会も創立して丸1年、瞬く間に大商会となりキンコー王国内でも残すはサイカー領とマーズル領だけになっています。
サイカー領は、ユーリスタ様が言って説得してくれているみたいなので近々進出できるだろうとマサル様がおっしゃっていました。
あそこに物流センターができると、海を使って遠国との取引量も大幅に増えるでしょう。
マサル様は、ハブセンターにしたいと仰っていました。ハブって蛇のハブでしょうか?
それを口に出したら、マサル様に失笑されてしまいました。
どうやらハブセンターとは、各地の物流センターの中継地を指すようです。
各地の物流センターから運ばれる荷物を一旦ハブセンターに運び入れ、行き先の物流センターに行く他の荷物と一緒に運び出します。
そうすることで、本来長距離を複数回行く必要のあった輸送を短距離でまとめて輸送することができます。
そうすることで、少量の荷物を運ぶ際でも、安く運送できるようになるわけです。
さすがマサル様、素晴らしい仕組みです。
サイカーには、もともと荷物が集まるようになっていましたから、それらをハブセンターに集約し、カトウ運輸がまとめて運べば、もっと効率が上がるわけです。
マーズル領については、もう少しかかるかも知れません。
しばらくして、マサル様がハローマ王国に物流ネットワークを広げる話しを持ってきました。
ハローマ王国のダゴー公爵様と縁ができて、是非にと強く設置を望まれているそうです。
既にハローマ王家との調整も進んでおり、近々ハローマ王国の領主を集めての説明会を行うと仰っていました。
カトウ運輸、どこまで大きくなるのでしょう。
一介の奴隷商だったわたしが、こんな大商会で番頭やってていいのでしょうか?
本当に人生って巡り合わせですね。
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