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真・最終部 みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
第18話 バッドエンドでも続くよ、人生は!
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『ありがとうね? こんなバカな女のことを、好きになってくれて。アタシも士狼のコトが好きよ。大好きよ。きっとこの先、これ以上人を好きになる事がないだろうなって断言できるくらい……世界で1番アナタが好きよ』
「ハァ……なんでだよ芽衣……?」
芽衣に盛大にフラれてから1日経った、翌日の土曜日の早朝。
俺はリビングの床に熱烈なキッスをぶちかましながら、お尻の部分を天に突き出すようにして、物思いに耽っていた。
もちろん思い出すのは、昨日の告白の件である。
『アタシと居ても、士狼は幸せになれない。……アタシじゃ、士狼を幸せにする事が出来ない』
「あぁぁぁぁ~~~……」
ビクビクビクッ!? と、お尻が震える。
もう昨日から何度お尻がビクビクしただろうか?
別に誘っているワケでも、欲求不満なワケでもないのに、芽衣の言葉を思い返すたびに、お尻が激しく脈を打ってしまう。
「意味がわかんねぇよ……。お互いに好きなら問題ねぇじゃねぇか」
と、愚痴を溢してみるが、余計に気が落ちるだけだった。
ほんと、どうしてこんな事になったのか?
いや、原因は分かっている。
俺が芽衣にあんな顔をさせたからだ。
アイツにはずっと笑っていてほしかった。
それなのに……あんな悲しげな顔をさせてしまった。
この俺が。
アイツの笑顔を歪ませてしまった。
それがシコリのように胸に残って、余計に気分を落ち込ませるのだ。
らしくないとは思うのだが、どうしても溜め息を止められない。
「ハァ……」
と、もう1つため息を溢した瞬間。
――ドカッ! とお尻を勢いよく蹴られた。
ゴロゴロ!? と転がりながら、再び同じ体勢になり、蹴った本人を睨みつけてやる。
「邪魔よ、愚弟。お姉さまの為に、道を開けないさい」
「……傷心中の弟を蹴り飛ばしますか、普通?」
「12時間も服も着替えず半尻のまま同じ体勢で居る弟など、弟ではないわ。つぅか臭いんですけど? はよ風呂へ行って来い。昨日の晩から入ってないでしょ、アンタ?」
そう言って、置き時計の方へと指先を向ける姉ちゃん。
そこには午前7時とデカデカに表示されていた。
昨日帰って来たのが午後7時だったから……なるほど。
どうやら俺は、姉ちゃんの言う通り約12時間もの間、同じ体勢で懺悔していたらしい。
そこどけワンワン! とばかりに、俺を蹴飛ばした姉ちゃんが、キッチンへと移動する。
その目のクマ、機嫌の悪さから察するあたり、今日は『あの日』らしい。
本来ならば【触らぬ神に祟りなし!】とばかりに、部屋を移動する俺なのだが……残念ながら今日は移動する気力すらない。
むしろストレスが溜まっていたのは俺の方であり、いつもなら絶対にしない口答えを、我が偉大なる姉君へと放っていた。
「実の弟が落ち込んでいるんだからさ? もう少しこう……なに? 慰めてくれても、いいじゃねぇの……?」
「……今日は珍しく突っかかってくるわね? 『あの日』なの?」
一体『どの日』なのか皆目見当もつかないが、とりあえず適当に頷いておく。
姉ちゃんは「ぷはぁっ!」と、牛乳を一気飲みしたかと思うと、小さく吐息を溢し、
「『慰めろ』ってアンタ……もう家に帰ってから、かれこれ12時間以上ずっと落ち込んでいるじゃない。12時間よ、12時間。 ちょっとした深夜アニメなら2クール分よ? そこから逆算するに、アンタ半年もの間ずぅぅぅぅぅぅぅぅぅっと! 落ち込んでいた事になるのよ? さすがに巷で聖母マリアの生まれ変わりと名高い寛容なお姉さまでも、イライラするわ」
だから殴らせなさい、愚弟?
と、その場でシャドーボクシングを始める、お姉さま。
途端に姉の目の前に、想像上の俺が出現する。
えっ、何ソレ?
もしかして姉上は、範馬の血でも継いでいるんですか?
なんてツッコむよりも先に、シュッ! と姉ちゃんのカミソリの如きフックが、俺の顎を捉え、想像上の俺が膝から崩れ落ちる。
その隙を縫うように、俺(仮想)の顔面に拳を叩きこむ姉。
ブシャァッ! と、噴水のように鼻から血を吹き、床に倒れ、ピクリとも動かなくなるナイスガイ、シロウ・オオカミ。
なるほど、もうすぐ俺もああなるのか。
もはや未来予知に近い精度で数秒後の己の未来を予知した俺は、覚悟を決めて瞳を閉じる。
が、一向に衝撃がやってこない。
なんだ、なんだ? と頭上に「???」を浮かべながら、瞳を見開くと、
――ドスッ!
「うがっ!?」
俺の美尻が、姉ちゃんに思いっきり踏まれた。
「それで? バカのくせに、今度はナニに悩んでんの? バカのくせに」
「ねぇ、なんで『バカ』って2回言ったの?」
俺のツッコミを無視して「いいから。はよ話せ?」とばかりに、グリグリッ! と我がプリティ☆ヒップを踏みつけるリトルボス。
正直、弟をサンドバックか何かとして思っていない人間のカス相手に、相談ごとなんて何もない、というかしたく無いのだが……それでも弱った俺は、藁にもすがる思いで姉ちゃんに相談することにした。
「なぁ姉ちゃん。友達と、その……喧嘩? ……みたいな事になったらさ、どうやって仲直りすればいいと思う?」
「あぁん? アンタ友達と喧嘩したの? 相手は? 元気?」
「いや、喧嘩はしてない。……と、思う。多分」
「??? 要領を得ないわねぇ。もっと分かりやすく説明しなさい」
分かりやすく……姉にも分かりやすくかぁ。
こりゃ難題だ。
俺は少しの間だけ逡巡し、
「じゃあ、俺ら姉弟が喧嘩した時さ、どうやって仲直りしてたっけ?」
「金」
シンプル・イズ・ベスト。
そういえば、俺らがケンカした時は、だいたい金で解決していたわ。
性質が悪すぎだろ、我が姉弟関係……。
「……聞いた俺がバカだったよ」
「冗談、冗談! ジョーダン・スピースッ!」
いきなりプロゴルファーの名前を口にしながら、ガハハハハッ! と豪快に笑う姉上
朝からウゼェ……。
なんで『こんなの』が俺の姉なんだ?
これも試練か?
「そうさねぇ~。金以外となると……やっぱり本気でぶつかり合うしかないんじゃないの?」
「ぶつかり合う?」
「そう、本気で。嘘も本音も建前も、ぜーんぶひっくるめてさ。思いの丈を、ありったけ言葉に乗せて、ぶつけるしかないわね」
うんうん! と、満足げに頷く姉ちゃん。
「あたしたち兄弟姉妹はさ、何て言うか、アレじゃない? なまじ血が繋がっているからかな? 『言わなくても分かるでしょ?』みたいな所があるじゃん? それってさ、酷く傲慢で自己満足でしかないと、お姉ちゃんは思うわけね。『言わなくても分かる!』なんて、そんなの幻想でしかないと」
――言わなきゃ分からない事もあるし、言っても分からない事もある。
そう姉ちゃんは続けた。
「言って関係が変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。もしかしたら、壊れるかもしれない。それでも、そんな傲慢や自己満足を許容できるのが、兄弟姉妹なんじゃない。あたし等はさ、言わなきゃ分からないんだよ。兄弟姉妹なんて、聞こえはいいけど結局のところは、この世で1番近い他人だからね」
いいこと言ったぜ、あたしっ!
と、最後に余計な言葉を継ぎ足しながら、自慢げに鼻を鳴らす我が家のリトルモンスター。
珍しくまともな意見が返ってきて、弟はビックリですよ?
アナタ、本当に俺の姉ですか?
実は入れ替わっていたりとか、していませんか?
俺は「君の……名は?」と姉君に尋ねる代わりに、別の言葉をぶつけてみた。
「じゃ、じゃあさ? 兄弟姉妹以外で、そんな傲慢や自己満足を許容できる関係って、なんて言うんだと思う?」
「そんなの決まってるでしょ?」
姉ちゃんはイタズラっ子のように目を細めながら、こう言った。
「――ソレを人は『愛』って呼ぶのよ」
「ハァ……なんでだよ芽衣……?」
芽衣に盛大にフラれてから1日経った、翌日の土曜日の早朝。
俺はリビングの床に熱烈なキッスをぶちかましながら、お尻の部分を天に突き出すようにして、物思いに耽っていた。
もちろん思い出すのは、昨日の告白の件である。
『アタシと居ても、士狼は幸せになれない。……アタシじゃ、士狼を幸せにする事が出来ない』
「あぁぁぁぁ~~~……」
ビクビクビクッ!? と、お尻が震える。
もう昨日から何度お尻がビクビクしただろうか?
別に誘っているワケでも、欲求不満なワケでもないのに、芽衣の言葉を思い返すたびに、お尻が激しく脈を打ってしまう。
「意味がわかんねぇよ……。お互いに好きなら問題ねぇじゃねぇか」
と、愚痴を溢してみるが、余計に気が落ちるだけだった。
ほんと、どうしてこんな事になったのか?
いや、原因は分かっている。
俺が芽衣にあんな顔をさせたからだ。
アイツにはずっと笑っていてほしかった。
それなのに……あんな悲しげな顔をさせてしまった。
この俺が。
アイツの笑顔を歪ませてしまった。
それがシコリのように胸に残って、余計に気分を落ち込ませるのだ。
らしくないとは思うのだが、どうしても溜め息を止められない。
「ハァ……」
と、もう1つため息を溢した瞬間。
――ドカッ! とお尻を勢いよく蹴られた。
ゴロゴロ!? と転がりながら、再び同じ体勢になり、蹴った本人を睨みつけてやる。
「邪魔よ、愚弟。お姉さまの為に、道を開けないさい」
「……傷心中の弟を蹴り飛ばしますか、普通?」
「12時間も服も着替えず半尻のまま同じ体勢で居る弟など、弟ではないわ。つぅか臭いんですけど? はよ風呂へ行って来い。昨日の晩から入ってないでしょ、アンタ?」
そう言って、置き時計の方へと指先を向ける姉ちゃん。
そこには午前7時とデカデカに表示されていた。
昨日帰って来たのが午後7時だったから……なるほど。
どうやら俺は、姉ちゃんの言う通り約12時間もの間、同じ体勢で懺悔していたらしい。
そこどけワンワン! とばかりに、俺を蹴飛ばした姉ちゃんが、キッチンへと移動する。
その目のクマ、機嫌の悪さから察するあたり、今日は『あの日』らしい。
本来ならば【触らぬ神に祟りなし!】とばかりに、部屋を移動する俺なのだが……残念ながら今日は移動する気力すらない。
むしろストレスが溜まっていたのは俺の方であり、いつもなら絶対にしない口答えを、我が偉大なる姉君へと放っていた。
「実の弟が落ち込んでいるんだからさ? もう少しこう……なに? 慰めてくれても、いいじゃねぇの……?」
「……今日は珍しく突っかかってくるわね? 『あの日』なの?」
一体『どの日』なのか皆目見当もつかないが、とりあえず適当に頷いておく。
姉ちゃんは「ぷはぁっ!」と、牛乳を一気飲みしたかと思うと、小さく吐息を溢し、
「『慰めろ』ってアンタ……もう家に帰ってから、かれこれ12時間以上ずっと落ち込んでいるじゃない。12時間よ、12時間。 ちょっとした深夜アニメなら2クール分よ? そこから逆算するに、アンタ半年もの間ずぅぅぅぅぅぅぅぅぅっと! 落ち込んでいた事になるのよ? さすがに巷で聖母マリアの生まれ変わりと名高い寛容なお姉さまでも、イライラするわ」
だから殴らせなさい、愚弟?
と、その場でシャドーボクシングを始める、お姉さま。
途端に姉の目の前に、想像上の俺が出現する。
えっ、何ソレ?
もしかして姉上は、範馬の血でも継いでいるんですか?
なんてツッコむよりも先に、シュッ! と姉ちゃんのカミソリの如きフックが、俺の顎を捉え、想像上の俺が膝から崩れ落ちる。
その隙を縫うように、俺(仮想)の顔面に拳を叩きこむ姉。
ブシャァッ! と、噴水のように鼻から血を吹き、床に倒れ、ピクリとも動かなくなるナイスガイ、シロウ・オオカミ。
なるほど、もうすぐ俺もああなるのか。
もはや未来予知に近い精度で数秒後の己の未来を予知した俺は、覚悟を決めて瞳を閉じる。
が、一向に衝撃がやってこない。
なんだ、なんだ? と頭上に「???」を浮かべながら、瞳を見開くと、
――ドスッ!
「うがっ!?」
俺の美尻が、姉ちゃんに思いっきり踏まれた。
「それで? バカのくせに、今度はナニに悩んでんの? バカのくせに」
「ねぇ、なんで『バカ』って2回言ったの?」
俺のツッコミを無視して「いいから。はよ話せ?」とばかりに、グリグリッ! と我がプリティ☆ヒップを踏みつけるリトルボス。
正直、弟をサンドバックか何かとして思っていない人間のカス相手に、相談ごとなんて何もない、というかしたく無いのだが……それでも弱った俺は、藁にもすがる思いで姉ちゃんに相談することにした。
「なぁ姉ちゃん。友達と、その……喧嘩? ……みたいな事になったらさ、どうやって仲直りすればいいと思う?」
「あぁん? アンタ友達と喧嘩したの? 相手は? 元気?」
「いや、喧嘩はしてない。……と、思う。多分」
「??? 要領を得ないわねぇ。もっと分かりやすく説明しなさい」
分かりやすく……姉にも分かりやすくかぁ。
こりゃ難題だ。
俺は少しの間だけ逡巡し、
「じゃあ、俺ら姉弟が喧嘩した時さ、どうやって仲直りしてたっけ?」
「金」
シンプル・イズ・ベスト。
そういえば、俺らがケンカした時は、だいたい金で解決していたわ。
性質が悪すぎだろ、我が姉弟関係……。
「……聞いた俺がバカだったよ」
「冗談、冗談! ジョーダン・スピースッ!」
いきなりプロゴルファーの名前を口にしながら、ガハハハハッ! と豪快に笑う姉上
朝からウゼェ……。
なんで『こんなの』が俺の姉なんだ?
これも試練か?
「そうさねぇ~。金以外となると……やっぱり本気でぶつかり合うしかないんじゃないの?」
「ぶつかり合う?」
「そう、本気で。嘘も本音も建前も、ぜーんぶひっくるめてさ。思いの丈を、ありったけ言葉に乗せて、ぶつけるしかないわね」
うんうん! と、満足げに頷く姉ちゃん。
「あたしたち兄弟姉妹はさ、何て言うか、アレじゃない? なまじ血が繋がっているからかな? 『言わなくても分かるでしょ?』みたいな所があるじゃん? それってさ、酷く傲慢で自己満足でしかないと、お姉ちゃんは思うわけね。『言わなくても分かる!』なんて、そんなの幻想でしかないと」
――言わなきゃ分からない事もあるし、言っても分からない事もある。
そう姉ちゃんは続けた。
「言って関係が変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。もしかしたら、壊れるかもしれない。それでも、そんな傲慢や自己満足を許容できるのが、兄弟姉妹なんじゃない。あたし等はさ、言わなきゃ分からないんだよ。兄弟姉妹なんて、聞こえはいいけど結局のところは、この世で1番近い他人だからね」
いいこと言ったぜ、あたしっ!
と、最後に余計な言葉を継ぎ足しながら、自慢げに鼻を鳴らす我が家のリトルモンスター。
珍しくまともな意見が返ってきて、弟はビックリですよ?
アナタ、本当に俺の姉ですか?
実は入れ替わっていたりとか、していませんか?
俺は「君の……名は?」と姉君に尋ねる代わりに、別の言葉をぶつけてみた。
「じゃ、じゃあさ? 兄弟姉妹以外で、そんな傲慢や自己満足を許容できる関係って、なんて言うんだと思う?」
「そんなの決まってるでしょ?」
姉ちゃんはイタズラっ子のように目を細めながら、こう言った。
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