あなたが頼むから、命をかけることにします

tega

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女の子とすることになりました

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 「櫂寧カイネイさん、本気ですか?」
 趙子光チョウシコウ様が驚いた顔で訊ねる。顔を赤らめ、かなり狼狽していることがわかる。

 「もちろんです。ご無礼なのは重々承知ですが、時間がありません。」

 私の不注意により、今日薫蘭クランという女官と床を一つにしなければならなくなった。未経験の私が、男性のフリをして女性を抱くというのはかなり無理がある。

 「趙子光チョウシコウ様には、今、私を相手に女性の抱き方の見本を見せていただきたいのです。」
 櫂寧カイネイさんが真剣なまなざしで趙子光チョウシコウ様にせまる。

 そう、とりあえず私に見本を見せるから、その通り夜を過ごせというのだ。

 「おっしゃってることはわかりますが、櫂寧カイネイさんは経験はおありなのですか?」
 趙子光チョウシコウ様が不安そうに訊ねる。

 「それがないのです。私はお役目第一で過ごして参りましたから。この年になって恥ずかしい限りですが・・。」

 櫂寧カイネイさんは二十歳前後、確かにもう経験していても良いお年頃だが、あまりの美しさに男性たちが躊躇してしまったのかもしれない。

 「私も・・、実はないのです」
 趙子光チョウシコウ様が耳まで赤くして答える。趙子光チョウシコウ様はもう少しお若そうだが、こちらもそろそろのお年頃。実は奥手だっかたか・・。

 期せずして、処女と童貞が3人で性交渉の実技を研究しなければならなくなった。

 櫂寧カイネイさんがスルスルと着物を脱ぎだした。肌着一枚になるとかなり胸がある。薫蘭クランさんはここまではないだろう。ちなみに私はペッタンコである。

 「実際、寝所は真っ暗で手探り状態だと思います。身体を触りながらするわけですが、当然ものがありません。」

 櫂寧カイネイさんのおっしゃる通りだ。私には入れるものがない。

 「この棒を忍ばせて行きます。薫蘭クランは陛下のお手がついていないので処女です。ものが違ってもわかりません。」
 処女喪失が狂言というのは申し訳ないが、この際しょうがない。朝私に使ってる油みたいのを塗れば、多分入るだろう。

 「性交渉は、男性が上の場合と女性が上の場合、あと男性が後ろから挿入する場合があります。」
 趙子光チョウシコウ様が解説する。経験がなくても知識はある。やっぱり男の子だ。

 「男性が上の場合身体が密着するし、手探りになる。女性が上はダメだから、できれば後ろからがよいでしょう。」
 趙子光チョウシコウ様の意見に櫂寧カイネイさんが付け加える。

 「枕を抱えさえてお尻だけ突き上げさせれば、後ろで何が起こっているかわからない。見ながらできるし一番安全でしょう。」

 すごい意見がまとまった。確かに抱き合うよりバレる危険が少ない。

 「では早速試しましょう」
 櫂寧カイネイさんが肌着の紐を解きうつ伏せになる。

 「私がするより、直接陛下がなさる方が良いでしょう。介助はします。」
 趙子光チョウシコウ様偉い。こんな美人とできるチャンスなのに、据え膳食べないんだ。

 「まず寝かす前に胸を触るのがよろしいでしょう。どうすれば気持ち良いかは、女性のあなたたちの方がわかるのではないですか?」

 たしかに趙子光チョウシコウ様の言う通り、触るだけならどうすれば気持ちよいかはわかる。さすがに自慰はしたことあるから。

 「あ、あふ・・うん・・」
 胸を触ると櫂寧カイネイさんから声が漏れる。後ろから股間に手をまわす。結構濡れている。そのまま指を入れてみる。」

 「あん、あ・・、ううん・・」
 朝、私も指を入れられたんだからいいよね。私の方がうまいかも。まあ櫂寧カイネイさんは、そういうつもりで触ってはいなかっただろうけど。

 木の棒はどうしよう。さすがにこれで処女喪失ってイヤじゃない?。躊躇していると櫂寧カイネイさんが察したようだ。

 「薫蘭クランにしようとしていることを、私が拒むことはできません。遠慮なく試してください。」
 
 私は自分の股間近くで棒を握り、腰を動かしながら櫂寧カイネイさんのあそこにあてがってみた。ゆっくり動かすと、徐々に棒が沈んでいく・・。

 「うん・・、あああっ・・あん・・」
 棒の動きに合わせて櫂寧カイネイさんの声が漏れる。

 確かに暗闇でされたら、何されてるかわからない。経験者なら固さの違いとか分かるかもしれないけど、陛下がいないんだから経験する機会はない。

 ありがとう櫂寧カイネイさん。これで何とかなりそうです。趙子光チョウシコウ様も、服の上からもわかるほど股間が盛り上がってるけど、若いのにこの状況で良く理性を保って手伝ってくれました。

 お互いの性器を触り合ったことで、櫂寧カイネイさんとはなんか親近感が増した様に感じた。これってもしかして、危ない関係なのかもしれない。
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