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危ない世界を見ちゃいました
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後宮に入り、王の寝室で休みを取る。
少しして薫蘭さんが入ってきた。
「本日は、お越しいただきありがとうございます。不束者ではございますが、よろしくお願いいたします。」
かなり緊張しているようで、少し声がかすれている。まあいきなり処女喪失するんだから無理もないけど。
おっとりした顔立ちで、歳は私と櫂寧さんの間くらいだろうか。人の嫌がることはしなさそうな感じだ。
「急で驚いたであろうが、覚悟してきたか」
話すことも無いので、一応確かめてみる。
「覚悟などとんでもございません。陛下のお情けをいただけるなど、身に余る光栄に存じます。」
どうやら処女をなくすより、国王とすることの方がよほど緊張するらしい。まあ、不興をかえば実家にも迷惑がかかるから当然かもしれない。
どうもここにきて性的な経験を多くしたせいか、すっかり目覚めてしまった。まあ、相手が女性なので怖さがないのかもしれないけど。趙子光様みたいに優しい方なら、男性でも良いのかな。
薫蘭さんは肌着を脱いで全裸になった。大きくはないが形の良い胸に、無駄な肉のない身体。これはこれでそそる身体だと思った。しかし貴族はみな華奢な体つきをしている。一番年下の私が一番がっちりしている。まあ成人の国王の代わりを務めているんだから、私が大きいのかもしれないが。
「あん・・ああ」
胸を触ると薫蘭さんは反応した。ただ下を確認すると櫂寧さんほど濡れていない。あの油みたいなやつを付ければ大丈夫だと思うけど、なんか味気ない気がした。
灯りを消して、準備しようとして驚いた。泣いてる・・。
薫蘭さんは、瞳に大粒の涙をためていた。感じているふりはしていたが、本当はイヤだったんだ。
「すまん・・」
それしかいう言葉がなかった。
「ち、違うんです。これは違うんです。どうか、どうかお許しください。どうかお情けを・・。このまま帰されたら私は・・」
薫蘭さんは必死だった。その必死さが心に刺さる。どんなに嫌でも国王相手に拒否はできない。意を決して来たのだろう。それをこんな偽物が、遊び半分に汚してよいはずがない。
戻ってよいという言葉がでかかった。でも飲み込んだ。国王からの拒絶は破滅を意味する。それくらい私にもわかる。だから、櫂寧さん、趙子光様ごめんなさい。私はあなたたちを裏切ります。
薫蘭さんの手をそっと取って自分の脚の間に導いた。何もないそこを触ると薫蘭さんは驚いて声を上げた。
「そんな、まさか・・。そんなことが」
騙してすみません。だからあなたはこのまま帰っても大丈夫です。できれば内密にしていただきたいですけど。
そんなことを言うつもりだった。だがそれより早く彼女は反応した。
「まさか、まさか国王陛下が女性だったなんて。確かにお美しいお顔をしていらっしゃるけど。でも女性なら」
いや違うだろう。どう考えてもそんなはずないだろう。偽物なんだよ私は。この人天然か?。
「でも、それならばお任せください。私、女性が相手なら自信があります。実は私、同性しか、愛せないのです。」
ええええっ。そういう人なの。いや別にいろいろあるだろうからいいんだけど。じゃあこの場合貞操の危機にあるのは・・・。
「貝合わせというのをご存知でしょうか。持てる技術をフルに発揮して、必ずや国王陛下にご満足していただきます。」
ひええええっちょっと待って、待って私そういうのは・・。
どれほど時間が立っただろう。
何度目かのイク感覚に襲われてから、意識が朦朧となっていた。
確かにすごい。女性の身体は女性が一番わかっているのだろう。自慰ではとても感じられなかった快楽を、何度も感じることができた。
でも、でもさ!やっぱだめだよ、こういうの。イヤダメじゃないけど、溺れちゃいけないと思うんだ。
薫蘭さんはここでは身分が低い方だから、いろいろ抑圧もあったんだろう。すべてを開放してぶつけてきた感じだった。そういえば出身はどこなんだろう。
「そち、生まれは?」
国王と信じてくれているので横柄に聞いてみた。
「申し遅れました。白廊郡の李丁の娘にございます。」
えええええっ!。ってことは・・
ご領主様の娘だったんかーい。
身分が低いと思っていた娘は、自分とこの、ご領主様の姫様でした。
少しして薫蘭さんが入ってきた。
「本日は、お越しいただきありがとうございます。不束者ではございますが、よろしくお願いいたします。」
かなり緊張しているようで、少し声がかすれている。まあいきなり処女喪失するんだから無理もないけど。
おっとりした顔立ちで、歳は私と櫂寧さんの間くらいだろうか。人の嫌がることはしなさそうな感じだ。
「急で驚いたであろうが、覚悟してきたか」
話すことも無いので、一応確かめてみる。
「覚悟などとんでもございません。陛下のお情けをいただけるなど、身に余る光栄に存じます。」
どうやら処女をなくすより、国王とすることの方がよほど緊張するらしい。まあ、不興をかえば実家にも迷惑がかかるから当然かもしれない。
どうもここにきて性的な経験を多くしたせいか、すっかり目覚めてしまった。まあ、相手が女性なので怖さがないのかもしれないけど。趙子光様みたいに優しい方なら、男性でも良いのかな。
薫蘭さんは肌着を脱いで全裸になった。大きくはないが形の良い胸に、無駄な肉のない身体。これはこれでそそる身体だと思った。しかし貴族はみな華奢な体つきをしている。一番年下の私が一番がっちりしている。まあ成人の国王の代わりを務めているんだから、私が大きいのかもしれないが。
「あん・・ああ」
胸を触ると薫蘭さんは反応した。ただ下を確認すると櫂寧さんほど濡れていない。あの油みたいなやつを付ければ大丈夫だと思うけど、なんか味気ない気がした。
灯りを消して、準備しようとして驚いた。泣いてる・・。
薫蘭さんは、瞳に大粒の涙をためていた。感じているふりはしていたが、本当はイヤだったんだ。
「すまん・・」
それしかいう言葉がなかった。
「ち、違うんです。これは違うんです。どうか、どうかお許しください。どうかお情けを・・。このまま帰されたら私は・・」
薫蘭さんは必死だった。その必死さが心に刺さる。どんなに嫌でも国王相手に拒否はできない。意を決して来たのだろう。それをこんな偽物が、遊び半分に汚してよいはずがない。
戻ってよいという言葉がでかかった。でも飲み込んだ。国王からの拒絶は破滅を意味する。それくらい私にもわかる。だから、櫂寧さん、趙子光様ごめんなさい。私はあなたたちを裏切ります。
薫蘭さんの手をそっと取って自分の脚の間に導いた。何もないそこを触ると薫蘭さんは驚いて声を上げた。
「そんな、まさか・・。そんなことが」
騙してすみません。だからあなたはこのまま帰っても大丈夫です。できれば内密にしていただきたいですけど。
そんなことを言うつもりだった。だがそれより早く彼女は反応した。
「まさか、まさか国王陛下が女性だったなんて。確かにお美しいお顔をしていらっしゃるけど。でも女性なら」
いや違うだろう。どう考えてもそんなはずないだろう。偽物なんだよ私は。この人天然か?。
「でも、それならばお任せください。私、女性が相手なら自信があります。実は私、同性しか、愛せないのです。」
ええええっ。そういう人なの。いや別にいろいろあるだろうからいいんだけど。じゃあこの場合貞操の危機にあるのは・・・。
「貝合わせというのをご存知でしょうか。持てる技術をフルに発揮して、必ずや国王陛下にご満足していただきます。」
ひええええっちょっと待って、待って私そういうのは・・。
どれほど時間が立っただろう。
何度目かのイク感覚に襲われてから、意識が朦朧となっていた。
確かにすごい。女性の身体は女性が一番わかっているのだろう。自慰ではとても感じられなかった快楽を、何度も感じることができた。
でも、でもさ!やっぱだめだよ、こういうの。イヤダメじゃないけど、溺れちゃいけないと思うんだ。
薫蘭さんはここでは身分が低い方だから、いろいろ抑圧もあったんだろう。すべてを開放してぶつけてきた感じだった。そういえば出身はどこなんだろう。
「そち、生まれは?」
国王と信じてくれているので横柄に聞いてみた。
「申し遅れました。白廊郡の李丁の娘にございます。」
えええええっ!。ってことは・・
ご領主様の娘だったんかーい。
身分が低いと思っていた娘は、自分とこの、ご領主様の姫様でした。
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