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番外編※
初めての二人
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※露骨な表現は避たつもりですが、ベッドシーンです。
ほんのり?
------------------------
ある晩のこと。
イルヴィンドは戦場に向かう戦士のような面持ちで、リラフィアが待つ寝台へと歩みを進める。
今日こそは…そう決意を固めリラフィアの隣に腰掛けると、いつもと様子が違うことに気づいた彼女が首を傾げた。
「どうされましたの、陛下」
「リラフィア…」
ごくりと喉を鳴らし、イルヴィンドは意を決して伝える。
「今夜は、頑張っても良いかな」
それを聞いてしまうのがイルヴィンドだ。
リラフィアはゆっくりとその言葉を頭に入れ、意味を理解し赤面した。
そして笑いを堪えすぎて真顔になりながら、
「え、ええ…よろしくお願いします」
よく分からない返事をしてしまう。
その内心では戸惑い混乱していた。
(どうしましょう…今日のイルヴィンドは本気みたい。ついに求めてくださるのは嬉しいけれど、わたくしも初めてなのよね)
実はリラフィアも純潔なのだ。
アーサーと既に…と思っている者が多いようだが、体を重ねたことは無かった。
知識だけなら多少頭に入っているものの、イルヴィンドが自分にどのような役割を求めているのかが分からない。
(わたくしがリードすべき?それとも任せてしまって大丈夫なの?)
グルグルと考えている間に、イルヴィンドの顔が迫ってくる。
そして唇が重ねられた。
「ふ…っ」
いつもは重ねるだけの口付け、しかし今夜のイルヴィンドは違う。
啄むような口付けを繰り返され、リラフィアの呼吸が荒くなっていく。
「あ、陛下…わたくし…」
伝えるべきか迷ったが、リラフィアは自分が純潔であると告げることにした。
「なに?リラフィア」
「あの、わたくし…初めてなのです」
目を丸くするイルヴィンド、やはり経験済みだと思っていたのだろう。
すると、
「そうだったんだ…じゃあ一緒だね」
イルヴィンドは嬉しそうに微笑んだ。
そしてリラフィアの首筋に顔を近づけると、唇でなぞり始める。
「ひゃっ、陛下…!」
くすぐったさと恥ずかしさで身を捩るリラフィア。
だが寝台に寝かされ身動きが取れない。
「どうしても嫌だったら言ってね、そうじゃないなら…やめないよ」
今日のイルヴィンドはとことん違うらしい、別人のように男の目になっている。
服を脱がせるのには手こずっていたが、露わになった肌に唇を這わせていく。
内腿に触れられリラフィアは飛び上がりそうになったが、
「動いちゃダメ」
ぞくりとするようなイルヴィンドの目に見つめられ動きを止める。
そしてついに、
「無理って思ったら教えて…辛かったらごめんね」
「大丈夫です…貴方となら」
二人は初めて結ばれた。
痛みを堪えるリラフィアの涙を、指先で拭うイルヴィンド。
頬に額に口付けを落とすと、リラフィアの表情が緩む。
「イルヴィンド様…」
「愛してるよ、リラフィア。僕だけのお姫様」
「わたくしも、愛しております…わたくしだけの王子様」
翌朝女官達がお祭り騒ぎになるのは、当然のこと---
ほんのり?
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ある晩のこと。
イルヴィンドは戦場に向かう戦士のような面持ちで、リラフィアが待つ寝台へと歩みを進める。
今日こそは…そう決意を固めリラフィアの隣に腰掛けると、いつもと様子が違うことに気づいた彼女が首を傾げた。
「どうされましたの、陛下」
「リラフィア…」
ごくりと喉を鳴らし、イルヴィンドは意を決して伝える。
「今夜は、頑張っても良いかな」
それを聞いてしまうのがイルヴィンドだ。
リラフィアはゆっくりとその言葉を頭に入れ、意味を理解し赤面した。
そして笑いを堪えすぎて真顔になりながら、
「え、ええ…よろしくお願いします」
よく分からない返事をしてしまう。
その内心では戸惑い混乱していた。
(どうしましょう…今日のイルヴィンドは本気みたい。ついに求めてくださるのは嬉しいけれど、わたくしも初めてなのよね)
実はリラフィアも純潔なのだ。
アーサーと既に…と思っている者が多いようだが、体を重ねたことは無かった。
知識だけなら多少頭に入っているものの、イルヴィンドが自分にどのような役割を求めているのかが分からない。
(わたくしがリードすべき?それとも任せてしまって大丈夫なの?)
グルグルと考えている間に、イルヴィンドの顔が迫ってくる。
そして唇が重ねられた。
「ふ…っ」
いつもは重ねるだけの口付け、しかし今夜のイルヴィンドは違う。
啄むような口付けを繰り返され、リラフィアの呼吸が荒くなっていく。
「あ、陛下…わたくし…」
伝えるべきか迷ったが、リラフィアは自分が純潔であると告げることにした。
「なに?リラフィア」
「あの、わたくし…初めてなのです」
目を丸くするイルヴィンド、やはり経験済みだと思っていたのだろう。
すると、
「そうだったんだ…じゃあ一緒だね」
イルヴィンドは嬉しそうに微笑んだ。
そしてリラフィアの首筋に顔を近づけると、唇でなぞり始める。
「ひゃっ、陛下…!」
くすぐったさと恥ずかしさで身を捩るリラフィア。
だが寝台に寝かされ身動きが取れない。
「どうしても嫌だったら言ってね、そうじゃないなら…やめないよ」
今日のイルヴィンドはとことん違うらしい、別人のように男の目になっている。
服を脱がせるのには手こずっていたが、露わになった肌に唇を這わせていく。
内腿に触れられリラフィアは飛び上がりそうになったが、
「動いちゃダメ」
ぞくりとするようなイルヴィンドの目に見つめられ動きを止める。
そしてついに、
「無理って思ったら教えて…辛かったらごめんね」
「大丈夫です…貴方となら」
二人は初めて結ばれた。
痛みを堪えるリラフィアの涙を、指先で拭うイルヴィンド。
頬に額に口付けを落とすと、リラフィアの表情が緩む。
「イルヴィンド様…」
「愛してるよ、リラフィア。僕だけのお姫様」
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翌朝女官達がお祭り騒ぎになるのは、当然のこと---
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