おまさの歩 本郷将棋料理屋

白塚ゆき

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第一章 鯛茶の味

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|おまさの
 
   本郷ほんごう将棋料理屋

                 白塚しらつかゆき






   一

 本郷竹町たけちょうの目立たない一角に、八一屋やいちやという小料理屋がある。
 あるじが八一という名なのではない。見世を開いた者の名でもない。
 八一屋の名の由来となったものは、小上がりの座敷に二つ置かれていた。
 優雅な足の付いた堂々たる将棋盤だ。
 将棋盤の升目は、九掛ける九で八十一ある。
 八一屋はそれにちなむ名だった。
 見世を開いた弥助やすけは腕のいい板前で、小粋な肴とうまい酒を楽しみに、いくたりもの常連客が足を運んでいた。
 弥助は将棋の腕前も並々ならぬものがあった。その強さは玄人くろうとはだしで、噂を聞いた将棋家の者が八一屋に足を運んで対局を行ったこともある。いつしか八一屋は「本郷の将棋料理屋」としてその筋に知られる見世になった。
 しかし……。
 あいにくなことに、弥助は急な心の臓のやまいで亡くなってしまった。まだこれからという歳だった。
 あとには女房のおたつと、娘のおまさが残された。見世を閉めてしまうことも考えたが、おたつとおまさにも料理の心得はあった。弥助が将棋に没頭しているときは、くりやを女房と娘に任せることもしばしばあった。
 常連からも励まされた母と娘は、弥助の忘れ形見とも言うべき八一屋を続けていくことにした。
 弥助が健在のころは中食ちゅうじきも出していた。膳の数にはかぎりがあるが、河岸から仕入れてきた活きのいい魚の刺身と、近在の村から運ばれる野菜の煮物や天麩羅などがふんだんに盛られた中食は好評で、常連がいくたりもついていた。
 さりながら、母と娘だけではとても手が回らない。弥助のように早起きして天秤棒を担いで仕入れに行き、魚をさばいて膳に仕上げることは無理な注文だった。
 そこで、やむなく小料理屋だけの営みにした。これなら母と娘だけでもどうにか切り盛りできる。
 こうして、八一屋はささやかな再びの船出をした。


   二

「そろそろだれか来るかねえ」
 家主の善吉ぜんきちが将棋盤のほうを手で示した。
 ほうぼうに長屋を持っている男で、髷はだいぶ白くなっている。困っている者からは無理に家賃を取り立てない人情家主で、この界隈で世話になっている者は多い。
「将棋は一人では指せませんからね」
 おかみのおたつが笑みを浮かべた。 
「はは、一人で指すのは間抜けだし、棋譜並べをするような柄じゃないから」
 善吉が答えた。
 座敷の壁側には書架も据えられている。将棋の指南書や詰将棋集など、棋書がとりどりにそろっていた。本郷の将棋料理屋にふさわしいたたずまいだ。
「かと言って、おまさちゃんが相手だと、四枚落ちでもまるで歯が立たないからね」
 家主が厨のほうを見て言った。
 娘のおまさは今年で十四だ。父から手ほどきを受けた将棋の腕はなかなかのもので、折にふれて棋書を繙いているから日に日に強くなっている。下手の横好きの善吉は、飛車角に加えて桂馬と香車も落とした六枚落ちでも歯が立たなかった。
「毎日、詰将棋の書物と首っ引きで」
 厨で手を動かしながら、おたつが言った。
 天麩羅が揚がる音が悦ばしく響いている。いま揚げているのは鮎だ。月末には両国の川開きといういまの季[とき]にはふさわしい。
「そりゃあ強くなるはずだよ」
 と、善吉。
「江戸には強い方がたくさんいますから」
 奥の鍋の煮物の具合を見ながら、おまさが答えた。
 そのとき、のれんがふっと開いて客が入ってきた。
「あ、いらっしゃいまし、大造だいぞうさん」
 おたきが声をかけた。
 入ってきたのは、顔なじみの便利屋の大造だった。
 大きなふくろを背負っている。
「さっそく一局どうだい」
 家主が将棋盤を指さした。
「いや、これから障子の張り替えがあるんで」
 便利屋は笑って答えた。
 本郷一帯で仕事をしている男だ。手先が器用で、障子の張り替えなどはお茶の子だ。雨樋なども上手に直すし、包丁を研がせても腕が光る。
 持ち前の器用さが趣味の将棋にも活かされている。ことにうまいのは歩の使い方だ。
 金底きんぞこの歩や、たたきの歩などは喜んで打つ。どの駒で取っても悩ましいれ歩や、歩の数が多いときに力を発揮するぎ歩、大造は局面に合わせて自在に歩を使った。
「まあ、おまえさんはおまさちゃんと同じくらい強いからな」
 家主が言った。 
「いやいや、もう香落ちでも勝てねえんで」
 大造が髷に手をやった。
 実力に違いがあるときは、駒を落として戦う。香車を落とすのは、そのなかでは拮抗した手合いのうちだが、さしもの大造も荷が重くなってきたようだ。
「何を召し上がります? 大造さん」
 おたつがたずねた。
「ちょいと小腹が空いたので、何か軽いものをくれるかい。重いものはいらねえ」
 便利屋が答えた。
「鮎の天麩羅を家主さんにお出しするところなのですが、いかがでしょう」
 おたつが水を向けた。
「野菜と厚揚げの煮物もお出しできます」
 おまさがした。
「うーん、鮎より煮物のほうがいいかな」
 大造は少考してから答えた。
「承知しました」
 おたきが答えた。
「いまお持ちします」
 おまさはそう言うと鍋に歩み寄った。
 天麩羅と煮物は、ほぼ同時に出された。
蓼酢たですだね。これにつけるとうまいんだ」
 善吉がさっそく箸を取った。
「厚揚げもうまそうだ。合わせてある芋は何だい?」
 大造が訊いた。
「じゃがたら芋です。いいものが入るので」
 おまさが答えた。
「へえ、それは珍しいね。おいらは甘藷や里芋も好きだが」
 大造が笑みを浮かべた。
「里芋の煮っころがしはわたしも好物だよ」
 人情家主が言う。
「味噌汁の具にも重宝しますね、里芋は」
 と、おたつ。
「甘藷は天麩羅が大好きで」
 おまさが言った。
「狐色にこんがりと揚がったやつだね」
 家主が言う。
「そうです。初めのうちは、揚げが甘くてよくおっかさんに叱られました」
 おまさがおたきのほうを見た。
「叱ったわけじゃないわよ。教えただけ」
 おたつは少し苦笑いを浮かべた。
「どう教わったんだい?」
 大造が訊く。
「目で見て、音で聞きなさい、と」
 おまさが答えた。
「甘藷に火が通ると浮いてくるので、まずはそれを見なさいと教えました」
 おたつが言った。
「音も変わってくるので、耳を澄ませていなさいと」
 おまさは耳に手をやった。
 その拍子に、簪に紅い紐でくくりつけた将棋の駒がふるりと揺れた。
 歩だ。
 亡き父が愛用していた駒の一つを簪に付けている。
 早いもので、弥助が亡くなってからもう二年が経とうとしている。人は死んでもそれで終わりではない。親しい者の心のなかでずっと生きつづける。
 父の形見の駒とともに日々を過ごしていると、ふとした拍子に声がよみがえってくることがある。
 料理のこと、将棋のこと。父はあれこれと教えてくれた。
 稽古将棋が終わると、どの指し手がいけなかったか、おまさにていねいに指導してくれた。
「ここは玉の早逃げだ。一手逃げとくだけでずいぶん違う。そういう心の余裕がなきゃ駄目だ」
 父の教えは、いまでもありありとよみがえってくる。
「ここは歩をたたくところだ。考えなくてもそこへ手がいくようにならなきゃいけねえ」
 父の指導は厳しかった。
「こんなとこで飛車をかわいがってるようじゃ、どんな将棋も勝てねえぞ、馬鹿野郎」
 ときには癇癪を起こすこともあった。
 そのたびに母のおたつがなだめてくれたものだ。
「おお、厚揚げに味がしみててうめえな」
 便利屋の大造が満足げに言った。
「鮎の天麩羅もうまいよ」
 家主が満足げに言う。
「じゃがたら芋もどうぞ」
 おまさが大造に勧めた。
「おう、食うぜ」
 便利屋はさっそく箸を伸ばした。
「こちらも味がしみていますよ」
「とってもほくほくで」
 八一屋の母と娘が言った。
「おう、うめえや。これから仕事なのに、酒が呑みたくなる味だ」
 大造が言った。
「なら、代わりにわたしが呑んでおくよ。ぬる燗を一本」
 家主が指を一本立てた。
「承知しました」
 おかみが笑顔で答えた。


   三

 便利屋の大造と入れ替わるように、面妖な模様の着物をまとった男がふらりとのれんをくぐってきた。
「まあ、先生、いらっしゃいまし」
 おたつが笑顔で出迎えた。
「今日はちょいと名代みょうだいで」
 そう言って軽く右手を挙げたのは、戯作者の不鳴不飛なかずとばずだった。
 本業の戯作ではその名のとおりあまり当たりは出ていないが、狂歌やかわら版の文案づくりや書物の執筆、果ては婚礼などの宴の進め役まで、何でもこなす才人だ。

 な か ず と ば ず

 着物にも帯にも字が散らされていて踊っているように見えるから、どうも目がちかちかする。
宗与そうよ先生のご名代でしょうか」
 おたつがたずねた。
「そのとおりで」
 不鳴不飛はそう言うと、一枚板の席に腰を下ろした。
「師匠はお見えにならないんですね」
 おまさがたずねた。
「お達者とはいえ、宗与先生はもうそろそろ還暦だからね。ここぞというときだけ、駕籠でお見えになる。今日は名代が耳寄りな話を持ってきたんだ」
 不鳴不飛はおのれの耳を軽くつまんだ。
 宗与先生とは、大橋おおはし分家の当主、大橋宗与のことだ。
 当時の将棋の家元には三つの系譜があった。
 伊藤いとう家、大橋家、大橋分家。
 いわゆる将棋三家だ。
 このうち、大橋分家の当主で、七代目に当たる大橋宗与は八一屋の古いなじみで、おまさの将棋の師でもあった。
 宗与の父は九世名人の大橋宗英そうえいだ。
 抜きん出た棋才を誇り、その強さから「実力十三段」と言われた。鬼宗英とも呼ばれ、当代の将棋指しに敵う者はいなかった。
 宗与はその嫡子だが、残念ながら父の棋才は受け継がなかった。七段を与えられているが、実力は伴っていなかった。
 さりながら、宗与はべつの道で大いに尽力した。父の宗英の棋書を出版し、棋界の発展に寄与したのだ。実戦集から定跡書まで、宗与が編んだ書物は多岐にわたる。
 また、将棋の普及にも熱心に取り組んだ。八一屋の後ろ盾となり、おまさの将棋の師となったのもその一環だ。
「で、耳寄りな話とは何でしょうか」
 おたつが問うた。
「宗与先生の肝煎りで、将棋の競いを行う企てが持ち上がってね。これがまた、いままでなかった珍しい企てで」
 不鳴不飛が答えた。
「いままでなかった珍しい企てでございますか」
 おたつが繰り返す。
「将棋指しにはいろいろある。御城将棋に上がる将棋家から、市井しせいの将棋指しまで、この江戸には腕に覚えのある者がいくたりもいる。ここの看板娘みたいに、女ながらも棋才を誇る将棋指しもこのところ増えてきた」
 戯作者はそう言っておまさの顔を見た。
「はい」
 おまさは短く答えた。
「そういった女将棋指しを四人よったり集めて、競わせてみたらどうかというのが宗与先生のご発案でね。やつがれがかわら版に仕立てれば、江戸の衆の話題になるだろう。のちに棋譜と文を載せた書物を刊行すれば、後の世にまで残る」
 不鳴不飛は調子よく目論見を語った。
「すると、うちの娘がその競いの企てに?」
 おたつが驚いたように問うた。
「そのとおり。いちばん若い女将棋指しということになるね」
 不鳴不飛は笑みを浮かべた。
「宗与先生が、出なさいとおっしゃられたのでしょうか」
 いくらか当惑した顔つきで、おまさはたずねた。
「そうだよ。江戸の四人の女将棋指しなら、必ず入るからと」
 名代で来た男が答えた。
「それは、いい話じゃないか」
 座敷に残って呑んでいた家主の善吉が言った。
「どうする? おまえ」
 おたつが母の顔で問うた。
「宗与先生の肝煎りなら、喜んで出させていただきます」
 おまさは引き締まった顔つきで答えた。


   四

 その日はなじみの大工衆の祝いごとがあった。
 若い大工には子が生まれ、もう一人は祝言を挙げることが決まった。
 おのずと酒が進む。なかなか腰が上がらずにいささか難儀をしたが、千鳥足の最後の客を見送ってのれんをしまった。
「今日は忙しかったわね」
 おたつが言った。
「ええ。掃除と仕込みが終わったらまかないを」
 おまさは笑みを浮かべた。
「二人分なら鯛茶ができるから」
「楽しみで」
 話はすぐ決まった。
 大豆を水に浸けるなどの仕込みがひとわたり終わり、掃除も済んだ。
 いよいよ、まかないだ。
 昆布締めにした鯛の切り身に胡麻だれをかけ、熱い煎茶をそそぐ。弥助も好きだった自慢の鯛茶だ。
「お父さんの分も」
 おまさは小ぶりの茶碗を用意した。
「陰膳ね」
 母が言った。
「ええ」
 おまさは短く答えると、父の分の鯛茶をつくり、仏壇の前に置いた。
 両手を合わせる。

 やっぱりうめえなあ、鯛茶は。

 将棋の手ほどきをしてくれた父の声が、ありありとよみがえってきた。
「この子を助けてやってくださいね、おまえさん」
 おたつが言った。
「将棋の競いに出ることになったんで」
 父がそこにいるかのように告げると、おまさは膳のところに戻った。
「きっと勝負どころで助けてくれるわよ。……さ、食べましょ」
 母はそう言って茶碗を手に取った。
「そうね」
 おまさは短く答えて鯛茶を食べはじめた。
「……おいしい」
 思わず声がもれた。
 父の好物だった鯛茶は、五臓六腑ごぞうろっぷどころか、心にまでしみわたるかのようだった。




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