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11.穂香の秘密?
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部屋の掃除が終わってからは、穂香は夕食を俺の部屋の方で作ってくれることになった。調理器具は揃っているので、材料や調味料は買い出しに行ってきた。俺が一人で行ってきたが、穂香が一緒に行きたそうにしていたので、次回からは付いてきそうな気がする。
だが、穂香と一緒に夕食の買い出しをしているところなどを、学校の連中に見られでもしたら面倒くさい事が起きるに決まっているので、そこについては何か対策が必要だ。
穂香の美味い夕食の時間が終わると、決まって珈琲を淹れてくれる。リビングのソファーに二人で並んで座り、特に何もしないまま時間だけが過ぎていく。テレビは適当なチャンネルに回してあるが、俺も穂香も放送の内容には興味がなかった。
何か話題を探そうと思っていると、不意に右肩に重みを感じた。
そちらを伺うと、穂香の頭が俺の肩にもたれ掛かっていたが、俺が少し身体を動かした際にずるずるとずり落ちていく。そのまま俺の太股を枕にするような体勢になってしまった。
目を瞑っていて規則正しい呼吸から、どうやら眠っているようだ。毎日俺の分まで食事を作ってくれたりしているんだ、多分に疲れているのだろう。そう思いながら穂香の綺麗な黒髪と一緒に頭を撫でていると、嫌でも目についてくる部分があった。
穂香の豊かな双胸が俺の視界に入ってくる。今日の穂香は薄手のセーターを着ていることもあり、その形が良くわかる。綺麗な形をした胸は規則正しい寝息に合わせてゆっくりと上下しており、その存在を大きく主張している。
思わずゴクリと喉が鳴ってしまった。昼間は菜摘がフェラしてくれているが、菜摘の胸などはまだ見せてもらっていないし、触ってもいない。穂香にしても同様で、キスはしているが、触ったことはないのだ。当然興味はあるし、触ってみたいのだが、穂香が寝ているこの状況で勝手に触るのもどうなのか? などと余計な良心が働いてしまい、なかなか手が動かない。
「ん……んん……」
そんな風に俺が躊躇していると、穂香が寝返りを打ち、セーターの裾が少しめくれ上がったような状態になった。すると、当然中からは白いインナーのようなものが見えてきたのだが少し違う気がする。
ん? これは……包帯? 怪我でもしているのか?
セーターの裾から見えたお腹には包帯が巻かれていて、よく見ると結構な広範囲に巻かれているのがわかった。ただ、穂香が怪我をしたという話は聞いていないし、普段の穂香を見ていてもそんな素振りは一切ない。
痛そうにしているとかそういう事も今まで一度もなかった。怪我じゃないとすれば、そういう趣味嗜好でもあるのか……う~ん、考えてもわからないから聞いてみるのが一番なのだが、穂香が触れてほしくない話題かもしれないな。
――癒しを――
そう結論付けた俺は、軽く回復魔法をかけておくことにした。淡い光が穂香の腹部を包み込む。寝ている状態ならバレないだろうし、少々の怪我ならこれで治るはずだ。後日、包帯が取れていたら良し、巻いたままだったら今度は聞いてみることにしよう。
「ん、んん……? あ、ゆうくん……」
丁度そのタイミングで穂香が目を覚まし、半分寝ぼけているのか、腕を伸ばして俺の頭に手を回すとそのまま引き寄せて口付けた。
「ん……穂香……」
「ゆうくん……ちゅっ、ちゅっ……んぁ…………あ、ん……あんっ……」
最初はお互い口を付けるだけだったが、段々唾液を交換しながら舌を絡ませるキスへと変化していった。こういうキスはあまりしていなかったので、穂香も最初は戸惑っていたが、徐々に慣れてきて穂香の方からも俺の舌を求めてくるようになってきた。
「あ……そこは……」
穂香のお腹の上に置いていた手が自然と胸の上に移動し、穂香の身体が一瞬、強張ったような感じがした。
「ゆうくん……恥ずかしいけど、今日は服の上からなら……いいよ……」
穂香が目を伏せながら顔を赤らめて目一杯恥ずかしがりながら言った。服の上からじゃないとダメなのは、包帯の件と恥ずかしいのと両方が理由だろう。
許可を得たので、俺の手は穂香の胸の膨らみの上を円を描くように撫で始める。
「あ、ああっ……ん……くすぐったいよ……んぁ、あ……」
そのまま軽く指で押してみると、柔らかくも弾力があって指を押し返してくる。穂香のサイズはいくつかは知らないが、俺の手に余るほどのその大きさはおそらくEカップくらいはあるのではないかと思う。
「あ……あ、あっ……んんっ、そこは、だめ……」
胸の頂点辺りを重点的に刺激してみると、どうやら当たりだったようで、穂香が逃げるような仕草をとってきた。ただ、下着を含めて何枚か布越しなので刺激としては弱い。穂香にとってはそれでも十分な刺激のようだが、これだけでは俺の方が物足りなくなってくる。
「穂香……」
「んっ、ゆうくん……ちゅっ、んちゅ……んはぁ……」
少しだけ息が荒くなってきた穂香の唇にキスを投下し、胸への愛撫を続けていると、太股をすり合わせるようにしているのが目に入った。
「ひあっ……! あ……」
膝下まであるスカートを捲りその太股に手を這わせると、ビクッと身体が跳ね、同時に緊張が高まるのを感じた。
穂香が怖がらないようにゆっくりと優しく、太股を撫でていく。足の付け根に近付くたびにビクッとしているが、嫌がってはいないようだ。
「うぁ……あ、ああ…………ゆうくんの手……あったかい……」
穂香はそう言うが、目的地に近付くにつれて強くなる穂香の熱気の方が俺の手より熱い。そして、俺の手が穂香の秘境のすぐ側までくると、ピタッと足を閉じてガチガチに緊張していた。
「穂香……少しだけ……触ってもいいか?」
「え? ええっ……? う、うぅ…………ぅん……」
コクッと小さく頷くと、恥ずかしさのあまり両手で顔を覆ってしまった。
下着の上からとはいえ、俺も触るのは初めてだ。微妙に手が震えるのをおさえながら、かすかに抵抗の残る穂香の足を軽く開き、熱の発生源に手を触れるとわずかに湿り気を感じることができた。
ゆっくりと穂香の秘所を指で上下に撫でると、穂香の身体が動きに合わせて反応する。
「はぅ…………んんっ……あっ、あっ…………はぅん……」
指を何度も往復させていると、一際反応の強い場所があった。
「はぁ…………あ、ああっ……ん…………ああっ……ふあぁぁっ!」
割れ目の上部にある突起を集中的に刺激していると、穂香が俺の腕を掴んできた。
「はぁ……はぁ…………そこは、ダメ……変な感じがする、の……」
「嫌か?」
「嫌じゃない……けど…………なんか、ビリビリして……ん、んんんっ! んんっ」
穂香の言葉を途中で遮るように唇を奪い、愛撫を再開する。
「んんんぅ…………んぁ……はぁ、はぁ……ああっ! んんんんっ!」
自分の口から出た大きな声に驚いたのか、手で塞いで必死に抑えようとする。
「はぁ、はぁ……ねぇ、私の身体、変になっちゃったのかな……ゆうくんが触ってるところが熱くて……痺れるような感じがするし、なんだかふわふわするの……」
おそらく、穂香は自分でもこういうことをした経験がないのだろう。初めて味わう感覚に戸惑っているようだ。
「いや、変じゃない。この先の事をするためには必要な事だしな。穂香の反応は正常だと思うぞ」
「そうなの? ねぇ、ゆうくんってこういう事経験あるの? なんか、慣れているような感じがするんだけど……」
「そ、そんな事はないぞ。落ち着いているように見せているだけだ……ほら、実際はこんな感じだ」
そう言って、俺の胸を穂香の耳に当ててやる。俺だってかなり緊張している。俺の心臓が凄まじいビートを刻んでいるのを聞けば、穂香もわかるだろう。
「ふふふっ……ホントだ……ゆうくんの方が鼓動早いかも……ちょっと安心した……」
わかってもらえたようで何よりだ。
「んあぁっ! ちょ、ちょっと……いきなり…………ああんっ、んっ、いや……声が出ちゃう……」
「それでいいんだ、もっと声を聞かせてくれ……」
「ええっ…………そ、そんな……恥ずかし……んんっ…………あ、あ、ああっ……」
穂香の白い下着はうっすらと陰毛や割れ目の形がわかるほど濡れそぼっていて、それが俺を更に興奮させ、指の動きが激しくなる。
「ぁ…………あん…………はぁぁぁ……んんぁぁぁっ…………え……あ……ああっ、な、なにか…………いやっ……やめ、て……ああぁっ……ああああぁぁぁっ……!」
穂香が俺の腕を掴んで抵抗してくるが、それを無視して突起をクリクリと刺激し続ける。すると、一際大きな声と共に両足をピンッと伸ばし、荒い息遣いと共に身体をビクンと震わせた。
「はぁ、はぁ…………ううっ…………はぁ……はぁ……今の……は……?」
「どうだった?」
言ってから、我ながら最悪な言葉を選んでしまったのではないかと思った。もっと気の利いた言葉はなかったのかと反省するが、余裕のない童貞なんてこんなものだろう。
「ん……気持ちいいような……ふわふわするような……変な感じ……かな?」
そんな俺の失言にも真っすぐ答えてくれる穂香は優しいと思う。
「そうか、それならよかった」
「む~……それはそうとして……少しだけって言ってたのに……ゆうくんの嘘つき……ゆうくんのえっち……」
「うっ……それについては何も言い訳できない……すまん……」
穂香が怒ったりしていないのは見てわかるが、イかされるなんて思っていなかったに違いない。穂香自身、そういう経験がなかったような感じだが。
「まぁ、私も触っていいって言ったから……いいけど……」
くっ、なんだこの可愛い生き物は……両手で口元を覆って照れているのに、このちょっと拗ねたような感じはたまらんものがある。
「穂香……」
「え? んっ……んぁ……んん……」
穂香を抱き寄せ、本日何度目かわからないキスを交わす。結局、穂香が帰る時間までそのまま抱き合って過ごした。
だが、穂香と一緒に夕食の買い出しをしているところなどを、学校の連中に見られでもしたら面倒くさい事が起きるに決まっているので、そこについては何か対策が必要だ。
穂香の美味い夕食の時間が終わると、決まって珈琲を淹れてくれる。リビングのソファーに二人で並んで座り、特に何もしないまま時間だけが過ぎていく。テレビは適当なチャンネルに回してあるが、俺も穂香も放送の内容には興味がなかった。
何か話題を探そうと思っていると、不意に右肩に重みを感じた。
そちらを伺うと、穂香の頭が俺の肩にもたれ掛かっていたが、俺が少し身体を動かした際にずるずるとずり落ちていく。そのまま俺の太股を枕にするような体勢になってしまった。
目を瞑っていて規則正しい呼吸から、どうやら眠っているようだ。毎日俺の分まで食事を作ってくれたりしているんだ、多分に疲れているのだろう。そう思いながら穂香の綺麗な黒髪と一緒に頭を撫でていると、嫌でも目についてくる部分があった。
穂香の豊かな双胸が俺の視界に入ってくる。今日の穂香は薄手のセーターを着ていることもあり、その形が良くわかる。綺麗な形をした胸は規則正しい寝息に合わせてゆっくりと上下しており、その存在を大きく主張している。
思わずゴクリと喉が鳴ってしまった。昼間は菜摘がフェラしてくれているが、菜摘の胸などはまだ見せてもらっていないし、触ってもいない。穂香にしても同様で、キスはしているが、触ったことはないのだ。当然興味はあるし、触ってみたいのだが、穂香が寝ているこの状況で勝手に触るのもどうなのか? などと余計な良心が働いてしまい、なかなか手が動かない。
「ん……んん……」
そんな風に俺が躊躇していると、穂香が寝返りを打ち、セーターの裾が少しめくれ上がったような状態になった。すると、当然中からは白いインナーのようなものが見えてきたのだが少し違う気がする。
ん? これは……包帯? 怪我でもしているのか?
セーターの裾から見えたお腹には包帯が巻かれていて、よく見ると結構な広範囲に巻かれているのがわかった。ただ、穂香が怪我をしたという話は聞いていないし、普段の穂香を見ていてもそんな素振りは一切ない。
痛そうにしているとかそういう事も今まで一度もなかった。怪我じゃないとすれば、そういう趣味嗜好でもあるのか……う~ん、考えてもわからないから聞いてみるのが一番なのだが、穂香が触れてほしくない話題かもしれないな。
――癒しを――
そう結論付けた俺は、軽く回復魔法をかけておくことにした。淡い光が穂香の腹部を包み込む。寝ている状態ならバレないだろうし、少々の怪我ならこれで治るはずだ。後日、包帯が取れていたら良し、巻いたままだったら今度は聞いてみることにしよう。
「ん、んん……? あ、ゆうくん……」
丁度そのタイミングで穂香が目を覚まし、半分寝ぼけているのか、腕を伸ばして俺の頭に手を回すとそのまま引き寄せて口付けた。
「ん……穂香……」
「ゆうくん……ちゅっ、ちゅっ……んぁ…………あ、ん……あんっ……」
最初はお互い口を付けるだけだったが、段々唾液を交換しながら舌を絡ませるキスへと変化していった。こういうキスはあまりしていなかったので、穂香も最初は戸惑っていたが、徐々に慣れてきて穂香の方からも俺の舌を求めてくるようになってきた。
「あ……そこは……」
穂香のお腹の上に置いていた手が自然と胸の上に移動し、穂香の身体が一瞬、強張ったような感じがした。
「ゆうくん……恥ずかしいけど、今日は服の上からなら……いいよ……」
穂香が目を伏せながら顔を赤らめて目一杯恥ずかしがりながら言った。服の上からじゃないとダメなのは、包帯の件と恥ずかしいのと両方が理由だろう。
許可を得たので、俺の手は穂香の胸の膨らみの上を円を描くように撫で始める。
「あ、ああっ……ん……くすぐったいよ……んぁ、あ……」
そのまま軽く指で押してみると、柔らかくも弾力があって指を押し返してくる。穂香のサイズはいくつかは知らないが、俺の手に余るほどのその大きさはおそらくEカップくらいはあるのではないかと思う。
「あ……あ、あっ……んんっ、そこは、だめ……」
胸の頂点辺りを重点的に刺激してみると、どうやら当たりだったようで、穂香が逃げるような仕草をとってきた。ただ、下着を含めて何枚か布越しなので刺激としては弱い。穂香にとってはそれでも十分な刺激のようだが、これだけでは俺の方が物足りなくなってくる。
「穂香……」
「んっ、ゆうくん……ちゅっ、んちゅ……んはぁ……」
少しだけ息が荒くなってきた穂香の唇にキスを投下し、胸への愛撫を続けていると、太股をすり合わせるようにしているのが目に入った。
「ひあっ……! あ……」
膝下まであるスカートを捲りその太股に手を這わせると、ビクッと身体が跳ね、同時に緊張が高まるのを感じた。
穂香が怖がらないようにゆっくりと優しく、太股を撫でていく。足の付け根に近付くたびにビクッとしているが、嫌がってはいないようだ。
「うぁ……あ、ああ…………ゆうくんの手……あったかい……」
穂香はそう言うが、目的地に近付くにつれて強くなる穂香の熱気の方が俺の手より熱い。そして、俺の手が穂香の秘境のすぐ側までくると、ピタッと足を閉じてガチガチに緊張していた。
「穂香……少しだけ……触ってもいいか?」
「え? ええっ……? う、うぅ…………ぅん……」
コクッと小さく頷くと、恥ずかしさのあまり両手で顔を覆ってしまった。
下着の上からとはいえ、俺も触るのは初めてだ。微妙に手が震えるのをおさえながら、かすかに抵抗の残る穂香の足を軽く開き、熱の発生源に手を触れるとわずかに湿り気を感じることができた。
ゆっくりと穂香の秘所を指で上下に撫でると、穂香の身体が動きに合わせて反応する。
「はぅ…………んんっ……あっ、あっ…………はぅん……」
指を何度も往復させていると、一際反応の強い場所があった。
「はぁ…………あ、ああっ……ん…………ああっ……ふあぁぁっ!」
割れ目の上部にある突起を集中的に刺激していると、穂香が俺の腕を掴んできた。
「はぁ……はぁ…………そこは、ダメ……変な感じがする、の……」
「嫌か?」
「嫌じゃない……けど…………なんか、ビリビリして……ん、んんんっ! んんっ」
穂香の言葉を途中で遮るように唇を奪い、愛撫を再開する。
「んんんぅ…………んぁ……はぁ、はぁ……ああっ! んんんんっ!」
自分の口から出た大きな声に驚いたのか、手で塞いで必死に抑えようとする。
「はぁ、はぁ……ねぇ、私の身体、変になっちゃったのかな……ゆうくんが触ってるところが熱くて……痺れるような感じがするし、なんだかふわふわするの……」
おそらく、穂香は自分でもこういうことをした経験がないのだろう。初めて味わう感覚に戸惑っているようだ。
「いや、変じゃない。この先の事をするためには必要な事だしな。穂香の反応は正常だと思うぞ」
「そうなの? ねぇ、ゆうくんってこういう事経験あるの? なんか、慣れているような感じがするんだけど……」
「そ、そんな事はないぞ。落ち着いているように見せているだけだ……ほら、実際はこんな感じだ」
そう言って、俺の胸を穂香の耳に当ててやる。俺だってかなり緊張している。俺の心臓が凄まじいビートを刻んでいるのを聞けば、穂香もわかるだろう。
「ふふふっ……ホントだ……ゆうくんの方が鼓動早いかも……ちょっと安心した……」
わかってもらえたようで何よりだ。
「んあぁっ! ちょ、ちょっと……いきなり…………ああんっ、んっ、いや……声が出ちゃう……」
「それでいいんだ、もっと声を聞かせてくれ……」
「ええっ…………そ、そんな……恥ずかし……んんっ…………あ、あ、ああっ……」
穂香の白い下着はうっすらと陰毛や割れ目の形がわかるほど濡れそぼっていて、それが俺を更に興奮させ、指の動きが激しくなる。
「ぁ…………あん…………はぁぁぁ……んんぁぁぁっ…………え……あ……ああっ、な、なにか…………いやっ……やめ、て……ああぁっ……ああああぁぁぁっ……!」
穂香が俺の腕を掴んで抵抗してくるが、それを無視して突起をクリクリと刺激し続ける。すると、一際大きな声と共に両足をピンッと伸ばし、荒い息遣いと共に身体をビクンと震わせた。
「はぁ、はぁ…………ううっ…………はぁ……はぁ……今の……は……?」
「どうだった?」
言ってから、我ながら最悪な言葉を選んでしまったのではないかと思った。もっと気の利いた言葉はなかったのかと反省するが、余裕のない童貞なんてこんなものだろう。
「ん……気持ちいいような……ふわふわするような……変な感じ……かな?」
そんな俺の失言にも真っすぐ答えてくれる穂香は優しいと思う。
「そうか、それならよかった」
「む~……それはそうとして……少しだけって言ってたのに……ゆうくんの嘘つき……ゆうくんのえっち……」
「うっ……それについては何も言い訳できない……すまん……」
穂香が怒ったりしていないのは見てわかるが、イかされるなんて思っていなかったに違いない。穂香自身、そういう経験がなかったような感じだが。
「まぁ、私も触っていいって言ったから……いいけど……」
くっ、なんだこの可愛い生き物は……両手で口元を覆って照れているのに、このちょっと拗ねたような感じはたまらんものがある。
「穂香……」
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