転生済み最上級魔導士はギルドの事務職にジョブチェンジして平穏な日々を送りたい!

紫波すい

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第2章 月夜を仰ぐ「碧水」の本音

35.エピローグ、花を貴方に

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 今朝、庭の花がまたひとつ咲いた。

 水色をした、涙の形の5枚の花弁が可愛らしい、小振りな花。

 庭を彩る大切な花のひとつだけれど、貰っても構わないかと母さんに問うと、母さんは微笑んで頷いてくれた。

 あれから初めて訪れた訓練場は、何ひとつ変わっていなかった。木々の奥をじっと見つめても、師匠が現れることはなかったけれど。

 手折ってきた小さな命を、訓練場の真ん中に置く。もし風で吹き飛ばされてしまったとしても……いや。むしろ、風に託そう。あの人の元へ、この花を運んでくれるかも知れないから。

『くろ、ごめんね』

「……何度も言っているけど、もう一度言います。謝らないでください」

 辺りには誰もいない。だから、京さんと、俺の声で話せる。

『僕は、君の意思を尊重してあげられなかった』

「俺と、あなたで一人なんです。魔糸を統制できなくなったのは……あなたの意思の方が、強かったからだと思います」

『……後悔、してるかい?』

 後悔。勿論、している。

 俺が独りで戦っていなければ、師匠はあんな行動には出なかったかも知れない。休んでいる間、気を抜けばその思考に囚われた。

 でも、同時に思う。

「……思い上がるな、と言われると思うんです。貴様のためなどではない、と」

 京さんは黙り込んだ。ネイビーの制服の上下を纏った俺は、よく晴れた空を仰いでから、花に背を向ける。行かなければならない場所へと、歩き出す。

『くろ。僕は、このままでは君が変わってしまうと思った。でも、もうひとつ、理由があるんだ』

 木々の間にある小道を抜けると、我が家の石造の門柱に、フィーユが寄りかかっているのが見えた。

 俺は一度、立ち止まる。

『「僕ら」のせんせいには……本当に、できないことなんて何もないんだと、思ったんだよ』

 目を閉じる。

 師匠が最後に残した言葉は、耳の奥に、確かな熱とともに在る。

「……俺も、そう思います」

 目を開き、息を深く吸い込む。
 萌黄に色づきはじめた、カルカの街。

 フィーユが、歩み寄ってきた俺に気づき、にっと笑う。後ろで手を組んで、

「おはよう、クロ」

「おはよう。……待たせてごめん」

「おやおや? 随分と殊勝ですねえ……なんて、全然待たされてないわ、本当にね。

 今日はあったかくて良い天気、絶好の散歩日和……だけど、ゆっくり話をしている時間は、あんまり無いかも」

 フィーユが肩を竦める。

 俺は今日、ギルドに呼び出されている。俺が魔力を消耗したことによる疲労から回復し、恐らくはギルドが「大禍」に関する各種処理を大方片付けたタイミングで。

 初めは視界に入れることさえ嫌だったこの制服を着るのも、今日が最後になるかも知れない。

「……行こう」

 フィーユと並んで、歩調を合わせて。
 ギルドへと、向かう。





 大禍の核が消滅し、静まった平原に一人残された俺の元に、最初に駆けつけてくれたのがフィーユだった。

 ラピット……仲良しのモフに乗せてもらったらしい。俺の名を呼びながら飛び降り、水溜まりを踏みながら駆け寄ってきたフィーユは、深く項垂れて座り込んでいた俺を強く抱き締めた。

「ごめんね、クロ……私、間に合わなかった……また、一番大事なときに、きみの隣にいられなかった……!」

 全身がびしょびしょに濡れ、炎を生み出す術さえ失った俺の身体は、冷え切っていた。冷え切っても震えることができないほどの、茫然自失の状態に陥っていた。

 けれど、フィーユが抱き締めてくれて……空虚だった心で、温かい、とぽつりと思った。

「きみのことを、護りたいのに……きみの隣どころか、背中に追いつくことさえ、全然、できなくて……!」

「フィーユ」

 溢れ出す彼女の感情が、温かいと思うことができた心を、ゆっくりと満たしていくのを感じた。

 俺は目を閉じ、フィーユの嗚咽と、モフが心配そうにめぇ~めぇ~と鳴くのを聞きながら、

「隣まで、来てくれて、嬉しい」

 それだけ伝えて、意識を手放した。





 出勤中に眺めたカルカの街は、春の色を濃くしていること以外、「大禍」の前後でまるで変わっていなかった。

 俺が護りたかった平穏を……あの人が護ってくれた平穏を、噛み締めながら歩いて。

 カルカギルドの両開きの大扉を、右はフィーユが、左は俺が開く。

 すっかり慣れた木の匂いに包まれた途端に、拍手の雨が降ってきた。

 俺は思わず硬直する。ロビーに集まった戦闘職員、そしてカウンターの向こう側の事務職員が全員立ち上がって、こちらを見て、拍手している。ギギギと首を回してみても、そこには閉じ切った扉があるだけ。

 な、何だ? 隣にいるフィーユへ? 俺が休んでいる間にこの受付嬢は、最早出勤するだけで拍手されるように……?

 俺も拍手した方がいいだろうかと、フィーユに困惑の眼差しを向ける。幼馴染は腰に両手を当て、翡翠色の瞳を半目にして、ジトーっとした視線を返してきた。

「もう、何でぽかんとしてるのよ……カルカを護った『英雄』なんだから、もっと堂々としないと!」

「……『英雄』? 違う、『大禍』を消したのは俺じゃない! そう呼ばれるべきなのは、師匠の方で、」

「みんな、わかってるわ。きみが教えてくれたからね。『大禍』の核を消したのは『碧水』サリヤ様……でも、それまでの間、ずっと魔物を食い止めていたのは、『紅炎』であるきみ。

 『英雄』は1人じゃなくたっていい。事務局長がどんな判断を下したとしても、きみはカルカが誇る『英雄』で……」

 身体が揺れるのに合わせて流れるピンクブロンド。フィーユは少しだけ頬を炎の色に染めて、にっこりした。

「私の、最高の幼馴染よ」




 拍手と賛辞から逃げるようにして、俺はフィーユとともに階段を駆け上がり……初めて訪れる3階の廊下に足を踏み入れた。

 そこに他の職員の姿はない……と思ったら、廊下の最奥にある事務局長室の扉の横壁に、レインがもたれかかっていた。

「よ。おかえりなさい、大将。そして今日も今日とて麗しい……あ、あはは、そんな顔しないでくれよ、フィーユちゃん!

 しかし、そんな表情をしていても輝きが微塵も損なわれない……魔法を使わずに常時奇跡を起こし続けるなんて、最早、君こそが女神様なのかも知れない!」

 そんな顔がどんな顔かを確かめてみると、思い切りむすっとした顔だった。そしてレインが見ている世界には、女神様が数えきれないほど沢山いらっしゃるのかも知れない。

「レインくん。このクロは、そこの事務局長室に呼ばれているの。そして私は、このクロが逃げ出さないように見届ける同伴係。事務局長を待たせるわけにはいかないから、また後で。具体的に言えば10日くらい後で」

「と、10日……わかったよ。この場ではさっさと退散して、君への心象を良くする方法をじっくり考えさせて貰おう……」

 レインは降参と言うように両手を顔の横に上げ、眉を下げて困ったように笑いながら、俺の横を通り過ぎ、

「アンタがまだ、オレに教師になって欲しいと望んでるなら……引き受けますよ。

 初回授業のときにでも教えてください、アンタが間違って戦闘職の試験を受けちまった経緯を、ね」

 小声でそう告げた。
 俺は返答の代わりに、ただいま、とだけ。

 振り返ると、レインは背を向けて立ち去りながら、掲げた右手をひらひらと左右に振っていた。

 試験を間違えた経緯、か。

 俺にも、しっかりとは把握できていない。一度打ち明けようと決意してもやっぱり、恥ずかしい話だから進んでは伝えたくないんだが……




 まず、事務職員と戦闘職員の受験申込に使われる用紙は一緒で、希望の方に丸をつけることで区別するものだった。

 必要事項を記入し、記載した内容に間違いがないこと、事務職員の方に丸をつけたことを10度ほど確認。初めて一人で、とんでもなく緊張しながらギルドへ向かい、そのとんでもない緊張のせいで軽く迷ったりしたせいで、その日の受験申込時刻ぎりぎりになってギルドへ着いた。

 焦りながら申込用紙を提出した相手は年配の女性職員。俺の父さんであるロッシェ・アルテドットを知っており、記入された氏名を見たことで、この子が父さんから聞いていた、息子のクロニアだと気づいたらしかった。

 とんでもなく緊張していた俺は、その女性と目を合わせることもできず、話の脈絡は覚えていないがとにかく「大丈夫?」と問われて、思わず「大丈夫ではないかも知れないです」と素直に答えた。

 女性はふふっと声を漏らして笑い、「じゃあこちらで直しておくわね」と言った。何を直すのかはわからなかったが、俺は10度ほど確認してもなおミスをしでかしたらしいことが恥ずかしく、恥ずかしさのあまり逃げ帰った。

 そして試験日。実戦試験があると言われたときも……「事務職でもギルド職員となるからには、戦闘能力を見られるんだな。申込書類にも、扱える武器種や、魔法の属性について記した記憶があるし、うん」と勝手に納得し、落ちないために全力で試験に挑んだ。

 そして後日、先輩であるフィーユがにこにこしながら持ってきてくれた合格通知を見て……ようやく気づいた。自分が受けた試験が、登録戦闘員としての資格を得るためのものだったと言うことに。




 深呼吸をして、フィーユに頷いてみせる。

 フィーユは微笑んで、事務局長室の扉を素早くノックした。

「事務局長様。登録番号4002、フィーユ・ドレスリートです。登録番号4117、クロニア・アルテドットを連れて参りました」

 お入りください、と穏やかな男性の声が扉越しに応える。

 フィーユはよく通る声で、失礼致します、と言って、ほとんど音を立てずに扉を開く。翡翠色の瞳に促されるまま、俺は事務局長室に入室した。何だか足がふわふわすると思ったら、臙脂色の絨毯が敷き詰められていた。

 飴色をした事務机の向こう、座り心地の良さそうな革張りの椅子から立ち上がったのは、60代くらいの男性だった。

 ロマンスグレーの髪も、唇の上と顎下を薄らと飾る髭も、きっちりと整えられていて清潔感を感じさせる。

 すらりと背の高いその身体に、筋肉の主張はない。海の色をした瞳には、聡明さと思慮深さが湛えられていた。

 フィーユが、背後で扉を閉め切る。

 応接室は別にあるのだろう。この部屋には資料で埋まった本棚や、「強制配置」のための魔導具が収納されているらしいどっしりとした戸棚、そして壁に掛けられた黄ばんだ地図……ティルダー領西方を記したものと、シェールグレイ王国領を記したものの2枚がある他には、ほとんど何もなかった。

 事務局長はゆっくりと事務机を迂回して、俺の前に立った。

 命令違反者に向けるには、優しく穏やかな眼差し。

「は、はじめまして、登録番号4117、クロニア・アルテドット、参上致しました」

「ええ、お初にお目にかかります。私は戦闘職者協会ティルダー領西方支部、事務局長の地位を預かるヴァラハス・エルヴィット。貴方のお父上であるロッシェ・アルテドットさんのことは、それはそれはよく存じております。あの方は……偉大な戦士でした」

 とにかく早く謝罪を、そう考えていた俺は口を噤む。

 ヴァラハス局長は、父の姿を回顧しているのか、少しの間目を閉じていた。

 そして次に目を開いたとき……その瞳には、事務局長という重責を担ってきた者としての威厳が現れていた。

「クロニア・アルテドットさん。此度の『碧水の大禍』において我々が発動した『強制配置』。貴方に示した『白』の意味を、どうかおわかりいただきたい。我々は……16歳という若さにして『紅炎』を戴いた、貴方を失うわけにはいかなかった」

「……はい。とても頭の良い仲間に、教えてもらいました」

「その上で、命令違反を犯したと。

 此度の貴方と、貴方の師の働きは、『大禍』と戦ってきた人類の歴史において、他に類を見ない程に素晴らしい勝利を、我々にもたらしてくれました。貴方は恐らく……いいえ。今日日は、確認せずにおきましょう」

 俺の中にいる京さんを見つめるように目を細めていた事務局長は、小さく首を左右に振ってから続けた。

「しかし、です。貴方の犯した命令違反について、我々は組織として、然るべき処置をとらねばなりません。その点についても……ご理解いただけますか?」

「……はい。大変、申し訳ありませんでした」

 深々と、頭を下げる。

 事務局長は、俺に頭を上げるように促し……俺がそれに従うと、手を差し出した。

「貴方の、ライセンスを」

 その顔よりもずっと皺の濃い、事務局長の手。俺は胸ポケットからライセンスを取り出し、躊躇わずに差し出した。フィーユが短く息を吐くのが、聞こえた。

 こうなることはわかっていた。レインは、俺の教師になってくれると言ってくれたけれど……一度ライセンスを剥奪された者にも、事務職を受験する資格があるとは思えない。俺はもう、ギルドにはいられない。

 職を失っている間は、かつて師匠に言われたように、夕飯の準備の時間に火をつけて回ろうか……

「紅炎魔導士、準一級。確かに、受け取りました。
 それでは、代わりにこちらを」

 でも、そんな些細なことでお金を取るわけには……

「く、クロ!」

 フィーユの声にはっとした。事務局長の手が、ライセンスを差し出している。

 は、剥奪されたものを返還? それは一体、どういう……ギルドから除名されるのではないのか?

 混乱しながらも、つい数十秒前まで胸ポケットに収めていたものを受け取った。

 俺の顔写真。紺地に、変わらず金文字でこう書かれている。

 登録番号:4117
 名前:クロニア・アルテドット
 性別:男性
 年齢:16歳(紅桜の節、7日)
 職級:紅炎魔導士・零級

 ……うん。やっぱり俺の、



「…………ん?」

 流石に、気づいた。
 見間違いじゃないとわかり、にわかに指が震え出す。

 後ろから俺の手元を覗き見ていたフィーユが、代わりに驚嘆の声を上げてくれた。

「零級!? 準一級からの2段階昇級!? こ、こんなことって……!?」

「フィーユ・ドレスリートさん。わかります、驚きますよねえ。他の支部では過去に2度ほどあったことらしいのですが、我々としても初めての経験なわけですよ」

 事務局長は瞳からも声からも威厳を消し去り、うんうんと頷いている。

「ですがこの方法でしか、『英雄』に報いることはできないのです。命令違反については、本件のために自治体より支払われ、ほぼほぼクロニア・アルテドットさんに全額支給される予定だった報奨金の、3分の2を返還するということで……」

「対『大禍』作戦の報酬の、ほぼ全額!? 3分の2は返還されても、3分の1はクロに……ああっ、なんてことなの……!」

「フィ、フィーユ!? しっかりしろ、ドレスリート家のお嬢様だろう!?」

 報奨金の額についてはあまりぴんと来ていない俺は、その場に崩れ落ちそうになるフィーユの身体を、女性に失礼にならないように何とか支える。

 な、何が何だかわからない、俺まで頭の中がぐるぐるしてきた。零級って、引退前の師匠と同じ……

 混乱、いや混沌の最中、局長室の扉が盛大に開かれた。扉を開いたのは立ち去ったはずのレインで、

「いっえーい、大将、昇級おめでとうございまーす」

 とんでもない棒読み、と感想を口にする間もなく、

「クロさぁあああん! 昇級おめでとうございま、はふわぁぁぁああああ!?」

「うっ!?」

 廊下を全速力で走ってきた、花束を抱えたティアが入室、したかと思えば絨毯につまづいて盛大に転倒した。

 ティアの小さな身体は、完全に目を回してしまったフィーユを支えていた俺の身体、というか後頭部に器用に積み重なり、彼女が抱えていた花束は、事務局長の顔面に見事に命中した。

「ご、ごめんなさぁぁあい! さ、サプライズのお役目を事務局長さんからいただいちゃって、ぜったいぜったい頑張ろうって思ってたのにぃぃい……ま、また失敗しちゃいましたぁぁああ! 

 ごめんなさい、ごめんなさいぃぃ……で、でも、クロさん……元気なクロさんにお会いできて、しかも昇級のおめでたい日で……ふぇえええん、ティア、嬉しいですぅぅうう!」

「ティ、ティア、ちょっ……も、申し訳ないんだが、このよくわからない体勢じゃ上手く支えられな……」

 事務局長は冷静に花束をキャッチしたらしく、

「うーん、良い香り。カルカも春ですねえ」

「はははっ……何だこのわけわかんねー状況! どうします、大将? オレの『教育』、まだ要ります?」

 今度は心底楽しそうなレインの声……この混沌とした状況では返答しにくいが、い、要るに決まっている!

 零級、なんて!
 あの、偉大すぎる師匠と同じ級、なんて……!

『ううん……おめでとう、って言った方がいいのかな? 「英雄」にはなりたくなかったんだけど、案外悪くはないし……でも、生存最優先は変わらず、でいてくれるんだよね? だったら、残念だねって言った方が……?』

 京さん、おっしゃる通りです! 零級の依頼なんて、考えただけで心臓に悪すぎる……

 俺は全く想定していなかった状況に、振り回されるどころかぶん回されながらも、決意を新たにするのだった。

 やっぱり……何とかして、事務員に転職しないと……!!




【第2章 月夜を仰ぐ「碧水」の本音・完】
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