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真田 元気な美代を見て腰抜かす
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あの婚約詐欺のような仕打ちの翌日、普通に朝ごはんを食べに行ったら、真田さんが腰を抜かしそうなくらい驚いている。
「み、美代様!! お早い………しかも……あ、歩けるんですか??」
まだ腫れの引かない顔が痛々しい真田だが、一応、解雇は免れた為いつもの燕尾服を着込んでいた。その腫れの引かない顔以外はいつもの完璧な装いの真田だった。だが、美代を見て慌てふためき過ぎて足がもたついた。
「え、なんででしょう? 歩けますよ。もちろん。その質問。別に昨晩は…色々ありましたけど、転ばなかったし……真田さんみたいに殴られなかったし……」
そりゃー、あの蓮司だ。殴るなんて自分が死んでもしないだろうっと真田は思う。
だが、お仕置きなら違う方法で、ベットの上で最も甘く激しく美代を追い詰めるだろうと予測していたのだ。
つまり、はっきり言えば、アレコレしちゃって、翌日は美代がベットに寝たきりぐらいになるだろうと真田は見込んでいた。しかも、真田はこれからの一週間の予定をどうしようかと考えていた。なぜなら最低一週間ぐらいは美代に責任を取らせるという名目で彼女を軟禁、いやいや、庇護するだろうと予測し、全てを順序立てていたのに、この普通にしている美代の姿に度肝を抜かされた。しかも定時の朝ごはんの時間にだ。
何があって、何がなかったのか?
し、しかも何事もなかったように、元気に、あ、歩けてる。思った言葉がまた出てしまう。
「………申しわけありません。ちょっと美代様が、お元気で、あの、びっくりしました。……ああ、まあ、そうでしたね。その、お身体は大丈夫ですか?」
しかも、先ほどインターホンで蓮司と話したが、今日は具合が悪いから休むということだった。
美代はこんなに普通に元気なのに、蓮司様が具合悪いだと。
一体、何があの部屋で行われたのか想像がつかない。
美代は、お身体と聞かれて蓮司にキスマークをされ続けてかなり淫らな格好をしたのを思い出す。
顔を赤くさせた美代は恥ずかしさに身をすくめながら、真田に謝った。
「ご、ごめんなさい……。真田さん……」
「え?」
いつものすっとぼけた美代が何気に女らしい。昨晩の蓮司の色気と色魔が美代を変えさせているのかその様子を見て真田はなぜか焦る。
「昨日、真田さんの部屋に忍びこんで……ちょっと本当に一人で寝たかったの…いつも見つかっちゃって……真田さんの部屋なら大丈夫かと思ったの……」
「はぁーー、そういう事でしたか……」
「でも、ちょっと真田さん……見直しちゃいました」
え、美代様、そのいつにもない可愛らしい色気、よしてくださいっと真田は思う。
「あの蓮司会長が暴走するだろうと思って、うそついてくれたんですね」
「あ、まあ…そんなにお気をなさらずに……」
「いや、だって解雇まで通達されたのに……」
いやいや本当にその突然の女性的な目線や仕草、何かのドッキリなのではないかと思い真田ちょっと慄いた。
なぜならずっと話している間、美代は前の手を女性らしく重ねているからだ。その仕草が女性らしくさせていることに気がついた。
なぜそんなポーズを取るのだろうか? 聞きたいことが満載だ。
「真田さん、あのーー、相談があるんですが……」
「なんでしょう……」
「あのっ、知り合いが好きな男性からプロポーズを間違えて了承してしまい、婚約がいますぐ解消できないんですけど、どう説明したらいいのでしょうか?」
「え? まあ仕方ないですよね。誠意を持って本当のお話しをするしか、ありませんね?」
美代は前、蓮司から真田の好みがどんぴしゃり、蓮司のような男性だと知っていた。
だから、この責任を取ってなぜか婚約という話をどう真田に説明をするか悩んだのだ。
「じゃー、思い切ってお見せします。これ」
美代は薬指のそら豆の物を見せた。
真田さんがその巨大な宝石が輝く指輪を唖然としながら凝視している。
顎が外れるぐらいと思うくらい口が大きく開けられていた。
真田はもちろんこれが何であるか知っている。これは相当前に、蓮司がニューヨークの宝石商から取り寄せたものだった。少し黄色味がかったスクエアカットの大ぶりなダイアモンドは、ダイアモンドストリートというものがある街に相応しく、宝石商の主がこれ以上のはなかなか出回らないサイズとクオリティだと目を細めた。美代と離れて渡米するのが嫌だと言った蓮司のために、わざわざその品物をもって宝石商が入国してきてくれたのだ。税関やら保険やら手続きもかなり時間を要した。
ユダヤ系アメリカ人の宝石商の主が話す。
「この宝石を身につける女性はきっと素晴らしい女性なんでしょうね。彼女は幸運ですね」
「ははは、素晴らしいだけじゃないんだ。最高なんだよ。あと、彼女が幸運じゃないよ。俺が幸運なんだよ。その違い、わかるだろう? ミスターゾラ」
「なるほど、失言でしたね。ミスターオオハラ、君はとうとうプリンセスを見つけたのか?」
「……ふふ、プリンセスどころじゃない、このダイアモンドよりも価値がある唯一の女を見つけてしまったんだ」
「Is she the one?」
「Hmm……she is my one and only 唯一無二……like this diamond」
実は超愛妻家のこの宝石商は蓮司のいう意味を深く理解したようだった。
「わかりますよ。ミスターオオハラ、見つけられて貴方は幸せだ。このイエローダイアモンドが貴方達に祝福あることお祈り申し上げますよ」
「ありがとう。また世話になるかもしれないが……」
二人は固く握手を交わした。
そんな様子を横で真田は見ていたのだ。
これは美代が熱をだす前、ちょうどクリスマスの前の話しだった。
この宝石は蓮司の寝室で無造作に長い間、日の目を見なかったのだ。
回想に耽っていた真田が現実に戻る。
これを美代がつけているということは、蓮司がプロポーズして、どうにかあの薬指にハメさせたのだと理解する。
やったぞ! 蓮司坊ちゃん! はやる心を抑えて事実を確認する。
「ま、まさか!」
「ごめんなさい。本当に! でも今のところ、これしか責任とる方法が、、」
「美代様、おめでとうございます。あのもちろん、お相手は、蓮司様ですよね?」
真田が震えながら美代に話す。真田本人は感極まって震えているのに、美代にとっては、きっと真田は失恋の為に震えて我慢していると考えていた。
雨降って時固まる。青天霹靂。
なんという蓮司の攻めなのか! まさか当人がつけてここで現れるとは全く想像していなかった。
大変だ、大変だ! さあ仕事が忙しくなるぞ~~!っと真田は意気込んだ。
全く真田の気持ちを勘違いしている美代は申し訳なさそうな表情で話しだす。
「……真田さんが蓮司会長をお好きなのは知っています。だから、もうちょっと時間が経てば、会長も欲しい物が手に入って、私のことなんか煩わしくなるか、忘れちゃいますから、どうかもう少し待ってください」
「……え? ちょっと待ってください。会長にことはお慕い申し上げておりますが、多分、美代様が何か勘違いをしているような気がします。でも、それよりも、美代様。蓮司様の欲しい物ってなんですか?」
貴方よりも欲しいものなんて……蓮司様にはきっとないんですから……。
不安そうな顔をしている美代を真田はまじまじと覗き込んだ。
「み、美代様!! お早い………しかも……あ、歩けるんですか??」
まだ腫れの引かない顔が痛々しい真田だが、一応、解雇は免れた為いつもの燕尾服を着込んでいた。その腫れの引かない顔以外はいつもの完璧な装いの真田だった。だが、美代を見て慌てふためき過ぎて足がもたついた。
「え、なんででしょう? 歩けますよ。もちろん。その質問。別に昨晩は…色々ありましたけど、転ばなかったし……真田さんみたいに殴られなかったし……」
そりゃー、あの蓮司だ。殴るなんて自分が死んでもしないだろうっと真田は思う。
だが、お仕置きなら違う方法で、ベットの上で最も甘く激しく美代を追い詰めるだろうと予測していたのだ。
つまり、はっきり言えば、アレコレしちゃって、翌日は美代がベットに寝たきりぐらいになるだろうと真田は見込んでいた。しかも、真田はこれからの一週間の予定をどうしようかと考えていた。なぜなら最低一週間ぐらいは美代に責任を取らせるという名目で彼女を軟禁、いやいや、庇護するだろうと予測し、全てを順序立てていたのに、この普通にしている美代の姿に度肝を抜かされた。しかも定時の朝ごはんの時間にだ。
何があって、何がなかったのか?
し、しかも何事もなかったように、元気に、あ、歩けてる。思った言葉がまた出てしまう。
「………申しわけありません。ちょっと美代様が、お元気で、あの、びっくりしました。……ああ、まあ、そうでしたね。その、お身体は大丈夫ですか?」
しかも、先ほどインターホンで蓮司と話したが、今日は具合が悪いから休むということだった。
美代はこんなに普通に元気なのに、蓮司様が具合悪いだと。
一体、何があの部屋で行われたのか想像がつかない。
美代は、お身体と聞かれて蓮司にキスマークをされ続けてかなり淫らな格好をしたのを思い出す。
顔を赤くさせた美代は恥ずかしさに身をすくめながら、真田に謝った。
「ご、ごめんなさい……。真田さん……」
「え?」
いつものすっとぼけた美代が何気に女らしい。昨晩の蓮司の色気と色魔が美代を変えさせているのかその様子を見て真田はなぜか焦る。
「昨日、真田さんの部屋に忍びこんで……ちょっと本当に一人で寝たかったの…いつも見つかっちゃって……真田さんの部屋なら大丈夫かと思ったの……」
「はぁーー、そういう事でしたか……」
「でも、ちょっと真田さん……見直しちゃいました」
え、美代様、そのいつにもない可愛らしい色気、よしてくださいっと真田は思う。
「あの蓮司会長が暴走するだろうと思って、うそついてくれたんですね」
「あ、まあ…そんなにお気をなさらずに……」
「いや、だって解雇まで通達されたのに……」
いやいや本当にその突然の女性的な目線や仕草、何かのドッキリなのではないかと思い真田ちょっと慄いた。
なぜならずっと話している間、美代は前の手を女性らしく重ねているからだ。その仕草が女性らしくさせていることに気がついた。
なぜそんなポーズを取るのだろうか? 聞きたいことが満載だ。
「真田さん、あのーー、相談があるんですが……」
「なんでしょう……」
「あのっ、知り合いが好きな男性からプロポーズを間違えて了承してしまい、婚約がいますぐ解消できないんですけど、どう説明したらいいのでしょうか?」
「え? まあ仕方ないですよね。誠意を持って本当のお話しをするしか、ありませんね?」
美代は前、蓮司から真田の好みがどんぴしゃり、蓮司のような男性だと知っていた。
だから、この責任を取ってなぜか婚約という話をどう真田に説明をするか悩んだのだ。
「じゃー、思い切ってお見せします。これ」
美代は薬指のそら豆の物を見せた。
真田さんがその巨大な宝石が輝く指輪を唖然としながら凝視している。
顎が外れるぐらいと思うくらい口が大きく開けられていた。
真田はもちろんこれが何であるか知っている。これは相当前に、蓮司がニューヨークの宝石商から取り寄せたものだった。少し黄色味がかったスクエアカットの大ぶりなダイアモンドは、ダイアモンドストリートというものがある街に相応しく、宝石商の主がこれ以上のはなかなか出回らないサイズとクオリティだと目を細めた。美代と離れて渡米するのが嫌だと言った蓮司のために、わざわざその品物をもって宝石商が入国してきてくれたのだ。税関やら保険やら手続きもかなり時間を要した。
ユダヤ系アメリカ人の宝石商の主が話す。
「この宝石を身につける女性はきっと素晴らしい女性なんでしょうね。彼女は幸運ですね」
「ははは、素晴らしいだけじゃないんだ。最高なんだよ。あと、彼女が幸運じゃないよ。俺が幸運なんだよ。その違い、わかるだろう? ミスターゾラ」
「なるほど、失言でしたね。ミスターオオハラ、君はとうとうプリンセスを見つけたのか?」
「……ふふ、プリンセスどころじゃない、このダイアモンドよりも価値がある唯一の女を見つけてしまったんだ」
「Is she the one?」
「Hmm……she is my one and only 唯一無二……like this diamond」
実は超愛妻家のこの宝石商は蓮司のいう意味を深く理解したようだった。
「わかりますよ。ミスターオオハラ、見つけられて貴方は幸せだ。このイエローダイアモンドが貴方達に祝福あることお祈り申し上げますよ」
「ありがとう。また世話になるかもしれないが……」
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そんな様子を横で真田は見ていたのだ。
これは美代が熱をだす前、ちょうどクリスマスの前の話しだった。
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回想に耽っていた真田が現実に戻る。
これを美代がつけているということは、蓮司がプロポーズして、どうにかあの薬指にハメさせたのだと理解する。
やったぞ! 蓮司坊ちゃん! はやる心を抑えて事実を確認する。
「ま、まさか!」
「ごめんなさい。本当に! でも今のところ、これしか責任とる方法が、、」
「美代様、おめでとうございます。あのもちろん、お相手は、蓮司様ですよね?」
真田が震えながら美代に話す。真田本人は感極まって震えているのに、美代にとっては、きっと真田は失恋の為に震えて我慢していると考えていた。
雨降って時固まる。青天霹靂。
なんという蓮司の攻めなのか! まさか当人がつけてここで現れるとは全く想像していなかった。
大変だ、大変だ! さあ仕事が忙しくなるぞ~~!っと真田は意気込んだ。
全く真田の気持ちを勘違いしている美代は申し訳なさそうな表情で話しだす。
「……真田さんが蓮司会長をお好きなのは知っています。だから、もうちょっと時間が経てば、会長も欲しい物が手に入って、私のことなんか煩わしくなるか、忘れちゃいますから、どうかもう少し待ってください」
「……え? ちょっと待ってください。会長にことはお慕い申し上げておりますが、多分、美代様が何か勘違いをしているような気がします。でも、それよりも、美代様。蓮司様の欲しい物ってなんですか?」
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