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美少女の私とそこそこの貴方
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「結婚?」
「そう、結婚よ」
「誰と誰がですか?」
「……もう、全く仕方がないわね。もう一回言ったあげるわ。この超美少女の私と、まあまあそこそこイケてる貴方と結婚してあげるって言っているの!」
「美少女の歩美さんとそこそこの私がですか?」
真田が眉間に深いシワを寄せながら、信じられないっといった表情で歩美を見つめていた。
当の歩美は、あの大涙も消え失せて、しっかりとした口調で、真田に話しかけている。
「歩美さん、貴方は言っている意味を、本当にご理解しているのでしょうか?」
「……何? 信じられないの? 全く、疑い深いのね」
もうっと言いながら、いかに自分が真田に向いた嫁だかアピールしてきた。
もう真田は目が点になりながら、自分の前で行われている事態を見守る。
ただ、もう相槌か、簡単な質問しか、出来なさそうな真田がいた。
「え? もう一度、言ってもらえます?」
感情が推し量れない表情の真田が問う。
「………もう、嫌になっちゃう。いいわ。もう一度言うわよ。どんだけ私が、真田さんにお得な物件だか、教えてあげる……」
「……はい、お願いします」
歩美はわざとなのか、無意識なのか、手を顎の下につけ、まるで探偵が物事を推理するような格好で話し始めた。
それは見る者にとってはかなり愛らしいポーズだった。
「結婚するでしょ。やっぱり、あのバカ変態御曹司のもとで働くと、やっぱりガツンと言いたくなるでしょう? わたしはそれが簡単に出来るわ。ガツンと、いや、徹底的に奴を追い詰められるわ……」
「いや、そこまで蓮司様に対してはストレスは溜まっていないので大丈夫です」
「まあ、言うまでもなく、今はぴちぴちの女子大生よ」
「ぴちぴちですか……」
「うーーっ、なんか納得してないわね」
「若くて美人、いや、まだ発達途中だから、今のところ、美少女の奥さんって、自慢出来るわよ!」
「……自慢ですか……それは、私はあまり……」
「な、何よ……自慢しないの……? ムカつくわね」
「いえ、そういう意味では……」
「お料理はまあまあだから、特典にはならないわね」
「……はあ」
真田はただ静かに歩美の言葉を聞いているだけだった。
だが、次の発言が彼を本当に混乱と欲望の渦に陥れることになるとは、説得にただ力を入れている歩美も全く、気がつかなかった。
「そう、じゃー、これは? 真田家は、跡取りが欲しいでしょ?」
その言葉に初めて真田が、ピクリと眉を動かした。
お、手ごたえがある!と思った歩美が暴走し始めた。
「そうそう、跡取り問題は大切よね! あのアベルも私も散々だったけど、大丈夫!」
「……あ、歩美さん、大丈夫って………」
ニヤリと歩美が笑みを漏らす。
「大船に乗った気持ちでいいわよ! 真田の跡取りの使命は、蓮司と美代の子供のお守りでしょう? いいわよ。蓮司会長はさておき、美代の子供なんてきっと可愛いわよ! まあ、これは母親として、やり甲斐があるはず。だって、あの大原家を裏で操る、影の黒幕を育てるんでしょう? 子供が美代の血をばっかりひいちゃったら、かなりまずいことになりそうだから、その辺は周りがサポートしないとね。そう、黒幕を育てる仕事に、わたしはぴったりよ。まあ子供の意思もあるから、三人くらいは欲しいかしら……」
えへんっと歩美が偉そうに話し終える。
「さ、三人? ですか?」
「え? もっと欲しいの? う……ん、それはちょっと考えさせて」
「……」
真田が絶句していた。
歩美が、「ああ、でも、学生で母親ってどうなのかしら……。子育てママさん学生ってのも、まあいいけど。いざとなったら、まあ大学を辞めてもいいわ。どうせもう黒幕を育てる方がワクワクするし……」とかなんとか言っている。
真田は喉が掠れるような声で聞いてきた。
「……歩美さんが、私との子供を三人欲しいと……」
「何? 数が問題なの? 一人っ子は嫌よ、自分がそうだったから……。多い方がいいけど……先ずは三人くらいがいいんじゃない? 学校は、もういいけど、未知の世界だから……子育てって……」
「………」
「どうかしら、納得できた?」
可愛らしいまん丸の瞳が真田を見つめる。
真田が、はあーっと深い溜息をついた。
顔を両手で隠して、言葉を探しているような感じだ。
「あ、貴方というひとは、全く………」
ため息混じりな声で真田が話す。
「何? 全く呆れたの? いいわよ、あきれなさい。だってこっちだって絶対に諦めないから……」
「……諦めないんのですか?」
「諦めないわよ! 当然でしょ?」
「……やっとルイス・カルダンと言う檻から出れたのに、また真田と言う枠に入って、貴方は、それでいいのですか?」
「え? 何それ、どういう意味?」
「歩美さん、貴方は若くて賢くて、美人だし、素晴らしい人だ……」
「あ、ありがとう。だったら、はやく私を嫁にしなさい。ああ、まずはその現地の女を捨てなさい」
「……違う。そんなことを言っているのではないんだ……」
「なんなの? もう、はっきり言ってよ。喰えない男ね……」
「あの昨日見せた契約書には、貴方が欲すれば、正式なカルダンの後継者になれることも記入してある。それはアベルも承知だ。もちろん、彼とは結婚しなくていい。それで、君があの帝国のトップになることも出来る……」
「……ふーーん。それで……」
「な、なんですか! その態度は!」
「興味がないから、ふーんと言っただけ……。それが、どうかしたの?」
「貴方という人は……貴方という人は……信じられない!」
「どうして、そんなに馬鹿なんですか!」
「む、どういう意味! こんなに一生懸命頑張っているのに聞き捨てならないわ!」
「……自由に、してあげたいと……幸せになって欲しいと願っているからこそ……」
涙声の真田が声を苦しそうに漏らした。
「……うーん、真田さんが何を苦しんでいるのか、よくわからないけど、きちんと私のことを大切にしてくれているのはわかります」
「……わかってくれますか?」
「うん、わかるわ。でもね、はっきりいうわよ」
「……」
「やっぱり、貴方のお嫁さんになりたい。それが今の私の夢……」
「…………」
「ダメなの? やっぱり売り込みは無理だったかしら……。実は言うとね、あのリング見てから、本当は、真田さんが自分に惚れて、プロポーズしてくれるんじゃないかって、ドキドキしていたの……」
歩美は言いながら、ベットから立ち上がった。
まあ自分の醜態を晒しているから、恥ずかしくて、顔が見れないというのもあった。
ば、バカよね。
プロポーズされるっなんて思っていた私なんて……。
これだけ力説しても、真田さんが難攻不落なんだと思った。
諦めろっと言われて、すぐに、はいっと納得出来るものでもない。
まあ、無理矢理結婚しろっていうのが間違いだったかしらっと反省する。
でもね、私、せっかちなのよ。
タラタラとわからない状況って好きではないの……。
でも、これでなびかない真田は、案外、その現地の女にベタ惚れなのかなと思う。
無言で下を向いている真田に、なんて言っていいか分からず、顔を背けて部屋から出ようかとベットから離れようとした。
「でも、今晩、それが決定的に違うんだってわかったの。凄いショックだった。悲しかったわ。まだちょっと現実を受け入れられないけど、まあ、そのうち、、時間が、」
言葉を言い終わる前に、がっと後ろのベットに腰をかけていた真田に手首を掴まれた。
えっと思って振り向くと、そこには顔を上気させた真田が目を細めてこちらを見つめていた。
瞳が少し恐ろしいと思うぐらいに、真剣な眼差しだった。
そんな真田が呟いた。
「馬鹿だ、貴方は……」
その言葉はなぜか甘く歩美の耳に響いた。
「そう、結婚よ」
「誰と誰がですか?」
「……もう、全く仕方がないわね。もう一回言ったあげるわ。この超美少女の私と、まあまあそこそこイケてる貴方と結婚してあげるって言っているの!」
「美少女の歩美さんとそこそこの私がですか?」
真田が眉間に深いシワを寄せながら、信じられないっといった表情で歩美を見つめていた。
当の歩美は、あの大涙も消え失せて、しっかりとした口調で、真田に話しかけている。
「歩美さん、貴方は言っている意味を、本当にご理解しているのでしょうか?」
「……何? 信じられないの? 全く、疑い深いのね」
もうっと言いながら、いかに自分が真田に向いた嫁だかアピールしてきた。
もう真田は目が点になりながら、自分の前で行われている事態を見守る。
ただ、もう相槌か、簡単な質問しか、出来なさそうな真田がいた。
「え? もう一度、言ってもらえます?」
感情が推し量れない表情の真田が問う。
「………もう、嫌になっちゃう。いいわ。もう一度言うわよ。どんだけ私が、真田さんにお得な物件だか、教えてあげる……」
「……はい、お願いします」
歩美はわざとなのか、無意識なのか、手を顎の下につけ、まるで探偵が物事を推理するような格好で話し始めた。
それは見る者にとってはかなり愛らしいポーズだった。
「結婚するでしょ。やっぱり、あのバカ変態御曹司のもとで働くと、やっぱりガツンと言いたくなるでしょう? わたしはそれが簡単に出来るわ。ガツンと、いや、徹底的に奴を追い詰められるわ……」
「いや、そこまで蓮司様に対してはストレスは溜まっていないので大丈夫です」
「まあ、言うまでもなく、今はぴちぴちの女子大生よ」
「ぴちぴちですか……」
「うーーっ、なんか納得してないわね」
「若くて美人、いや、まだ発達途中だから、今のところ、美少女の奥さんって、自慢出来るわよ!」
「……自慢ですか……それは、私はあまり……」
「な、何よ……自慢しないの……? ムカつくわね」
「いえ、そういう意味では……」
「お料理はまあまあだから、特典にはならないわね」
「……はあ」
真田はただ静かに歩美の言葉を聞いているだけだった。
だが、次の発言が彼を本当に混乱と欲望の渦に陥れることになるとは、説得にただ力を入れている歩美も全く、気がつかなかった。
「そう、じゃー、これは? 真田家は、跡取りが欲しいでしょ?」
その言葉に初めて真田が、ピクリと眉を動かした。
お、手ごたえがある!と思った歩美が暴走し始めた。
「そうそう、跡取り問題は大切よね! あのアベルも私も散々だったけど、大丈夫!」
「……あ、歩美さん、大丈夫って………」
ニヤリと歩美が笑みを漏らす。
「大船に乗った気持ちでいいわよ! 真田の跡取りの使命は、蓮司と美代の子供のお守りでしょう? いいわよ。蓮司会長はさておき、美代の子供なんてきっと可愛いわよ! まあ、これは母親として、やり甲斐があるはず。だって、あの大原家を裏で操る、影の黒幕を育てるんでしょう? 子供が美代の血をばっかりひいちゃったら、かなりまずいことになりそうだから、その辺は周りがサポートしないとね。そう、黒幕を育てる仕事に、わたしはぴったりよ。まあ子供の意思もあるから、三人くらいは欲しいかしら……」
えへんっと歩美が偉そうに話し終える。
「さ、三人? ですか?」
「え? もっと欲しいの? う……ん、それはちょっと考えさせて」
「……」
真田が絶句していた。
歩美が、「ああ、でも、学生で母親ってどうなのかしら……。子育てママさん学生ってのも、まあいいけど。いざとなったら、まあ大学を辞めてもいいわ。どうせもう黒幕を育てる方がワクワクするし……」とかなんとか言っている。
真田は喉が掠れるような声で聞いてきた。
「……歩美さんが、私との子供を三人欲しいと……」
「何? 数が問題なの? 一人っ子は嫌よ、自分がそうだったから……。多い方がいいけど……先ずは三人くらいがいいんじゃない? 学校は、もういいけど、未知の世界だから……子育てって……」
「………」
「どうかしら、納得できた?」
可愛らしいまん丸の瞳が真田を見つめる。
真田が、はあーっと深い溜息をついた。
顔を両手で隠して、言葉を探しているような感じだ。
「あ、貴方というひとは、全く………」
ため息混じりな声で真田が話す。
「何? 全く呆れたの? いいわよ、あきれなさい。だってこっちだって絶対に諦めないから……」
「……諦めないんのですか?」
「諦めないわよ! 当然でしょ?」
「……やっとルイス・カルダンと言う檻から出れたのに、また真田と言う枠に入って、貴方は、それでいいのですか?」
「え? 何それ、どういう意味?」
「歩美さん、貴方は若くて賢くて、美人だし、素晴らしい人だ……」
「あ、ありがとう。だったら、はやく私を嫁にしなさい。ああ、まずはその現地の女を捨てなさい」
「……違う。そんなことを言っているのではないんだ……」
「なんなの? もう、はっきり言ってよ。喰えない男ね……」
「あの昨日見せた契約書には、貴方が欲すれば、正式なカルダンの後継者になれることも記入してある。それはアベルも承知だ。もちろん、彼とは結婚しなくていい。それで、君があの帝国のトップになることも出来る……」
「……ふーーん。それで……」
「な、なんですか! その態度は!」
「興味がないから、ふーんと言っただけ……。それが、どうかしたの?」
「貴方という人は……貴方という人は……信じられない!」
「どうして、そんなに馬鹿なんですか!」
「む、どういう意味! こんなに一生懸命頑張っているのに聞き捨てならないわ!」
「……自由に、してあげたいと……幸せになって欲しいと願っているからこそ……」
涙声の真田が声を苦しそうに漏らした。
「……うーん、真田さんが何を苦しんでいるのか、よくわからないけど、きちんと私のことを大切にしてくれているのはわかります」
「……わかってくれますか?」
「うん、わかるわ。でもね、はっきりいうわよ」
「……」
「やっぱり、貴方のお嫁さんになりたい。それが今の私の夢……」
「…………」
「ダメなの? やっぱり売り込みは無理だったかしら……。実は言うとね、あのリング見てから、本当は、真田さんが自分に惚れて、プロポーズしてくれるんじゃないかって、ドキドキしていたの……」
歩美は言いながら、ベットから立ち上がった。
まあ自分の醜態を晒しているから、恥ずかしくて、顔が見れないというのもあった。
ば、バカよね。
プロポーズされるっなんて思っていた私なんて……。
これだけ力説しても、真田さんが難攻不落なんだと思った。
諦めろっと言われて、すぐに、はいっと納得出来るものでもない。
まあ、無理矢理結婚しろっていうのが間違いだったかしらっと反省する。
でもね、私、せっかちなのよ。
タラタラとわからない状況って好きではないの……。
でも、これでなびかない真田は、案外、その現地の女にベタ惚れなのかなと思う。
無言で下を向いている真田に、なんて言っていいか分からず、顔を背けて部屋から出ようかとベットから離れようとした。
「でも、今晩、それが決定的に違うんだってわかったの。凄いショックだった。悲しかったわ。まだちょっと現実を受け入れられないけど、まあ、そのうち、、時間が、」
言葉を言い終わる前に、がっと後ろのベットに腰をかけていた真田に手首を掴まれた。
えっと思って振り向くと、そこには顔を上気させた真田が目を細めてこちらを見つめていた。
瞳が少し恐ろしいと思うぐらいに、真剣な眼差しだった。
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