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一難去ってまた一難?
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結局、菊池が俺を連れてきた場所は生徒会室だった。
なんでだよ!
「えっと…なんかあったのか?」
俺に背を向けてる菊池に戸惑いながら声をかけた。本当は声をかけない方がいいのかな?とか思ったけど、俺が我慢できなかったんだよ!
はぁって盛大に大きな溜め息をついて菊池は振り返ると俺を抱きしめてきた。
「き…菊池?」
あんまりにも突然だから訳が分からない。
「先に謝っとく。ごめんな。もしかしたらお前にまた辛い思いをさせる」
菊池の言葉に疑問符ばっかりが浮かぶ。
「どういうこと?」
本当に意味が分からないんだ。
「ちょっとこれはまだ詳しくは言えないんだが、季里仁たちにちょっとあってな」
言いずらそうというか、言葉を選びながら話してくれる。
「でも…それでもちゃんと…侑司が助けてくれるんだろ?」
何が起きてるのか、何が起きようとしてるのかわからないけど、最終的には助けてくれるんだろ?そういう意味で聞けば
「当たり前だ。ただ、お前が傷付くかもしれない、傷付けるかもしれない。それでも俺は…」
一旦言葉をとぎり強く俺を抱きしめる。
「それでも俺はお前を…陽葵を助ける。絶対に守るという約束はできないが、守るし、傍にいる」
俺はその言葉を聞き菊池の背に腕を回し
「大丈夫。侑くんがちゃんと助けてくれるなら、俺は傷付いても大丈夫。だって桐渓の時だって俺はちゃんと侑くんの元に戻れたんだもん」
ぎゅうと服を握りしめる。
怖くないわけじゃない、菊池が傷付けば俺が壊れる可能性もある。それでもちゃんと助けてくれるならそれでいいと思う。菊池が俺を戻してくれるならそれでいい。
「記憶を無くすのだけは勘弁だけどな」
なんて小さく笑う。
「そうなったらまた違う俺が侑くんを好きになるよ」
これは確信があった。記憶がない俺が菊池に惚れたんだ、次も同じことが起きたら俺はまた菊池に恋する確信がある。この男が俺を手放すってことがないから…。
「ヒナ、ごめんな、またゴタゴタさせるから」
俺の顔を見て頭を撫でる菊池の顔には苦笑が浮かんでる。
「全部、終わったら、また癒してくれればいいよ。一緒にいてくれればいい」
小さく笑ってハッキリと自分の気持ちを告げれば
「わかった。お前の気が済むまで甘やかせてやるよ」
同じように笑って額に小さなキスをくれた。
「むーっ」
額を押さえながら小さく声を上げれば
「初心者にはそれが一番だろ?」
なんて意地悪く言われた。
「ひでぇ」
文句ひとつ言えば
「嘘だ」
なんて言葉と共にチュッて唇にキスされて
「せっ、せっ、セクハラ!」
ビックリしてそう叫んじゃった。
「もっとしてやるよ」
なんて笑いながら行き成りくすぐられた。
「ちょ、ゆぅ、あはは、やめっ、ゆぅ、あはは」
くすぐったくて、止めてほしくて逃げてれば、また急に力強く抱きしめられた。
「ごめんな」
その謝罪にどれだけの思いが込められているのだろうか?
これから起こるであろう出来事がどれだけ大変なことなんだろうか?
「大丈夫。侑司のこと信じてるから…」
俺は菊池の背に腕を回しギュッと服を掴んだ。
この先に何が待ち受けていようとも俺は大丈夫。
菊池侑司が傍にいてくれるのなら…
俺が壊れても、助けてくれるなら…
俺は大丈夫。
俺は菊池侑司を信じてるから…。
Fin
なんでだよ!
「えっと…なんかあったのか?」
俺に背を向けてる菊池に戸惑いながら声をかけた。本当は声をかけない方がいいのかな?とか思ったけど、俺が我慢できなかったんだよ!
はぁって盛大に大きな溜め息をついて菊池は振り返ると俺を抱きしめてきた。
「き…菊池?」
あんまりにも突然だから訳が分からない。
「先に謝っとく。ごめんな。もしかしたらお前にまた辛い思いをさせる」
菊池の言葉に疑問符ばっかりが浮かぶ。
「どういうこと?」
本当に意味が分からないんだ。
「ちょっとこれはまだ詳しくは言えないんだが、季里仁たちにちょっとあってな」
言いずらそうというか、言葉を選びながら話してくれる。
「でも…それでもちゃんと…侑司が助けてくれるんだろ?」
何が起きてるのか、何が起きようとしてるのかわからないけど、最終的には助けてくれるんだろ?そういう意味で聞けば
「当たり前だ。ただ、お前が傷付くかもしれない、傷付けるかもしれない。それでも俺は…」
一旦言葉をとぎり強く俺を抱きしめる。
「それでも俺はお前を…陽葵を助ける。絶対に守るという約束はできないが、守るし、傍にいる」
俺はその言葉を聞き菊池の背に腕を回し
「大丈夫。侑くんがちゃんと助けてくれるなら、俺は傷付いても大丈夫。だって桐渓の時だって俺はちゃんと侑くんの元に戻れたんだもん」
ぎゅうと服を握りしめる。
怖くないわけじゃない、菊池が傷付けば俺が壊れる可能性もある。それでもちゃんと助けてくれるならそれでいいと思う。菊池が俺を戻してくれるならそれでいい。
「記憶を無くすのだけは勘弁だけどな」
なんて小さく笑う。
「そうなったらまた違う俺が侑くんを好きになるよ」
これは確信があった。記憶がない俺が菊池に惚れたんだ、次も同じことが起きたら俺はまた菊池に恋する確信がある。この男が俺を手放すってことがないから…。
「ヒナ、ごめんな、またゴタゴタさせるから」
俺の顔を見て頭を撫でる菊池の顔には苦笑が浮かんでる。
「全部、終わったら、また癒してくれればいいよ。一緒にいてくれればいい」
小さく笑ってハッキリと自分の気持ちを告げれば
「わかった。お前の気が済むまで甘やかせてやるよ」
同じように笑って額に小さなキスをくれた。
「むーっ」
額を押さえながら小さく声を上げれば
「初心者にはそれが一番だろ?」
なんて意地悪く言われた。
「ひでぇ」
文句ひとつ言えば
「嘘だ」
なんて言葉と共にチュッて唇にキスされて
「せっ、せっ、セクハラ!」
ビックリしてそう叫んじゃった。
「もっとしてやるよ」
なんて笑いながら行き成りくすぐられた。
「ちょ、ゆぅ、あはは、やめっ、ゆぅ、あはは」
くすぐったくて、止めてほしくて逃げてれば、また急に力強く抱きしめられた。
「ごめんな」
その謝罪にどれだけの思いが込められているのだろうか?
これから起こるであろう出来事がどれだけ大変なことなんだろうか?
「大丈夫。侑司のこと信じてるから…」
俺は菊池の背に腕を回しギュッと服を掴んだ。
この先に何が待ち受けていようとも俺は大丈夫。
菊池侑司が傍にいてくれるのなら…
俺が壊れても、助けてくれるなら…
俺は大丈夫。
俺は菊池侑司を信じてるから…。
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