最強ハーレム勇者英雄……。あれ?これ理想の異世界転生じゃないの?

神城弥生

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二度目の異世界転生!!

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「あー……。事情は把握しました。少々お待ちください」

 女神様はそう呟くと、何やら目を閉じぶつぶつとつぶやき始めた。僕は念願の異世界転生できたのにもかかわらず、すぐに死んでしまった悲しさと情けなさで言葉が出てこず、そのまま黙って立ち尽くしてしまう。なんかすみませんってって気分。

 暫くすると、女神様は目を開け微笑み口を開いた。

「えっとケイトさん。一度死んだ人間を生き返すことはできません。それはこの天界で定められたルールなのですよ。それを捻じ曲げてでも異世界転生という特例を定めたわけですが、その第一号の貴方が15分で死ぬというのは流石に予想外というか、困るというか」

 第一号?僕はその言葉が気になった。

「ええ、地球の日本に異世界転生という概念を授けたのは私なのですよ。異世界に人間を転生させた場合、どうしてもそれを受け入れるのに時間がかかってしまう。その為、ラノベという文化を通じてそこに抵抗を無くしていただき、そして転生させる。これが私の作戦だったのです。そして今回いよいよ実際に異世界転生をしてみた訳ですが。まさか15分で死ぬとは予想外すぎました……」

 壮大な計画に驚きつつも、僕はなんだかとても申し訳ない気持ちになってきた。まさか女神様の計画の第一号が僕で、15分で失敗させてしまったなんて。

「そこでですね。他の神々にも確認を取ったところ、初めて行う事なので想定外の事もある。もう一度転生させてみては如何か?という案をいただきまして。ええ、貴方をですよケイトさん。神々は器が広いですからね。如何でしょうか?嫌なら他の方を探しますが……?」

 他の方を探す。ということは僕はどうなるのだろうか。

「転生という特例の中であっても、死は死ですからね。他の方同様これまでの行いを吟味し、記憶を消したうえで輪廻の輪に入ってもらいます」

 記憶を消したうえで。それはもう僕であって僕ではなくなるということだろうか。それは嫌だ。死はそういうものなのかもしれないが、僕はそのことが怖くなり声を出した。

「お、お願いします!僕にもう一度チャンスをください!もう一度人生をやり直すチャンスを!!」

 自分でも驚くほど声が出たと思う。これほど大きな声を出したのはいつぶりだったかわからないほどだ。それでもこのまま消えてしまうのは本当に怖く感じてしまった。同時にこれまで異世界転生に憧れ、そしていつかしてみたいと様々な知識も身に着けてきた。これで終わりなんてあんまりだろう。

「……わかりました。いいですか?他の方より優れた才能があろうと、生き続け努力しなければそれは意味がありません。才能とはあくまで何かを成すためのきっかけでしかないのだから。なのでまずは生きなさい。生き延びなさい。それから勇者になるも英雄になるも魔王になるのも好きにしなさい」

 わかりました。僕は強く頷き答えると、僕の横に二つの扉が突然現れた。白く輝く二つの扉。何でできているかはわからないが、一つ分かる事は、扉に『転生』『輪廻』と分かりやすく書かれていたことだ。

「体はもう作り変える必要はありませんからね。そちらに道を作っておきした。気持ちが決まったら好きな方にお入りなさい」

 『輪廻』の扉があるのはどうしてだろうか。まぁいい。僕は迷わず『転生』の扉の方へ進み、そしてゆっくりと開き光の道へと進んでいった……。

  頬を撫でる優しい感覚。風に合わせて揺れ動く草木の擦れる音。小さな鳥の鳴き声……。

 ゆっくりと目を開けると、そこは森の中だった。日本と違い太い木々な生い茂り、そこには見たことのない果実が実っていた。そして空には太陽が二つ。

「そうか、さっきのは夢じゃなかったのか。僕は本当に……」

 生き返ったのだ。前回と同じように森の中で。だが前回と違うのは、近くに湖が確認できないことだ。もしかしたら前回とは違う場所なのだろうか。

 僕はふと「アイテムボックス」と呟くと、予想通り中からメモが出てきて、前回とは違う文面から始まっていた。

 ・そこは前回同様のエクレア大国、首都エクレア近くの森の浅いところです。ですが、前回とは多少場所を変えておきました。一度死んだ場所をこの短時間で見たくないとは思い、その措置です。

「なるほど。気を使って下さったってわけか」

 僕はその文章の意味を理解したのと同時に、背中に冷たい汗が流れるのを感じた。仮にも一度死んだのだ。殺されたのだ。小学生並みの力しかないゴブリンに。

 風の音、木々が揺れ擦れあう草草の音、小さな小鳥の囀り。その全てが怖くなってきた。自分がとても小さな存在だという事を再認識する。

 大丈夫。僕なら大丈夫。何のために毎日筋トレをしてきたんだ。ゲームや本でどれだけイメージしてきたんだ。努力してきたじゃないか。だから僕なら大丈夫。

 手を強く握り閉めようとした時、自分の手にまだ本が握られていることに気が付いた。そうだ、まずは魔法だ。その使い方を覚えれば、自身が付くはずだ!

 僕は近くの木に背もたれに座り本を開いた。背に何かないと何となく後ろが怖かったからだ。そして魔法について書かれている部分を見つけると今までにないくらい真剣に読み始めた。そして魔法について理解する。まとめるとこう書かれていた。

 ・魔法には大きく分けると2種類あり、感覚魔法と、理論魔法だ。

 ・魔法には階級があり、第一階級~第十階級まである。第一魔法は使いやすく使う魔力も少なく、第十魔法はとてつもなく強い効果を発揮するが使う魔力が大きく使うには相当な努力が必要。

 ・第二魔法までは詠唱を必要としないため『感覚魔法』と呼ばれている。それ以降は魔法を使う際魔法陣を空中に描き使う。

 ・『魔法陣』とは地面や紙に描くことができる。そうすることで、誰でも魔力を注ぐだけで使える。空中に魔法陣を描くには知識と魔力などが同時に必要となるが、どこでも使えるようになる。

「成程。つまり漫画やゲームみたいに戦闘時には空中に魔法陣を描いて使い、日常的に家事や魔道具を使うのには魔法陣を使うと。本当に夢にまで見たファンタジーの世界だな!テンション上がってきた!!」

 ケイトは単純な男とだった。

 理論魔法の方を覚えるのには時間がかかりそうだったので、まずは感覚魔法を覚えるために立ち上がり、本に書かれていたように目を瞑り魔力を使うことにする。

 まずはお腹のあたりにある暖かい魔力を全身に巡らせ体を覆う。これが第一階級の魔法、『身体強化魔法』だ。基礎の基礎だが、これが出来なければ他の魔法を扱うことはできないらしい。

「まずは魔力を……あった。これだな?で、これを全身に。なんだ、簡単じゃないか。流石女神様。チートだな」

 本には、この世界の人間が最初にこれをできるようになる為には何か月も訓練しなければならないらしいと書いてあった。その理由の一つとして挙げられるのが、この世界の人間は生まれた時から魔力がある。その為魔力がどれかわかりづらいそうだ。だがケイトは異世界から来た人間。今までなかった感覚が体の中にあるのだから気が付くのは当然だということだ。

 それからケイトは火を、水を、風を、石をイメージし魔力を返還させることに成功。第一階級の魔法を半分まで使いこなすことができた。

「成程なぁ。イメージするだけで魔力が火や水に変換されるのは便利だな。しかも面白い!特にこの身体強化魔法はすごいな!オリンピック選手もびっくりだろこれ!」

 通常魔法を使い始める人間よりも魔力量が多いケイトは、現在身体強化魔法を使ったまま駆けたり跳ねたりと大はしゃぎしている。傍から見たら、先程まで落ち込み怯えていた人物には見えないだろう。

「へへっ。なんだよ。初めからこれを使っていたらゴブリンなんかに殺される事もなかったのに」

 そんな事を呟き森を走り回っていると、どこかからか少女の叫び声が聞こえた。怯えているような、切羽詰まったような、映画とかアニメでよく聞くような緊急事態に聞く叫び声だ。

「あ、もしかしてこれって、もしかする?異世界ファンタジー定番の美少女とのファーストコンタクト!!」

 ケイトは一度立ち止まり耳を澄ます。異世界ハーレム定番のこのイベントは絶対逃したくない。

 すると先ほどと同じ方角から金属同士がぶつかり合うような音と、男たちの叫び声が聞こえてきた。成程、あっちの方角か。

 ケイトは音のなる方角へ身体強化魔法を使い駆け出す。間に合え!待っていろ美少女!!今ケイト様が行くぜ!!

音がだんだんと大きくなり、ケイトは一度立ち止まり草むらに身を潜める。するとまさに予想通り、豪華な倒れた馬車を取り囲む狼達、あれがフォレストウルフとかいう奴だろうか。そして馬車の横で座り込む金髪の美少女。もう一度言う。14、15歳くらいのドレスを着た美少女だ。地面に座り込み怯えている。

 そしてそれを守るかのように数人の騎士がいる。が、彼らは怪我をしているようだ。その為力が出せないのだろう。

 しかしフォレストウルフの数がやたらと多いな。すでに騎士たちに倒されているのが、これまであの馬車が通ったであろう道に何十体と転がっている。いや、もしかしたらここからでは見えない先まであるとしたら何百かも。

 そしてまだ馬車の周りには40体近くはいる。ちょっと初めてのイベントにしては多すぎませんかね?

「だがまぁ、ここは外しちゃいけない所だ。行くぜ!!」

 ケイトは当然生き物を殺したことがない。だが夢にまで見た魔法を使った事によりテンションが上がり、そして定番のイベントに金髪の美少女の出現。これによりアドレナリンが以上分泌され、ケイトは少し前に死んだ事など頭の中から綺麗さっぱり消え去っていた。

 誰だ!?騎士の叫び声だろう。ケイトが突然草むらから飛び出した事に反射的に叫んだものの、その少年が風の感覚魔法で二匹のフォレストウルフの頭を落とし、今三体目の首を剣で落としたところを見ると、ひとまずは放っておいていいだろうと判断したようだ。

 フォレストウルフが突然の乱入者に驚き固まった所を、ケイトと騎士達は好機と見て、一気に形成を逆転していく。

「終わりッッ!!」

 ケイトが最後の一匹の首を切り落とすと、何とか危機を脱出できた騎士と金髪美少女はゆっくりと深い息を吐きだした。が、それもつかの間。騎士たちはケイトに剣を向ける。

「手助けには感謝しよう。貴殿は何者か。見たところ冒険者のようだが」

 短く、そして鋭い視線と言葉でそうケイトに問いただす。騎士の威圧に思わずケイトは言葉を失うが、それでも初の戦闘を終えた後だからだろうか。今のケイトには怖いものなどない気がするほど気持ちが大きくなっていた。

「騎士様方、私はただの通りすがりの冒険者。どうか剣をお納めください。怪しいものではありません」

 自分でも驚くほど言葉がすらすらと出てくる。ケイトはまずは自分から剣を収め、もう何も武器は持ってませんよ手を広げて見せる。が、騎士たちから見たら十分怪しい部類の人間にしか見えなかった。

「剣を収めなさい。恩人に失礼でしょう?」

 先程まで座り怯えていた金髪美少女がそう言い立ち上がると、騎士たちはハッとし慌てて剣を収めた。それでもこちらに対し警戒心を怠っていないのがわかるが、今はどうでもいい。そんな事より今は金髪美少女とのファーストコンタクトだ。うまくやらなくては。

 ケイトは紳士にふるまっているつもりだが、鼻の穴が膨らみ息が荒くなっているのは美少女と騎士たちから見ればまるわかりだった。それでも美少女は淑女の振る舞いを忘れず、勇気を出し一歩踏み出しスカートの裾をつかみ広げて見せた。

「私はアスタルテ・メクロノームと申します。よろしければ貴方様のお名前を伺っても?」

 その綺麗な笑顔と優しい声に一瞬固まってしまったケイトも(騎士たちから見れば息が更に荒くなった変態にしか見えない)、すぐに正気を取り戻し戦闘で乾いた口をゆっくりと開いた。

「申し遅れましたアスタルテ様。僕はケイト。冒険者のケイトと申します。どうか良しなに」

 そう言い美少女に手を伸ばす。その行為を見た騎士たちが剣の柄に手を伸ばすが、アスタルテはそれを手で制し、そしてゆっくりとケイトに近づき両手でケイトの手をつかみ微笑み口を開いた。

「ええ、良しなに。それにしてもお強いのですね。……えっと?私の顔に何かついていましたか?」

 その微笑みを見たケイトの体に、まるで稲妻が走ったかのように衝撃が走り、そして思わずアスタルテの頭を撫で思いが口を出る。

「……綺麗だ」

 一瞬の静寂。

 ケイトは自分でも驚くほど、何も考えずにその言葉が出た。アスタルテは目を見開きこちらを真っすぐと見ている。恐らく彼女はこの後頬を赤く染め、そして僕の想いに答えてくれるはずだ。僕は知っている。ラノベやエロゲは大抵そうなるのだから。

「きゃあああああああああ!!何をするのですかこの下種が!」
「お、お嬢様!!貴様!!」
 
 ケイトがその叫び声がアスタルテが発した声だと気が付いたのは、剣を抜いき怒った騎士に首を刎ねられた世界が逆さまになった時だった。



「……え?」

 目の前で聞いたことのある鈴のようなきれいな声がして、僕はゆっくりと目を開く。そこには真っ白な空間が広がり、そして目の前には、ソファーに深く腰を掛け、そして目の前に置かれたクッキーを頬張り寛ぐ女神様がいた。

「……え?」

 女神様は先程と同じように声を出す。僕はゆっくりと先程の事を思い、そして一つの結論に達する。

「あの……。すみません女神様。僕死んじゃいました」

 転生から45分。

こうして僕の二度目の異世界転生の幕が閉じたのだった。

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感想 1

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みんなの感想(1件)

無知能
2020.12.07 無知能

内容ってどんな感じで考えているのか気になります
それに書く時のコツとかありますか?

解除

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