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tutrial:来たりて、また還らず
流賊
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階段の下はごく狭い穴倉で、天井から崩落した瓦礫で半分がた埋まっていた。入り口のすぐそばにあった石板をずらして階段の上にかぶせ、俺は小さな隙間から外をうかがった。廃墟は静まり返っている。
傍らの少女が大きく息を吸ったのに気付き、俺は彼女の口を手でふさいだ。
「むぎゅ、ぐぐゥ……」
口をふさがれたまま変な声を出している。案の定だ、何か言いたいことがあって大声でまくしたてようとしたらしい。
「大声を出すな。奴らは追ってきてない。夜になるまでこのまま隠れていよう」
だが、彼女は必死で首を左右に振った。
「何だ? 何かダメなのか?」
首が縦に振られる。
「……聞いてやるから、小さな声でしゃべってくれ。いいな?」
首がさらにガクガクと縦に振られた。手をそっと放すと彼女は「ぶはッ」っと息を吐いた。どうやら、俺は彼女の鼻まで塞いでしまっていたらしい。
「何すんのよ、もう、まったく……死ぬかと思った」
「すまない。で、どうしたんだ?」
彼女は押し殺した声でささやいた。
「――まずいわ。ここにいたらダメ! あいつら渉猟械を持ってる。親方の工房から接収したやつよ!」
俺の胸元の革帯をつかみ、彼女は噛みつかんばかりの勢いで俺を揺さぶった。
「殺すべきだったのよ、あいつら全員! あなたの強さならそれができたはずなのに!! 追手が来ないのは本隊のところへ戻ったからだわ。渉猟械を持ってこられたら、こんな廃墟に隠れても……」
恐ろしいことを言いだした。理屈はわかる。だが俺にはあの場にいた男八人全員を殺すようなことは、心情的にできたはずがない。
「『隠れても』どうなる?」
「残ってる瓦礫もろとも粉みじん。私たちがどろどろの肉粥になるまで、この一帯を粉砕できるわ、渉猟械なら」
暗がりの中だが、彼女は意気消沈してうなだれているようだった。声の響き方がそんな感じだ。
「その、『ストラトヴァンダー』というのは何だ」
彼女が小さく息をのむ音が聞こえた。信じられない言葉を聞いた、といわんばかりの声色で問い返してくる。
「まさか。知らないはずがないでしょ――」
ガキィン……
遠くで、くぐもった金属音が聞こえた。例えるなら、建設現場で基礎工事に使われる、コンクリートパイルを打ち込むアレ。
「……聞こえたでしょ? あれよ。あれが渉猟械の足音。身の丈が人の二十倍くらいある、金造りの巨人――戦闘用の強力な護令械は渉猟械と呼ばれるの」
「そんなものが……」
21世紀の日本でもまだ実用化できていない二足歩行巨大ロボットが、この世界にあるというのか。それも身長30m以上のものが。
足音は繰り返し響き、次第に大きくなった。ここへ向かって接近してきているのだ。
「……本当に知らないの? 渉猟械は見たことがないとしても、輜重械ならどこの村にでも一台はあるでしょ?」
「知らん。どちらも見たこともない。で、彼らはなぜ、君を追いかけていたんだ」
彼女の背中に回した腕に、身震いが伝わってきた。
「護令械について何も知らないなんて……ええとね、流賊なのよ、あいつら」
「……ああ、さっきもそう言ってたな」
「騎雉と輜重械を使って、広い範囲を荒らし回ってるひどい奴らよ……私がいた荘園も親方の留守を襲われたの。ほとんど殺されたわ」
「そりゃ、ひどいな」
「私は見習でも一応は械匠だから、殺されなかった。あいつらの輜重械を整備させるつもりだったみたい。でも、幹部たちの夜の相手までさせられそうだったから、隙を見て逃げ出したのよ」
なるほど。吐き気のする話だ。結果論だが、戦って彼女を助けたのは正解だったらしい。
「ああ、ひっどい音……操縦下手にもほどがあるわ。修理中だったってのもあるでしょうけど」
少女が腹立たしげにつぶやき、歯噛みした。
操縦の巧拙は俺にはわからないが、音を聞けば物騒なものであることはわかる。
「奴らがつく前にここを離れよう。何とか逃げ延びるんだ」
「どこへ?」
「問題はそこなんだ」
――どう説明したものか。俺は迷った。
俺の意識がこの世界でこの体に宿った時に、何が起きたのかはよくわからない。だが「井出川准」としての記憶と主観が、おおよそ今の俺の精神を構成する主要部分だ。
肉体と運動能力、格闘技術は、恐らく……その『メレグの修道僧』のもの。そいつが持っていたはずの、この世界の『常識』や『知識』は今のところ言語に関するもの以外は大部分が抜け落ちているようだ。
「俺には……記憶がないんだ。だから自分が何者なのか、誰を信じて、何をすればいいか。そもそもそういう事すらわからない」
「そうなの……」
勝手もわからない土地で生きていくには、あまりに危なっかしい状態だという自覚はある。補う方法は二つ。市井に隠れて慎重に暮らしながら一人で覚えるか。誰かと生活を共にして積極的に学ぶかだが――
どうやらゆっくりと最善手を探している余裕はない。この少女と出会ったのは何かの縁だと思おう。常識を学ぶ手本としては、彼女のほうがあの男たちよりも遥かにマシなはずだ。
太陽の眩しさに耐えながら穴倉を出る。腕を掴んで引きあげながら、俺は彼女の目をのぞき込んだ。
「なあ――えっと、パキラとか言ったっけ、君」
「うん」
「生き延びて、奴らから自由になれたら……一緒にいて俺にいろいろ教えてくれないか」
パキラはこちらを見返しながらうなずいた。
「まだ走れるか?」
「うん!」
差し迫る危機の中ではあったが、俺たちは先行きに光明があると確信して走り出した。しかしその時すでに、廃墟の周囲はぐるりと包囲されていたのだった。
「こっちもダメだ」
行く先々、物陰から廃墟の外をうかがうたびに、そこには賊がひしめいていた。
総勢およそ二百人ほどはいるだろうか。分厚い革鎧や鉄の鎖鎧を身に着け頭に布を厚く巻き付けた、眼付きの悪い男たちが武器を手に廃墟の周りを固めている。
さすがにこれを突破するのは無理だと感じた。ましてや少女との二人連れ。乱戦になったら守り切れない。
そして、廃墟を見下ろしながら鉄の巨人が近づいてくる。
所々に錆の浮いた装甲を纏い、右手には巨人サイズの剣。左手側には特徴的な半月型の盾を装備していて、全体としては甲冑を着けた騎士そのものだ。
ただしプロポーションとしては十二頭身かそれ以上。
(これが渉猟械か! くそ、カッコいいじゃないか!)
愚かにもそんな感想を抱いてしまう。あんなものに全力で攻撃してこられたら、こっちはあっけなく叩き潰されて地面の染みになるだけだろうに。
だが、近づいてくる巨体を見ているうちに、一つのアイデアが浮かんできた。
「さっき操縦って言ったな。あのでっかいの、人が乗ってるのか?」
「そうよ。多分最初の八人の中にいた、目の細い若いやつだわ。一番素養がありそうだった」
「ふむ……有人なら何とかできるかも」
俺はパキラに廃墟の西側を指差して見せた。
そこには、さっき彼女とぶつかった場所から見えた、奇妙な姿の丘がある。突き出た幾つかの岩塊、その先端からならあの巨人の上に飛び移れそうだ。
何とかよじ登って操縦席のハッチとかなにかそんな部分をこじ開け、乗り手を直接攻撃すればいいのではないか――
(いやいや、おかしいだろ俺……厄介だなあ、こりゃ)
俺はつくづく自分という存在の異常さを思い知らされつつあった。運動が苦手で怠惰で享楽的、せいぜい世話焼き好きで人がいいくらいが取り柄の『井出川准』の部分と、この一オンスのぜい肉もない肉体を厳しい修行で作り上げたであろう『修道僧』を、俺の中で統合できていない。
アイデアは浮かぶのだが正直言って恐ろしくて仕方がないのだ。それでもこの体の性能を信じてやってみるしかなかった。
「あの丘にやつを引き付けて飛び移る。この辺に隠れててくれ。」
そういうと、俺はパキラの制止の声を後に、背負子を放り捨てて駆け出していた。
傍らの少女が大きく息を吸ったのに気付き、俺は彼女の口を手でふさいだ。
「むぎゅ、ぐぐゥ……」
口をふさがれたまま変な声を出している。案の定だ、何か言いたいことがあって大声でまくしたてようとしたらしい。
「大声を出すな。奴らは追ってきてない。夜になるまでこのまま隠れていよう」
だが、彼女は必死で首を左右に振った。
「何だ? 何かダメなのか?」
首が縦に振られる。
「……聞いてやるから、小さな声でしゃべってくれ。いいな?」
首がさらにガクガクと縦に振られた。手をそっと放すと彼女は「ぶはッ」っと息を吐いた。どうやら、俺は彼女の鼻まで塞いでしまっていたらしい。
「何すんのよ、もう、まったく……死ぬかと思った」
「すまない。で、どうしたんだ?」
彼女は押し殺した声でささやいた。
「――まずいわ。ここにいたらダメ! あいつら渉猟械を持ってる。親方の工房から接収したやつよ!」
俺の胸元の革帯をつかみ、彼女は噛みつかんばかりの勢いで俺を揺さぶった。
「殺すべきだったのよ、あいつら全員! あなたの強さならそれができたはずなのに!! 追手が来ないのは本隊のところへ戻ったからだわ。渉猟械を持ってこられたら、こんな廃墟に隠れても……」
恐ろしいことを言いだした。理屈はわかる。だが俺にはあの場にいた男八人全員を殺すようなことは、心情的にできたはずがない。
「『隠れても』どうなる?」
「残ってる瓦礫もろとも粉みじん。私たちがどろどろの肉粥になるまで、この一帯を粉砕できるわ、渉猟械なら」
暗がりの中だが、彼女は意気消沈してうなだれているようだった。声の響き方がそんな感じだ。
「その、『ストラトヴァンダー』というのは何だ」
彼女が小さく息をのむ音が聞こえた。信じられない言葉を聞いた、といわんばかりの声色で問い返してくる。
「まさか。知らないはずがないでしょ――」
ガキィン……
遠くで、くぐもった金属音が聞こえた。例えるなら、建設現場で基礎工事に使われる、コンクリートパイルを打ち込むアレ。
「……聞こえたでしょ? あれよ。あれが渉猟械の足音。身の丈が人の二十倍くらいある、金造りの巨人――戦闘用の強力な護令械は渉猟械と呼ばれるの」
「そんなものが……」
21世紀の日本でもまだ実用化できていない二足歩行巨大ロボットが、この世界にあるというのか。それも身長30m以上のものが。
足音は繰り返し響き、次第に大きくなった。ここへ向かって接近してきているのだ。
「……本当に知らないの? 渉猟械は見たことがないとしても、輜重械ならどこの村にでも一台はあるでしょ?」
「知らん。どちらも見たこともない。で、彼らはなぜ、君を追いかけていたんだ」
彼女の背中に回した腕に、身震いが伝わってきた。
「護令械について何も知らないなんて……ええとね、流賊なのよ、あいつら」
「……ああ、さっきもそう言ってたな」
「騎雉と輜重械を使って、広い範囲を荒らし回ってるひどい奴らよ……私がいた荘園も親方の留守を襲われたの。ほとんど殺されたわ」
「そりゃ、ひどいな」
「私は見習でも一応は械匠だから、殺されなかった。あいつらの輜重械を整備させるつもりだったみたい。でも、幹部たちの夜の相手までさせられそうだったから、隙を見て逃げ出したのよ」
なるほど。吐き気のする話だ。結果論だが、戦って彼女を助けたのは正解だったらしい。
「ああ、ひっどい音……操縦下手にもほどがあるわ。修理中だったってのもあるでしょうけど」
少女が腹立たしげにつぶやき、歯噛みした。
操縦の巧拙は俺にはわからないが、音を聞けば物騒なものであることはわかる。
「奴らがつく前にここを離れよう。何とか逃げ延びるんだ」
「どこへ?」
「問題はそこなんだ」
――どう説明したものか。俺は迷った。
俺の意識がこの世界でこの体に宿った時に、何が起きたのかはよくわからない。だが「井出川准」としての記憶と主観が、おおよそ今の俺の精神を構成する主要部分だ。
肉体と運動能力、格闘技術は、恐らく……その『メレグの修道僧』のもの。そいつが持っていたはずの、この世界の『常識』や『知識』は今のところ言語に関するもの以外は大部分が抜け落ちているようだ。
「俺には……記憶がないんだ。だから自分が何者なのか、誰を信じて、何をすればいいか。そもそもそういう事すらわからない」
「そうなの……」
勝手もわからない土地で生きていくには、あまりに危なっかしい状態だという自覚はある。補う方法は二つ。市井に隠れて慎重に暮らしながら一人で覚えるか。誰かと生活を共にして積極的に学ぶかだが――
どうやらゆっくりと最善手を探している余裕はない。この少女と出会ったのは何かの縁だと思おう。常識を学ぶ手本としては、彼女のほうがあの男たちよりも遥かにマシなはずだ。
太陽の眩しさに耐えながら穴倉を出る。腕を掴んで引きあげながら、俺は彼女の目をのぞき込んだ。
「なあ――えっと、パキラとか言ったっけ、君」
「うん」
「生き延びて、奴らから自由になれたら……一緒にいて俺にいろいろ教えてくれないか」
パキラはこちらを見返しながらうなずいた。
「まだ走れるか?」
「うん!」
差し迫る危機の中ではあったが、俺たちは先行きに光明があると確信して走り出した。しかしその時すでに、廃墟の周囲はぐるりと包囲されていたのだった。
「こっちもダメだ」
行く先々、物陰から廃墟の外をうかがうたびに、そこには賊がひしめいていた。
総勢およそ二百人ほどはいるだろうか。分厚い革鎧や鉄の鎖鎧を身に着け頭に布を厚く巻き付けた、眼付きの悪い男たちが武器を手に廃墟の周りを固めている。
さすがにこれを突破するのは無理だと感じた。ましてや少女との二人連れ。乱戦になったら守り切れない。
そして、廃墟を見下ろしながら鉄の巨人が近づいてくる。
所々に錆の浮いた装甲を纏い、右手には巨人サイズの剣。左手側には特徴的な半月型の盾を装備していて、全体としては甲冑を着けた騎士そのものだ。
ただしプロポーションとしては十二頭身かそれ以上。
(これが渉猟械か! くそ、カッコいいじゃないか!)
愚かにもそんな感想を抱いてしまう。あんなものに全力で攻撃してこられたら、こっちはあっけなく叩き潰されて地面の染みになるだけだろうに。
だが、近づいてくる巨体を見ているうちに、一つのアイデアが浮かんできた。
「さっき操縦って言ったな。あのでっかいの、人が乗ってるのか?」
「そうよ。多分最初の八人の中にいた、目の細い若いやつだわ。一番素養がありそうだった」
「ふむ……有人なら何とかできるかも」
俺はパキラに廃墟の西側を指差して見せた。
そこには、さっき彼女とぶつかった場所から見えた、奇妙な姿の丘がある。突き出た幾つかの岩塊、その先端からならあの巨人の上に飛び移れそうだ。
何とかよじ登って操縦席のハッチとかなにかそんな部分をこじ開け、乗り手を直接攻撃すればいいのではないか――
(いやいや、おかしいだろ俺……厄介だなあ、こりゃ)
俺はつくづく自分という存在の異常さを思い知らされつつあった。運動が苦手で怠惰で享楽的、せいぜい世話焼き好きで人がいいくらいが取り柄の『井出川准』の部分と、この一オンスのぜい肉もない肉体を厳しい修行で作り上げたであろう『修道僧』を、俺の中で統合できていない。
アイデアは浮かぶのだが正直言って恐ろしくて仕方がないのだ。それでもこの体の性能を信じてやってみるしかなかった。
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