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ACT2:妖魔王の旌旗
街道分岐点
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巨竜モールヴァックと別れて三日目の昼。
ゲクラ・カナン山脈の折り重なった分厚い峰々をようやく抜け出して、俺たちは目的地ダンバーへ続く「北西街道」に出た。
下山した地点からはもうわずかな距離で街に到達する――兵士たちは口々にそう言い合って励ましあった。
山中で過ごすこと半月近くを数え、戦闘で仲間を失う極限状況を耐え抜いて来た彼らにとって、街への到着は手を伸ばせば届くほどにありありと描かれる、切実な願望となっていたにちがいない。
街道沿いに、次第に人影が増えていく。移動する旅人ばかりではなく、道の傍らに粗末な木組みと厚手の布でテントらしきものをしつらえ、腰を下ろした人々がいた。水や食料、そのほかあれこれとこまごましたものを売っているようだ。
「露店が出てるのか……?」
鉄蓋をあけ放った操縦籠のすぐ外で、手すりに身を支えながらパキラが答えた。
「そうね。避暑地に向かうお金持ち相手に、この辺の住民が商売をしてるみたい」
石炭や粗朶を売る燃料屋がいる。干した果物や水気の多いウリらしきものを売る果物屋の隣には、どうひいき目に見ても餌の足りていないみすぼらしい羊の群れを引き連れ、それでも傲然と肩をそびやかして立つ強気な家畜商人がいる。
その沿道の賑わいが、押し殺したようなどよめきに変わった。
――渉猟械だ!
――一台は故障してるみたいだな。どこかで戦でもあったのか?
一行の先頭に立って進むカイルダインと、その腕の中、お姫様抱っこに酷似した形で抱え上げられたマーガンディに群衆の視線が集まっている。
「お、おい。なんか注目されてるぞ」
こめかみを冷たい汗が伝い落ちるのは、この暑さのせいとばかりは思えない。
(何かまずいですか?)
カイルダインがこともなげに訊き返してくる。
「まずくはないが、どうも慣れないな」
ブルゼンで瓦礫の撤去作業に加わった時とはまた違う。あの場ではカイルダインは市民にとって明らかな『味方』で『救援者』だった。ここで俺たちに注がれているのは、強大な兵器に対する畏怖と、それが損傷しているという事実から連想される不穏な事態への。警戒の眼だ。そして、常に付きまとう何がしかの羨望。
これだけ離れていても、その感情はありありと伝わってくるように思える。
(佩用者ヴォルター。彼らが何を恐れ、あるいは期待しようとも、私たちはそんなものに心を砕く必要はありません)
「俺の頭の中を勝手に覗くなといっているだろう」
超然とした思念を送ってくるカイルダインに、俺はわずかな苛立ちと、とまどいを覚えた。
(共鳴している以上は仕方ありません。私たちはつまり、お互いの一部なのです――佩用者の中のお二人がそうであるように。いずれ私が力を取り戻していく過程で、佩用者にも私の情報系の内部を参照することが可能になるでしょう。その時をお待ちください)
「べつに、俺はお前の中をのぞかなくてもいいんだが」
(むう。つれないですね)
ふっとため息をついたかのような、妙な間があった。
(佩用者も理解しているはずです、私たちの持つ力がいかに圧倒的か、ということが。彼らがどんな思惑を持とうとも、私たちの力はそれを粉砕してしまえるのです)
「物騒なことを言うなあ。でもその割には、有翼獅子を持て余していたじゃないか」
山中での一幕を思い出す。あまりに小さく軽い標的には、カイルダインの鉄拳も効果を発揮できないのだ。
(せっかく元気づけようとしているのに。私にだって苦手はあります。ですが、それも佩用者の側でイメージできるようになれば解決できる問題です)
「簡単に言ってくれる……」
つまり、俺が修行なり特訓なりすればいいのだろうか。
(なあに、完全械態《マキシマ》が一部しか解放されていないこの状態でも、いま腕に抱えているような渉猟械くらいは、数十体単位で破壊できます。もっと楽観的に構えていて下さい)
カイルダインは俺の自問自答にをよそに、自らの破壊力をとうとうと語っている。
その言葉に、ふと思い出した光景があった。俺が最初に目覚めたあの廃墟のそば、丘陵の上にうずたかく積みあがった無数の護令械の残骸――
「あれは、お前がやったのか?」
(質問の意味を理解しました。ええ、あれは私と先代の佩用者が破壊したものです。不幸な誤解に基づいた事態でしたが、こちらとしても一方的に破壊されるわけにはいかなかったので)
カイルダインはそれっきり黙り込んだ。その様子はちょうど、ひどく不愉快なことを思い出してふさぎ込んだ人間のようだった。
その日の夕刻近くに、俺たちは北西街道からダンバーへと続く支道の分岐点に到達した。
ここまでのと同じく、沿道には旅人や物売りの商人たち、そのほか種々雑多な人々がひしめいている。だが、どうも様子がおかしい。
街道のずっと先のほうで、何か混乱が起きているようだ。それがさざ波のようにここまで伝播してきている。
俺たちが足元の群集に配慮して行軍を停止したちょうどその時、北西の方角からひときわ大きなどよめきが上がった。
「ヴォルター殿! カイルダインの操縦籠から何か見えぬか?」
フェルディナンドの操縦席からガラヴェインが呼びかける。彼もこの不穏な空気に敏感に反応しているらしかった。
「カイルダイン、操縦籠を閉じて鞍を定位置に戻してくれ。あの騒ぎの正体を確かめたい」
(了解です)
黙り込んでいたカイルダインもさすがに空気を読んでくれたようだ。操縦籠内部の映像面に街道の様子が映し出される。
街道が伸びていく方角に沿って地形は次第に傾斜を強め、その先はこれまで通ってきたのと遜色ないほどの、雄大な山地の奥へと続いている。
その山塊を背にこちらへと南下してくる、一群の行列があった。
(佩用者。映像を拡大しますので、ご確認ください)
映像が行列に向けてズームインする。何台もの輜重械を連ねた壮麗なものだが、その甲板上には何やらひどく場違いなものが見える。
(なんだ、ありゃあ)
埃にまみれ、薄汚れた顔を晒した人々がいた。荒っぽく梱包され、縄目の所々からこまごましたものがこぼれ落ちた荷物の山があった。
どう見ても沿道の住民よりさらに貧しいか、戦乱で焼け出された難民か何かだ。とてもこんな輜重械の行列を出せるとは思えない。
そして、列の先頭を進む一頭の騎雉が携える旗に、俺は目を奪われた。
光沢のあるオレンジ色の布に、青でくっきりと染め抜かれた紋章。神殿と花束、その中に黄金の天秤――見覚えのあるその意匠は、ブルゼンの長者ゴータムの旗に違いなかった。
「長者様!」
旗持ちのザイダに案内されて、長者ゴータムの輜重械へと駆け寄る。前に会った時とは打って変わって、その甲板の上には長者の随員がひしめいて、さながら通勤電車のような様相を呈していた。
その人垣の中から、長者が俺たちに手を振った。日傘や水差しを捧げ持つ女たちに囲まれているのは相変わらずだ。だがその華やかな天蓋は半ば閉じられ、担当の女は窮屈そうに肩をすぼめていた。
「おお、騎士殿……」
老人は俺たちのほうへ手を振った
「長者様、これは一体」
「トラスカン峠の関所手前で、守備兵に通行まかりならぬと言われてな。押し問答をしておるうちに北からこの者たちがやってきたのだ。怪我人や子供も多かったので我々の輜重械に乗せて運んだが……」
「北から?」
輜重械に乗せられた足弱の者たちは、いかにも着の身着のまま長い旅をしてきたといったいでたちだ。確かにブルゼンあたりの住人に比べると背が高く色白で、冷涼な土地の生まれらしく見えた。
「ここから北方っていったら……まさか」
パキラの顔色がさっと暗くかげった。従者ザイダがあの古めかしい言い回しで、パキラが恐れた言葉を告げる。
「これなる襤褸に身を包みし者たちは、北方の辺境、ボルミの地より難を逃れて参った由。彼らはかれこれ三十日近く、森林や沼沢に身を潜め、また臭跡の消える雨天をついて街道を進み、ようやく峠へたどり着いたとやら」
「ボルミ? ボルミになにがあったの!?」
パキラの目が大きく見開かれ、唇がかすかにふるえていた。
ゲクラ・カナン山脈の折り重なった分厚い峰々をようやく抜け出して、俺たちは目的地ダンバーへ続く「北西街道」に出た。
下山した地点からはもうわずかな距離で街に到達する――兵士たちは口々にそう言い合って励ましあった。
山中で過ごすこと半月近くを数え、戦闘で仲間を失う極限状況を耐え抜いて来た彼らにとって、街への到着は手を伸ばせば届くほどにありありと描かれる、切実な願望となっていたにちがいない。
街道沿いに、次第に人影が増えていく。移動する旅人ばかりではなく、道の傍らに粗末な木組みと厚手の布でテントらしきものをしつらえ、腰を下ろした人々がいた。水や食料、そのほかあれこれとこまごましたものを売っているようだ。
「露店が出てるのか……?」
鉄蓋をあけ放った操縦籠のすぐ外で、手すりに身を支えながらパキラが答えた。
「そうね。避暑地に向かうお金持ち相手に、この辺の住民が商売をしてるみたい」
石炭や粗朶を売る燃料屋がいる。干した果物や水気の多いウリらしきものを売る果物屋の隣には、どうひいき目に見ても餌の足りていないみすぼらしい羊の群れを引き連れ、それでも傲然と肩をそびやかして立つ強気な家畜商人がいる。
その沿道の賑わいが、押し殺したようなどよめきに変わった。
――渉猟械だ!
――一台は故障してるみたいだな。どこかで戦でもあったのか?
一行の先頭に立って進むカイルダインと、その腕の中、お姫様抱っこに酷似した形で抱え上げられたマーガンディに群衆の視線が集まっている。
「お、おい。なんか注目されてるぞ」
こめかみを冷たい汗が伝い落ちるのは、この暑さのせいとばかりは思えない。
(何かまずいですか?)
カイルダインがこともなげに訊き返してくる。
「まずくはないが、どうも慣れないな」
ブルゼンで瓦礫の撤去作業に加わった時とはまた違う。あの場ではカイルダインは市民にとって明らかな『味方』で『救援者』だった。ここで俺たちに注がれているのは、強大な兵器に対する畏怖と、それが損傷しているという事実から連想される不穏な事態への。警戒の眼だ。そして、常に付きまとう何がしかの羨望。
これだけ離れていても、その感情はありありと伝わってくるように思える。
(佩用者ヴォルター。彼らが何を恐れ、あるいは期待しようとも、私たちはそんなものに心を砕く必要はありません)
「俺の頭の中を勝手に覗くなといっているだろう」
超然とした思念を送ってくるカイルダインに、俺はわずかな苛立ちと、とまどいを覚えた。
(共鳴している以上は仕方ありません。私たちはつまり、お互いの一部なのです――佩用者の中のお二人がそうであるように。いずれ私が力を取り戻していく過程で、佩用者にも私の情報系の内部を参照することが可能になるでしょう。その時をお待ちください)
「べつに、俺はお前の中をのぞかなくてもいいんだが」
(むう。つれないですね)
ふっとため息をついたかのような、妙な間があった。
(佩用者も理解しているはずです、私たちの持つ力がいかに圧倒的か、ということが。彼らがどんな思惑を持とうとも、私たちの力はそれを粉砕してしまえるのです)
「物騒なことを言うなあ。でもその割には、有翼獅子を持て余していたじゃないか」
山中での一幕を思い出す。あまりに小さく軽い標的には、カイルダインの鉄拳も効果を発揮できないのだ。
(せっかく元気づけようとしているのに。私にだって苦手はあります。ですが、それも佩用者の側でイメージできるようになれば解決できる問題です)
「簡単に言ってくれる……」
つまり、俺が修行なり特訓なりすればいいのだろうか。
(なあに、完全械態《マキシマ》が一部しか解放されていないこの状態でも、いま腕に抱えているような渉猟械くらいは、数十体単位で破壊できます。もっと楽観的に構えていて下さい)
カイルダインは俺の自問自答にをよそに、自らの破壊力をとうとうと語っている。
その言葉に、ふと思い出した光景があった。俺が最初に目覚めたあの廃墟のそば、丘陵の上にうずたかく積みあがった無数の護令械の残骸――
「あれは、お前がやったのか?」
(質問の意味を理解しました。ええ、あれは私と先代の佩用者が破壊したものです。不幸な誤解に基づいた事態でしたが、こちらとしても一方的に破壊されるわけにはいかなかったので)
カイルダインはそれっきり黙り込んだ。その様子はちょうど、ひどく不愉快なことを思い出してふさぎ込んだ人間のようだった。
その日の夕刻近くに、俺たちは北西街道からダンバーへと続く支道の分岐点に到達した。
ここまでのと同じく、沿道には旅人や物売りの商人たち、そのほか種々雑多な人々がひしめいている。だが、どうも様子がおかしい。
街道のずっと先のほうで、何か混乱が起きているようだ。それがさざ波のようにここまで伝播してきている。
俺たちが足元の群集に配慮して行軍を停止したちょうどその時、北西の方角からひときわ大きなどよめきが上がった。
「ヴォルター殿! カイルダインの操縦籠から何か見えぬか?」
フェルディナンドの操縦席からガラヴェインが呼びかける。彼もこの不穏な空気に敏感に反応しているらしかった。
「カイルダイン、操縦籠を閉じて鞍を定位置に戻してくれ。あの騒ぎの正体を確かめたい」
(了解です)
黙り込んでいたカイルダインもさすがに空気を読んでくれたようだ。操縦籠内部の映像面に街道の様子が映し出される。
街道が伸びていく方角に沿って地形は次第に傾斜を強め、その先はこれまで通ってきたのと遜色ないほどの、雄大な山地の奥へと続いている。
その山塊を背にこちらへと南下してくる、一群の行列があった。
(佩用者。映像を拡大しますので、ご確認ください)
映像が行列に向けてズームインする。何台もの輜重械を連ねた壮麗なものだが、その甲板上には何やらひどく場違いなものが見える。
(なんだ、ありゃあ)
埃にまみれ、薄汚れた顔を晒した人々がいた。荒っぽく梱包され、縄目の所々からこまごましたものがこぼれ落ちた荷物の山があった。
どう見ても沿道の住民よりさらに貧しいか、戦乱で焼け出された難民か何かだ。とてもこんな輜重械の行列を出せるとは思えない。
そして、列の先頭を進む一頭の騎雉が携える旗に、俺は目を奪われた。
光沢のあるオレンジ色の布に、青でくっきりと染め抜かれた紋章。神殿と花束、その中に黄金の天秤――見覚えのあるその意匠は、ブルゼンの長者ゴータムの旗に違いなかった。
「長者様!」
旗持ちのザイダに案内されて、長者ゴータムの輜重械へと駆け寄る。前に会った時とは打って変わって、その甲板の上には長者の随員がひしめいて、さながら通勤電車のような様相を呈していた。
その人垣の中から、長者が俺たちに手を振った。日傘や水差しを捧げ持つ女たちに囲まれているのは相変わらずだ。だがその華やかな天蓋は半ば閉じられ、担当の女は窮屈そうに肩をすぼめていた。
「おお、騎士殿……」
老人は俺たちのほうへ手を振った
「長者様、これは一体」
「トラスカン峠の関所手前で、守備兵に通行まかりならぬと言われてな。押し問答をしておるうちに北からこの者たちがやってきたのだ。怪我人や子供も多かったので我々の輜重械に乗せて運んだが……」
「北から?」
輜重械に乗せられた足弱の者たちは、いかにも着の身着のまま長い旅をしてきたといったいでたちだ。確かにブルゼンあたりの住人に比べると背が高く色白で、冷涼な土地の生まれらしく見えた。
「ここから北方っていったら……まさか」
パキラの顔色がさっと暗くかげった。従者ザイダがあの古めかしい言い回しで、パキラが恐れた言葉を告げる。
「これなる襤褸に身を包みし者たちは、北方の辺境、ボルミの地より難を逃れて参った由。彼らはかれこれ三十日近く、森林や沼沢に身を潜め、また臭跡の消える雨天をついて街道を進み、ようやく峠へたどり着いたとやら」
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