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行きたくない呼び出し 18
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この人は教師に向いてないんじゃないか?どうしてもそう思ってしまう。
「今日からお前たちの担任になる吉山叶屋だ。特に言うことはないがこれだけは言っておく。俺に迷惑だけはかけるなよ、以上終わりだ。解散。」
なんとも短いSHRだ。でも、すぐに帰ることができるからいいな。
「りーんー、もう帰るだろ。一緒に帰ろー。斗真も。」
「あー僕は委員会活動の様子見に行きたいから、2人は行かないの?」
「おー忘れてた。行こーかなー。燐は行く?」
同じくすっかり忘れていた。昨日は玲奈と全然話せなかったから今日帰ってから電話すると約束していたから少し浮かれていた。
(学校終わる時間玲ちゃんに教えてその時間に電話するって約束しちゃったし、玲ちゃんも悲しんじゃうから、、)
「明日行くよ。じゃまた明日ね。」
「ん、じゃーねー。」
「ばいばーい。」
あっさりと別れた。てっきり止められるかと思ったけど、まぁ説明するのも嫌だからよかった。
これで玲奈とたくさん話すことができると思っていたその時、
ピンポーンパーンポーン
放送がなった。
[一条燐さん、一条燐さん至急生徒会室まで来てください。繰り返しお知らせします。一条燐さん至急生徒会室まで来て下さい。]
なんだよ折角帰れると思ったのに。
「なんか、燐ドンマイ。」
裕也は、かわいそうな子を見るような目で見てくる。
そんな目で見るくらいなら変わってほしいくらいだよ。今日行くつもりなかったのに。
はー。行きたくない。
(今日、玲ちゃんが言ってたみたいにバックレちゃおっかなー)
心の中では実は学校より玲奈のことを優先的に考えている燐は本気で考えていた。だが、
「ちゃんと行きなよ燐。」
どうやら斗真にはバレていたようだ。この短時間でよくわかったな。
「今日からお前たちの担任になる吉山叶屋だ。特に言うことはないがこれだけは言っておく。俺に迷惑だけはかけるなよ、以上終わりだ。解散。」
なんとも短いSHRだ。でも、すぐに帰ることができるからいいな。
「りーんー、もう帰るだろ。一緒に帰ろー。斗真も。」
「あー僕は委員会活動の様子見に行きたいから、2人は行かないの?」
「おー忘れてた。行こーかなー。燐は行く?」
同じくすっかり忘れていた。昨日は玲奈と全然話せなかったから今日帰ってから電話すると約束していたから少し浮かれていた。
(学校終わる時間玲ちゃんに教えてその時間に電話するって約束しちゃったし、玲ちゃんも悲しんじゃうから、、)
「明日行くよ。じゃまた明日ね。」
「ん、じゃーねー。」
「ばいばーい。」
あっさりと別れた。てっきり止められるかと思ったけど、まぁ説明するのも嫌だからよかった。
これで玲奈とたくさん話すことができると思っていたその時、
ピンポーンパーンポーン
放送がなった。
[一条燐さん、一条燐さん至急生徒会室まで来てください。繰り返しお知らせします。一条燐さん至急生徒会室まで来て下さい。]
なんだよ折角帰れると思ったのに。
「なんか、燐ドンマイ。」
裕也は、かわいそうな子を見るような目で見てくる。
そんな目で見るくらいなら変わってほしいくらいだよ。今日行くつもりなかったのに。
はー。行きたくない。
(今日、玲ちゃんが言ってたみたいにバックレちゃおっかなー)
心の中では実は学校より玲奈のことを優先的に考えている燐は本気で考えていた。だが、
「ちゃんと行きなよ燐。」
どうやら斗真にはバレていたようだ。この短時間でよくわかったな。
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