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もうそれは、必要ありませんよね
返すべき恩を返して 1
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「素敵な式典でしたね」
魔力石が入れ替えられてひと月もしないうちに国王の交代を告げる式典が執り行われた。
春の挨拶まで待たなかったのは、冬を越えることになっては、また出席できない者が出てくるかもしれないという配慮のためだ。
今回の式典では新国王エーリックによって、ベルンハルトに公爵の位が与えられる。その場にロイエンタール夫妻が欠席するようなことは避けねばならなかった。
「あぁ。これでもう、取引の相手に困ることはなくなるだろう。ディースブルク伯爵に無理を押し付ける必要もなくなったな」
「やはり、ご無理を仰っていたのですね」
「さぁ。どうだろうか。無理を通したのは一度だけのつもりだったが」
ベルンハルトの執務室で繰り広げられる穏やかな会話。夏の間中ざわついていた心が、秋の爽やかな風に洗われていくようで、それを楽しむことのできる時間に、リーゼロッテは心から感謝していた。
相変わらず執務机の上には大量の書類が積みあがっており、冬を前にベルンハルトが更に忙しくなっていくことは間違いない。それでも、公爵になって以来交易の相手に困ることもなく、ロイスナーで作られる毛布や香水、リーゼロッテが作り出した魔力石をお守りへと加工したものが他領へと運ばれ、食料となって返ってくる。
今年の冬はこれまでと違う冬が待っているだろう。
「ふふっ。それは、あの春のお話ですね」
「またディースへも遊びに行くといい。それともこの間の様に招待するのもいいだろう」
「アマーリエからは、お茶会を開くようにとせつかれました」
「お茶会……そういえば昔母も何度か行っていたみたいだ」
「そうなのですね。それの主催をしなければならないみたいです。アマーリエが助けてくれるとは言ってくれたのですが」
「その辺りのことはアルベルトに聞くといい。それでいいだろうか?」
執務室の端でせわしなく動いていたアルベルトが、ベルンハルトに声をかけられ、その場で動きを止めた。
「お茶会ですか? もちろん、ご用意させていただきます」
「それとも、男爵となったというのに、そのような仕事では格にあわないかもしれないな?」
「ベルンハルト様。その御冗談はもうやめてください。私の仕事は何も変わりません」
先日ベルンハルトが公爵となると同時に男爵の爵位を与えられたアルベルトだが、その仕事はこれまでと何も変わることなく、ベルンハルトに付き従い相変わらず勤勉な態度を貫いている。
「アルベルトさん。その時は、お世話になります」
「ですから、お二人にお仕えすることが私の仕事です。そのようなお言葉、必要ないんですよ」
「うふふ。それにしても、先日のアルベルトさんも素敵でしたね」
リーゼロッテが思い出すのは、ベルンハルトと共に爵位を授かるアルベルトの姿。
多くの貴族に囲まれた場で、あのようにいられるのはさすが、ヘルムートの息子だということだろうか。
「その話をしたときは固まっていたのにな。あの場では堂々としたものだった」
「どうにか取り繕っただけです。内心はどうなることかと……そもそも、なぜ私なんです? 魔力石の捜索に尽力と国王陛下は仰っておられましたが、これといって何もしておりません。お二人とレティシア様によるものです」
「わかっている。だが、レティシアに爵位を与えるわけにもいかないだろう?」
「それは、そうですが」
「今後、私が領地を空ける時にここにいてもらうためだ」
「それも、承知しております……ですが」
ベルンハルトがどれだけ理由を明かしていっても、一向にアルベルトは納得しようとしない。
「他の理由がいるか?」
「あるのですか?!」
「ないわけではない」
「教えてください!」
普段では見ることのできないアルベルトの必死な表情に、ベルンハルトが心底楽しそうに笑う。
「リーゼに聞かれても?」
「わ、わたくしですか?」
二人の仲のよさを微笑ましく見ていたリーゼロッテは、突然呼ばれた自分の名前に慌てた。
「もしお邪魔でしたら退席いたしますね」
「構いません。教えてください」
「他領の伯爵家と縁を結ぶのであれば、相応の爵位が必要であろう?」
アルベルトの態度を面白がっていたベルンハルトが口にした、誰も予想していなかった理由。
「他領っ……」
ベルンハルトの言葉の意味を理解したアルベルトがこれ以上ないぐらいに頬を赤くして、俯いた。
「其方の淹れるお茶の味が変わった理由……違うだろうか? もし違ったとしても、先の理由がある。其方を男爵にする理由は変わりはしない」
「あ、あのっ。もしかして、他領の伯爵って……」
「あぁ。リーゼもよく知っているだろう?」
「はい……」
リーゼロッテが思い描いた親友の顔。それと同時に思い出すのは、ロイスナーで暮らせれば、ディースには魔力の強い男爵はもういない、そう言っていた記憶。
二人にとって幸せな未来が待っていることを願う。
「私ができるのはここまでだからな。後は其方の努力次第だ。ただ、どのような結果になろうとも、ロイスナーのことを心配する必要はない。其方が望む場所に行くべきだ」
自領地で結婚することを強いられているアマーリエの事情を理解したうえでのベルンハルトの言葉。
リーゼロッテはその気遣いに、自分のことのように嬉しくなった。
「そのようなこと、考えてもおりません」
ようやく顔を上げたアルベルトが消え入りそうな声で告げた。
「だめです! アマーリエは既に何人も婚約者をあてがわれていて……もし、もしそのつもりなら、急がないと」
「だそうだ。リーゼにお茶会を主催してもらうのが、一番だな」
「わたくし、頑張りますね!」
唇を一文字に結び、リーゼロッテは手に力を入れた。
その様子を見ながらベルンハルトが笑うのを見れば、その仮面の下の笑顔が本物だとわかる。
仮面の下に見える笑顔が、本物になってきたのはいつからだっただろうか。
白い仮面の下にあったはずのもう一つの仮面。貴族らしく感情を隠すその笑顔に、本音が見えないと思っていたはずなのに。
無機質な仮面を見つめていれば、視線に気がついたベルンハルトが優しく微笑む。
その奥に隠れた瞳を、眠ったままではない素顔を、見たいと思うのはわがままだろうか。
これ以上の幸せを望むのは、分不相応なのかもしれない。
(まだまだです!)
魔力石が入れ替えられてひと月もしないうちに国王の交代を告げる式典が執り行われた。
春の挨拶まで待たなかったのは、冬を越えることになっては、また出席できない者が出てくるかもしれないという配慮のためだ。
今回の式典では新国王エーリックによって、ベルンハルトに公爵の位が与えられる。その場にロイエンタール夫妻が欠席するようなことは避けねばならなかった。
「あぁ。これでもう、取引の相手に困ることはなくなるだろう。ディースブルク伯爵に無理を押し付ける必要もなくなったな」
「やはり、ご無理を仰っていたのですね」
「さぁ。どうだろうか。無理を通したのは一度だけのつもりだったが」
ベルンハルトの執務室で繰り広げられる穏やかな会話。夏の間中ざわついていた心が、秋の爽やかな風に洗われていくようで、それを楽しむことのできる時間に、リーゼロッテは心から感謝していた。
相変わらず執務机の上には大量の書類が積みあがっており、冬を前にベルンハルトが更に忙しくなっていくことは間違いない。それでも、公爵になって以来交易の相手に困ることもなく、ロイスナーで作られる毛布や香水、リーゼロッテが作り出した魔力石をお守りへと加工したものが他領へと運ばれ、食料となって返ってくる。
今年の冬はこれまでと違う冬が待っているだろう。
「ふふっ。それは、あの春のお話ですね」
「またディースへも遊びに行くといい。それともこの間の様に招待するのもいいだろう」
「アマーリエからは、お茶会を開くようにとせつかれました」
「お茶会……そういえば昔母も何度か行っていたみたいだ」
「そうなのですね。それの主催をしなければならないみたいです。アマーリエが助けてくれるとは言ってくれたのですが」
「その辺りのことはアルベルトに聞くといい。それでいいだろうか?」
執務室の端でせわしなく動いていたアルベルトが、ベルンハルトに声をかけられ、その場で動きを止めた。
「お茶会ですか? もちろん、ご用意させていただきます」
「それとも、男爵となったというのに、そのような仕事では格にあわないかもしれないな?」
「ベルンハルト様。その御冗談はもうやめてください。私の仕事は何も変わりません」
先日ベルンハルトが公爵となると同時に男爵の爵位を与えられたアルベルトだが、その仕事はこれまでと何も変わることなく、ベルンハルトに付き従い相変わらず勤勉な態度を貫いている。
「アルベルトさん。その時は、お世話になります」
「ですから、お二人にお仕えすることが私の仕事です。そのようなお言葉、必要ないんですよ」
「うふふ。それにしても、先日のアルベルトさんも素敵でしたね」
リーゼロッテが思い出すのは、ベルンハルトと共に爵位を授かるアルベルトの姿。
多くの貴族に囲まれた場で、あのようにいられるのはさすが、ヘルムートの息子だということだろうか。
「その話をしたときは固まっていたのにな。あの場では堂々としたものだった」
「どうにか取り繕っただけです。内心はどうなることかと……そもそも、なぜ私なんです? 魔力石の捜索に尽力と国王陛下は仰っておられましたが、これといって何もしておりません。お二人とレティシア様によるものです」
「わかっている。だが、レティシアに爵位を与えるわけにもいかないだろう?」
「それは、そうですが」
「今後、私が領地を空ける時にここにいてもらうためだ」
「それも、承知しております……ですが」
ベルンハルトがどれだけ理由を明かしていっても、一向にアルベルトは納得しようとしない。
「他の理由がいるか?」
「あるのですか?!」
「ないわけではない」
「教えてください!」
普段では見ることのできないアルベルトの必死な表情に、ベルンハルトが心底楽しそうに笑う。
「リーゼに聞かれても?」
「わ、わたくしですか?」
二人の仲のよさを微笑ましく見ていたリーゼロッテは、突然呼ばれた自分の名前に慌てた。
「もしお邪魔でしたら退席いたしますね」
「構いません。教えてください」
「他領の伯爵家と縁を結ぶのであれば、相応の爵位が必要であろう?」
アルベルトの態度を面白がっていたベルンハルトが口にした、誰も予想していなかった理由。
「他領っ……」
ベルンハルトの言葉の意味を理解したアルベルトがこれ以上ないぐらいに頬を赤くして、俯いた。
「其方の淹れるお茶の味が変わった理由……違うだろうか? もし違ったとしても、先の理由がある。其方を男爵にする理由は変わりはしない」
「あ、あのっ。もしかして、他領の伯爵って……」
「あぁ。リーゼもよく知っているだろう?」
「はい……」
リーゼロッテが思い描いた親友の顔。それと同時に思い出すのは、ロイスナーで暮らせれば、ディースには魔力の強い男爵はもういない、そう言っていた記憶。
二人にとって幸せな未来が待っていることを願う。
「私ができるのはここまでだからな。後は其方の努力次第だ。ただ、どのような結果になろうとも、ロイスナーのことを心配する必要はない。其方が望む場所に行くべきだ」
自領地で結婚することを強いられているアマーリエの事情を理解したうえでのベルンハルトの言葉。
リーゼロッテはその気遣いに、自分のことのように嬉しくなった。
「そのようなこと、考えてもおりません」
ようやく顔を上げたアルベルトが消え入りそうな声で告げた。
「だめです! アマーリエは既に何人も婚約者をあてがわれていて……もし、もしそのつもりなら、急がないと」
「だそうだ。リーゼにお茶会を主催してもらうのが、一番だな」
「わたくし、頑張りますね!」
唇を一文字に結び、リーゼロッテは手に力を入れた。
その様子を見ながらベルンハルトが笑うのを見れば、その仮面の下の笑顔が本物だとわかる。
仮面の下に見える笑顔が、本物になってきたのはいつからだっただろうか。
白い仮面の下にあったはずのもう一つの仮面。貴族らしく感情を隠すその笑顔に、本音が見えないと思っていたはずなのに。
無機質な仮面を見つめていれば、視線に気がついたベルンハルトが優しく微笑む。
その奥に隠れた瞳を、眠ったままではない素顔を、見たいと思うのはわがままだろうか。
これ以上の幸せを望むのは、分不相応なのかもしれない。
(まだまだです!)
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