27 / 31
27
しおりを挟む
時計塔を出ると、僕はNORIKOのいる森へと急いで戻った。
NORIKOは、またピアノを弾いていた。肩で息をしながら、僕はNORIKOの前に立った。
「思い出せたんでしょ」
演奏を止めると、NORIKOは、僕を見上げて言った。
「ああ、全てを思い出したよ」
時計塔の鍵を、NORIKOに返しながら、僕は言った。
「そして記憶を取り戻したら、きみの抱えている問題が、本当は何なのかもわかったんだ」
NORIKOは、またピアノを弾いていた。肩で息をしながら、僕はNORIKOの前に立った。
「思い出せたんでしょ」
演奏を止めると、NORIKOは、僕を見上げて言った。
「ああ、全てを思い出したよ」
時計塔の鍵を、NORIKOに返しながら、僕は言った。
「そして記憶を取り戻したら、きみの抱えている問題が、本当は何なのかもわかったんだ」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる