【完結！】冤罪かけられて、流刑になったから流刑先の都市を最高にしたいと思います

第一章 都市開発

市長としての第一歩？

……….どうしようか……

「ちなみになんで俺のために働きたいと？」

「それは……」

「ん？」

「その……まだ…言えません」

何故か頬を赤らめている…走ってきたし熱なのか？

「そうか……わかった、いいぞ」

「本当ですか！？ありがとうございます！」

「ああ、こちらこそありがとうな」

こうして、俺の秘書ができた。

「じゃあ早速、何します？」

「うーん……治安改善かな、おーい柄の悪そうなあなた、この街どのぐらい治安悪い？」

「おいおいグレイさぁん、名前で呼んでほしいぜぇ。」

そうだ、俺この人の名前まだ知らないんだった。

「あっ、ごめん、名前はなんていうんだ？」

「俺の名前はぁ、ナガヘだぁ」

「そうか、よろしくな。ナガヘ」

「おう！」

「んで…どんぐらい治安悪いの？」

「んぅー、地獄隊がだいぶ下げてたからなぁ…グレイさんのおかげでだいぶ良くなったぞ」

「なるほどね……」

「でも…確か犯罪者が集まるとかなんとか聞いたような気がするけど…」

そうだ、新聞で見たときは前科率がひたすら高かったような気がするな。

「そりゃそうだなぁ、ここ流刑先の代表みたいなもんだしぃ」

「そうか…んじゃ金稼ぎ？」

「そうですね、頑張りましょう、この街の復興のために！」

アイはやる気満々だ。

「ナガへ、なんか情報ある？」

「おうぅ…あるぜぇ…」

「教えてくれ」

「確かここから北にドラゴンが出たとの噂だぁ。そのドラゴンの鱗一つ剥ぎ取ればぁ、家ぐらいは買えるぅ」

ドラゴンか…確か冒険者やっていた頃は一撃で倒したことがあるな。

「そんなの倒せばよくね？」

「いやいやいや、ドラゴンですよ！？無理に決まってるじゃないですか……」

「え？そうなのか？」

「当たり前です……」

「んじゃ、俺行ってくるわ」

「え？今から行くんですか？」

「おう、別に苦戦する相手でもないしな。」

「そうですが……」

「じゃあ行って来る」

「はい……気をつけてくださいね」

俺は家を出た。

「よしっ！頑張るか！」

俺はドラゴンを倒しに行くことにした。

街を出て北へ歩いた、するとそこには……

「いたな」

俺はドラゴンを見つけた、体長は約20m程だろう。

「久しぶりにやるかな」

俺が構えると……

「ブォォォォオ！！！！」

すざましい咆哮！！うるせえ！！

「うるせえんだよ！さっさと鱗渡せ！」

「ブオオオッッ！！！」

また叫び出した。しかも今度は火まで吐いてきやがった。

「そういうのいいから！」

俺は魔術で火を消した！

「次はこっちからだ！」

俺は鼻に一瞬で移動して……

「おらぁ！」

パンチを放った。そして、ドラゴンは倒れた

「ふぅ……終わったな」

さて、こいつを持って。どっかに売り捌くか。俺はドラゴンを
持ち上げて歩き始めた。

「とりあえず……家に帰ろ。」