【完結!】冤罪かけられて、流刑になったから流刑先の都市を最高にしたいと思います

2キセイセ

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第二章 魔術事変

失踪

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こうして、俺とアイは、魔物を倒すことにした。

「アイ、戦えるか?」

「はい!大丈夫です!」

俺は魔物を倒していく。

「おらっ!」

魔物はどんどん倒れていくが…

「クソっ、きりがねぇ…」

倒しても、倒しても、魔物が出てくる。

「グレイさん!こっちの魔物はやりました!」

「ありがとう、アイ」

だが、状況は変わらず……
 
「ダメだ……このままだと……」

はぁ…あれ使うか…あんましたくないけど。

「アイ、離れてろ、巻き込まれるぞ」

「え?」

戸惑っている…離れるまでは発動できない…

「わかりました!今すぐ離れます!」

よしっ…離れてくれた、あとはぶっ放すだけだ!

俺は深呼吸する。そして魔力を高める。

「はあぁぁぁ!!!!」

そして、魔術を放つ!

ーーーギュュュュユン!!ーーーー

「ふう……」

なんとかなったか?

「グレイさん…あの…下をみてください」

「ん?」

俺は振り向く。どうやら魔物の集落だった場所は全て消滅したようだ

「おお……」

そして魔物は全ていなくなった。

「これで、終わりかな?」

アイがこちらへ来る。

「いや……まだだ」

「どうしてですか?」

「理由はあとだ、早く都市に戻るぞ!」

「えっ?ちょっと待ってくださいよ~」


ーーーーー


俺達はマッタンヘ到着した…そして異変に気づいてしまった…

「どこにいるの?」

「わからない…飛び立ったかもしれないし…何処にいるんだ…」

クロナの姿が見当たらないのだ。

「まさか……逃げ出したんじゃ…」

「そんなことはない、絶対に見つける!」

「そうですね……」

ーーーーーー

「クロナは飛び立った、必ず返ってくると信じよう、今は市民の安全だ!」

「はい!グレイさん!」

俺達は、次に騎士団と楽遊団の元に向かった。

「リリア!」

「ん?何かありましたか?」

「実は……」

~~説明中~~

「ふむ……地下に魔物の集落があったと」

リリアのことは疑わしい、だったら早く帰ってもらうことが第一の対策だ。

「ああ、そうだ、これで一件落着だな」

「じゃあ、私達はも協力しましょうか?」

「えっ、なんで?あなた達にはサーカスが…」

「いいんですよ、とりあえず2人1組で行動しません?1人だと不安だ」

「わかった、俺達は少し騎士団と警備しておくよ、リリアも来るか?」

「もちろん」
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