どうやら、自然消滅した元カレに復讐されるようだ

未知 道

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13.紀伊羅 満

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 本当に、光樹は俺との記憶だけは残っていた。
 そして光樹の言葉から、「満だから大事にするんだ」と俺のことが特別だと言われたことで、お互いにすれ違いがあったことに気付いた。

 確かに、光樹には裏切られた。
 だが、ちゃんと話し合わずに俺は光樹の気持ちを決めつけてしまった。
 以前の光樹なら、背景までしっかりと説明することが出来ただろう。今はおおよその説明しか出来ない。
 ――けど、だからこそ……真っ直ぐに『大好き』を伝えられて、苦しくなった。


 涙がつぎつぎに頬を伝い、止めようとしたが止まらない。

「み、満どうしたの? なんで泣くの?」

 光樹は俺を覗き込んだり、頭を撫でたり、背中を擦ったりと一生懸命に泣き止ませようとしてくる。

「光樹、俺とのことを覚えてるなら……。俺がお前にしたことも……覚えてるよな? 俺はお前の頭をぶっ壊した。俺を許せないと憎み、大嫌いになってもいいんだ」

 光樹にぐっと顔を上げられて、口を塞がれた。
 光樹にしては珍しく、荒めに口付けを交わされる。

 しばらくして顔を離され――目に映った光樹は、怒ったような表情を浮かべていた。

「満、言ったじゃんか! 俺のこと『何があったとしても、大好きなままだ』って! 俺もそうに決まってるでしょ! もういい! そんなこと言った満のお口、食べちゃうからっ!」
「は……? ――んぅ"っ!? い"、痛っ……! 噛むなって……っ、こらっ!」

 光樹にカジカジと唇を噛みつかれて、慌てて引き離した。

「はなせ~!」

 獲物を狩るような目をし、バタバタと暴れながらも俺の口を見ている光樹にヒヤリとする。

 おっ、おい……。こいつ、マジで俺の口食べようとしてんのかっ!?

 恐怖によって、すっかり涙が引っ込んだ。
 光樹の意識をなんとかして違う方に逸らすため、今もこちらをギラギラと見ている光樹を押し倒した。

「口がなくなったら光樹とキス出来なくなるだろ? だから代わりに、俺のを光樹のココで食べてくれよ」

 光樹の臀部に、俺のモノをグリグリと押し付ける。

「あっ……! で、でも、まだ俺のを……」
「光樹がしたらいつも長いだろ。俺がする倍の回数してんだから、順番にさせろよな」

 狂暴な目をしていた光樹が子供のような純粋な目に戻り、ホッとする。
 けど、ただ純真な子供じゃなく爆弾を抱えた危険な子供だ。これからは、怒らせないように気を付けようと心に決めた。

 ――光樹の脚を持ち上げ、先ほど俺がされたように舌を使って蕾をゆっくりと解していく。
 光樹は何か拘りがあるのか、指を使うより唇や舌でオーラル行為をしている。
 だから俺も、今回は口だけを使って解すようにした。
 すると、光樹は俺をうっとりと見つめているから、視覚による興奮作用があるのかもしれない。

 蕾に舌を入れ掻き回して啜っていると、光樹はヒクヒクと身体を痙攣させて、指でするとは比べ物にならないほどに絶頂していた。
 じゅるるッと強く啜ってから、柔らかく解れた蕾から口を離す。

「俺の口、気持ちいいか? お前が食べたら、二度とこうすることは出来ねぇぞ? いいのか?」
「んん、やっ、やだ……。じゃあ、食べない!」

 光樹は必死な表情で「絶対に食べないから、またして」と俺に訴えてきた。

「食べないなら、またしてやる」

 光輝は嬉しそうに頬を染めた。
 これなら、口を食べられる心配は無くなっただろうと安心する。

「光樹、いれるからな?」
「うんっ……」

 浅いところで二、三度出し入れをして、ちゃんと解れたのを確認し――ぐちゅんッ! と奥まで埋め込む。

「あっ、あふっ……お腹、いっぱい……!」
「まだ、お腹いっぱいって言うには早いぞ。今からたくさん、俺のをここまで飲ませんだからな」

 グッと、ヘソの上辺りを押す。

「うん、うん……! 満のたくさん飲ませて!」

 光樹はとろりと表情を緩ませ、ナカを痛いくらいに締めてきた。

「ぅ……っ、まったく、気が早いな……」

 狭く締まっているナカを広げるように、激しく腰を打ち付ける。
 ナカの壁がうねり俺のモノに絡み付きながら精をねだってきて、すぐに吐き出してしまいそうなのを耐えて光樹の身体を突き上げる。

「あっ……! 満のお尻から、俺のが零れちゃってる……指で蓋しなきゃ……!」

 光樹が奥に吐き出した精が、この激しい動きで下がってきたのだろう。タラリと脚に零れていた。
 それを光樹が指で掬って後孔に戻し――精を奥に戻そうとしているのか、指を前後しクチュクチュと音が立つ。

「……ッ! はっ、光樹……止めっ!」

 初めは1本だった指が2本、3本に増やされ、上手く戻せないからかグチャグチャと後孔を掻き回すように壁に擦り付けてくる。
 泡が弾けたような音が鳴っているから、泡立つ程にナカを掻き混ぜられているのだろう。
 自身の口から喘ぎ声まで漏れ出してきてしまい、今は攻めているはずなのに光樹に抱かれているようだった。

「……チッ! ざっけるな、指を抜けっ!」

 なんだか恥ずかしくなり、光樹の手を掴んだ。

「やだ!」

 ――ぐちゃッ! 光樹の指、全部が入れられたのか、後孔に強い衝撃が走り凄まじい快楽に襲われた。

「ひ――――ッぁああーーっ!!」

 ビクビクビクと身体を震わせ、熱を吐き出していく。

「あっ、ああっ……ん、いっ、いく……!」

 光樹も達したのかズボッと勢いよく指が全て抜かれ、深く埋めているナカがぎゅうぎゅうと強く締まる。

 ――ごぷぷぷッ! 音を立たせながら、俺の後孔から泡立ったものがドロドロと零れ落ちてきた。
 いま精を吐き出し、下腹部に力が入っているから余計に、ボタリボタリと泡立つものが大量に溢れだしてくる。

「はっ、はっ……」

 ジィンと身体や頭が痺れ、息も苦しい。
 光樹に覆い被さるようにして、息を整える。

「ああ……こんな、いっぱい漏れてる……」
「……はっ、え……? こ、光樹! 待っ、待って!」

 ぶちゅんッと弾けるような音が鳴り――パンパンパンと乾いた音を立たせ、身体を貫かれた。

「ああっ、光樹っ……あっ、ああっ……駄目だ、またっ……ひぁああーーっ!」
「すぐ、出てきちゃうから……もっともっと、満の奥に入れないと……!」
「いっ、てる、いまっ……待っ……んぁあっ、ああっ!!」

 下からガクガクと揺さぶられ、満にしがみつく。
『駄目だ』とか『待って』などと言っても満は止まらず――日が昇るまで、満は俺の身体を激しく揺さぶっていた。


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