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凶禍の蒼い悪魔の話
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散々良い様に扱われ軋む体を動かすのも億劫で……横になったままの俺の側でリーダーが土下座をしている。
「……主、本当に申し訳ない!!」
「もう良い……大きい声ださないでくれ……」
許す訳じゃないがただ静かにしてて欲しい。
魔物の方が優しいんだなぁ……。
アスに抱かれた後は気怠さはあったが体にダメージはほぼ無かった。
「魔物にも穢された身だ。今さらもったいぶる気もない……だからといってこういう事を楽しむつもりは俺にはない。用が済んだなら、もう出て行ってくれ……」
気にしなくていいから出て行けと行ったのにリーダーはその額に青筋を立てて怒りだした。
「魔物に犯された!?その魔物の名は!?くそっ!!殺してやる!!」
自分の事は棚に上げてレイプ犯が強姦魔にキレてる。
「止めとけ。お前が敵う相手じゃないと思うし……あいつの求婚を蹴って逃げて来たんだ。居場所がバレたら連れ戻されるし大人しくしててよ……」
「あんな事をした俺の心配をしてくれるなんて……主は神か、天使かっ!!必ずその魔物を討って貴方を自由にしてみせます!!」
随分と思い込みの激しい男だ。
お前の心配じゃない俺の身を心配してるんだ。
痛む体をガクガク揺すって来る。
この辺の魔物にやられるレベルの奴らだ……どうせ、一応ボスであるらしい、あいつの元までは行けないだろうと白状した。
「アストラウス……」
瞬時にリーダーの顔が凍り付いた。
「凶禍の蒼い悪魔……アストラウス?」
あいつ格好だけじゃなくて呼び名も厨二病だな……。
取りあえずリーダーが静かになったし大分体も動く様になったので、ブツブツ何かを言っているリーダーは放っておいて家に帰る事にした。
家に帰って湯に浸かる……。
はぁ……疲れた。
恩を仇で返された……て事だよな。
ブクブク……お湯に顔をつけた。
涙はお湯に憂いとともに流れて消える。
大丈夫。
終わった事は忘れろ、明日は明日の風が吹く。
諦めが早いのが俺の良いところだ……この先の幸せな人生だってもう諦めているんだから。
お風呂上がりに、麦茶を飲んでいるとタブレットが光っている。
見てみるとステータスとエスケープのアイコンに『NEW』マークがついている。
ステータスを開いてみると、レベルが上がっている。
レベル.5……0100/4000
何をして経験値が上がったんだろう?
『回想』にも『NEW』マーク。
『映像』を見なきゃ良いんだよな……。
『アストラウス』の文字の次に『クラウス』の文字があった。
リーダー、クラウスって名前なのか。
『クラウス』をタップすると、
『クラウス』……23歳 パーティー名 ガーディアンのリーダー。
レベル.124
アスとはレベルが違うわ……クラウスが弱いのかアスが強すぎるのかわからないけど……思い込みの激しいクラウスが暴走しない事を祈ろう。
ホーム画面に戻りエスケープのアイコンをタップしてみる。
『エスケープ』……ダンジョンからの脱出。
え……良いじゃん。
脱出できるの?
脱出ボタンをタップすると……。
【残高が不足しています 0000000/9999999G】
お金かかるのかよ!?
お金の価値がわかんないからどれぐらい大変なのかわかんないんだけど……俺の所持金0じゃん。
脱出は諦め、気持ちを切り替える為に寝る事にした。
「……主、本当に申し訳ない!!」
「もう良い……大きい声ださないでくれ……」
許す訳じゃないがただ静かにしてて欲しい。
魔物の方が優しいんだなぁ……。
アスに抱かれた後は気怠さはあったが体にダメージはほぼ無かった。
「魔物にも穢された身だ。今さらもったいぶる気もない……だからといってこういう事を楽しむつもりは俺にはない。用が済んだなら、もう出て行ってくれ……」
気にしなくていいから出て行けと行ったのにリーダーはその額に青筋を立てて怒りだした。
「魔物に犯された!?その魔物の名は!?くそっ!!殺してやる!!」
自分の事は棚に上げてレイプ犯が強姦魔にキレてる。
「止めとけ。お前が敵う相手じゃないと思うし……あいつの求婚を蹴って逃げて来たんだ。居場所がバレたら連れ戻されるし大人しくしててよ……」
「あんな事をした俺の心配をしてくれるなんて……主は神か、天使かっ!!必ずその魔物を討って貴方を自由にしてみせます!!」
随分と思い込みの激しい男だ。
お前の心配じゃない俺の身を心配してるんだ。
痛む体をガクガク揺すって来る。
この辺の魔物にやられるレベルの奴らだ……どうせ、一応ボスであるらしい、あいつの元までは行けないだろうと白状した。
「アストラウス……」
瞬時にリーダーの顔が凍り付いた。
「凶禍の蒼い悪魔……アストラウス?」
あいつ格好だけじゃなくて呼び名も厨二病だな……。
取りあえずリーダーが静かになったし大分体も動く様になったので、ブツブツ何かを言っているリーダーは放っておいて家に帰る事にした。
家に帰って湯に浸かる……。
はぁ……疲れた。
恩を仇で返された……て事だよな。
ブクブク……お湯に顔をつけた。
涙はお湯に憂いとともに流れて消える。
大丈夫。
終わった事は忘れろ、明日は明日の風が吹く。
諦めが早いのが俺の良いところだ……この先の幸せな人生だってもう諦めているんだから。
お風呂上がりに、麦茶を飲んでいるとタブレットが光っている。
見てみるとステータスとエスケープのアイコンに『NEW』マークがついている。
ステータスを開いてみると、レベルが上がっている。
レベル.5……0100/4000
何をして経験値が上がったんだろう?
『回想』にも『NEW』マーク。
『映像』を見なきゃ良いんだよな……。
『アストラウス』の文字の次に『クラウス』の文字があった。
リーダー、クラウスって名前なのか。
『クラウス』をタップすると、
『クラウス』……23歳 パーティー名 ガーディアンのリーダー。
レベル.124
アスとはレベルが違うわ……クラウスが弱いのかアスが強すぎるのかわからないけど……思い込みの激しいクラウスが暴走しない事を祈ろう。
ホーム画面に戻りエスケープのアイコンをタップしてみる。
『エスケープ』……ダンジョンからの脱出。
え……良いじゃん。
脱出できるの?
脱出ボタンをタップすると……。
【残高が不足しています 0000000/9999999G】
お金かかるのかよ!?
お金の価値がわかんないからどれぐらい大変なのかわかんないんだけど……俺の所持金0じゃん。
脱出は諦め、気持ちを切り替える為に寝る事にした。
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