最凶のダンジョンで宿屋経営

藤雪たすく

文字の大きさ
15 / 106

狼王子の話

しおりを挟む
「ど……どちら様……?」

「俺は人狼族の第三皇子ヒュウガ。魔物にやられここまで逃げて来たのだが……命を助けて頂いたお礼をしたい」

お礼?お礼ってこういう感じだっけ?どう考えてもバックから襲われてる様にしか思えないのだが?

「全身全霊をかけて貴方に最上の快楽を……」

「ひゃっ!!」

耳をべろりと舐められた。

「いらない!!そんなのいらないです!!」

「そんなの……?人狼族にとって王家の子種を受ける事は至福。褒美や世話になった者へ子種を授けるのは最上級の礼だ」

「いやいや!!俺は人狼族じゃないから……ね?子種貰っても子供産めないし!!」

丁重にお断りするが、俺の上からどくどころか背後から俺のモノを握り込んできた。

「ふわぁっ!?」

「俺は運が良い……恩人がこんなに可愛い人間だなんて……興奮する……あぁ、こんなに小さな体を壊してしまわないか心配だ」

首筋をペロペロ嘗められる。

「ひぁ、はぁ……はぅん」

心配なら止めてくださいよ……。
ぺろんとあっさりズボンと下着をずらされお尻を晒され、逃げようとする腰を捕まれた。

「あひゃぁっ!?」

お尻にいきなり冷たい水を掛けられた。
驚いて跳ね上がったお尻に……舌。
穴を……穴を舐められてる!?
チロチロと舌先が穴を抉じ開けようとする。

「やめ……やめて……」

ゾワゾワした快感が体を走る。

「ん?もしかして馴れてるのか?違う男の匂いがするな……」

背後で狼さんの瞳がギラリと光った様な気配を感じた……。
馴れてない……馴れてませんよ?
冷や汗がこめかみを伝った。

「大人しそうな顔をしてたから優しくしなければと思ったが……馴れてるなら手加減はしなくても良さそうだ」

言うなり、グッと腰を押し付けて俺の中にヤツのモノを無遠慮に押し込んで来た。

「くっ……!!」

違和感はあるがそこまでの圧迫感は無い……体の割に……小さい?
体の大きさからかなりの痛みを覚悟していたが、ちょっと安心した。
どうせやられるなら、痛くない方が良……いっ!?

「な……何?」

中に入れられたモノが内側から、ギチギチと入り口を広げてくる。俺の中で、どんどん大きさと硬度を増していく。

「や……やだぁ……もう……これ以上、大きくならないでぇ!!」

俺の首筋を噛んでいた男が嬉しそうに顔を上げた。

「無理だ……貴方の中は気持ちいいな……どんどん大きくなってしまう……」

怒張したものを抜き差しし始めた狼は、はぁ、はぁと掠れた息づかいで人間技ではない腰使いと体力でもって俺に腰を打ちつけ続けた。内臓が引き摺り出されているのではと思うほど俺の中をかき乱す。

「あ、あ……う……ぅ……」

激しすぎるピストン運動と、大きさと、持続力に俺はいつの間にか意識を手放していた。
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

ギルド職員は高ランク冒険者の執愛に気づかない

Ayari(橋本彩里)
BL
王都東支部の冒険者ギルド職員として働いているノアは、本部ギルドの嫌がらせに腹を立て飲みすぎ、酔った勢いで見知らぬ男性と夜をともにしてしまう。 かなり戸惑ったが、一夜限りだし相手もそう望んでいるだろうと挨拶もせずその場を後にした。 後日、一夜の相手が有名な高ランク冒険者パーティの一人、美貌の魔剣士ブラムウェルだと知る。 群れることを嫌い他者を寄せ付けないと噂されるブラムウェルだがノアには態度が違って…… 冷淡冒険者(ノア限定で世話焼き甘えた)とマイペースギルド職員、周囲の思惑や過去が交差する。 表紙は友人絵師kouma.作です♪

嫌われ者の長男

りんか
BL
学校ではいじめられ、家でも誰からも愛してもらえない少年 岬。彼の家族は弟達だけ母親は幼い時に他界。一つずつ離れた五人の弟がいる。だけど弟達は岬には無関心で岬もそれはわかってるけど弟達の役に立つために頑張ってるそんな時とある事件が起きて.....

悪役令嬢の兄、閨の講義をする。

猫宮乾
BL
 ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

魔法学園の悪役令息ー替え玉を務めさせていただきます

オカメ颯記
BL
田舎の王国出身のランドルフ・コンラートは、小さいころに自分を養子に出した実家に呼び戻される。行方不明になった兄弟の身代わりとなって、魔道学園に通ってほしいというのだ。 魔法なんて全く使えない抗議したものの、丸め込まれたランドルフはデリン大公家の公子ローレンスとして学園に復学することになる。無口でおとなしいという触れ込みの兄弟は、学園では悪役令息としてわがままにふるまっていた。顔も名前も知らない知人たちに囲まれて、因縁をつけられたり、王族を殴り倒したり。同室の相棒には偽物であることをすぐに看破されてしまうし、どうやって学園生活をおくればいいのか。混乱の中で、何の情報もないまま、王子たちの勢力争いに巻き込まれていく。

妹を救うためにヒロインを口説いたら、王子に求愛されました。

藤原遊
BL
乙女ゲームの悪役令息に転生したアラン。 妹リリィが「悪役令嬢として断罪される」未来を変えるため、 彼は決意する――ヒロインを先に口説けば、妹は破滅しない、と。 だがその“奇行”を見ていた王太子シリウスが、 なぜかアラン本人に興味を持ち始める。 「君は、なぜそこまで必死なんだ?」 「妹のためです!」 ……噛み合わないはずの会話が、少しずつ心を動かしていく。 妹は完璧令嬢、でも内心は隠れ腐女子。 ヒロインは巻き込まれて腐女子覚醒。 そして王子と悪役令息は、誰も知らない“仮面の恋”へ――。 断罪回避から始まる勘違い転生BL×宮廷ラブストーリー。 誰も不幸にならない、偽りと真実のハッピーエンド。

処理中です...