姉の変な薬のせいで女になった親友はかわいい

皐月 ゆり

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第5話

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「なぁ、もう一度触れよ」
 スカッと動画を見ていると声をかけられ、振り返ればまだ頬を赤く染めている真琴と目が合う。
「どこを?」
 俺が聞けば、タオルをめくって胸をあらわにする。
「ここ。つままれるの気持ちよかった」
 恥ずかしげにいうその顔がかわいくて、スマートフォンを投げ出し、俺はベッドの上に乗り、乳首に手を伸ばす。
「んぅ……」
 乳首をくにくにと揉むと、声を我慢しようとしている真琴からそれでも声が漏れる
「そんなに我慢しなくてもいいんじゃないか?」
 その言葉に真琴は顔を隠しながら答える。
「男が情けない声出すわけにはいかねぇだろ」
 今は女じゃん。そうツッコミをいれてもよかったが、そこまで我慢されると逆に声を出させたくなる。
「舐めてもいいか?」
 真琴が頷いたのを見てから、片方の乳首はつまんだまま、顔を近づけて乳首に吸いついた。
 小さな飴玉のような乳首を舌で転がすと、んぅと息を吐くように真琴が声を漏らす。
 口の中で乳首を攻めながら、片手でまだかかっているバスタオルをめくって、素肌を撫でていく。
 指先が肌を這うたびに体をびくつかせる真琴の顔を見れば、頬は上気し、息が上がってものすごく艶っぽい。息を吐くその唇にキスがしたくなる。
「キスしていいか?」
 潤んだ瞳で俺を見つめ、小さく頷いた真琴。あまりのかわいさに気持ちを抑えるのに必死だった。
 なるべく優しく触れた唇は、ただ柔らかく気持ちがいい。初体験の気持ちよさに、何度も何度もくっつける。
 これだけでもここまで気持ちがいいのに、舌を入れればどうなるのだろう。
「舌入れても……」
「何してもいいからいちいち聞くなよ。恥ずかしい」
 途中で言葉を遮られて、口も目も閉じたまま待つ真琴の唇に舌を這わす。目はぎゅっと閉じたままだったが、唇がわずかに開いて、そこから少し強引に舌を入れた。
 たいして味はしなかった。
 柔らかな口の中、真琴の舌は俺の舌におずおずと絡みにくる。
 互いにぎこちない動きだったが、気持ちがいい。ずっとしていたい。
 舌を絡ませながら真琴の胸を揉み、乳首を触る。だんだんむずむずしてきて、腰が勝手に動き出して真琴に擦りつけてしまう。
 早く真琴の中にいれてみたい。だけど、女の初めてって痛いんだよな。
 唇を離し、耳や首筋に舌を這わす。
 恐る恐る下に手を伸ばし足を掴んで開こうとする。最初は抵抗があったが、すぐにそこは開いた。
 内ももを撫で下りて、黒い茂みをかきわけて触れた割れ目は潤っていて、遠慮する間もなく指をするりとくわえこむ。
 もう一本どうだろうか? 指を追加してみるが痛がるそぶりはない。
 これなら俺のモノをいれても大丈夫か?
 起き上がって真琴の足の間に移動する。
「あっ、ゴム……」
「そんなのいらねぇよ。体液摂取しろっていわれてんだし」
 生で中にいれる。早く入れたい衝動を必死に抑えて、真琴が痛くないようにしなければと思いながら、先端を入口にあてた。
 ヌルヌルが先端に絡みついて、ゆっくりと中に入ろうとするのに、腰が勝手に焦って場所も角度もよくわからず進んでしまう。そのまま滑って割れ目をなぞる。
「あぁっ……」
 敏感なところにこすれてしまったようで、真琴の体が跳ねてかわいい声が響く。
 もう一度と挑戦すれば少しだけ抵抗があった後、ヌルヌルで柔らかく温かい中に俺のモノが吸い込まれていくようだった。
 そのまま奥まで突き進みたい衝動に抗い、息を吐く。
「真琴、大丈夫か?」
 苦しいのか痛いのか、どっちともとれる顔でただ首を縦に振る真琴。
 そのままの体勢で我慢していることもできずに、俺はさらに奥へと進んだ。
「あっ、ちょっと痛いっ……」
 その苦し気な声に腰を止めた。
「もうちょっとで全部入りそうだけど、辞めるか?」
 俺は辞めたくなんかなかったし、早く射精したくて仕方なかったがそういった。これ以上は痛がっても辞めることなんてできなくなりそうだったからだ。
「優しくしてくれたら、大丈夫」
「もう辞めてやれないからな」
 最後にもう一度確認して、奥までゆっくり進んでいった。
 全部入って一度息を整えた。見下ろした真琴は苦しそうな顔で、肩が上下している。俺のモノでこんなになっているのかと思うと、愛しくかわいかった。
 真琴の顔の横に肘をついておでこにキスをする。
「ゆっくり動いてくれよ」
 腕の中で呟く真琴がかわいすぎて、もう我慢できないと腰が動き出してしまう。
「ちょっ、激しい……」
「ごめん、真琴。余裕ない」
 自分で自分を止めることができず、俺は腰を振り、真琴の中で暴れまわる。
「あっ、出そう、出るっ」
 ぐっと真琴の奥まで押し込んで、俺は思いっきり精子を吐き出した。
 俺のモノが跳ねるたびに真琴も胸の中で跳ねる。
 オナニーとは比べものにならないくらいの快感と疲労感に、俺は真琴の上からなんとか降りると、睡魔にたやすく夢の中へと引きずりこまれてしまった。
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