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18.お義父様を助け隊 結成!《1》
しおりを挟む「飴ちゃんのこと、本当に知ってるの?!?!」
ビックリしすぎて最後の一口丸呑みしてしまい、思いっきりむせる
ゴホッゴホッ
「まぁ、な。」
「え!教えてよ!!私それ買いたくて来たんだもの!!」
「名前も知らない令嬢にそんなもの教えるわけないだろう?令嬢なのはバレてるのだから名前教えなよ」
ごもっとも!!!
そんな危ないものこんなか弱い…?少女に教えられないわよね!!
一瞬本当の名前を言わないでおこうかと迷ったが、なんか嘘をついてもバレそうな気がしたので本当のことを言うことにした。
「私の名前はミリー!!ルビリア公爵家の次女よ!!」
「ボソッ…ルビリア…ぁぁ、ウォルトのところか」
小声すぎてなんて言っているか分からないがとりあえず私の自己紹介は聞こえただろう
「…それであなたの名前は?」
「…あぁ、俺はレイだ。」
レイ…なんかめちゃくちゃ聞いた事ある名前だけど思い出せない…
まぁ覚えてないということはそこまで重要なことじゃないってことよね!!←多分違う
「レイ!せっかく名前を聞いたことだし、あなたをお義父様助け隊の隊員として認めてあげてもいいわよ!!」
「なんだそれは。さっきまであんなに牙向いてたくせに調子良すぎないか、」
なんかぐちぐち言ってるようだが私にはもう聞こえていない
なんせ、初めて城下町におりて初日で飴ちゃんにたどり着けそうなのだ。
「さぁ!!飴ちゃんのところに連れてってよ隊員さん!!」
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