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おまけ
しおりを挟む会社員の男性は空を見上げる。
ビルがいくつも並んでいる。
むなしい。
けれど、歩くのをやめない。
明日フェルトの上を歩いていく。
時計を確認する。
しきりに確認した会社員の男性は、どこかへいくのをやめた。
途中、公園のベンチで腰を下ろす。
眠気を感じた。
だから瞼を下ろす。
いろいろなモノがみえた。
特に心は動かない。
会社印の男性は立って、またあるきだす。
ビルが高く並んでいる。
空は青い。
見上げると、とりもとんでいるが。
さきほどと特に何か変わったところなどなかった。
時間の無駄を感じただけだった。
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