異世界に召喚されたが『聖王』じゃなくて『性王』(風俗王)だったので、下品だと追放された。仕方がないのでチート風俗魔法で風俗国家を再建します

横島イクオ

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第39話 新風俗店と高級娼館嬢ルシアの調教(イラスト追加)

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「むう」

 酒場の二階の部屋に入ると同時に、俺は思わずうなり声を漏らしてしまった。

 案内されたのは4畳くらいの個室に、簡素なベッドがあるだけだったからだ。

「う~ん、これはまずいな」

 水を使える設備がないと困る。

「何か、水が使えるスペースはないか?」

「この建物では難しゅうございますね」

 確かに。水はけ以前に、下の階に滴り落ちてしまうだろう。

「それは困ったな」

 まさかタライでプレイというわけにもいくまい。

「近くに使われなくなった浴場ならございますが」

「それはいい、案内してくれ」

 俺はルシアの案内で、浴場へと向かう。

「おお、これはすごい!」

 案内されたのは、古代ローマの様な巨大な石畳式の浴場だった。

「女王ヴィクトリーナ様の時代に作られた浴場だと聞いています。ただ、水路も水を沸かす大釜も壊れており、現在は使われておりません」

「どちらも必要ない。排水溝の方はどうだ?」

「こちらだと思います」

「うん」

 確認すると、石畳の床には傾斜が設けられており、水が排水溝から外に流れるシステムは生きている様だった。
 
「これなら問題ない。掃除をしてベッドを運び込んで、後は壁で区切ればいい」

「しかし、お湯がでませんが?」

「湯の方は問題ない」

 俺は風俗魔法の〝ホットウォーター〟で作り出せばいい」

 試しに大浴場の大きな湯船に湯を召喚して満たすと、ルシアは目を見開き驚いた顔をした。

「すごいです、さすがセイオウ様。この湯船がお湯でいっぱいになる日が来るなど、想像もしていませんでした」

「さすがに個室を作らないとな。何か、区切るのに適した魔法はないか・・・」

 まず比較的綺麗な一角を見定める。

 さらに俺は自身の魔法を検索する。ロウソク、三角木馬、バイブ・・・使えそうな魔法がない。

「これにするか」

 俺は魔力を込めて、目の前に風俗魔法を発動する。

 現れたのは、巨大な鏡だった。魔法で作ったためか、壊れかけた部屋を区切るように、鏡が形成される。

「こんな大きな鏡、初めて見ました」

「まあな。部屋を区切るのに十分だろう。さすがに音は聞こえてしまうが・・・」

「それは問題ないと思います。今でも声は聞こえていますから」

 なるほど。あの娼館の壁が分厚いとは思えないしな。

「一つオマケだ。風俗魔法〝ベッド〟」

 俺は魔法でベッドを作り出す。何故か昔のラブホテルでしかなかった円形のベッドが出現する。

「すごいです、セイオウ様の世界のベッドは丸いのですね」

 それは一部のラブホテルのベッドだけだが、まあ良しとしよう。

 ドアはこの世界にあるだろうから、あとでまとめて発注しよう。しばらくはのれんとかになるだろうが、仕方がない。

 鏡張りの壁に、ベッド、そして防水完備の石畳の部屋。一応、準備は整った。

「これで仕事部屋としては使えそうか?」

「はい、もちろんです」
 
「とりあえず、道具も用意しないとな」

 俺は風俗魔法でボディーソープ (最高級品)とタライとスポンジを作り出す。そしてタライの中をお湯で満たす。

「すごいです、さすがセイオウ様」

 さらに足元には柔らかい風呂タイルを設置し、敷き詰める。

「石畳だと足が痛かろうからな」

「ご配慮、ありがとうございます」

「他に必要なものはあるか?」

「水を使うのであれば、体をふくタオルをいただきとうございます」

「確かにタオルは必要だ。うっかりしていた」

 俺はバスタオルを4枚ほど召喚する。

「ではここで、実演してもらえるか?」

「・・・はい、承知いたしました」

 俺の要求にも、快く承諾してくれる。

 ルシアはシュルシュルとゆっくりと服を脱ぎ始めた。

 俺は思わず視線が釘付けになる。ルシアは俺の視線にも、瞳を伏せて恥じらう仕草を見せがらも、ゆっくりと布をはぎ取っていく。

 それはレイナともイリスとも異なる、ベテラン風俗嬢の優雅な仕草だった。

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 ロングのドレスの簡素なコルセットを外し、胸が広めに露出したドレス姿になる。さらに後ろのリボンをほどき、ドレスが下に落ちる。

 着ているのは質素な白いワンピースの様な衣装、ブラもパンツもないこの世界の下着だった。ワンピースからこぼれる白い肌がまぶしい。

「まだお日様が高いのに、恥ずかしゅうございます」

「そうか、この世界の娼館は夜しか営業しないのか」

「はい」

「だが男は一般的に朝の方が元気だ。新しい娼館がオープンしたら、日中も営業するように変えようとかと思うが?」

「それはようございますが、お酒やお食事の仕込みが大変になりますね」

「酒も食事も出さない。風俗サービスだけを提供するのが、俺の元世界の娼館だ」

 その方が効率が良いはずだ。女の子が酒や食事を提供する店は、別に作ればよい。

「なるほど、それならば朝から営業はできそうです」

「俺の服も脱がせてくれるか?」

「はい、わかりました」

 慣れた手つきで俺の服を脱がしていく。トランクス一枚になった時点で、俺の腰にタオルを巻いくように指示する。

「とてもお元気でございますね」

 隆起した俺のエクスカリバー()を熱い視線で見つめなるルシア。先ほどレイナ相手に発射した後とは思えないほど、元気だった。

「タオルの隙間から、下着を脱がしてくれ」

「はい」

 膝まづき、ルシアはゆっくりとトランクスを脱がす。俺はバスタオルで腰だけを隠した姿となる。

「ルシアはこの下着を身に着けてくれ」

 俺はアイテムクリエイションで作り出したセクシー下着を取り出す。白と水色をあしらった清楚な配色だが、いたるところで生地が透けており、また布地自体も少なめの、魅惑的な下着だった。

「これを身に着けるのですね」

「後ろを向いておく。その間に着替えてくれ」

「・・・はい」

 俺は後ろを向く。ルシアの服がシュルシュルと脱げる音が聞こえる。あのワンピースはこの世界の下着だから、今全裸のはずだ。

(うっ!?)

 壁代わりに設置した鏡から、ルシアの美しい裸体の一部が垣間見えた。角度的に向こうからは見えないはずだ。素晴らしい。俺は密かに唾をのみながら、ルシアの裸を覗き見る。

「少し、お待ちください」

 ルシアに言われた通り、しばらく待つことにする。彼女たちにとって下着は慣れぬ異世界の衣装だから、着るには時間がかかるはずだ。

「これで、よろしゅうございますか?」

 しばらくしてからルシアの声がしたので、俺は表を向く。

「ほう」

 俺は思わず息を漏らす。白と水色の下着を着たルシアの美しい身体に、思わず息をのむ。

 


 しなやかな肌に、熟れた果実の様なバストとヒップ。

 着やせするタイプなのだろうか、ドレスを着ていた時よりも胸もヒップも大きく、ウエストだけがきゅっと引き締まっている。まだ成長期の女子特有の硬さを残したレイナとは異なる、大人の女性の柔らかい身体だった。

「恥ずかしゅうございます」

 恥ずかしがる姿もまた、わずかな余裕が感じられ、色っぽい。

「これが下着という俺の元世界の肌着だ。感想を聞きたい」

「はい。体のラインが強調されるようで、恥ずかしいです」

「とてもきれいだ、よく似合っている」

「ありがとうございます」

「この衣装を着て、娼館の仕事をしてもらうことになる。もちろん上に服を着てもらうし、夜伽の時には脱ぐことになるが」

「大丈夫だと思います」

「下着は裁縫工房の輸出品にする計画だ。しっかり宣伝してもらいたい」

「わかりました」

「では、脱がしてやろう。タオルで前を隠しながら、後ろを向いてくれ」

「お客様に脱がしていただくのですか?」

「女の子の下着を脱がさせるのも、サービスの一つさ」

「わかりました」

 素直にうなずくと、ゆっくりと俺に背中を見せるルシア。

 豊満だが重力に逆らうかのようにハリの良いヒップが差し出される。色こそ清楚だが、セクシーな下着のため半分以上が透けており、特にお尻の部分はTバックのため、シミ一つない果実の様なボリュームのあるヒップが、ほとんどむき出しになっている。

 俺は抱き着くように後ろから、ゆっくりとブラのホックを外す。

 そのまま特大サイズのブラを脱がせる。ルシアは左腕で乳房を隠すが、それでも隠し切れない質感が感じ取れた。

 さらにかがんで、ルシアの紐パンを、ゆっくりと地面におろした。目の前にあるヒップから、フェロモンの様ないい匂いがした。

「このような淫らな衣装をわざわざ着るなど、恥ずかしゅうございます」

「脱ぐための衣装だからな。その恥じらいを、男は楽しむのさ」

 ついでに下着という新たな衣装の宣伝にもなる。まさに一石二鳥だった。

「では、始めるぞ。まず教えるのは〝泡洗い〟というサービスだ」

「はい、ご教授をお願いいたします」

 バスタオルを体に巻きながら、丁寧にこちらを向くルシア。
 
 楽しい教育の時間は始まったばかりだった。


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