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ブラックシルクを持ち帰る
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「もう、ブラックシルクを手に入れられたのですか?」
アブドルからブラックシルクを持ち帰ったと伝えると、ジェリー技師長は驚きで目を見開き、口をポカンとさせていた。
「ああ、もらって帰ってきた」
アブドルの召使たちに運ばせた大きな木箱には、真っ黒なシルクが山のように積まれていた。それが10箱あるから、かなりの量をもらい受けたことになる。
「これだけのもの、いったいいくらかかったのでしょう?」
「無料(タダ)でもらった」
「無料(タダ)・・・」
さらなる言葉に、卒倒しそうになるジェリー技師長を、慌てて受け止める。
「あのケチで有名な大商人アブドルが、無料・・・信じられません」
「事実だ」
頭を押さえ、クラクラしているじジェリー技師長。この人も苦労しているのだな。
「セイオウ様はいったいどんな手品を使われたのでしょうか?」
「それは企業秘密だ」
まさかイリスにフェラさせたとは、口が裂けても言えまい。
フラフラ状態のジェリー技師長をよそに、若いお針子達の娘達は箱を開け、次々とブラックシルクを手に取っていた。
「これがブラックシルク、すごい。やっぱり黒いんだね」
「でも染めて色を変えれるって聞いたよ~」
「それって、お洗濯は大丈夫なのかな?」
「うわ~、すごい伸びる。チーズみたい」
「でもとっても丈夫!」
「こんなにいい生糸、触ったことないかも」
お針子達は無遠慮に触ったり引っ張ったりしている。どれだけ貴重なものか、彼女たちは知らないのだろう。
「すまないが、追加の入荷予定はない。ある分を、節約して使ってほしい」
「了解しました!」
「これだけあれば、しばらく大丈夫だと思います」
「さすがセイオウ様!」
お針子達は、素直に感謝の意を述べる。今ある分を使い切ったら、今度こそアブドルの友人とやらから正規のルートで買うことになるだろう。
「そういえば、レイナはどこに行った?」
先に帰ったレイナがいない。
「レイナちゃんなら、休憩室でお昼寝してるよ。昨日寝てないんだって」
「今夜にそなえてお昼寝しなきゃ、って言ってたよ~」
「寝かさないで何してたのかな? セイオウ様」
若いお針子達が生意気にもいじってくる。人気者になるのも、面倒くさい。
「でもでも、メイドが一人ってのは、レイナちゃん可哀そうかも」
「そうそう、モデルの仕事もあるしね」
「お屋敷のお掃除もあるしね」
「ご飯も作らなきゃ出し」
確かに、この娘達のいう事も一理ある。いくら体力に自信のあるレイナでも、仕事に家事加えて夜伽とは、なかなかハードなのかもしれない。
「ねえねえセイオウ様、レイナちゃん一人じゃ大変そうだし、わたし達が夜のお相手じゃダメかな?」
「きゃ~、メルちゃん大胆♡」
「アタシも~」
「初めては、セイオウ様がいいです」
「じゃあみんな一緒に相手して、セイオウ様♡」
「優しくしてね~」
笑顔で冗談めかしく迫ってくる女達。
だが俺は合理的に計算する。経験値を稼ぐのは、量より質だ。レベルアップには相性が重要であり、彼女達10人よりレイナ一人の方が、経験値を稼げる。
10匹のスライムを倒すより、1匹のメタルスライムを倒した方が効率がいい。
「君たち10人がかりでも、レイナ一人の方が上さ」
そしてその事実を告げる。
「ぴえええ!」
「ガーン!!」
「ホント!?」
「レイナちゃん凄すぎ!!」
その事実に、娘達はショックで石のように絶句してしまった。
変な風に勘違いしてしまったらしい。説明も面倒だし、まあ、いいか。
「セイオウ様、ルシア様がお迎えに来られております」
別のお針子の女が、俺を呼びに来た。
(もうそんな時間か)
ルシアにも、ある仕事を依頼していたのだった。休む暇など無い、次は娼館に行かなければいけない。何しろ今夜、新娼館がオープンするのだから、俺が行かなければ話にならない。
「セイオウ様、お迎えに参りました」
フードを頭からかぶったルシアが、出迎えてくれる。
水色がかった長い髪が、わずかに露出しており、色香を放っている。イリスといいルシアといい、いい女は髪や肌をださずとも色っぽいものなのだろうか。
「準備はできているか?」
「はい。突貫工事でしたが、問題なく工事は終わりました。清掃も済んでおります」
流石はルシアだ、頼りになる。
「例の衣装の方は?」
「準備はできています。しかし、衣服に関することは、嫌がる者もいるかもしれません」
「心配するな、手は打ってある」
そのためにルシアに来てもらったのだ。それにライカ派は服従させている。反対などさせはしない。
「では、娼館に向かおう」
俺はルシアを連れて、娼館へとむかった。
アブドルからブラックシルクを持ち帰ったと伝えると、ジェリー技師長は驚きで目を見開き、口をポカンとさせていた。
「ああ、もらって帰ってきた」
アブドルの召使たちに運ばせた大きな木箱には、真っ黒なシルクが山のように積まれていた。それが10箱あるから、かなりの量をもらい受けたことになる。
「これだけのもの、いったいいくらかかったのでしょう?」
「無料(タダ)でもらった」
「無料(タダ)・・・」
さらなる言葉に、卒倒しそうになるジェリー技師長を、慌てて受け止める。
「あのケチで有名な大商人アブドルが、無料・・・信じられません」
「事実だ」
頭を押さえ、クラクラしているじジェリー技師長。この人も苦労しているのだな。
「セイオウ様はいったいどんな手品を使われたのでしょうか?」
「それは企業秘密だ」
まさかイリスにフェラさせたとは、口が裂けても言えまい。
フラフラ状態のジェリー技師長をよそに、若いお針子達の娘達は箱を開け、次々とブラックシルクを手に取っていた。
「これがブラックシルク、すごい。やっぱり黒いんだね」
「でも染めて色を変えれるって聞いたよ~」
「それって、お洗濯は大丈夫なのかな?」
「うわ~、すごい伸びる。チーズみたい」
「でもとっても丈夫!」
「こんなにいい生糸、触ったことないかも」
お針子達は無遠慮に触ったり引っ張ったりしている。どれだけ貴重なものか、彼女たちは知らないのだろう。
「すまないが、追加の入荷予定はない。ある分を、節約して使ってほしい」
「了解しました!」
「これだけあれば、しばらく大丈夫だと思います」
「さすがセイオウ様!」
お針子達は、素直に感謝の意を述べる。今ある分を使い切ったら、今度こそアブドルの友人とやらから正規のルートで買うことになるだろう。
「そういえば、レイナはどこに行った?」
先に帰ったレイナがいない。
「レイナちゃんなら、休憩室でお昼寝してるよ。昨日寝てないんだって」
「今夜にそなえてお昼寝しなきゃ、って言ってたよ~」
「寝かさないで何してたのかな? セイオウ様」
若いお針子達が生意気にもいじってくる。人気者になるのも、面倒くさい。
「でもでも、メイドが一人ってのは、レイナちゃん可哀そうかも」
「そうそう、モデルの仕事もあるしね」
「お屋敷のお掃除もあるしね」
「ご飯も作らなきゃ出し」
確かに、この娘達のいう事も一理ある。いくら体力に自信のあるレイナでも、仕事に家事加えて夜伽とは、なかなかハードなのかもしれない。
「ねえねえセイオウ様、レイナちゃん一人じゃ大変そうだし、わたし達が夜のお相手じゃダメかな?」
「きゃ~、メルちゃん大胆♡」
「アタシも~」
「初めては、セイオウ様がいいです」
「じゃあみんな一緒に相手して、セイオウ様♡」
「優しくしてね~」
笑顔で冗談めかしく迫ってくる女達。
だが俺は合理的に計算する。経験値を稼ぐのは、量より質だ。レベルアップには相性が重要であり、彼女達10人よりレイナ一人の方が、経験値を稼げる。
10匹のスライムを倒すより、1匹のメタルスライムを倒した方が効率がいい。
「君たち10人がかりでも、レイナ一人の方が上さ」
そしてその事実を告げる。
「ぴえええ!」
「ガーン!!」
「ホント!?」
「レイナちゃん凄すぎ!!」
その事実に、娘達はショックで石のように絶句してしまった。
変な風に勘違いしてしまったらしい。説明も面倒だし、まあ、いいか。
「セイオウ様、ルシア様がお迎えに来られております」
別のお針子の女が、俺を呼びに来た。
(もうそんな時間か)
ルシアにも、ある仕事を依頼していたのだった。休む暇など無い、次は娼館に行かなければいけない。何しろ今夜、新娼館がオープンするのだから、俺が行かなければ話にならない。
「セイオウ様、お迎えに参りました」
フードを頭からかぶったルシアが、出迎えてくれる。
水色がかった長い髪が、わずかに露出しており、色香を放っている。イリスといいルシアといい、いい女は髪や肌をださずとも色っぽいものなのだろうか。
「準備はできているか?」
「はい。突貫工事でしたが、問題なく工事は終わりました。清掃も済んでおります」
流石はルシアだ、頼りになる。
「例の衣装の方は?」
「準備はできています。しかし、衣服に関することは、嫌がる者もいるかもしれません」
「心配するな、手は打ってある」
そのためにルシアに来てもらったのだ。それにライカ派は服従させている。反対などさせはしない。
「では、娼館に向かおう」
俺はルシアを連れて、娼館へとむかった。
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